にゅうめんの献立|にゅうめんに合う揚げ物や副菜のレシピ15選

そうめんを温かい汁でいただくにゅうめんは、子どもも食べやすいので幼児食におすすめのメニュー。そんなにゅうめんの献立を幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。にゅうめんの人気レシピともう少しボリュームが欲しいときにぴったりな揚げ物や、にゅうめんによく合う副菜などをご紹介します!

にゅうめんの人気レシピ

【1】わかめにゅうめん

たっぷりトッピングしたわかめもネギも、めんと一緒ならスルスル食べやすい。

◆材料

(2人分)
乾燥わかめ 5g
そうめん 2束
にんにく 1/2かけ
小ネギの小口切り 適宜
ごま油、酒 各大さじ1
煮干だし 500ml
しょうゆ 小さじ2
塩 少々

◆作り方

【1】わかめは水(分量外)につけて戻す。
【2】鍋にごま油を熱し、すりおろしたにんにく、水を切った【1】を中火で炒める。香りが立ったら酒、煮干だしを加え、煮立ったら弱めの中火で3~4分煮る。しょうゆを加えて塩で味を調える。
【3】そうめんは袋の表示通りにゆでて流水で洗って水気を切る。器に盛り、【2】をかけてネギをのせる。

教えてくれたのは


コウ ケンテツさん

料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2018年3月号

【2】あさりのにゅうめん

貝と海藻のうまみたっぷり!の汁麺

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
そうめん 6束(300g)
あさり 250g
レタス 2枚
カットわかめ(乾燥) 5g
【A】
昆布 5cm
水 5カップ

しょうゆ 大さじ2

◆作り方

【1】あさりは海水くらいの塩水(分量外)に浸して砂抜きをし、洗う。レタスは食べやすい大きさにちぎる。
【2】鍋に【A】を入れ、中火にかける。沸騰直前で昆布を取り出し、あさり、わかめ、しょうゆを入れ、あさりの口が開いたら火を止める。
【3】そうめんは熱湯で袋の表示時間どおりにゆで、ざるに上げて流水でもみ洗いし、水気をしっかりきる。
【4】【2】に【3】のそうめんを入れてひと煮立ちさせ、器に盛り、レタスをのせる。

◆ポイント

昆布だしを使うことで、うまみがアップ。昆布は時間があれば水に30分以上浸しておくと、うまみが出やすい。

教えてくれたのは


あまこようこさん

フードコーディネーター。8才と2才の男の子のママ。料理教室「amacoven(アマカヴァン)」主宰。テレビや雑誌、広告、ケータリングなどで幅広く活躍中。おかずケーキの人気店「カヴァンラボ」が6月にリニューアルOPENしたばかり。

『ベビーブック』2018年8月号

ボリュームアップしたいときに!にゅうめんに合う揚げ物

【1】しそとチーズのささみ春巻き

もっちりお肉×マヨケチャップは子どもが喜ぶ鉄板のおいしさ!

◆材料

ささみ 3本
塩、こしょう 各少々
とろけるスライスチーズ 2・1/2枚
しそ 10枚
春巻きの皮 10枚
薄力粉 大さじ1(同量の水で溶いておく)
サラダ油、レモン 各適量

◆作り方

【1】ささみは細長く切り(火が通りやすいように、薄めに切るとよい)、塩・こしょうで軽く下味をつける。チーズは細長く4等分に、しそは縦半分に切る。
【2】春巻きの皮の上にしそ(表を下側に向ける)、チーズ、ささみの順にのせて包む。巻き終わりに水溶き片栗粉をつけて閉じる。
【3】フライパンに油を1㎝ほどの高さまで入れて温め、【2】を入れて表面がきつね色になるまで揚げる。好みでレモンを添える。
※10本が多い場合は、揚げる前の状態で冷凍可。食べるときは凍ったまま揚げ、生の時よりも少し弱めの日で眺めに加熱してください。

◆ポイント

少し細めに巻けば、火通りが良く、子どもも食べやすい!

教えてくれたのは


田内しょうこさん

出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。

【2】さつまいもとじゃこのかき揚げ

さつまいものホクホクとじゃこの塩味がよく合います!揚げたてをアツアツで!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 小1本(200g)
ちりめんじゃこ 30g
青じそ 5枚
小麦粉 大さじ2
溶き卵 1/2個分

【A】
小麦粉 1/3カップ
塩 ひとつまみ

揚げ油 適量

◆作り方

【1】さつまいもは1.5cm厚さのいちょう切りにし、水にさらす。青じそは粗みじん切りにする。
【2】ボウルに【1】、ちりめんじゃこ、小麦粉を入れて混ぜる。
【3】溶き卵に冷水を加えて1/3カップにし、小さいボウルに入れて混ぜ、【A】をふるい入れてザッと混ぜる。【2】に加えてさっくり混ぜる。
【4】170℃の揚げ油に、【3】をスプーンですくって落とし、こんがり色がつくまで3~4分揚げる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2011年11月号

【3】豚肉と野菜のミニかき揚げ

さつまいもと根菜たっぷり。薄~い衣でサクッと揚げるのがポイントです!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 150g
さつまいも 100g
にんじん 1/3本(30g)

