おすすめ青春映画11選|「ちはやふる」や「ピンポン」など家族で楽しめる作品をご紹介

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子どもから大人へと成長する青春時代は、誰もが不安定で不器用で、みっともないことや嫌なこともたくさんあるけれど、キラキラ輝いた宝物のような存在ですね。今回は、そんな青春時代を扱った映画の中から、名作ばかりを厳選してご紹介していきます。爽やかな余韻に浸れるものばかりですので、気持ちをリフレッシュしたいときにぜひご家族で楽しんでくださいね!

日本のおすすめ青春映画

【1】『ちはやふる』

6年生のときに転校生の綿谷新と出会ったことで、競技かるたの存在を知った綾瀬千早。
そこから幼馴染の真島太一とともに、競技かるたに打ち込み始めます。
高校生になって、太一と再会した千早はかるた部を設立。
全国大会での優勝、競技かるたのクイーンになることを夢見て、日々練習に励みますが…。
競技かるたを世に知らしめ、千早や仲間たちの恋や友情を描いた作品。広瀬すずさん他の艶やかな和服姿も魅力的で、競技かるたの奥深さにもハマってしまいそうです。


【2】『桐島、部活やめるってよ』

男子バレーボール部のキャプテンで、校内でもスター的存在である桐島。
彼がバレー部をやめるという知らせが突然学校中に広がり、生徒たちに動揺が走ります。
彼女である梨沙や親友の宏樹すら相談されておらず、誰もその理由が分かりません。
そんな桐島が部活を辞めることをきっかけに、同級生の日常にも些細な変化が起こっていき…。タイトルだけでも中高生の頃の空気感を思い出して、胸がざわついてしまうこの作品。学校という限られた世界での自分の立ち位置や自分の存在に悩む、高校生の心の動きや人間模様を丁寧に描いた秀作です。


【3】『ピンポン』

片瀬高校一年の星野・通称ペコは、卓球の才能にあふれ、将来ヨーロッパに行って卓球で頂点を目指すという夢を持っています。
ですが、気分屋で卓球部の練習はさぼってばかりとマイペース。
星野の幼なじみの月本・通称スマイルは、小学生の頃はいじめの対象にされていましたが、いつもペコに助けてもらい、彼が通う卓球場で卓球を習い始めたという経歴の持ち主。
目立たないながらも卓球の才能を持っており、それを見抜いた卓球部顧問の小泉に猛烈な指導を受けて、実力を伸ばしていきます。
高校入学初の全国大会で、スマイルは勝ち進みますが、ペコは幼なじみの佐久間(通称アクマ)に負けて大ショックを受け…。窪塚洋介さんや井浦新さん、中村獅童さんらの熱演でも話題になりました。卓球に魅了された個性豊かな高校生たちのスポーツアクションや才能を巡る青春が描かれています。


【4】『ビリギャル』

名古屋の女子高に通う工藤さやかは金髪パーマに厚化粧とピアス、短いスカートというギャル全開の女子高生。
偏差値は30で学年ビリという成績です。
そんな娘を心配した母親は塾へ通うことを提案。
塾の教師・坪田はさやかの姿に最初は戸惑うものの、彼女の素直な性格を見抜き、一緒に慶應大学合格を目指します。
実話をもとにしたベストセラー書籍を有村架純さん主演で映画化した作品。
高校2年生なのに小学4年生程度の学力しかないさやかが、偏差値70の慶応大学現役合格を果たすまでを笑いと涙で描いています。
さやかの頑張りはもちろんですが、娘を信じて頑張りを支え続けた母の愛情にも感動してしまいます!


【5】『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』

福井県立福井中央高校に入学した、明るく天真爛漫な女子・友永ひかり。
中学からの同級生で、サッカー部の憧れの男子・孝介を応援したいために軽い気持ちでチアリーダー部へ入部します。
しかし、チアリーダー部は顧問の早乙女薫子が全米大会制覇を目標に掲げているスパルタ部活でした。
周りの部員たちが次々と退部していくなか、チームメイトの彩乃とともに、チアダンスを続けていく決意をしたひかりは、仲間たちとともに大きな目標に向かってまい進します。
広瀬すずさん、中条あやみさん、福原遥さんなど若手女優のダンスもすばらしく、応援せずにはいられなくなる本格的スポ根映画です!


