しながわ水族館で『はらぺこあおむし』の世界と海の生き物が出会う特別展「エリック・カールといのちの色」を開催!《現地レポート》

『はらぺこあおむし』で知られる絵本作家・エリック・カールの世界と海の生き物が出会う特別展が、しながわ水族館で2026年12月25日(金)まで開催中です。会場では、色鮮やかなアートと本物の生き物を見比べたり、擬態する生き物を探したりと、親子で楽しみながら生き物の魅力に触れられる展示がいっぱい。さらに、限定ドリンクやオリジナルグッズも登場し、館内全体で絵本の世界観を満喫できます。

『はらぺこあおむし』の世界がしながわ水族館に! 開館35周年記念の特別展

今年10月に開館35周年を迎えるしながわ水族館。節目を迎えるにあたり、世界的ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』の日本語版刊行50周年をあわせて記念する特別展「エリック・カールといのちの色-同じ世界で、ちがう色-」を開催しています。

「エリック・カールといのちの色-同じ世界で、ちがう色-」入口

『はらぺこあおむし』をはじめ、数々の絵本で世界中の子どもたちを魅了してきたエリック・カールさん。その作品に描かれる色彩豊かなアートと、水族館で暮らす様々な生き物を組み合わせた企画です。

特別展示会場「クマノミルーム」

イベントテーマは「同じ世界で、ちがう色」。生き物たちが持つ色や模様に注目しながら、アートと本物の生き物を見比べることで、新たな発見や驚きを楽しめます。

会場には、『はらぺこあおむし』だけでなく、エリック・カールが描いた様々な作品に登場する生き物たちのアートも登場。絵本の世界に親しみながら、水族館ならではの視点で生き物の魅力に触れられる内容となっています。

色鮮やかな絵本の世界へ! 展示の舞台は「クマノミルーム」

約10種類の生き物を展示

イベント会場となる「クマノミルーム」に足を踏み入れると、まず目を引くのが色鮮やかな空間。水槽の背景までエリック・カール作品をイメージしたカラフルなデザインで彩られ、まるで絵本の世界に入り込んだような気分を味わえます。

展示は、「アートと色」と「擬態と観察」の2つのテーマで構成。エリック・カールのアートと本物の生き物を見比べながら、生き物たちの色や模様、不思議な生態について楽しく学べます。

アートと本物の生き物を見比べて楽しむ「アートと色」

エリック・カールさんの特徴でもある、色紙を重ねて表現する「コラージュ技法」のアートと、生き物たちが持つ美しい色や模様を見比べながら楽しめるコーナーです。

タテジマキンチャクダイの幼魚

渦巻き模様が面白い、タテジマキンチャクダイの幼魚。成長すると名前の通り縦じま模様へと変化します。飼育担当者によると、これは成魚との争いを避けるためだと考えられているそう。成魚は縄張りを持っているため、幼魚が同じ模様をしていると仲間と勘違いされて攻撃を受けてしまうことがあります。そのため、幼魚のうちはあえて異なる模様になって身を守っているといわれています。

しまもようのさかなたち

ニジハギのしま模様の向きにも注目! 私たちには横じまに見える魚でも、魚は頭から尾へ向かう線を「縦じま」と考えるため、タテジマキンチャクダイという名前もそこから付けられています。親子で「これは縦じま? 横じま?」と考えながら観察すると、新たな発見がありそうです。

隠れ上手な生き物を探そう!「擬態と観察」

アマゾンリーフフィッシュ

「擬態と観察」のコーナーでは、生き物たちが身を守るために身につけた不思議な能力を紹介しています。

枯れ葉そっくりの姿をしたアマゾンリーフフィッシュは、水槽内に置かれた葉の間に身を潜めています。どこにいるのか探しながら観察することで、自然界で生き抜くための工夫を楽しく知ることができます。

フライシュマンアマガエルモドキ

そして、思わず「すごい!」と声があがってしまうのが、フライシュマンアマガエルモドキです。葉にぴったりと張り付いて休む姿はとても愛らしく、おなかが透明なことで影ができにくくなり、周囲に溶け込みやすくなるそうです。

さらに、休んでいる間は赤血球の約9割を肝臓に集めることで体の透明度を高めて目立ちにくくするという、驚きの特徴も紹介されていました。

「どうしてこんな姿をしているの?」「どこに隠れているかな?」と親子で会話を楽しみながら、生き物たちの知恵や工夫に触れられる展示となっています。

フォトスポットも!

