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改めて知っておきたい、乳幼児期から10歳ごろまでの子どもの足の成長
子どもの発育と健康の関係について研究されている女子栄養大学客員教授の小林正子先生に、子どもの足の成長やよくある悩みなどについてお話を伺いました。
子どもの足は身体の土台。きちんと成長しないと身体全体に影響が
子どもの足の長さ(足長)の成長スピードは、2歳までは1年間で約2cm。それ以降の幼児期から8~10歳くらいまでは年間約1cmずつ成長していきます。ただし一定のスピードではなく、身体と同様に足にも「季節変動」がみられ、幼児期・学童期は春から夏の成長スピードが秋や冬よりも大きくなるのです。
幼児期では3歳くらいから骨が成長し、土踏まずが形成されると歩行が安定してきて、走ったり、跳んだりと運動能力もめざましく向上していきます。足の成長は身体の成長に影響を及ぼすことはもちろん、身体機能の発達にも関連するので、幼児期後半はプレゴールデンエイジと言われるように、身体全体の発育発達においてとても重要な時期といえます。
学童期に入ると、小学校3年生くらいまでがゴールデンエイジと言われます。運動能力の高まりが期待できる時期で、身体活動が活発に行えるような環境が必要となります。足長の成長スパートは、身長の成長より少し早く開始します。また、身長のスパート、足長のスパートはどちらも女子の方が男子に比べて少し早くなるということも分かっています。
足の骨格は9歳頃にはほぼ出来上がり、これにより、ますますいろいろな身体活動が可能になります。
よくある子どもの足の悩み事とトラブル
子どもの足長に左右差があったり、小学校高学年になっても扁平足のままという悩みも耳にします。足長の左右差については運動を頻繁に行っている子どもに多く、利き足が大きくなる傾向にあります。また、小さい子どもは靴のサイズが合っていないことに気づいても、それを自分でうまく伝えることができないため、知らないうちに靴がサイズアウトしていることがあります。サイズの合わない靴を履き続けてしまうと足の指が曲がったり、足や爪の変形などのトラブルに繋がります。
足のトラブルはやがて全身に…自宅で簡単にできる足指運動がおすすめ!
子どもも大人も、足のトラブルを放置すると周囲の筋肉に影響を与え、不均衡を引き起こします。例えば、足の内側の筋肉が固くなる外反母趾や、足の指がしっかり地面に付かない浮指(うきゆび)などが、身体全体に影響を及ぼすのです。そして全身の筋肉のバランスが崩れると効率的な動きができなくなり、運動能力の低下につながります。足に異変を感じたら早めに対処することが大切です。
トラブルを防ぐためにも普段から足の指を鍛えましょう。足指の筋力をつけることで、子どもの運動能力が向上するという研究報告もあります。足の指を鍛える方法として、足指じゃんけん(グー、チョキ、パーを足指でつくる)、足指で物をつかんだり、タオルを床に敷き足を置いて足指で手繰り寄せるタオルギャザーなど、簡単にできるので試してみてください。
大事な時期だから…子どもの靴選びにも注意を
幼児期、学童期の子どもは、足長の変化だけではなく骨も成長することで運動能力が高まるので、成長に合わせた靴選びがとても重要です。きつい靴やぶかぶかの靴はその時期に獲得すべき運動能力を減退させるほか、足の成長自体に悪影響を及ぼします。また、適正な「長さと幅」の靴を履かせないと、後に足のトラブルを起こす可能性も高くなります。
足に合った靴を履くことで、運動能力をより高めることも可能になります。成長の著しい幼児期においては、半年で5ミリ程度伸びるので、1年間に2回は足のサイズを計測して足に合った靴を選ぶようにしましょう。その際は、長持ちするような靴を選ぶよりも半年に一度は買い替えるというつもりで、「子どもの足に合った靴」を選ぶことを最優先すべきです。
「ZOZOMAT for Kids」を活用して、年に2,3度は計測を!
