まるでパウダースノーの《かき氷》! 3種の「とろ雪かき氷器」を比較レポート。ジュース、チャイなどでアレンジも可能!

最高気温40度以上の日を気象庁が「酷暑日」と呼ぶことに決めました。昨年の夏は特に暑かった記憶がありますが、今年も長期予報では暑くなりそうです。そんなときの体のクールダウンにかき氷はいかがですか? 今回は「とろ雪かき氷器」で有名なドウシシャの商品3点をお借りして、それぞれを使い比べてみました。商品にはそれぞれアレンジレシピもついていて、いろんな味が楽しめますよ!

パウダースノーのようにふわふわ!

北海道で生まれ育った筆者が、かき氷器で可能な限りいちばん細かく削った氷を触ったときに感じたのが、冬の特に寒い時期に降ってくる「パウダースノー」のようだということです。スキー場の雪質などで耳にする言葉ですね。ふわふわ軽く、ほおばるとスーッと消えていきます。いずれもそのような氷を削ることができる「とろ雪かき氷器」です。

ちなみに懐かしくなって握ってみたら、雪合戦をするときの雪玉のようになりました。本物の雪のようでした。

それぞれ使って、特徴をまとめました。

今回は3種類、A.電動ふわふわとろ雪かき氷/B.電動ふわふわとろ雪スティックかき氷器/C.手動ふわ雪かき氷器をご紹介します。

A.電動ふわふわとろ雪かき氷

昨年、10周年を迎えてフルリニューアルしたこの機種。電動でパワフルです。凍らせるときにはMサイズと呼ばれる専用容器で作った氷を使います。スイッチボタンを押すとあっという間にセットした氷が削り終わるので、速さにびっくりします。パワフルな反面、削るときの動作音も大きいので昼間の活動的な時間帯に使うのが良さそうです。

レシピ集にあった「バナナクッキーミルク氷」にはココアクッキーを入れるのですが、それが削れるのはこのパワーあってこそと感じました。

本体は使用時は大きいのですが、使わないときにはコンパクトにすることができます。

B.電動ふわふわとろ雪スティックかき氷器

「意外と縦長だな」が最初の印象でした。高さが35.5cmあります。でも、重くはないので、小学生のお子さんであれば使い方を伝えれば一人で作れそうです。また、半分くらいのところ(写真の銀色のライン)で分割して箱にしまうのですが、箱自体がコンパクトなのでOFFシーズンの保管に場所をとりませんね。

電動ですが、動作するのはスイッチボタンを押している間だけ。また、据え置き式ではないので、削ったものを入れる器を選びません。例えば大きなどんぶりのようなものに削りだすこともできるので、一つの容器からみんなで取り分けて食べたり、水だけの氷を作って素麺の下に敷くといった使い方をすることも可能です!

削る前のセッティング時や削り終わった後には本体を乗せる専用のトレイもあります。

C.手動ふわ雪かき氷器

見た目がレトロでずっしりと重そうですがプラスチック製なので軽く持ち運ぶことができます。またハンドルを手回ししますが、拍子抜けするほど軽い力で回すことができます。小学生の娘もテンポよく回していきました。手動なので削る場所を選ばず、削っている間の音量もとても静かです。

また、濡らしてはいけない電動のユニットがないので洗いやすく、本体のパーツ数自体も少なくいちばんお手入れがしやすいと感じました。

おいしかったかき氷メニュー

付属のレシピを参考にかき氷を作ってみました。

オレンジジュースかき氷

水の氷から作るかき氷は、シロップをかけると少し溶けて量が減ってしまいますよね。ですが、100%オレンジジュースを使って作ったかき氷ははじめから味がついているので、口に入れたら「甘い! すごい!」娘と一緒にテンション高く食べました!!

チョコレート氷

レシピ集に載っているチョコレート氷はお子さんも大人も楽しめるメニューでした! ポイントはチョコレートをよく牛乳に溶かすこと。溶けていないとチョコレートが専用容器の中で沈殿してしまいます。これらの機種は機械を安全に使うために数ミリ程削られない部分ができてしまうのですが、削られない部分にチョコレートが溜まってしまうのです。

イチゴ&バナナヨーグルト氷


フルーツとヨーグルトを使った甘すぎない「イチゴ&バナナヨーグルト氷」。フルーツは口に入れたときはシャキシャキするのに、口の中で溶けると同時にいつもの柔らかな食感に変わるイチゴやバナナの変化が楽しい一品です。甘みがほしいときには練乳や蜂蜜をかけてみてもおいしそうです。

チャイ氷

スーパーで売られていた「牛乳で希釈して飲むシロップ」の中に大好きな「チャイの素」を発見! かき氷にしてからチョコレートシロップをトッピングしてみました。朝食後に食べたのですが、ひんやりと癒やされました。後ろの丸いものは、削りきれなかった残りの氷です。トッピングにしてもかわいいですね!

