お弁当のマンネリ解消おかず30選|お弁当のレパートリーが広がるレシピを厳選!

お弁当のマンネリを解消してくれるような、ひと工夫ありのレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。ハンバーグやとんカツ、フライドチキンなどの人気おかずのアレンジメニュー、いつもとちょっと違う魚のおかず、さらにお弁当向きの丼やショートパスタのレシピもご紹介しています。少しの工夫でお弁当を作るのも食べるのもぐっと楽しくなりますよ♪

お弁当のマンネリ解消!ちょいアレンジのメインおかず

【1】豚こまボール

ケチャップソースだれ
お肉とソースの相性が抜群で、鉄板のおいしさ!

◆材料

(2~3人分)
豚こま肉 250g
薄力粉 大さじ2
卵、ピーマン 各1個
揚げ油 適量
ケチャップソースだれ 全量

◆作り方

【1】ボウルに豚肉、薄力粉、卵を入れてよく混ぜる。
【2】ピーマンは3cm角に切る。
【3】フライパンに油を底2cm程度まで入れて中温に温め、【1】をひと口大に丸めて入れる。全体に火が通るように4~5分揚げ焼く。ピーマンはさっと油通し程度に揚げ焼く。
【4】すぐに【3】とケチャップソースだれをボウルに入れて、熱いうちに和える。

◆ポイント

【ケチャップソースだれ】
トマトケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
酒 大さじ1
しょう油 大さじ1

教えてくれたのは


橋本加名子さん

料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。

『めばえ』2018年8月号

【2】さつまいも入りハンバーグ

ハンバーグにさつまいも!?これが、合うんです!ホクホクした食感とほんのり自然な甘みが子供にうけます!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 1/3本(60g)

【A】
合いびき肉 200g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
パン粉 1/2カップ
卵 1個
小麦粉 少々
塩 小さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ1
ソース 大さじ1/2

サラダ油 大さじ2

◆作り方

【1】さつまいもは皮のまま5mm角に切り、水に3分ほどさらす。サッと水けをきって耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで1分加熱する。
【2】ボウルに【A】の材料を合わせてよく混ぜ、【1】を加え混ぜ、食べやすい大きさに分けて丸める。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【2】を並べ入れ、焼き色がついたら裏返す。水大さじ2を加えてふたをし、弱火にし、5分ほど蒸し焼きにする。
*かぶ、パプリカ、いんげんなどの野菜を一緒に炒めたり、サラダ菜を添えても。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

教えてくれたのは


鈴木薫さん

シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『めばえ』2013年11月号

【3】にんじんの照り焼きハンバーグ

にんじん嫌いな子供に沢山食べさせたいときにオススメ。にんじんを丸々1本すりおろしてハンバーグに混ぜながら、豆腐も入っています。すりおろしているのでたっぷり混ぜても美味しさはバツグン。おろしたにんじんで仕上がりもジューシーに。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1本
玉ねぎ 1/2個
木綿豆腐 1/2丁

【A】
合いびき肉 300g
小麦粉 大さじ2
卵 1個
塩 小さじ1/2

サラダ油 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1

◆作り方

【1】にんじんはすりおろし、玉ねぎはみじん切りにする。豆腐をキッチンペーパーに包んで耐熱皿にのせ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱して水きりする。
【2】ボウルに【1】と【A】を入れて、手でよく混ぜ合わせ、小判形に丸める。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱して【2】を並べ入れ、焼き色がついたら裏返し、水50ccを加えてふたをし、3分ほど蒸し焼きにする。砂糖、酒、しょうゆの順に加えて煮からめる。
*ゆでたじゃがいもやアスパラガスを添えても。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

おしゃれで実用的なレシピが人気。双子の女の子と、男の子の母。

『ベビーブック』2012年5月号

【4】キャベツ巻きみそカツ

薄切り肉とせん切りキャベツでふわっと柔らかいみそカツに仕上げたアイディアレシピ。つけ合わせの定番・せん切りキャベツは、くるっと巻けばひと口で食べやすく、ボリュームアップにも!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚ロース薄切り肉(8本分) 16枚
みそ 大さじ1と1/2
キャベツ 200g
小麦粉・溶き卵・パン粉・揚げ油 各適量

◆作り方

【1】キャベツは太めのせん切りにし、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジで4分加熱し、水けを絞る。
【2】豚肉は2枚1組にし、縦に並べて置いて端を少し重ねて押し広げ、みそ1/8量を塗る。【1】の1/8量のキャベツを手前に置いてくるりと回巻き、キャベツを包み込むように左右から肉を折りたたんで巻き上げる。
【3】【2】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
【4】油を170℃に熱して【3】を入れ、3~4分かけてこんがり揚げる。食べやすいように、それぞれ3等分に切り分ける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

