おしゃれなホームパーティメニューのレシピ
【1】いろいろディップスティック
好きな味を好きなだけのせて!
◆作り方
(3~4人分)
【1】クリームチーズ100g、すり黒ごま大さじ4、きび砂糖大さじ2を混ぜてごまクリームを作る。
【2】耐熱容器に、皮をむいて4等分に切ったじゃがいも(中2個分)、水大さじ2を入れて電子レンジで6分加熱(600Wの場合)して潰す。皮から出してほぐしたたらこ(1/2個分)、マヨネーズ大さじ1、パセリのみじん切り少々(なくても可)を混ぜて、たらこポテトサラダを作る。
【3】市販のホイップクリームと、半分に切ったいちご各適量を混ぜて、いちごクリームを作る。
【4】6枚切り食パン(人数に合わせて適量)を3等分してトーストし、【1】【2】【3】をそれぞれ好みの量のせる。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から取った名前で、出張料理やメディアへのレシピ提案・撮影など幅広く活躍。季節や土地に応じた食材を生かした、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気。
『めばえ』2019年5月号
【2】豚ソテーとりんごのオープンサンド
豚とりんごが意外に合う、主食になる1品!
◆材料
(食パン1枚分)
豚ローススライス 2枚(50g)
りんご1/4個
しょう油、みりん 各大さじ1
オリーブオイル 小さじ1
黒こしょう 適量(なくても可)
水菜(レタスでも可) 適量
6枚切り食パン 1枚
◆作り方
【1】豚ロースは一口サイズ、りんごは厚さ5mm、水菜は長さ3cmに切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、豚肉を入れて中火で軽く炒め、しょう油、みりんを入れて水分を飛ばしたら火を止める。
【3】食パンに水菜をのせ、豚肉、りんごをのせて黒こしょうをかける。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から取った名前で、出張料理やメディアへのレシピ提案・撮影など幅広く活躍。季節や土地に応じた食材を生かした、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気。
『めばえ』2019年5月号
【3】ポンデケージョのミニバーガー
ひと口で食べられるミニサイズ、バンズがもちもち♪
◆材料
(作りやすい分量)
■ポンデケージョ
【A】
白玉粉 100g
牛乳 3/4カップ(150㎖)
水 大さじ1
【B】
ホットケーキミックス 100g
粉チーズ 1/2カップ
塩 小さじ1/2
■具
リーフレタス、プチトマト、スライスチーズ、ロースハム 各適量
◆作り方
【1】ボウルに【A】白玉粉の大きな粒がなくなるまで、ゴムベラでボウルのフチを使ってすり混ぜる。【B】を加え、ひとまとまりになるまで混ぜて手でこねる。手にべたっとした生地がつかなくなったら、20等分にして丸める。
【2】【1】をオーブンの天板に並べ、180℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。
【3】リーフレタスは小さくちぎる。プチトマトは輪切り、スライスチーズ、ロースハムは小さく切る。【2】を半分に切って具を挟み、ピックを刺す。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。
『めばえ』2020年1月号
【4】シーフードカナッペ
レモン少々で酸味を利かせ、塩コショウで味を整えたカナッペは、ほぐしたかにとえびのうま味を存分に引き出します。
◆材料
(作りやすい分量)
かに(缶詰) 50g
小えび(ゆでたもの) 50g
マヨネーズ 大さじ1
レモン汁 小さじ1/2
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】水けをきったかに、小えびをマヨネーズ、レモン汁、塩、こしょうで和えてクラッカーに適量のせる。あれば刻んだパセリを散らす。
