焼き魚の献立|子どもに食べさせたい焼き魚に合うおかず&ご飯のレシピ25選

焼き魚の献立におすすめな汁もの

【1】具だくさんすいとん

みそベースの具だくさん汁は、素朴な味わいのすいとんと相性バツグン!

◆材料

長ねぎ 1/3本
にんじん 30g
大根 50g
キャベツ 1枚
油揚げ 1/2枚

【A】
小麦粉 60g
絹ごし豆腐 80g
塩 ひとつまみ

だし汁 400㏄
みそ 大さじ2

◆作り方

【1】長ねぎは斜め薄切りにする。にんじん、大根はいちょう切り、キャベツはひと口大に切る。油揚げは細切りにする。
【2】【A】は合わせてよくこねておく。
【3】鍋にだし汁、【1】を入れて沸騰したらアクを取り、弱めの中火で5分ほど煮る。
【4】手を濡らして【2】をひと口大にちぎりながら【3】に落とし入れ、さらに3分ほど煮る。火を止めてみそを溶き入れる。

◆ポイント

小麦粉に豆腐を混ぜることで、しっとりとした仕上がりに!

教えてくれたのは


みないきぬこさん

料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。味、見た目、栄養バランス抜群のオリジナルメニューに定評があり、雑誌やテレビ、広告などで活躍中。一男一女の母でもある。

【2】野菜たっぷりみそ汁

いろいろな野菜を子どもと一緒に“遊び感覚”で調理するのにもおすすめ。

◆材料

(小ぶりのお椀4杯分)
キャベツ 1枚
エリンギ 小1本
にんじん(薄い輪切り) 4枚
だし汁 300㏄
みそ 30g

◆作り方

【下準備】
にんじんは下ゆでする。
【1】キャベツをちぎる
洗って芯を除き、葉を手で一口大にちぎる。芯はスライスする。
【2】エリンギを裂く
サッと洗って食べやすい長さに切り、手で縦に細く裂く。
【3】にんじんを型抜きする
好みの型で抜く。

※鍋にだし汁とエリンギを入れ、 ひと煮立ちしたらキャベツを入れ る。材料が柔らかくなったらみそ を溶き入れ、下ゆでしたにんじん を型抜きして飾る。

教えてくれたのは

こんぺいとさん

今回取材に協力してくれたのは「台所 のある幼児教室こんぺいと」。作って、 食べて、遊んで知力を育てるのがコンセ プトで、1歳から料理体験ができます。

『ベビーブック』2017年9月号

【3】オクラとわかめのかき卵汁

お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3

【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1

卵 1個

◆作り方

【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

【4】汁物バリエ!ほたて風味のかきたま汁

汁ごと使って貝のうまみもしっかり味わえる!上品な貝の味を引き立てるのは、ふわっと仕上げるかきたまがポイント。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ホタテの水煮(缶詰) 大1缶(125g)
にんじん(花形に抜く) 8~10個
絹さや 4~5枚
卵 1個
だし汁 ほたての缶汁と合わせて2と1/2カップ

【A】
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2

【B】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ1

◆作り方

【1】鍋に缶汁とだし汁、にんじんを入れてふたをし、中火で煮る。にんじんに火が通ったら、ほぐしたほたての身、【A】を加える。
【2】絹さやは筋を除いて、斜め細切りにする。
【3】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつけ、溶いた卵を流し入れ、【2】を加えてさっと煮る。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。

『ベビーブック』2018年3月号

【5】のりと豆腐のみそ汁

育脳朝ごはん
朝食は〝脳のガソリン〟補給に必要不可欠!脳の活動エネルギーであるブドウ糖をとり込んで、健やかな1日に!
大豆×海藻で血流が良くなって、脳も活性化!