◆ポイント

みそを豚肉に塗って味をつけておくと食べやすい。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『めばえ』2016年1月号

【5】豆腐のポーク巻きピカタ

メインおかずだけど、少しヘルシーさも出したい時にオススメな一品。豚肉を豆腐で巻くのでボリュームもあって栄養バランスもアップします。豆腐を芯にすると、ふんわりして食べやすい!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
木綿豆腐 1/2丁(150g)
豚薄切り肉 4枚
塩・こしょう 各適量
卵 1個
粉チーズ 小さじ2
ドライパセリ 少々
サラダ油 大さじ1/2

【A】
マヨネーズ 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ1

◆作り方

【1】木綿豆腐は重石をのせて水けをきり、8等分する。
【2】豚肉は長さを半分に切り、塩、こしょうをふる。広げて【1】をのせて巻く。
【3】ボウルに卵を割りほぐし、粉チーズ、ドライパセリ、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
【4】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を【3】にくぐらせて並べ入れ、ふたをして中火で蒸し焼きにする。両面を焼く。
【5】器に盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。

◆ポイント

豚肉で豆腐を巻くことでボリュ ームアップし、かつ、栄養バランスもよくなります。

教えてくれたのは


マイティさん

節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。二人の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。 「レシピブログ」でも連載中。

『ベビーブック』2012年12月号

【6】鶏もも肉とりんごのチーズ焼き

りんごをバターでソテーして風味をつけてから鶏肉をソテーし、最後にチーズも挟んでオーブンに。このひと手間が家庭にいながらレストランのような一品に。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
鶏もも肉 1と1/3枚
りんご 1個
塩・こしょう 各少々
バター 20g
サラダ油 適量
スライスチーズ 2と1/2枚

◆作り方

【1】りんごは洗って芯を除き、皮ごと薄切りにする。鶏もも肉は皮を除いて一口大に切り、塩、こしょうをふる。
【2】フライパンにバターを溶かし、りんごを炒めて取り出す。サラダ油を足し、鶏肉を焼く。
【3】バットに【2】の鶏肉とりんごを交互に並べて、スライスチーズをのせ、オーブントースターで7~8分、チーズが溶けるまで焼く。
*イタリアンパセリを飾っても。

 

『ベビーブック』2013年5月号

【7】鶏照り焼きの卵とじ

しょうゆと砂糖の味をしっかり付けるとご飯によく合う一品に。子供の好きな卵とじでいただきます。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
鶏もも肉 1と1/3枚
玉ねぎ 1個
サラダ油 適量

【A】
みりん 大さじ4
しょうゆ 大さじ4
砂糖 小さじ2
水 大さじ2

卵 3個
スプラウト 1/2パック

◆作り方

【1】鶏もも肉は皮を除き、小さめの一口大に切る。玉ねぎは薄いくし形切りにする。
【2】鍋にサラダ油を熱し、【1】を入れて軽く焼き、【A】を加えて煮詰める。
【3】【2】に溶き卵を回し入れ、根を落としたスプラウトをのせ、ふたをして弱火で火を通す。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、 OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『ベビーブック』2013年5月号

【8】フライドチキン照り焼き味

にんにくをきかせた、しょうゆ風味の和風味が食べやすい!鉄板のフライドチキンをちょこっとアレンジで。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
手羽先 10本

【A】
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1と1/2
にんにくのすりおろし 小さじ1/2

【B】
溶き卵 1/2個分
小麦粉 大さじ3

【C】小麦粉 1カップ
コーンフレーク(軽くつぶす) 2/3カップ
塩 小さじ1

揚げ油 適量

◆作り方

【1】手羽先はチューリップ型にする(関節の部分を逆向きに折り、骨2本の間に軽く切り込みを入れる。切り込みから骨を出し、細いほうの骨を逆に倒すようにして取り出す。肉をめくるようにして、太い骨からはがす)。ビニール袋に入れて【A】を加え、袋の上からもみ、2時間以上おく(時間がないときはしょうゆを少し多めに入れ、漬けずに作る)。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】を加え、袋の上から軽くもんでなじませる。
【3】【C】を混ぜ合わせて、【2】にまぶしつけ、5分くらいおいて手で握るようにして形を整える。
【4】油を170℃の中温に熱し、5~7分、中まで火が通るまで揚げる。
*チューリップ型はお肉屋さんでもしてもらえます。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年12月号

お弁当がマンネリにならない!魚のメニュー

【1】さばのキャベツ蒸し焼きトマト風味

さばにいろいろな野菜を合わせて洋風アレンジ。キャベツに詰めて見栄えもUPするので、おもてなしメニューにも!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
さば(半身) 1と1/2本
キャベツ 3枚
じゃがいも 1個
もやし 1/2袋
水菜 1/3束
長ねぎ 1/2本
トマトソース(市販) 大さじ6
粉チーズ 小さじ3