「ZOZOMAT for Kids」を使えばスマホで自宅でも簡単に足の計測ができるので、子どもの足の成長を観察するのに便利ですね。定期的に計測することで、足の左右差など成長期の子どもの足の変化にも早めに気がつき対処できます。
足の健康は身体全体の健康を支えています。成長期を過ぎたら、身長が止まるように足の成長も止まります。その足でそれからの人生を送るわけですから、歩けるようになってからの幼児期、学童期における足の成長過程が非常に重要です。「ZOZOMAT for Kids」は、子どもの将来の健康にとってとても良いアイテムなので、うまく活用していきたいですね。
お茶の水女子大学理学部化学科卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
東京大学教育学部助手、国立公衆衛生院(現 国立保健医療科学院)室長を経て、2007年より女子栄養大学教授。2020年より現職。
発育の基礎研究のほか「発育グラフソフト」を開発し、全国の保育園、幼稚園、学校等に無償提供し、成長曲線の活用を促進。発育から子どもの健康を守る重要性を啓発している。著書に『子どもの足はもっと伸びる! 健康でスタイルのよい子が育つ「成長曲線」による新子育てメソッド』(女子栄養大学出版部)、最新刊に『子どもの異変は「成長曲線」でわかる!』(小学館新書)
かかった時間は1分!自宅で簡単に計測できる「ZOZOMAT for Kids」をHugKum読者親子が体験してみた
HugKum読者2組の親子が「ZOZOMAT for Kids」を体験!普段の靴選びに対する悩みや実際に「ZOZOMAT for Kids」を使ってみた感想を紹介します。
MICHIさん親子(10歳男の子が体験)
【靴選びについての悩み】
気がついたら履いていた靴がサイズアウトしていた!ということがよくあります。申告してくれたときには、もう足が痛くなるくらい靴がきつくなっていることも…。すぐに買いにいきたくてもサイズがわからないので、私だけでは買いに行けず、子どもと一緒にいくとなると時間も必要なので困ります。靴のメーカーによって同じサイズ表記でもゆとり具合が違うため、ちょうどいいサイズを探すのが難しいです。
【「ZOZOMAT for Kids」を使用してみた感想】
息子は、「おもしろい!」と楽しんでいました。計測結果を見て、左右の足の大きさの違いを知り、私も息子もびっくり!細かく左右の足のサイズを数値化してくれるので、お店で測るよりも多くの情報を知ることができました。自宅で簡単に計測でき、息子の足に合った靴がその場で買えるのはすごく魅力的です。
村上さん親子(5歳女の子が体験)
【靴選びについての悩み】
靴によっては履き続けていると小指が痛くなることがあるようで、靴選びにいつも苦労しています。靴を買う度に毎回お店で測ってもらうのが面倒に感じてしまうことも。お店によっては、計測をやっていない店舗もあるのでサイズ選びが難しいです。
【「ZOZOMAT for Kids」を使用してみた感想】
あっという間に計測できました!音声で細かく指示してくれるので、じっとしていられない子どもでも素早く測ることができます。
左足の足囲の方が大きいことが判明し、いつも左足の小指だけ痛がる理由もわかりました。下の子が小さくてなかなか店舗で靴を買う時間がとれないので、ECサイトで娘の足に合う靴が買えるのはありがたいです。お子さんがいる方みんなに試していただきたい!
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たった1分で自宅で簡単に足の3D計測ができる
4歳以上から使える「ZOZOMAT for Kids」は子どもが安定して立てる両足計測の仕様で、短時間で高精度に足のサイズを計測することが可能です。
足長・足幅・足囲などミリ単位で足の3D計測ができます。さらに、ZOZOTOWN上では子どもの足と相性度が高い靴のサイズがわかり、子どもの靴をネットで購入する時のサイズ選びの不安を解消します。
今のおすすめサイズと履ける期間の目安がわかる
計測後、ZOZOTOWNで“ZOZOMAT対応シューズ”の商品を検索すると、計測結果をもとにおすすめサイズが表示されます。一律で同じサイズをレコメンドするのではなく、ブランドや靴の形の違いを考慮し、靴ごとにおすすめのサイズをレコメンドしてくれるため安心です。
また、子どもの成長を予測し靴ごとに商品閲覧時点のおすすめサイズ(相性度)と履ける期間(予測)、次のサイズとその履ける期間まで表示されるので、子どもの足の成長に合わせて靴が選びやすい!
足の成長を予測し、買い替え時期をお知らせする機能も今後導入される予定です。
ZOZOTOWNで現在開催中のキャンペーンやお得なサービスをチェック!
ZOZOMAT for Kidsの申し込みには、ZOZOTOWNの会員登録(無料)が必要です。現在開催中の新規会員特典などをチェックしてみましょう。
【新規会員限定2,000ポイントプレゼント】
ZOZOTOWNの新規会員登録をすると、ZOZOTOWNで初回購入時に使用できる2,000円分のクーポンをプレゼント。
※新規会員登録クーポンは取得から72時間有効です。クーポンの取得・ご利用に関する注意事項はリンク先からご確認ください。
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過去にZOZOTOWNで購入したアイテムを下取りに出すことで、新しいアイテムを下取り金額分その場で割引した価格で購入できるサービス。※キッズシューズも下取り対象
詳細情報は公式ページからご確認ください。
取材・文/やまさきけいこ