洋画のおすすめ青春映画

【1】『シング・ストリート 未来へのうた』

1985年、大不況にあえぐアイルランドのダブリン。
父は失業し、両親は喧嘩が絶えずに家庭は崩壊の危機。
14歳ですでに人生に何の楽しみもない主人公コナーが、モデルを目指すラフィナと出逢い一目惚れしてしまいます。
彼女の気を引きたい一心でバンドをやっていると嘘をついてしまい、そのせいでバンドを結成してPVを作るべく特訓を始めます…。1980年代のブリティッシュサウンドとともに、さえない少年が恋と音楽に目覚めていく様子をさわやかにコミカルに描いた青春ドラマです。


【2】『レディ・バード』

アメリカ・カリフォルニア州の片田舎サクラメントで暮らし、カトリック系高校に通う17歳の高校生・クリスティン。
自らをレディ・バードと名乗り、クラスメイトにもその名で呼ばせるほど自意識過剰で、大都会ニューヨークへの大学進学にあこがれている彼女。
そんな彼女が自分の将来について悩み、友人やボーイフレンド、家族とも衝突しながら成長していく様子を、ユーモアたっぷりに描いています。
愛憎入り混じった、母と娘の複雑なドラマも見どころです。


【3】『旅するジーンズと16歳の夏』

ティビー、リーナ、カルメン、ブリジットは、ママ同士も仲良しで生まれたときからずっと仲良しの大親友4人組。
しかし、16歳の夏にティビー以外の3人がそれぞれ旅に出ることになり、生まれて初めて別々の夏を過ごすことに。
彼女たちは離れ離れになっても、全員の体型にぴったり合う1本のジーンズを一週間ずつはいて近況を伝え合うことを約束します。
一人旅で恋に落ちたり、アルバイトをしたり、新しい友達ができたり…。それぞれの夏の経験が4人を大人にさせていく様子やその絆を、1本のジーンズと共に描いています。


【4】『スウィート17モンスター』

人一倍恋には不器用で奥手、妄想だけが空回りして周囲を困らせるような「こじらせ女子」のネイディーン・フランクリンは、17歳の女子高生。
小学生の頃からいじめられっ子だった彼女は唯一の親友・クリスタを支えて生きていましたが、あるとき彼女が大嫌いな兄・ダリアンに恋をしてしまいます。
ダリアンはネイディーンとは正反対のイケメン男子。これをきっかけにネイディーンは自分を取り巻く人々に新たな視点を向けざるを得なくなり…。思春期独特の「自分だけが何もかもうまくいかない」と思っていた少女が、恥ずかしい思いをたくさんして、周囲の人々の気持ちにも気づきながら成長していく姿が愛おしくなります!


【5】『ウォールフラワー』

小説家を志望する16歳の少年チャーリーは、高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられてしまいます。
誰からも話しかけられず、「壁の花(Wallflower)」のようにひっそりと息を潜めて毎日をやり過ごしていたチャーリーですが、ある日勇気を出してパトリックという少年に話しかけます。
陽気なパトリックと彼の妹のサムと出会うことでチャーリーの生活も変わっていきますが…。3人それぞれが幼少期のトラウマや過去の心の傷を抱えながらもそれを乗り越え、ゆっくり大人へと成長していく姿が描かれています。


【6】『スタンド・バイ・ミー』

映画史上に残る永遠の名作である『スタンド・バイ・ミー』。
アメリカ・オレゴン州に住むゴーディ、クリス、テディ、バーンは、秘密小屋に集まってはいつも一緒に遊んでいる仲良しの少年たち。
彼らはある日、森の奥で列車にはねられた少年の死体が野ざらしのままになっているということを知ります。
「死体を見つけて英雄になろう」という好奇心から、線路伝いに「死体探し」の旅に出る4人ですが…。
数日間の冒険のなかで、子どもたちは自ら抱えている悩みや思いを打ち明けたり、励ましたり励まされたり、自分や家族以外の生と死に向き合ったり、その後の人生に大きな影響を与える経験をします。
大人になったゴーディが過去を回想し「12歳の時のような友人を、私はその後二度と持ったことはない。誰でもそうなのではないだろうか?」と呟くセリフには、青春時代の全てが凝縮しているような気がします。

おわりに

ひたむきさや不器用さが散りばめられていて、きらめくような魅力がいっぱいの「青春映画」!何度見てもキュンとしてしまうような名作ばかりですので、ぜひご家族みんなで楽しんでください。

 

文・構成/HugKum編集部

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