◆作り方

【1】キャベツは芯をそぎ取って、ゆでる。じゃがいもは薄切り、水菜は2cm幅、長ねぎは小口切りにする。さば1枚は半分に切る。
【2】【1】のキャベツ1枚を広げ、じゃがいも、もやし、水菜、長ねぎ、さばの1/3量をのせる。さばの上にトマトソースをかけ、粉チーズをふり、キャベツで包んで、アルミホイルでさらに包む。同様にあと2個作る。
【3】蒸気の上がった蒸し器で10~12分蒸し、食べやすい大きさに切り分ける。

 

『めばえ』2014年11月号

【2】さばとなすの黒酢炒め

黒酢でパンチを効かせた甘酸っぱいしょうゆ味がさばにピッタリ!中華味で子どもたちにも大人気メニュー。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
さば(半身) 2枚
なす 2本
エリンギ 1パック
玉ねぎ 1/2個

【A】
黒酢 大さじ3
しょうゆ 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1

【B】
水 大さじ1
片栗粉 大さじ1/2

サラダ油 大さじ1

◆作り方

【1】さばは3cm幅に斜めそぎ切りにし、なすは縦半分にして斜め薄切りにする。エリンギは3cm幅に切り、玉ねぎは薄切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して、なす、エリンギ、玉ねぎを炒め、しんなりしたら、さばを皮を下にして入れて焼く。
【3】【2】に混ぜ合わせた【A】を加えてサッと混ぜ、煮立ったら混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママ。

『めばえ』2014年11月号

【3】ぶりの青のり風味から揚げ

魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!一口大に切って食べやすく!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ぶり 3切れ

【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 小さじ1
しょうがすりおろし 小さじ1/2
青のり 大さじ1
溶き卵 大さじ1
片栗粉 大さじ2

片栗粉・揚げ油 各適量

◆作り方

【1】ぶりは皮と骨を除き、3~4cm角に切り、混ぜ合わせた【A】をよくもみ込む。
【2】揚げる直前に【1】に片栗粉をまぶし、170℃の中温で3~4分揚げる。

教えてくれたのは


阪下 千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年4月号

【4】鮭とじゃがいもの甘辛バターじょうゆ

子どもが好きな素材を組みあわせて!バターじょうゆだけど、ちょっぴり甘辛。飽きの来ない味付けに大人も満足。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鮭 3切れ
じゃがいも 3個
いんげん 6本
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
コーン(ホール) 大さじ2
塩 少々
サラダ油 大さじ1

【A】
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
バター 小さじ1
塩・こしょう 各少々

◆作り方

【1】鮭は骨を除いて一口大に切り、塩をふる。じゃがいもは洗って水けがついたままラップに包み、電子レンジで6~7分加熱し、皮をむいて一口大に切る。
【2】玉ねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りにする。いんげんはサッとゆでて食べやすく切る。
【3】フライパンにサラダ油とにんにくを入れて熱し、玉ねぎを炒める。空いているところに【1】を入れて焼き、コーン、いんげん、【A】を加えて炒め合わせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

教えてくれたのは


山本ゆりさん

学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。

『めばえ』2015年9月号

【5】かじきのみそヨーグルト漬け

みそとヨーグルト、W発酵食品の風味で魚がやわらかく。下味をつけることで子供も食べやすく。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
かじき 大2枚

【A】
みそ 大さじ3
プレーンヨーグルト 大さじ3

コーン 適宜

◆作り方

【1】ラップを広げ、混ぜ合わせた【A】の半分を塗り、かじきを並べてのせ、残りの【A】を塗ってラップで包む。冷蔵庫に4~5時間以上おく(一晩以上の場合は、冷凍庫におく)。
【2】【1】のみそを拭い取り、熱したグリルに並べ、中弱火で4~5分ほど焼く。
【3】器に盛り、ソテーしたコーンなどを添える。
※かじきのほか、鶏肉やたらなどでも作れます。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『めばえ』2016年1月号

【6】サケの蒸し焼きを使ったサケのごまみそ照り焼き

ほんのり甘い照り焼き味は子供も大好き!下ごしらえのひと手間がおいしさのコツ。作り置きしても重宝します。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
サケの蒸し焼き 6~8切れ
絹さや 30g
【A】
白すりごま 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
みそ 大さじ1

サラダ油 大さじ1/2

◆作り方

【1】絹さやは筋を取り、斜めに3等分に切る。【A】は混ぜ合わせておく。
【2】フライパンに油を中火で熱してサケを軽く焼いたら、絹さやを加えて【A】を回し入れ、照りが出てきたところで火を止める。

◆ポイント

作り置きで時短
下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!

酒とごま油をまぶすことで、 臭みが消える!

