電子レンジ加熱だけできるお弁当のおかずを厳選しました!子どもに人気のオムレツやから揚げ、ミートローフなどのメインおかずから、野菜やきのこの副菜、かぼちゃサラダなど。フライパンや鍋を使わないから後片付けもラクちん。忙しい朝に助かるレシピばかりです。電子レンジ調理は加熱時間の調節が難しいと思われがちですが、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたプロのレシピなので、失敗せずに作れますよ!
お弁当にぴったり!レンジでできる卵×ハムのオムレツ
【1】小松菜とハムのチーズオムレツ
おやつみたいなキッシュ風!
◆材料
(2~3人分)
小松菜 2株(100g)
玉ねぎ 1/8個
ハム 2枚
バター 5g
ケチャップ 摘宜
【A】
卵 2個
生クリーム 大さじ2
ピザ用チーズ 30g
塩、黒こしょう 各少々
◆作り方
【1】小松菜は3cm長さ、玉ねぎは薄切りにする。ハムは食べやすく切る。
【2】コンテナ型の耐熱保存容器に【1】とバターを入れ、ふんわりとラップをかけ電子レンジで1分30秒加熱する。
【3】【2】によく混ぜ合わせた【A】を加えて軽く混ぜ、ふんわりラップをかけてさらに3分加熱。粗熱が取れるまで冷ます。
【4】食べやすい大きさに切って器に盛り、お好みでケチャップをかけて食べる。
◆ポイント
教えてくれたのは
島本美由紀さんさん
料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を活かした、手軽に作れるおいしいレシピが人気。家事全般のラクを追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動し、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。
『めばえ』2019年6月号
電子レンジでお手軽!お弁当の卵メニュー
【1】ほうれん草とベーコンのココットオムレツ
卵をココットで焼いて、子供が食べやすいカフェ風メニューにアレンジ♪ 野菜とベーコンを加えた、食べ応え十分のオムレツです。
◆材料
(子ども1人分)
卵 1個
ゆでたほうれん草 20g
ベーコン 1/2枚
牛乳 大さじ1
ピザ用チーズ 5g
◆作り方
【1】ほうれん草はしっかりしぼって水気を取り、3cm長に切る。ベーコンは短冊切りに。
【2】ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えて混ぜる。
【3】耐熱用ココットにほうれん草を入れ、【2】を流し入れてベーコンとチーズをのせる。ラップをかけずに、電子レンジ(600Wの場合)で2分30秒ほど加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【2】レンチン具だくさんオムレツ&きなこ牛乳
育脳朝ごはん
朝食は〝脳のガソリン〟補給に必要不可欠!脳の活動エネルギーであるブドウ糖をとり込んで、健やかな1日に!
卵や大豆の良質なたんぱく質をスピード摂取
◆材料
【具だくさんオムレツ】
(子ども1人分)
卵 1個
牛乳、チーズ(ピザ用)、コーン(缶詰) 各大さじ1
白菜(緑の部分) 1/5枚(食べやすい大きさに手でちぎる)
【きなこ牛乳】
(子ども1人分)
牛乳 150ml
きなこ 大さじ2
はちみつ 大さじ1/2~1(お好みで)
◆作り方
【具だくさんオムレツ】
【1】材料すべてをボウルで混ぜて耐熱の深皿に移し、軽くラップをして電子レンジで1分30秒(600Wの場合)加熱する。
【2】半分に切って皿に盛り、焼いた食パンや野菜(ともに適量・分量外)を添える。
【きなこ牛乳】
【1】牛乳、きなこ、はちみつ(お好みで)をコップに入れて、混ぜ合わせる。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
電子レンジでできる、お弁当の簡単レシピ
【1】レンジdeカレーから揚げ
電子レンジで加熱するかんたんから揚げ。カレーの下味をしっかりつけるのが美味ポイント。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚(300g)
【A】
しょうゆ 大さじ1
しょうがのすりおろし 少々
砂糖 小さじ1/2
カレー粉 小さじ1/3
小麦粉 大さじ3
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】鶏肉は8等分に切り、【A】をもみ込んで10分おく。
【2】バットに小麦粉を広げ、【1】の全面にまぶし、余分ははたく。
【3】耐熱皿(25cm)にオーブンシートを敷き、【2】を皮を上にして円周状に並べ、肉にサラダ油をかけてスプーンの背で塗り広げる。
【4】ラップはかけず、電子レンジで6~7分加熱する。取り出して、キッチンペーパーの上に移し、全体の脂をおさえる。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年3月号
【2】レンジで簡単ミートローフ
卵や小麦粉の代わりに豆腐と米粉をつなぎに。ヘルシーで簡単なミートローフはおもてなし料理にも。
◆材料
(大人2~3人分)
合いびき肉 300g
木綿豆腐 100g
玉ねぎ 1/2個(100g)
えのきだけ 1/2袋(50g)
にんにく 1/2かけ
【A】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
米粉 大さじ2
【B】
トマトケチャップ 大さじ2
水 小さじ2
※米粉は、原料がうるち米のもの
※分量の大人1人分は子ども2人分に相当します。
◆作り方
【1】玉ねぎ、えのきだけ、にんにくはみじん切りにする。
【2】ボウルにひき肉、豆腐、【1】、【A】をあわせ、手で2分ほど練り混ぜ、粘りが出てきたら米粉を加えてさらに1分混ぜる。
【3】直径25cmの耐熱皿の中央に【2】を置き、中心に指を入れて押し広げ、直径18cmぐらいのドーナツ状に整える。
【4】【3】にラップをふんわりとかけ、電子レンジで9分加熱する。取り出して、そのまま5~10分冷まし、混ぜ合わせた【B】を添える。
*ラップをぴっちりかけると、加熱の間に張りついて肉をつぶすので注意。お好みでグリーンリーフや、型抜きしてゆでたにんじんやパプリカを飾っても。
※電子レンジの加熱時間は600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
青木恭子さん
2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。
『めばえ』2014年12月号
【3】ほうれん草のツナ和え
超時短簡単レシピ!レンチンの間にタレを作って和えるだけで一品追加に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ほうれん草 1パック
ツナ(缶詰) 1/2缶
【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1/2
かつお節 3g