【A】
塩 小さじ1/3
小麦粉 1/3カップ(40g)

水 大さじ2
揚げ油 適量

【B】
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
だし汁 1/2カップ
片栗粉 小さじ1

◆作り方

【1】豚肉は大きければ食べやすく切る。さつまいもは皮付きのまま短めの短冊切りにし、水に5分ほどさらし、水けを拭く。にんじんは5mm×3cm長さの短冊に切る。
【2】小鍋に【B】を入れてよく混ぜながら中火にかけ、とろみがついたら火を止める。
【3】ボウルに【1】と【A】を入れてさっくりと混ぜ、水を加えてやっとまとまるぐらいの衣にする。
【4】フライパンに揚げ油を2cmほど注いで170℃に温める。スプーンをさっと油にくぐらせ、【3】の具材を一口大にすくい、箸で押し出すようにフライパンに入れる。そのまま1分触らずに揚げ、2分たったら箸で返してさらに1分揚げる。
【5】器に盛り、【2】のあんをかけていただく。

教えてくれたのは


青木恭子さん

小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食~5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。

『ベビーブック』2016年11月号

【4】かじきのコーンフレーク揚げ

スティック状だから手づかみで食べやすい! カレー風味が食欲をそそります。コーンフレークのサクサク食感がたちに大人気!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
かじきまぐろ 2枚(200g)

【A】
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々

【B】
小麦粉 大さじ3
水 大さじ3

コーンフレーク(プレーン) 1と1/2カップ
揚げ油 適量

◆作り方

【1】かじきは1cm幅で横に切り、【A】で下味をつける。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】をからめ、手で砕いたコーンフレークをまぶす。
【3】フライパンに油を2cm高さに入れて中温で熱し、【2】を加えてカリッと揚げる。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。

『ベビーブック』2018年3月号

【5】豚肉ジューシー唐揚げ

中心に麩を入れて、やわらかさをプラス。マヨネーズとケチャップのオーロラソースもマッチします。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 16枚
麩 16個
片栗粉 適量

【A】
水 50cc
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ4

キャベツ 1/8個
にんじん 1/2本

【B】
マヨネーズ 大さじ3
トマトケチャップ 大さじ3

サラダ油 大さじ3

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせ、麩を入れて汁を吸わせ、ギュッと絞る。それぞれ豚薄切り肉で巻き、表面に片栗粉をまぶす。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、【1】をしっかり焼き色がつくまで焼く。
【3】キャベツとにんじんはせん切りにし、塩ゆでして水けをしっかり絞る。
【4】器に【2】と【3】を盛り、【2】に混ぜ合わせた【B】をかける。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。現在、「料理教 室Assiette de KI NU」を主宰。男の子のママ。

『ベビーブック』2015年2月号

【6】ささみとかぼちゃのスティック揚げ

片栗粉をまぶして揚げるので、サックサクの食感。しょうゆや生姜の味がしっかりしているので、スティック状に切って持ちやすくしてお弁当にもどうぞ。

◆材料

(大人1人分+子ども1人分)
鶏ささみ 2本
かぼちゃ 40~50g

【A】
しょうゆ 小さじ2
酒 小さじ1/2
しょうが(すりおろし) 少々
片栗粉 小さじ1と1/2

片栗粉・揚げ油 各適量
塩・青のり 各少々

◆作り方

【1】鶏ささみは筋を除き、長さを半分にし、太さを2~3等分にする。かぼちゃは1cm角×5cm程度のスティック状に切る。
【2】【1】のささみに【A】をもみ込み、片栗粉をまぶす。
【3】揚げ油を170℃の中温に熱し、水けを拭いたかぼちゃ、【2】を3~4分揚げる。かぼちゃが熱いうちに塩と青のりをふる。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2014年5月号

【7】いわしとチーズのパリパリ餃子揚げ

パリパリの食感が楽しい餃子でいわしを隠したら、目にも口にもおいしさがいっぱい!

◆材料

(作りやすい分量)
いわし(刺身用/皮なし) 1尾分
にんにく 1/5片
プロセスチーズ 20g
みそ 小さじ1/2
餃子の皮 10枚
揚げ油 適量

◆作り方

【1】いわし(※ポイント参照)は1cm角程度に切る。塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。にんにくはすりおろし、チーズは5mm角程度に切る。
【2】ボウルに【1】とみそを入れて混ぜる。10等分にして餃子の皮にのせ、縁の半分に水(分量外)を塗り、半分に折ってひだをつける。
【3】揚げ油を170℃に熱し、【2】をきつね色になるまで揚げる。

◆ポイント

※いわしを丸ごと仕入れた場合は、「手開き」が簡単!
≪下準備≫
頭を落として腹の薄い皮指でやぶいて広げ、溜め水の中で内臓などをサッと洗い流す。水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取っておく。

【1】親指を尾に向けて滑らせながら尾下までしっかり開く。

【2】身を押さえながら、中骨を取る。

【3】表に返してまな板に広げ、皮をむく。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

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