【サケの蒸し焼き】

臭みが取れ、和洋中、さまざまな メニューに使えます。あらかじめ食べ やすく切っておくと便利!

■材料(作りやすい量)
サケ(生) 4切れ
酒 1/4カップ
ごま油 大さじ2

■作り方
【1】フライパンにサケを3~4等分に切って並べ、 酒とごま油を回しかける。
【2】フタをして弱めの中火で約7分蒸し焼きにし、火を止めてそのまま冷ます。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【7】いわしとチーズのパリパリ餃子揚げ

パリパリの食感が楽しい餃子でいわしを隠したら、目にも口にもおいしさがいっぱい!

◆材料

(作りやすい分量)
いわし(刺身用/皮なし) 1尾分
にんにく 1/5片
プロセスチーズ 20g
みそ 小さじ1/2
餃子の皮 10枚
揚げ油 適量

◆作り方

【1】いわし(※ポイント参照)は1cm角程度に切る。塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。にんにくはすりおろし、チーズは5mm角程度に切る。
【2】ボウルに【1】とみそを入れて混ぜる。10等分にして餃子の皮にのせ、縁の半分に水(分量外)を塗り、半分に折ってひだをつける。
【3】揚げ油を170℃に熱し、【2】をきつね色になるまで揚げる。

◆ポイント

※いわしを丸ごと仕入れた場合は、「手開き」が簡単!
≪下準備≫
頭を落として腹の薄い皮指でやぶいて広げ、溜め水の中で内臓などをサッと洗い流す。水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取っておく。

【1】親指を尾に向けて滑らせながら尾下までしっかり開く。

【2】身を押さえながら、中骨を取る。

【3】表に返してまな板に広げ、皮をむく。

 

『めばえ』2018年7月号

【8】あじの磯辺焼き

しょう油味に焼き上げたあじは、スナックみたいで、カリッとおいしい!

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
あじ(刺身用/3枚おろし・皮なし) 3尾分
しょうが 1/2かけ

【A】
しょう油 小さじ2
みりん 小さじ1

【B】
片栗粉 大さじ3
青のり 大さじ1/2

サラダ油 大さじ2

◆作り方

【1】あじは2cm幅に切り、塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。
【2】ポリ袋にすりおろしたしょうがと【A】を入れて混ぜ、あじを加えて軽くもみこむ。冷蔵庫で15分ほどおく。
【3】【2】の水気を切り、混ぜ合わせた【B】をまぶす。フライパンにサラダ油を中火で熱し、両面とも焼く。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

お弁当のレパートリーが広がる副菜

【1】野菜のヨーグルトみそ漬け

みそとヨーグルトを混ぜて、和洋ミックスの新風味。子どもウケも抜群です♪ 漬け込む野菜もいろいろと挑戦してみて。

◆材料

(作りやすい量)
【A】
プレーンヨーグルト 大さじ2
みそ 大さじ2

にんじん、きゅうり、セロリ 各1/2本

◆作り方

【1】にんじんは7~8mm厚さの輪切りに、きゅうり、セロリは7~8mm幅の斜め切りにする。
【2】【A】と【1】を混ぜて2~3時間置く。
【3】みそをぬぐい取り、水気を絞る。

◆ポイント

子供たちの元気な成長に、カルシウムは不可欠!毎日の食事でしっかりとらせることが大人の使命です。
ヨーグルトは、100gに120mgのCaを含有。
みそは、100gに100mgのCaを含有。良質なたんぱく質も摂取できる。

余った材料をドレッシングに♪

■作り方
野菜をとり出して残った【A】におろし玉ねぎ小さじ1、オリーブオイル大さじ2を混ぜるだけで、ドレッシングのできあがり。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。

『めばえ』2017年1月号

【2】柿とほうれん草のごま和え

秋にぴったり!熟した柿がとろ~りとおいしいく、緑とオレンジのコントラストがきれいなおかずです。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
柿 1個
ほうれん草 1/2束

【A】
すり白ごま 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2

◆作り方

【1】柿は皮をむき、7mm角に切る。ほうれん草は耐熱容器に並べてラップをかけ、電子レンジで2分ほど加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、2cm長さに切る。
【2】ボウルに【A】を合わせてよく混ぜ、【1】を加えて和える。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

 

『めばえ』2013年11月号

【3】ヒラヒラサラダ(左)

ピーラーで野菜をスライスすれば、リボン状に!どんな野菜を組み合わせてもOKです!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
にんじん 1/2本
きゅうり 1本
大根(縦半分に切ったもの) 12cm
塩 小さじ1と1/2
酢 大さじ2
オリーブ油 大さじ2

