【2020ディズニー映画超速まとめ】『ムーラン』や『ジャングル・クルーズ』実写版、2020年もディズニー映画が熱い♡

あけましておめでとうございます。2020年も数多くの心躍る感動作を紹介していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

さて、ファミリー映画として欠かせないディズニー映画では、現在『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』と『アナと雪の女王2』がメガヒット中です。さらに2020年もさまざまな話題作が待機中なので、公開が待ち遠しい春から夏にかけての話題作4本をいち早くご紹介。

魔法を取り戻すための大冒険に出かける『2分の1の魔法』

まず1本目は、3月13日（金）より公開される、ディズニー/ピクサーのアニメーション映画『2分の1の魔法』です。今度の舞台は、かつて魔法があふれて“いた”世界、ということで、どうやら想像するファンタジーの世界観とは少し勝手が違うようです。

確かに以前は、ユニコーンのような角を持つ白いペガサスが空を飛び、マーメイドたちが自由を謳歌するという、神秘的な魔法に満ちた街でした。でも、科学や技術が進化することで、小人や妖精たちは便利な世界に慣れ、気がつけばこの世から魔法は消えてしまいました。そんな中、内気な少年イアンが、亡くなった父に一目会おうと、好奇心旺盛な兄のバーリーと共に、魔法を取り戻す冒険に出かけます。

『モンスターズ・ユニバーシティ』のダン・スキャンロンが監督を務める本作は、さりげなく社会風刺を入れつつも、夢いっぱいのファンタジーアドベンチャーとなりそうな予感。
イアン役に「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド、兄のバーリー役に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのクリス・プラットと、マーベル・スタジオ作品でおなじみの人気スター2人による掛け合いも楽しみです。

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ヒロインアクションの決定版！『ムーラン』の実写版

続いて、ディズニー・アニメーション史上でも異色のヒロインとして唯一無二の存在感を発揮してきた『ムーラン』の実写版が、4月17日（金）より公開されます。アニメーション同様に、病気の父の身代わりとして、男性と偽り、兵士として国の運命を懸けて戦っていくムーラン。女性から人気の高い“男装の麗人”もので、すでに設定から心を鷲づかみされます。

主人公ムーラン役に抜擢されたのは、アジアンビューティーのリウ・イーフェイ。情熱的な赤い衣裳を身にまとった彼女は、凛とした佇まいがなんとも美しい。また、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンという世界的な名優にして、キレキレのアクションが期待されるビッグネームが脇を固めています。

メガホンをとったのは、ニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロ。彼女は、世界初のセクシャルハラスメント訴訟を描いた骨太な社会派映画『スタンドアップ』の監督ですが、まさに今のハリウッドにおいて、力強いヒロインアクション映画を手掛けるにふさわしい方なのではないかと。愛と勇気に生きる今日的なヒロイン、ムーランに早く会いたいです！

美人スパイの過去が解き明かされる『ブラック・ウィドウ』

2019年、『アベンジャーズ／エンドゲーム』が全世界歴代興行収入記録を塗り替え世界No.1となったのも記憶に新しいところですが、そのアベンジャーズの一員で、万能な戦闘スキルを持つ最強のスパイにして超一流の暗殺者、ブラック・ウィドウがスクリーンに帰ってきます。

孤独な暗殺者だったブラック･ウィドウことナターシャ・ロマノフが、アベンジャーズの仲間たちと出会い、死闘の末に壮絶な決断をした「エンドゲーム」。GWに公開となる『ブラック・ウィドウ』では、謎が多かったナターシャの知られざる過去が描かれます。

たとえば、ナターシャが“妹”と呼ぶ、彼女と同等の戦闘能力を持つエレーナ（ローレンス・ピュー）が初登場。さらに、ぽっちゃりボティの父アレクセイ＝レッド・ガーディアン（デヴィッド・ハーバー）や母メリーナ（レイチェル・ワイズ）、エレーナと、家族の再会シーンも描かれます。まさに、ナターシャの人間らしいほころびが見られそうなので、マーベルファンは必見です。

人気アトラクションが愉快なアクション映画となった『ジャングル・クルーズ』

最後にご紹介するのが、最初のディズニーランドのオープン時に作られた同名人気アトラクションを映画化したスペクタクル・アドベンチャー映画『ジャングル・クルーズ』です。もはや、字面を見ただけで高揚感が高まりますね。7月24日（金）日米同時公開ということで、夏休み映画の目玉となりそうです。

アマゾンに伝わる不老不死の伝説“奇跡の花”。女性医師のリリーが、この秘宝を求め、危険に満ちたアマゾンの旅へ出かけます。相棒はジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村の名所を、ジョークを交えながらガイドをしてくれるクルーズ・ツアーの船長フランク。果たして、リリーたちを待ち受ける恐るべき真実とは!？

頼れる船長フランク役に、世界で最も稼ぐ男優ランキング1位に輝いた「ワイルド・スピード」や「ジュマンジ」シリーズのドウェイン・ジョンソン、リリー役に、『メリー・ポピンズ リターンズ』のエミリー・ブラントで、バディ感を生かしたノンストップ・アクション映画となりそうです。

ということで、春から夏までのディズニー映画を一気にラインナップ。いずれも家族で楽しめる極上のエンターテインメント作品となりそうで、今から過去作をチェックしつつ、スタンバイしておきましょう。

文／山崎伸子