「読む」から「鑑賞する」へ。ドラえもん原画が本格画集として美術書に! 記念展覧会も開催中

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50周年というアニバーサリーを迎え、今年はラグジュアリーブランド「グッチ(GUCCI)」とのコラボレーションでも話題になるなど、ますますワールドワイドなシンボルとなった『ドラえもん』。

そのドラえもんが、これまでの「漫画」という認識を超えて「美術原画」として華麗にアートデビューします。

藤子・F・不二雄、初の本格画集にして初の美術書

ドラえもん 50 周年を記念して、『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』が2021年 4 月 7 日に発売されることが決まりました。

本書は、タイトルが示すとおりドラえもんの直筆原画を拡大掲載した画集ですが、単なる画集ではなく、美術的視点からその魅力に迫ります。【まるみ】【顔・表情】【構図】【ひみつ道具】など7 つのテーマに沿って『ドラえもん』のコマを厳選、その作画スタイルや日本美術としての要素を徹底分析&解説。ドラえもん史上初、そして藤子・F・不二雄  初の本格画集にして初の美術書です。

「漫画を読む」ではなく「絵を鑑賞」する、新たな『ドラえもん』体験

藤子・F・不二雄の漫画は、その 1 コマ 1 コマが絵画として鑑賞できる「作品」。微妙な筆致やインクの濃淡、ホワイトで修正された跡、かすかに残る鉛筆の下線・・・。原画からでしか味わうことのできないこれらの生々しいタッチが、一般的印刷物の2倍の高解像度によってはじめて再現されました。

カラー&モノクロあわせて 130 点以上の原画を、美術ライター橋本麻里氏を中心に厳選。橋本氏が日本美術の視点から解説するコラム によって、ドラえもんの美術作品としての特徴・新たな魅力がひもとかれていきます。

あらためて掘り起こされたドラえもん原画の真価が、「漫画を読む」から「絵を鑑賞する」という新たな体験へと私たちを誘います。私たちが三世代にわたり親しんできたドラえもんが「アート作品」として再認識されるとき、思わずわいてくる誇らしさと興奮に胸が熱くなるから不思議です。

初回限定特典や付録をチェック!

金箔&透明箔加工を施した豪華特別ケースはまさに永久保存本。リビングや書斎の書棚におしゃれに飾っておきたくなるようなリッチな仕様です。

初回限定特典として、額に入れて原画を飾れる「特大アートカード」(六つ切りサイズ)が2 枚。また、別冊付録は、原画原寸で読む名作『ゆうれい城へ引っこし』全ページが掲載されています。

全文英訳つきの本文、浦沢直樹先生とむぎわらしんたろう先生の特別対談など、大人のための本格的な美術書として、従来のドラえもんファン層を超えて話題となりそうな一冊です。

渋谷 PARCO「ほぼ日曜日」で展覧会を開催中

本書の発売記念として、渋谷PARCO  8 階のギャラリースペース「ほぼ日曜日」にて、3月13日~4月18日の期間、「ドラえもん 1 コマ拡大鑑賞展」を開催中。

展覧会は本書掲載の原画を更に拡大した額装展示。まるでポップアートの美術館のように『ドラえもん』を鑑賞できます。会場と画集、二通りの「ドラえもん原画体験」に、あらたなアート感覚を磨いてみてください。

ドラえもん1コマ拡大鑑賞展

会期:2021年3月13日(土)~4月18日(日)
時間:11:00~20:00
会場:ほぼ日曜日
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階
入場料:無料
公式サイトはこちら

THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館

作・藤子・F・不二雄/編・橋本 麻里
定価 6900 円(税込) A4判 小学館
2021 年 4 月 7 日(水)発売

©藤子プロ・小学館
*画像は全て作成中の物です。デザインや内容は変わることがあります。

 

構成・文/HugKum編集部

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