◆作り方

【1】にんじん1/2本、きゅうり1本、大根(縦半分に切ったもの)12cmをピーラーなどでリボン状に切る。ビニール袋に入れ、塩小さじ1を加えて軽くもみ、 15分ほどおいて、水分が出たらしっかり絞る。
【2】ボウルに酢大さじ2、塩小さじ1/2を合わせ、塩が溶けたらオリーブ油大さじ2を加え混ぜ、【1】を加えて和える。

教えてくれたのは


鈴木薫さん

シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『めばえ』2014年4月号

【4】ミニトマトのオレンジ風味マリネ

デザート感覚でつるんと食べられる。作り置きにも。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ミニトマト 10~12個

【A】
果汁100%オレンジジュース 1/2カップ
はちみつ 大さじ2(好みで加減)
りんご酢(甘口) 小さじ1
菜種油 大さじ1
塩 小さじ1/3

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせる。
【2】ミニトマトは湯むきし、【1】のマリネ液に1時間以上つける。

◆ポイント

トマトには、真っ赤な色素のリコピンがギュッ!
トマトに含まれる色素成分、リコピンは、強力な抗酸化作用をもつカロテノイドの一種。体の中からの紫外線対策にも効果的。

湯むきをすることで、食感がUP!
ミニトマトの表面につまようじで3か所ほど穴を開け、熱湯(適量)に10秒→水(適量)にサッとつけると、つるんと簡単に皮がむける。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【5】おからとヨーグルトのポテトサラダ風

発酵パワーが凝縮!はちみつとヨーグルトでほんのり甘みと酸味のあるさっぱりしたポテトサラダのようなおからのサラダ。

◆材料

(2~3人分)
生おから 150g
ハム 4枚
コーン缶 1/2カップ
きゅうり 1本
塩 小さじ1/5

【A】
プレーンヨーグルト 300ml
おろし玉ねぎ 小さじ1
はちみつ 小さじ2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1

◆作り方

【1】生おからは耐熱皿に入れて、電子レンジ(600Wの場合)で3分加熱し、冷ましておく。ハムは1cmの角切りに。きゅうりは縦に4つ割りにし、さらに7~8mm幅に切って、塩を振ってもんでおく。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、ハム、コーン、水気を切ったきゅうりを加え混ぜる。
【3】【2】におからを加え混ぜる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。

『めばえ』2017年1月号

【6】オクラのパコダ

スパイスを混ぜた衣をつけて揚げるインド風天ぷら。スパイス香る衣の中に、ほんのりきなこの香りも。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
オクラ 10本

【A】
きなこ 大さじ3
薄力粉 大さじ3
クミンパウダー※ 小さじ1/2
コリアンダーパウダー※ 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
しょう油、しょうがのしぼり汁 各少々
冷水 大さじ5

揚げ油 適宜
※クミンパウダー、コリアンダーパウダーのかわりにカレー粉小さじ1/2でも可。

◆作り方

【1】オクラはへたの部分を切り落とす。
【2】ボウルに【A】を順に入れて混ぜ合わせる。
【3】【1】に【2】の衣をつけ、180度の油で揚げる。衣がおいしそうに色づいたらOK。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【7】里いももち

のりに挟んで手で食べましょう。みたらしだんご風のおやつもち。

◆材料

(8~10個分)
里いも 300g
片栗粉 大さじ2
塩 少々
サラダ油 大さじ2
しょうゆ、砂糖 各大さじ1
焼きのり 適宜

◆作り方

【1】里いもはよく洗い、皮つきのまま耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで3~4分(600Wの場合)加熱する。柔らかくなったら皮をむき、つぶしてなめらかにする。片栗粉、塩を混ぜてこね、8~10等分にして平らな円形に整える。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を並べ、中火で両面を2~3分ずつこんがりと焼いて取り出す。
【3】フライパンにしょうゆ、砂糖を入れてひと煮立ちさせ、【2】に塗る。焼きのりを添える。

教えてくれたのは


コウ ケンテツさん

料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2018年3月号

【8】ネギたっぷりのスペイン風オムレツ

オリーブオイルとマヨネーズの洋風アレンジに長ねぎも意外とマッチ!コーンの甘味もプラスされ、子供の好きな味に。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
長ネギ 1本
オリーブオイル 大さじ1
卵 5個
マヨネーズ 大さじ1
コーン缶 1缶

◆作り方

【1】長ネギは斜め薄切りにする。
【2】フライパンを中火にかけてオリーブオイル大さじ1をなじませ、ネギをしんなりするまで炒めたらボウルに移す。
【3】【2】に卵、マヨネーズを加えて溶きほぐし、水気を切ったコーンを加え、オリーブオイル(分量外)をなじませたフライパンに注ぎ入れて数回かき混ぜる。蓋をして弱火で10分ほど焼き、火を止めて、そのまま5分ほど蒸らして食べやすく切る。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。