*具は食べる直前にのせる。
【5】カマンベールチーズフォンデュ
チーズに牛乳を加えてとろ~り! 大人も子どもも楽しく食べられるチーズフォンデュは、ホームパーティで盛り上がること間違いなしです♪
◆材料
(作りやすい分量)
カマンベールチーズ 1個
牛乳 小さじ1~2
じゃがいも 1個
粗びきウインナー 4本
ブロッコリー 1/3株
にんじん 1/2本
フランスパン 10cm分
◆作り方
【1】じゃがいも、にんじん、ブロッコリーは食べやすい大きさに切って、ゆでる。ウインナーはゆでてから食べやすい大きさに切る。フランスパンは2~3cm角に切る。
【2】カマンベールチーズは表面に丸く切り込みを入れて表面を薄く削り取る。オーブンシートを敷いた耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で1分30秒~2分加熱する。途中ふつふつしたら取り出し、牛乳を入れて軽く混ぜ、さらにチーズが溶けるまで加熱して軽く混ぜる。
【3】器に【2】と【1】を盛り、野菜やウィンナーに溶けたチーズを絡めながら食べる。
*大人用には少量白ワインを加えても。
【6】フライドチキン照り焼き味
にんにくをきかせた、しょうゆ風味の和風味が食べやすい!鉄板のフライドチキンをちょこっとアレンジで。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
手羽先 10本
【A】
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1と1/2
にんにくのすりおろし 小さじ1/2
【B】
溶き卵 1/2個分
小麦粉 大さじ3
【C】小麦粉 1カップ
コーンフレーク(軽くつぶす) 2/3カップ
塩 小さじ1
揚げ油 適量
◆作り方
【1】手羽先はチューリップ型にする(関節の部分を逆向きに折り、骨2本の間に軽く切り込みを入れる。切り込みから骨を出し、細いほうの骨を逆に倒すようにして取り出す。肉をめくるようにして、太い骨からはがす)。ビニール袋に入れて【A】を加え、袋の上からもみ、2時間以上おく(時間がないときはしょうゆを少し多めに入れ、漬けずに作る)。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】を加え、袋の上から軽くもんでなじませる。
【3】【C】を混ぜ合わせて、【2】にまぶしつけ、5分くらいおいて手で握るようにして形を整える。
【4】油を170℃の中温に熱し、5~7分、中まで火が通るまで揚げる。
*チューリップ型はお肉屋さんでもしてもらえます。
【7】スティック春巻き
子どもの好きな春巻きに、かぼちゃのマッシュを詰めて食べ応えUP!
◆材料
(10本分=作りやすい分量)
春巻きの皮 10枚
かぼちゃ 100g
ベーコン 3~4枚
プロセスチーズ 40g
【A】
小麦粉 大さじ1
水 大さじ1
揚げ油 適量
◆作り方
【1】かぼちゃは5mm角のマッチ棒のように切り、ふんわりとラップで包み、電子レンジ(600W)で50~60秒加熱する。ベーコンは1cm幅×8cm長さに切る。チーズは5mm幅のスティック状に切る。
【2】春巻きの皮に、【1】を1/10量ずつのせ、チーズが出ないようにしっかり折りたたむ。巻き終わりを混ぜ合わせた【A】で留める。
【3】170℃に熱した油でキツネ色になるまで揚げる。
【8】えびフライの天むす風おにぎり
子どもの集まる日はおにぎりを用意すればひとまず安心。そこにボリュームのあるえびフライが入っていたら、それだけでも満足の一品に。
◆材料
(6個分)
ご飯 300g(茶碗2杯分)
えびフライ(市販) 3本
塩 少々
中濃ソース 適量
焼きのり 適量
◆作り方
【1】えびフライは半分の長さに切り、ソースをつける。
【2】ラップにご飯を6等分してのせ、【1】を芯にして包むように三角形ににぎる。塩をまぶし、のりを巻く。
【9】型抜きサンドイッチ
型や具はお好みのもので!子どもと一緒に楽しく作ろう。
