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イライラしやすいのはなぜ?
子どものイヤイヤ期や反抗期、育児・家事・仕事のバランス、夫婦関係やママ友・パパ友との付き合いなど、パパ・ママが乗り越えなくてはならない壁がたくさんあります。また、寝不足など生理的な問題でイライラしやすくなってしまうことも。
イライラしても関係や問題はギクシャクして悪循環になるだけ。問題が大きくならないようにするためにも、自分に合ったイライラの対処法を見つけておくといいでしょう。
イライラしたときに心を落ち着かせる方法
イライラすることがない人はいない!心を落ち着かせる方法として一般的におすすめされている方法をいくつか紹介します。
「6秒ルール」でアンガーマネジメント
アンガーマネンジメントとは、「怒り」の感情をコントロールすることを言います。例えば、イライラして怒りそうになったとき、心の中で6秒数えて怒りを抑え、心を落ち着かせるという方法です。
その場を離れる
イライラの対象になるものから、距離を置くことで気持ちが落ち着くことも。一瞬その場を離れて、気持ちが落ち着いたら問題と向き合うというのもひとつの方法です。
体と心をリラックスさせる
軽い運動や伸びをして緊張状態にあった体をリラックスさせたり、ホットドリンクや甘いものを摂取してお腹と心を満たしたり、リラックスした気持ちを取り戻すという方法もおすすめです。
ママパパがしているイライラの対処法
実際にイライラしてしまったとき、パパ・ママはどんな対処法で乗り越えているのでしょう。アンケートで教えてもらった方法をいくつかピックアップして紹介します。
深呼吸する
イライラしたり怒ったりすると、息が荒くなって呼吸が乱れてしまうことも。そんなときに、ゆっくり深呼吸をすれば、呼吸と心も自然と落ち着いてきます。
「一度立ち止まって2,3回深呼吸する。少しづつ落ち着いてくる」(40代・東京都・子ども1人)
「深呼吸して目を閉じる。ハーっと一息つけて、少し気持ちが楽になる」(40代・岐阜県・子ども1人)
甘いものを食べる
甘いもので癒されて、イライラを吹き飛ばそう!甘いものではなくても好きなものを食べることで、明るい気持ちになりますよね。
「チョコを食べておちつく。 気分がおちつく。」(40代・東京都・子ども1人)
「甘いものを食べる。息抜きになる」(30代・東京都・子ども2人)
ひとりになる
自分だけで過ごすひとりの時間も大切。イライラについてゆっくりと考えれば、問題を解決する糸口が見つかるかもしれません。
「1人になる。頭の中を整理する」(40代・愛知県・子ども2人)
「一人の時間を作りティータイムをする。心がおだやかになる」(30代・岐阜県・子ども2人)
寝る

嫌なことは、寝て忘れる!イライラするときは、早めに寝てしっかり睡眠をとって心と体の休息を。次の日の朝には、イライラも吹き飛びます。
「ねる。忘れる」(40代・滋賀県・子ども1人)
「寝る。気持ちがリセットされる」(30代・福岡県・子ども4人)
運動する
健康的なイライラ解決法!運動をすることで、気分転換にもなりますよね。体を動かして、しっかりリフレッシュ。
「走る。頭も体もリフレッシュできる 」(30代・神奈川県・子ども2人)
「ヨガ。冷静になれる」(40代・東京都・子ども2人)
子どもの写真を見る

反抗期やイヤイヤ期で大変な時、子どもが生まれた時の写真や何年前かの写真を見ているだけで「こんな時期もあったなぁ」と癒されますよね。そして、子育てを頑張ろう!という気持ちになります。
「赤ちゃんの頃の写真をみると可愛くてイライラを忘れる。 子どもはまだ未熟な存在であると気付く。」(40代・富山県・子ども3人)
好きなことをする
自分が好きなことに意識を傾けて、気持ちを切り替えるという方法もあります。縫い物や編み物など、集中して行う作業もおすすめ!
「時間を作りゲームや読書、映画鑑賞等に没頭する。 自分の時間を満喫する事でストレス解消になります。」(40代・北海道・子ども1人)
「映画を見る。違う世界にいけるので、嫌なことを一瞬忘れて脳がリフレッシュする。」(40代・千葉県・子ども2人)
「好きな音楽を聴く 気分が変わる」(40代・埼玉県・子ども1人)
人と話す
誰かに悩みを打ち明けたり、話をするだけでも気持ちが落ち着くことってありますよね。ただし、感情的になりすぎて本音トークをし、失言しないように気を付けましょう。

「仲のいい人に愚痴る。聞いてもらえるだけで気持ちがすっきりする。」(30代・山口県・子ども1人)
泣いて発散
イライラを溜め込んでしまうのは、体にもよくない!たまには思いっきり泣いたり、叫んだりしてストレスを発散させることも大切です。
「泣く。悲劇のヒロインになりきって他人ごとになる」(30代・宮崎県・子ども2人)
「叫ぶ。すっきりする」 (40代・富山県・子ども2人)
すぐにイライラしないために
誰だってイライラしたくてしている訳ではないですよね。いつもイライラしている自分にならないためにも、イライラの耐性をつくる心の在り方や、余裕の持ち方をいくつかまとめました。
完璧主義にならないようにする
あれをやらなきゃ、こうでなければいけないなど、やりたい事はたくさんあるけれど思い通りにいかないことはたくさんあります。物事がスムーズに進まないことでイライラしないように、「失敗したっていいや」というように心と気持ちに余裕を持つことも大切です。
他人に期待しすぎない
家事をしていると、家族に対して「これくらいやってくれればいいのに!」と思ってイライラしてしまうことありませんか?相手に期待しすぎず、やってくれたらラッキーくらいの心持ちでいれば無駄にイライラしないで済みます。
自分の意見を溜め込まないようにする
我慢しすぎて、一気にイライラが爆発してしまうということがないように、気になったことや自分の意見はきちんと言うようにしましょう。小出しにすることで、イライラの気持ちも分散されるようになります。
自分で機嫌をよくする
イライラするのも、機嫌よく過ごすのも自分次第。毎日、機嫌よく過ごせるように家の中に綺麗なお花を飾ったり、好きなお菓子を常備しておいたり、適度に運動するなど自分で機嫌をコントロールできるようになったら一番いいですね!
イライラと上手に付き合うために、自分に合った対処法をみつけよう
忙しい日々を突っ走るパパ・ママがイライラするのは、毎日頑張っている証拠なのかもしれません。頑張りすぎに気を付けて、ときには自分の感情と向き合い、感情を上手にコントロールできるようになるといいですよね。今回紹介した対処法で気になった方法があれば、いろいろ試してみて自分に合うものを見つけてみてください。
文・構成/やまさきけいこ