『めばえ』2017年3月号

【9】スタッフドエッグ

子供が大好きな卵とツナに、パプリカでいろどりを添えただけで、お花畑みたいなオードブルに。お誕生日などの記念日に登場したら子供の笑顔がこぼれますね。

◆材料

(4個分)
ゆで卵 2個
ツナ缶 小1缶(70g)

【A】
マヨネーズ 大さじ1と1/2
塩、こしょう 各少々

パプリカ(赤、黄)、パセリ 各適量

◆作り方

【1】ゆで卵は縦半分に切り、黄身を取り出す。
【2】ゆで卵の黄身、缶汁を切ったツナ、【A】を混ぜ合わせ、白身を器にして盛り付ける。
【3】細かい角切りにしたパプリカとパセリの葉先を飾る。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など、幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組では、子ども向け料理を提案し、定評がある。

『めばえ』2017年12月号

【10】トマトのオムレツ

こちらも鉄板の組み合わせの卵とトマト。混ぜてシンプルに焼くだけなのに、みんな大好きな一品です。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
卵 3個
トマト(中) 1個
粗塩 小さじ1/5
こしょう 少々
油 大さじ1

◆作り方

【1】ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、粗塩、こしょうで調味する。粗く刻んだトマトを入れて、軽く混ぜる。
【2】フライパンに油を入れて熱し、【1】を流し入れて強火で焼く。かたまりができたら弱火にして形を整えて焼く。

教えてくれたのは


ウー・ウェンさん

北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。

『めばえ』2017年6月号

お弁当におすすめなショーパスタのレシピ

【1】ソーセージとミニトマトのキャロットマヨパスタ

子どもが大好きなソーセージをパスタにも。仕上げに加えたマヨネーズの酸味が絶妙!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(マカロニ) 300g
ソーセージ 6本
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 12個

【A】
にんじんジュース 3カップ
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/2

マヨネーズ 大さじ6

◆作り方

【1】パスタはよく洗って、表面の小麦粉を洗い流す。ソーセージは幅5mmの 斜め切りに、玉ねぎは薄切りに、ミニ トマトは半分に切る。
【2】鍋(またはフライパン)に【A】を入れて混ぜ、【1】(ミニトマト以外)を加えてふたをし、中火にかける。ときどき混ぜ、パスタの表示時間どおりに蒸し煮にする。
【3】ふたを取り、ミニトマトを加えて1~2分煮、水分が深さ1cmほどになり、パスタが好みの硬さになったら火を止める。マヨネーズを加えて手早く混ぜる。

教えてくれたのは


村田裕子さん

管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2017年8月号

【2】枝豆とパプリカのクリームパスタ

鮭のオレンジ、パプリカの黄色、枝豆の緑の元気ないろどりが子供に人気の一品。スプーンやフォークで食べやすく、形のかわいらしいショートパスタで。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鮭 1切れ
枝豆 10さや
黄パプリカ 1/2個
ショートパスタ 240g
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 400cc
塩 小さじ1と1/2

◆作り方

【1】鮭は皮と骨を除いて1cm角に切る。枝豆はゆでてさやと薄皮を除く。パプリカは1cm角に切る。
【2】パスタは表記の時間より1分長くゆで、ざるにとって水けをきる。
【3】フライパンにバターを中火で熱し、鮭を炒める。色が変わったら小麦粉を加えて炒め、粉けがなくなったら牛乳を加えてよく混ぜ、塩をふる。枝豆とパプリカを加えてとろみが出るまで混ぜ、【2】を加えて和える。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『ベビーブック』2013年7月号

【3】トマトソースパスタの目玉焼きのせ

覚えておきたい、シンプルトマトソースにパスタを和えて、プラス目玉焼きで完成!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
トマトソース 1と1/2カップ
ショートパスタ 200g
塩 小さじ4
卵 4個
サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】フライパンにサラダ油を熱し、卵を割り入れて目玉焼きを4個作る。
【2】2リットルの湯を沸かし、塩を入れて沸騰したら、パスタを加えて表示時間通りにゆでる。
【3】トマトソースで【2】を和え(冷蔵の場合は電子レンジで3分温め)、器に盛って【1】をのせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

◆ポイント

野菜たっぷりトマトソースは、子どもの苦手な野菜をさりげなくたっぷり食べさせらる、親心を安心させてくれるソースなんです。
最初の一品を作るとき、ソースを2~3回分、作っておき、残りは保存容器で冷蔵するのがおすすめ。

(3カップ分)
【A】
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
セロリ 1本
にんにく 1かけ

トマトの水煮(缶詰) 300g
オリーブ油 大さじ3
塩 大さじ1/2
こしょう 少々

【1】【A】はみじん切りにし、鍋にオリーブ油とともに入れて強火で炒める。水けがとんでしんなりしたら弱火にし、薄く色づくまで炒める。
【2】【1】にトマトを細かくつぶして加え、強火で1~2分煮立て、弱火にしてふたをし、20~30分煮る。塩、こしょうをふる。