◆材料

(2人分)
煮干し粉 小さじ1(だしの素小さじ1/4でもOK)
水 300ml
板のり 1/4枚
豆腐 適量
青ネギ(小口切り) 少々
みそ 大さじ1~1と1/2

◆作り方

【1】鍋に水を入れて沸騰させ、煮干し粉、食べやすい大きさに切ったのり、豆腐、青ネギを入れてひと煮立ちさせてから、みそを溶き入れて火を止める。

教えてくれたのは


りんひろこさん

料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。

『めばえ』2018年10月号

【6】水だしで作るのりと小ネギのみそ汁

水でとれる出汁を使えば、即席なのに本格みそ汁が簡単に味わえる!冷蔵庫で1週間保存も可。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
水だし 2と1/2カップ
みそ 大さじ2と1/2
焼きのり(カットのり) 3~4枚
小ネギ(小口切り) 適宜

◆作り方

【1】鍋に水だしを注いで煮立て、火を止めてみそを溶き入れる。
【2】お椀に小さくちぎった焼きのりと小ネギを入れて、熱々の【1】を注ぐ。

◆ポイント

作り置きで時短!下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!

材料をつけ置くだけで本格天然だしが完成!

【水だし】
常備しておけば、その都度だしをとらなくても、手軽に和食が作れます。
冷蔵庫で約1週間保存可能。

●材料(水1リットル分)
こんぶ 10cm長さ
削りぶし 15~20g
塩 ひとつまみ
砂糖 ひとつまみ
水(水道水、あるいは軟水のミネラルウォーター) 1リットル

【1】1リットル以上入る透明のフタ付きポット(麦茶用の容器など)に、こんぶと削りぶしを入れる。

【2】塩と砂糖を加える。

【3】水を注ぎ、フタを閉めて、冷蔵庫でひと晩置く。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【7】長いもとオクラのトロトロみそ汁

すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2

◆作り方

【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2013年8月号

焼き魚の献立に合う混ぜご飯&炊き込みご飯

【1】桜えびと大豆、刻み昆布のご飯

最強Ca素材のオンパレード!桜エビと刻み昆布の味わいがいっぱいに広がります!

◆材料

(ご飯2合分)
桜えび(乾) 20g
刻み昆布 15g
ゆで大豆 1缶(120g)
米 2合

【A】
昆布の戻し汁 100ml
水 300ml

酒 大さじ1
スキムミルク 大さじ2
塩 小さじ1/2

◆作り方

【1】刻み昆布はさっと洗って水(400ml・分量外)に10分浸け、水気を切る。戻し汁100mlは米の浸け水に使用。
【2】米は洗って水気を切り、釜に入れ、【A】を加えて30分以上置く。
【3】【2】に酒、塩を混ぜ、スキムミルク、刻み昆布、桜えび、ゆで大豆をのせて炊く。
【4】炊き上がったら、ふんわり混ぜる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。

『めばえ』2017年1月号

【2】さつまいもときのこのご飯

秋のうまみが凝縮された炊き込みご飯で、食材の自然な味を楽しんで!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 小1本(200g)
しめじ 1パック(100g)
えのきだけ 1パック(100g)
米 2合
水 360cc

【A】
酒 大さじ2
塩 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
昆布 5cm角

◆作り方

【1】米は洗って炊飯器に入れ、水を加えて30分以上おく。
【2】さつまいもは1cmの角切りにして水にさらす。しめじは石づきを除いて小房に分ける。えのきだけは石づきを除いて長さを3等分する。
【3】【1】に【A】を加え混ぜ、昆布と【2】をのせて炊く。炊き上がったらざっくり混ぜる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2011年11月号

【3】むね肉と根菜の混ぜご飯

具を甘辛く煮て、根菜と一緒に炊き込みます。ごまをふって香ばしさと栄養価をアップさせて。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1/2枚 (180~200g)
にんじん 60g
れんこん 60~70g

【A】
水 1/2カップ
酒 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ2

温かいご飯 400g
白炒りごま 適宜

◆作り方

【1】むね肉とにんじんは小さい角切りにする。れんこんは3~4mm幅のいちょう切りにし、酢水(分量外)に2~3分さらして、水気をきる。
【2】鍋に【A】を入れて煮立て、【1】を加えて中火にし、汁気がほとんどなくなるまで時々混ぜながら煮る。
【3】ボウルにご飯を入れ、【2】と白炒りごまを加えてよく混ぜ合わせる。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。