◆作り方
【1】ほうれん草は洗って水けを残したまま耐熱容器に入れ、ラップをふんわりかけ、電子レンジで2分30秒加熱する。
【2】水にさらして水けを絞り、2~3cm長さに切り、缶汁をきったツナと【A】で和える。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした 簡単で栄養バランスのとれた料 理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2015年8月号
【4】えのきのおろし玉ねぎドレッシングサラダ
電子レンジで温めるだけ!簡単にできるのであと一品欲しいときにつかえる一品。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
えのき 正味70g
玉ねぎ 1/4個
【A】
酢 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】えのきは石づきを切り落として長さを半分に切り、耐熱皿に入れる。ラップをふんわりかけて、電子レンジで1分ほど(500Wの場合)加熱する。
【2】ボウルに玉ねぎをすりおろして【A】を加えて混ぜ、【1】を加えてざ っと和える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【5】きのこの煮浸し風
耐熱容器に材料を入れたらレンジでチン!とするだけ。かつお節としめじの風味が広がります。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
しめじ 100g(正味約80g)
【A】
かつお節 3g
水、みりん 各大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れ、石づきを取ってほぐしたしめじを入れる。ラップをふんわりかけて電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱。そのまま冷ます。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【6】柿とほうれん草のごま和え
秋にぴったり!熟した柿がとろ~りとおいしいく、緑とオレンジのコントラストがきれいなおかずです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
柿 1個
ほうれん草 1/2束
【A】
すり白ごま 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
◆作り方
【1】柿は皮をむき、7mm角に切る。ほうれん草は耐熱容器に並べてラップをかけ、電子レンジで2分ほど加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、2cm長さに切る。
【2】ボウルに【A】を合わせてよく混ぜ、【1】を加えて和える。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【7】チーズチップス
味付けもナシ、ただ焼くだけ!チーズとナッツのサクサクの食感がやみつきに!おやつにもおつまみにもどうぞ。
◆材料
(6人分目安)
ピザ用チーズ 60g
ミックスナッツ(おつまみ用) 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】ミックスナッツは粗く刻む。
【2】直径約23cmの耐熱皿にオーブンペ ーパーを敷く。チーズ大さじ約1/2ずつを5か所に置いて、【1】を適量のせる。電子レンジ(600Wの場合)で2分ほど加熱して、そのまま冷ます。
【3】残りの材料分は【2】を繰り返す。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【8】レーズンバターりんご
甘くてほんのりバターのきいた優しい味。子供も喜ぶ冬の温かおやつに。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
りんご 1/2個
レーズン 15g
無塩バター 15g
砂糖 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】りんごは皮をむいてくし形4等分に切り、芯を除いて横1cm幅に切る。耐熱皿に入れ、上にレーズン、刻んだ無塩バターを散らし、砂糖をまぶし入れてラップをふんわりかけ、電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱する。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【9】おからとヨーグルトのポテトサラダ風
発酵パワーが凝縮!はちみつとヨーグルトでほんのり甘みと酸味のあるさっぱりしたポテトサラダのようなおからのサラダ。
◆材料
(2~3人分)
生おから 150g
ハム 4枚
コーン缶 1/2カップ
きゅうり 1本
塩 小さじ1/5
【A】
プレーンヨーグルト 300ml
おろし玉ねぎ 小さじ1
はちみつ 小さじ2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
◆作り方
【1】生おからは耐熱皿に入れて、電子レンジ(600Wの場合)で3分加熱し、冷ましておく。ハムは1cmの角切りに。きゅうりは縦に4つ割りにし、さらに7~8mm幅に切って、塩を振ってもんでおく。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、ハム、コーン、水気を切ったきゅうりを加え混ぜる。
【3】【2】におからを加え混ぜる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
【10】ポテトとビーンズのダイスサラダ
コウモリ型のチーズをトッピングすれば、ハロウィンサラダの完成! ヨーグルト+マヨネーズのソースが相性抜群です。
◆材料
(大人3~4人分)
レタス 1/3玉
ミニトマト(各色合わせて) 1と1/2パック
じゃがいも 2個
ミックスビーンズ(ドライパック) 100g
【A】
プレーンヨーグルト 大さじ1
オリーブ油 大さじ1
マヨネーズ 大さじ2
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
スライスチーズ 適量
*分量の「大人1人分」は「子ども2人分」に相当します。
◆作り方
【1】レタスは小さくちぎる。ミニトマトは半分に切る。じゃがいもは洗ってラップで包み、電子レンジ(600Wの場合)で6分加熱する。粗熱がとれたら皮をむき、1.5cm角目安に切る。
【2】ボウルに【A】を合わせ、【1】、ミックスビーンズを入れて和える。
【3】器に盛り、チーズをコウモリ型で抜いてトッピングする。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。二児の母。
『ベビーブック』2017年11月号