1回分ずつ小分けにし、冷凍保存用袋などに入れて冷凍しても◎。

『めばえ』2014年5月号

【4】数の子とブロッコリーのシンプルパスタ

おせちの数の子が余ったらアレンジしてパスタに!火を通しても数の子の食感はそのまま、まったく別の料理に変身です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
数の子(味つき) 80g
ブロッコリー 大1/2株
ショートパスタ 250g
バター 20g
塩 適量

◆作り方

【1】ブロッコリーは小房に分け、数の子は5mm幅の薄切りにする。
【2】鍋に湯を沸かし、塩適量を加え、パスタをパッケージの表示時間より1分少なめにゆでる。ゆで上がり1分前にブロッコリーを加え、一緒に加熱し、ざるにとる(ゆで汁を大さじ2杯をとっておく)。
【3】フライパンにバターを熱し、溶けてきたら数の子を加えてサッと炒め、【2】とゆで汁を加えてよく混ぜ、塩で味を調える。

教えてくれたのは


上田淳子さん

ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。

『めばえ』2014年1月号

お弁当にぴったり!丼&ご飯もの

【1】豚薄切り肉のそぼろ丼

ポロポロするひき肉より食べやすく食べ応えも充分!ミックスベジタブルと一緒に炊いたご飯はほんのり甘くてそぼろの味を引き立てます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 300g

【A】
水 1/2カップ
かつおだしの素 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
みそ 大さじ2

【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ2

サラダ油 大さじ1
米 2合

【C】
ミックスベジタブル 80g
かつおだしの素 小さじ1

◆作り方

【1】米を洗って炊飯器に入れ、水を目盛りまで注ぎ、【C】を加えて炊く。
【2】豚薄切り肉を粗みじん切りにし、サラダ油で炒め、火が通ったら【A】を加えてよく混ぜる。最後に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【3】器に【1】を盛り、【2】をのせる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。現在、「料理教 室Assiette de KI NU」を主宰。男の子のママ。

『ベビーブック』2015年2月号

【2】鮭ミックスベジ丼

市販の鮭フレークとミックスベジタブルをマヨネーズとバターで味付け。パパっと作れるママの力強い味方。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鮭フレーク 大さじ6
ミックスベジタブル(冷凍) 1カップ
木綿豆腐 1/2丁
サラダ油 少々

【A】
マヨネーズ 小さじ2
しょうゆ 少々

バター 大さじ1
ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】豆腐は軽く水きりしてちぎり、フライパンにサラダ油を熱して、よく炒める。
【2】ミックスベジタブルを冷凍のまま加えて炒め、【A】で調味し、鮭フレークを加え混ぜ、仕上げにバターを落とす。
【3】器にご飯を盛って【2】をのせる

 

『ベビーブック』2011年6月号

【3】鶏からストロガノフ丼

市販の鶏のから揚げをやわらかく煮て。生クリームがちょっとリッチな味わいに。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鶏のから揚げ(市販) 12個
玉ねぎ 1/2個
しめじ 大1/2パック
バター 大さじ1強

【A】
熱湯 2カップ
固形スープの素 1個

生クリーム 1/2カップ
塩 少々
片栗粉 小さじ2
ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】玉ねぎは薄切りにし、しめじは石づきを除いて小房に分ける。
【2】フライパンにバターを溶かして【1】を炒め、から揚げを加えてサッと混ぜ、【A】を加えて4~5分煮る。
【3】生クリームを加えてひと煮立ちしたら塩で調味し、片栗粉を同量の水で溶いて加える。
【4】器にご飯を盛って【3】をのせる。
*パセリのみじん切りを散らしても。

 

『ベビーブック』2011年6月号

【4】もやしとツナの卵とじ丼

もやし、ツナ、卵。3種のお助け食材を組み合わせて丼ぶりに。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
もやし 1袋
ツナ(ノンオイル) 小2缶(160g)

【A】
めんつゆの素(3倍濃縮) 1/4カップ
水 3/4カップ
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ1~2

卵 3個
ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】フライパンにもやしを敷き、ツナをのせ、【A】を加えて中火にかける。
【2】グツグツ煮えてきたら溶き卵を回し入れ、ふたをする。卵が半熟状になったら火から下ろす。
【3】器にご飯を盛って【2】をのせる。
*しょうゆはめんつゆの濃さで調節して。大人は七味唐辛子をふっても。

教えてくれたのは


飛石なぎささん

三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。

『ベビーブック』2011年6月号

【5】小松菜とにんじんのドライカレー丼

緑黄色野菜とお肉はすべてみじん切りにして大きさを統一すると、子どもでも食べやすくなります。カレー風味が食欲をそそる一品!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚こま切れ肉 350g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
小松菜 1/2束

