お弁当にいちごを持っていくなら、詰めるだけでなくサンドイッチやスイーツにアレンジしてみませんか。子どもも大好きな「フルーツサンド」や「ミルクゼリー」など幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された人気レシピからご紹介。どれも簡単につくれるレシピばかりです♪
持ち歩きにも便利な、いちごを使ったサンドイッチのレシピ
【1】水切りヨーグルトのフルーツサンド
クリームの代わりにヨーグルトを使っているから、さっぱり&ヘルシー!
◆材料
(4カット分)
食パン(8枚切り) 2枚
キウイフルーツ(厚さ7~8mmの輪切り) 1切れ
黄桃(缶詰、くし形切り) 3切れ
黄桃の缶汁 適宜
いちご 2個
プレーンヨーグルト 1パック(400g)
砂糖 大さじ2
◆作り方
【1】ヨーグルトは厚手のペーパーに包んでざるにのせ、重しをする。1時間ほど水切りをしたら、ボウルに入れて砂糖を混ぜる。
【2】1枚の食パンの片面に缶汁を薄く塗り、【1】を薄く重ね塗る。中央にキウイフルーツをのせて周囲を囲むように黄桃をのせる。角にヘタを取って半分に切ったいちごをのせて再び【1】を全体に重ね塗る。もう1枚のパンを被せて軽く押さえてなじませる。耳を切り落として対角線で切る。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2018年3月号
【2】ストロベリーサンドイッチ
ヨーグルトを加えたクリームでさっぱりと。フレッシュなイチゴのサンドがおいしい。
◆材料
(サンドイッチ用パン8枚分)
いちご 1/2パック(約150g)
プレーンヨーグルト 200g
【A】
生クリーム 200cc
砂糖 30g
サンドイッチ用パン 8枚
◆作り方
【1】ざるにキッチンペーパーを敷き、ボウルにのせる。ざるにヨーグルトをあけ、ひと晩冷蔵庫で水抜きする(約100gにする)。
【2】ボウルに【A】を入れて8~9分立てにし、【1】を加えてゴムべらで混ぜる。
【3】いちごはヘタを除き、厚さ5mmの薄切りにする。
【4】パンに【2】を塗って【3】を並べ、もう1枚にも【2】を塗ってはさむ。
【5】水で濡らしてかたく絞ったペーパータオルで【4】を重ねて包み、その上からラップで包み、冷蔵庫に1時間以上おく。食べるときに切る。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
お弁当いちごのデザート
お弁当のデザートに嬉しい♡いちごのレシピ
【1】いちごと豆腐のムース
いちごが食べたくなる冬の時期。豆腐のヘルシーさといちごの可愛さで見た目も味も丁度いい!少し泡立てると食感がなめらかになります。パーティのデザートにもオススメ!
◆材料
(70cc×3個分)
【A】
絹豆腐 150g
いちご 80g
砂糖 50g
粉ゼラチン 小さじ2
水 1/4カップ
◆作り方
【1】フードプロセッサーで【A】(いちごはヘタを除く)を、なめらかになるまでかきまぜ、ボウルに移す。
【2】水にゼラチンをふり入れて5分おき、電子レンジ(600W)で40秒加熱して溶かす。
【3】【2】に【1】を大さじ1ほど加え、なじませてから【2】の全量を【1】に加え、泡立て器でよく混ぜる。氷水にあてながら空気を入れるように3分ほど泡立てて、容器に流す。冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
*いちごの角切りやミントを飾っても。
*フードプロセッサーがない場合は、いちごを細かく刻んでつぶし、泡立て器で混ぜる。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2013年2月号
【2】いちごミルクゼリー
さわやかな甘みと酸味で季節を味わって。
◆材料
(カップ×3個分)
いちご 100g
牛乳 1カップ
ゼラチン 5g
◆作り方
【1】いちごはへたを除いてフォークなどでつぶし、牛乳を混ぜ合わせる。
【2】ボウルに水大さじ3とゼラチンを入 れてふやかし、湯煎にかけて溶かす。【1】をへらで混ぜながら加える(手早く混ぜないとゼラチンだけが固まってしまうので注意)。
【3】【2】のボウルの底を氷水にあて、ときどき混ぜながらとろみが少しつくまで 冷やし、型に入れ、冷蔵庫で1時間以 上冷やし固める。
*いちごの甘みが少ない場合は、砂糖 を大さじ1程度加えるか、仕上げにコ ンデンスミルクをかけても。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【3】いちご入りスティックチーズケーキ
細長く切って個包装にすると食べやすく、持ち寄りにもバッチリです。
◆材料
(13×15×4.5cmの型1台分)
胚芽クラッカー 65g
バター 35g
【A】
いちご 2/3パック(200g)
グラニュー糖 65g
レモンの絞り汁 大さじ2/3
クリームチーズ 180g
砂糖 35g
生クリーム 140cc
卵 2個
コーンスターチ 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】胚芽クラッカーはフードプロセッサーで細かく砕き、バターは電子レンジで加熱して溶かし、合わせてよく混ぜる。クッキングシ ートを敷いた型に敷き詰め、冷蔵庫で20分冷やす。
【2】鍋に【A】を入れてザッと混ぜ、中火にかけ、アクを取りながら15分煮る。50gを残してフードプロセッサー(またはミキサー)にかけてピ ューレ状にし、ざるでこす。
【3】ボウルに室温に戻したクリームチーズと砂糖を入れてよく混ぜ、生クリームを3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
【4】【3】に溶いた卵を5回に分けて加えてそのつどよく混ぜ、コーンスターチを加えてさらによく混ぜる。【2】のすべてを加えてザッと混ぜる。
【5】【1】に【4】を流し入れ、オーブンの天板にのせ、天板に熱湯を注ぎ、180℃に熱したオーブンで30分焼き、 150℃に下げて30~40分焼く。
【6】しっかりと冷まし、ステ ィック状に切り分ける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立をつづ ったブログ「よめ膳@YOMEカフ ェ」が人気で、毎月200万アクセスを誇る。女の子のママ。
『めばえ』2014年6月号