かき氷の作り方をチェック!

専用容器で氷を作ろう

それぞれのかき氷器にぴったりのサイズの容器が付属しています。基本的にこの容器で材料を凍らせるとかき氷が作りやすかったです。今回は複数台借りたので、Mサイズ(左:内容量は200mL程)対応の機種とSSサイズ(右:内容量は150mL程)対応の機種がありました。それぞれ対応するかき氷器に2個付属されていますが、ご家族が多い場合には追加で購入するととても便利です。

材料を入れるのはその容器の8分目まで。線がついていてわかりやすくなっています。

水を入れて凍らせるだけではなく「牛乳にジャムを溶かしたり、果物を入れたりする」とフルーツかき氷になりますし、「ジュース」「ココア」など、甘みがついた氷を作って削ることも可能です。説明書にある作り方を参考にするとプリンを凍らせてかき氷にすることも!

あえてこのようなことを書いたのには理由があります。水だけで作った氷と比べて、何かが混ざっていたり甘味のある氷は凍っても純水と比べて柔らかくなります。柔らかい氷は一般的にかき氷器では削りづらいのです。今回試した3種のかき氷機は氷を押さえつけるスパイクの硬さを調整したり、強力なバネの力で氷を保持するため削ったりすることができます。

また、糖分を含む氷は氷に接するパーツをしっかりと洗う必要があります。ですが、今回ご紹介する商品はいずれも分解して洗うことができるので様々な氷をつくってかき氷をお楽しみいただけるのです。

バラ氷で作ってみたら

最も手軽に作れるのは、冷蔵庫の製氷機能で作ったキューブ型のバラ氷。夏場は冷たい食べ物や飲み物を作るときにも使うので、きっとどこのご家庭でも冷凍庫の専用ケースに作られているのではないでしょうか?

ただ、キューブ型のバラ氷は専用容器で作ったかき氷と同じ高さでしか入れられません。専用容器は隙間なく8分目ぴったりの氷が作れますが、隙間ができてしまうぶん、削り上がる量は少なくなってしまいます。

複数人分を作るときには、手元に氷を用意し、氷が切れたらかき氷器に氷を足して続けて削ると良さそうです。ですがその場合は、電動かき氷器の場合は連続稼働時間が決まっていますので、それを超えないように使いましょう。

細かさの調整

すべての機種で氷の粗さを自分で調整することができます。最も細かい状態になるように設定をしてから削り始めます。氷が削れないときには徐々に調節ネジを【粗く】なるように回していきます。氷が削れだしたらその位置を基準に好みの粗さに調整して削りきります。

使っていて感じたのですが、水だけで作った氷は比較的細かい設定で削れますが、甘みのある氷やフルーツを入れて凍らせた氷は少し粗くしないと削れないことが多かったです。また、冷凍庫から出して時間が経ってしまうと表面が溶け始めて削りづらくなりました。おいしいかき氷は時間との勝負です!

削り終わりの量は削るときの粗さで決まるので、小さな製氷カップを使っても容器いっぱいに削れることもあれば、大きな製氷カップでもぎゅっと引き締まったかき氷になることもありました。

ご家庭のニーズに合わせてチョイス!

3機種すべて特徴がある商品でした。ご家庭の人数や作るところの環境などに合わせて選んでみてくださいね! かき氷でこれからやってくる真夏の体をクールダウンしましょう!

電動ふわふわとろ雪かき氷についてはこちら

電動ふわふわとろ雪スティックかき氷器についてはこちら

手動ふわ雪かき氷器についてはこちらをご覧ください

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この記事を書いたのは

ふじいなおみ 文房具プレゼンター

文房具の情報を声と文章で伝える、文房具プレゼンターとして活動。ラジオパーソナリティとして、パートナーの他故壁氏と共に制作する「30分間文房具の話だけをする」ラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」ほか、他番組へのゲスト出演も。

子育て経験とラジオ番組制作・出演を通して学んだ知識をベースに、文房具ライターとしても活動中。2025年9月には、文房具の特徴を商品ごとに解説した本「支援が必要な子からちょっと不器用な子まで 子どもの困ったを解決するハッピー文房具図鑑」(学事出版)を刊行。

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