会場内には、エリック・カール作品の世界観を表現したフォトスポットも登場。展示を楽しんだ思い出を写真に残すのもおすすめです。

館内全体でエリック・カールの世界を満喫!

タコとイカの仲間たち

特別展の魅力はクマノミルームだけではありません。館内のあちこちにエリック・カール作品のアートが飾られ、常設展示を巡りながら絵本の世界観を楽しめます。

会場へ向かう途中にもアートが展示されているため、「次はどんな作品や生き物に出会えるかな」とワクワクしながら館内を散策できるのも、このイベントならではの体験。また、絵本が読めるライブラリーや塗り絵コーナーなどもあり、展示とあわせて親子で楽しめます。

絵本ライブラリー

本展の担当者は、「『はらぺこあおむし』だけでなく、ほかの作品に登場する生き物を知るきっかけになればうれしいです。また、イラストを通して『こんな生き物もいるんだ』と、生き物への興味が広がるきっかけになればと思っています」と話していました。

イベント限定ドリンク&オリジナルグッズもチェック

左:「お腹いっぱい ふとっちょあおむしソーダ」1080円
右:「イルカ親子のお散歩ソーダ」930円

展示を楽しんだ後は、イベント限定のドリンクやオリジナルグッズもチェック!

ドルフィンカフェでは、エリック・カール作品の世界観をイメージしたコラボドリンクを販売。「お腹いっぱい ふとっちょあおむしソーダ」と「イルカ親子のお散歩ソーダ」は、カラフルな見た目が目をひくだけでなく、フルーツがごろごろ入っていて満足感たっぷり。展示の余韻に浸りながら、ひと休みするのにもぴったりです。

オリジナルグッズ

また、すぐ隣のマリンショップ「シーガル」には、イベント限定のオリジナルグッズが勢ぞろい。2連アクリルキーホルダーや缶バッジ、板マグネット、めじるしチャーム、文具セットなど、日常使いしやすいアイテムが並びます。展示を楽しんだ記念や、お土産選びにもおすすめです。

アートと生き物の魅力を親子で楽しもう!

子ども目線で見やすい水槽

しながわ水族館は、生き物との距離が近く、子どもの目線で観察しやすい水槽が多いのも魅力です。コンパクトな館内のため、小さな子ども連れでも無理なく回ることができます。

今回の特別展では、色鮮やかなアートを通して、生き物たちの色や模様、不思議な生態を楽しく学べる工夫が随所に散りばめられていました。「どうしてこんな色をしているの?」「どこに隠れているかな?」と親子で会話を楽しみながら館内を巡れば、新しい発見がきっと見つかるはずです。

『はらぺこあおむし』が好きな子はもちろん、生き物や自然に興味を広げたい親子にもぴったりの特別展。親子で会話を楽しみながら、生き物たちの新たな魅力を発見してみてください。

【開催概要】

タイトル:しながわ水族館35周年×はらぺこあおむし日本語版50周年「エリック・カールといのちの色-同じ世界で、ちがう色-」
開催期間:~2026年12月25日(金)※休館日を除く
展示場所:地下1階 クマノミルーム、他館内各所
料金:下記水族館の入館料のみ
大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上)1,200円

しながわ水族館公式サイトは>>こちら

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この記事を書いたのは

やまさきけいこ ライター

美容師として働いた後、子育てをきっかけにWEBライターとして活動をスタート。現在は親子向けWEBメディアを中心に、子育て・教育・ライフスタイル分野の記事を執筆している。親子イベントや商品レビュー、専門家インタビューのほか、映画や配信作品のレビュー記事も手がける。

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