『ベビーブック』2017年10月号

【4】揚げかぼちゃのご飯

かぼちゃを一度揚げてカリッと仕上げるのがポイント。じゃことしょうゆの塩加減が絶妙。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
米 2合

【A】
水 400cc
昆布 5cm
酒 大さじ2

ちりめんじゃこ 30g
かぼちゃ 1/8個
しょうゆ 小さじ2
揚げ油 適量
※かぼちゃ1/8個は皮と種を除いた状態で150gが目安です。

◆作り方

【1】米は洗って炊飯器に入れ、【A】を加えて30分おく。ちりめんじゃこを入れて、普通に炊く。炊き上がったら昆布を取り出して、5mm角に切る。
【2】かぼちゃは皮の硬い部分と種を除いて、2cmの角切りにし、180 ℃に熱した油で5~6分揚げる。揚げたてにしょうゆをまぶし、【1】に加え、昆布も加えて混ぜる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2012年11月号

【5】さつま芋ご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり

ほんのり甘い、秋が旬のさつまいもごはんは子供にも大人気!お芋を細かく刻めばおにぎりにも。

◆材料

(米2合分)
米 2合
さつま芋(小さめ) 1本(200~250g)
昆布 10cm四方1枚

【A】
酒  大さじ2
みりん 大さじ1
塩、うす口しょう油 各小さじ1

黒ごま 少々

◆作り方

【1】さつま芋は1cm角に切って水にさらす。
【2】米を洗って炊飯器に入れ、水(分量外)は2合の目盛りまで入れてから50ml減らす。
【3】【2】に昆布、【A】を入れ、【1】を加えて普通に炊く。
【4】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。上に黒ごまを振る。

教えてくれたのは


関岡弘美さん

料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。

『めばえ』2017年11月号

【6】鶏肉と根菜ご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり

とっても具だくさん!和風だし風味でご飯とよく合い、どんどん食べてしまいそう。肉の柔らかさ、レンコンのサクサクとした食感、一つ食べるだけでおいしさをたくさん感じられるおにぎりです。

◆材料

(米2合分)
米 2合
鶏もも肉 150g
塩 小さじ1/4
れんこん、にんじん、ごぼう 各50g

【A】
だし汁 320ml
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1

◆作り方

【1】鶏肉は2cm角に切り、塩をもみ込む。れんこんはいちょう切り、ごぼうはささがき、にんじんは長さ2cmの細い棒状に切る。
【2】米は洗って炊飯器に入れ、【A】を入れてひと混ぜする。【1】をのせ、平らに広げて炊く。
【3】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。

教えてくれたのは


関岡弘美さん

料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。

『めばえ』2017年11月号

【7】ツナとひじき、ベーコンご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり

たんぱく質やミネラルが豊富なひじきを炊き込みご飯に。ベーコンでボリュームもアップ。

◆材料

(米2合分)
米 2合
ツナ缶 1缶(140g)
芽ひじき(乾燥) 5g
ベーコン 2枚

【A】
昆布 10cm四方1枚
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ2

◆作り方

【1】ひじきはたっぷりの水に20分ほど浸けて戻す。ベーコンは細切りにする。ツナは缶汁を分けておく。
【2】米は洗って炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水(分量外)を入れて、60ml減らす。【A】とツナの缶汁を加えてひと混ぜする。ツナ、水気を切ったひじき、ベーコンを入れて炊く。
【3】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。

教えてくれたのは


関岡弘美さん

料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。

『めばえ』2017年11月号

【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』

あなたにはこちらもおすすめ

鯖の献立4提案|塩焼き・煮付けや揚げ物まで!夕飯に人気の副菜などもご紹介
栄養価抜群な青魚といえば「鯖(さば)」。こちらでは「鯖」を使ったおすすめ献立レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中...
焼き鮭にピッタリな献立レシピ21選|塩鮭に合うおかずや副菜は夕食にもおすすめ!
そのまま食べられて便利なお取り寄せ!北海道産天然焼き鮭 北海道知床産の天然鮭を使用。 スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きに...

文・構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事