にんにく(みじん切り) 小さじ1
しょうが(みじん切り) 小さじ1
大豆(ドライパック) 1缶(110g)
バター 大さじ1(20g)

【B】
カレー粉 大さじ1と1/2~2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
中濃ソース 大さじ1と1/2
顆粒スープの素 小さじ1
塩・こしょう 各少々

ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】【A】は細かく刻む。
【2】フライパンにバター、にんにく、しょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったら玉ねぎ、にんじんを入れて炒める。
【3】【2】に豚肉を加えて炒め、色が変わったら大豆、【B】を加えて炒め、水1/2カップを加えて汁けがなくなるまで煮詰める。最後に小松菜を加えてしんなりするまで煮、ご飯にかける。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。

『ベビーブック』2014年2月号

【6】うずら卵のロコモコ

おかずとご飯をいっしょにとれる“カフェめし”の定番。ご飯の上に濃厚なたれを絡めたハンバーグを載せて、目玉焼きや野菜を飾りましょう。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 250g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個分
卵 1個
パン粉 大さじ3
塩 小さじ1/2

白ワイン(または酒) 大さじ2

【B】
トマトケチャップ 大さじ4
中濃ソース 大さじ3
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1

うずらの卵の目玉焼き 4個
レタス・アボカド・トマト・サラダ油 各適量
ご飯 茶碗3杯分

◆作り方

【1】ボウルに【A】の材料を合わせ、粘りけが出るまで混ぜ合わせる。6等分にして楕円に丸める。
【2】レタスは細切りに、アボカドとトマトは1cm角に切る。
【3】フライパンにサラダ油大さじ1を熱して【1】を並べ入れ、焼き色がついたら裏返し、白ワインを加えてふたをし、弱火で4分蒸し焼きにする。取り出して、フライパンに【B】を入れ、とろりとするまで煮詰める。
【4】器にご飯を盛り、【3】と目玉焼きをのせ、【2】を添える。

教えてくれたのは


鈴木薫さん

シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『めばえ』2014年4月号

【7】てりやき鮭丼

電子レンジで下ごしらえした食材をカリッと焼いて丼に。かぼちゃやなすも加え、甘くてしょっぱいたれとマヨネーズがよく合います。丼一つで栄養いっぱい、お腹いっぱい!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鮭 3切れ
かぼちゃ(薄切り) 5枚
なす 1本
ミニトマト 4個
サニーレタス 2枚
ご飯 適量
塩 少々
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ2

【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 小さじ1

マヨネーズ 適量

◆作り方

【1】鮭は骨を除いて一口大に切り、塩をふって片栗粉をまぶす。かぼちゃは食べやすく切って耐熱皿にのせ、水少々をふってふわっとラ ップをかけ、電子レンジで約1分加熱する。なすは乱切り、トマトは4つ割、レタスはちぎる。
【2】フライパンにサラダ油を半量熱し、かぼちゃとなすをこんがり焼いて取り出す。残りの油を足して鮭を両面こんがり焼き、【A】を加えてからめ、かぼちゃとなすを戻してからめる。
【3】器にご飯を盛ってレタス、【2】、トマトをのせ、たれを回しかけ、マヨネーズを絞る。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

教えてくれたのは


山本ゆりさん

学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。

『めばえ』2015年9月号

【8】ガパオ風そぼろご飯

小さく刻んだ野菜がたくさん入っているので栄養たっぷりで、オイスターソースは大人も子供も大好きな味に仕上がります。常夏の国、タイの定番料理は日本の夏にもぴったりです!

◆材料

(3~4人分)
鶏ひき肉 250g
にんにく、しょうが 各1/4片
玉ねぎ 1/2個
塩、砂糖 各小さじ1/4
オイスターソース 大さじ1と1/2
しょう油 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
なす 2本
ピーマン 2個
しめじ 60g
ご飯 好みの量

◆作り方

【1】にんにく、しょうがはみじん切りにする。玉ねぎ、なすは1cm角に、ピーマンは種を取って1cm角に切る。しめじは石づきを取って1cm長さに切る。
【2】フライパンを熱してサラダ油をひき、【1】のにんにく、しょうが、玉ねぎを加える。香りが立ったら、鶏ひき肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら塩、砂糖を加え、なす、ピーマン、しめじを加えてさらに炒める。野菜に火が通ったら、オイスターソース、しょう油を加えて味を調える。
【3】皿にご飯を盛り付け、【2】をのせる。お好みでゆで卵1/2個を添える。

◆ポイント

野菜は小さめに、同じサイズに切っておくと、火の通りが早く、均一で、子どもも食べやすい。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

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