◆材料
(作りやすい分量)
サンドイッチ用食パン 10枚
バター 適量
ゆで卵 2個
【A】
マヨネーズ 大さじ1
レモン汁・塩・こしょう 各少々
ハム 1~2枚
スライスチーズ 1/2枚
チョコクリーム・ジャム(いちご)など 各適量
◆作り方
【1】ゆで卵はフォークでつぶし、【A】を混ぜる。
【2】星型の大・中でパンを2枚ずつ抜き、片面にバターを塗り、大で【1】を、中で星で抜いたハムをはさみ、星の小型で抜いたチーズとともにピックで留める。
【3】ハートやツリーなどの型でパンを2枚ずつ抜き、片面にバターを塗り、チョコクリームやジャムをはさむ。上になるパンは小さい型で抜いて中身が見えるようにしても。
*30分以上冷やすと、しっとりとなじんでおいしい。型がない場合は包丁で切るか、瓶のふたなどの丸型で抜いても。
【10】カステラの一口ケーキ
小さく切ってクリームやフルーツでかわいくデコレーション♪
◆材料
(作りやすい分量)
カステラ 3切れ
ホイップクリーム 適量
好みのフルーツ(いちご、キウイ、ブルーベリー)、チョコスプレー、メレンゲドールなど 適量
◆作り方
【1】カステラは1切れの厚みを半分にし、大きさも半分に切る。合計6組のケーキ台を作る。
【2】フルーツは小さめに切る。
【3】【1】のカステラの間にホイップを絞ってはさみ、上にもホイップを絞る。【2】やチョコスプレーなどを飾る。
【11】アイシングクッキー
持ち寄りやおみやげにもピッタリ。子どもが喜ぶ絵柄や模様のクッキーを作りましょう。
◆材料
(10~15枚分)
バター 100g
砂糖 60g
溶き卵 1/2個分
【A】
小麦粉 160g
塩 少々
打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量
【アイシング】
粉糖 100g
卵白 1/3個分
レモン汁 小さじ1/2
食用色素 少々
◆作り方
【1】バターと卵は室温に戻す。バターを泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えて、そのつどよく混ぜる。ふるった【A】を加えてゴムベラでさっくりと練らないように混ぜ、ひとまとめにする。8割程度混ざったらラップに移して何度か折りたたむようになじませ、生地を均一にする。ラップにしっかりと包み、冷蔵庫に2時間以上おく。
【2】台に打ち粉をして【1】を麺棒で4mm厚さにのばし(台がない場合はオーブンシートなどにはさんで均一にのばす)、好みの型で抜き、オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
【3】170℃に予熱したオーブンで17~20分、薄くキツネ色になるまで焼く。取り出して金網で完全に冷ます。
【4】アイシング:粉糖に卵白とレモン汁を少しずつ加えながらていねいに混ぜ、とろりとするまで濃度を調節する。好みで食用色素をごく少量(竹串の先につける程度)入れて色をつけ、コルネ(オーブンシートを切って丸めたもの)に入れて上部を折り曲げ、コルネの先を切り落とし、飾りを絞る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年12月号
持ち寄りにぴったりなホームパーティーメニューのレシピ
【1】野菜の素揚げと鶏肉の唐揚げ
隠し味の粉チーズがおいしさを底上げ。片栗粉でさっくり揚がった鶏肉、にんじん、ズッキーニの素揚げは揚げたてを召し上がれ。
◆材料
(4人分)
鶏もも肉 2枚
【A】(合わせておく)
しょう油 大さじ3
日本酒 大さじ2
粉チーズ 大さじ2
片栗粉 大さじ5
ズッキーニ、にんじん 各1本
サラダ油 適量
◆作り方
【1】鶏もも肉は1枚を6等分位に切り、【A】に20分ほど漬け込んでおく(手でよく揉み込むと、漬け込み時間を短縮できる)。
【2】【1】の水分を軽く切り、粉チーズをまぶしたあと、片栗粉をつける。
【3】フライパンにサラダ油を高さ2cmほど入れて強火で加熱し、【2】を並べる。肉から泡がで出始めたら中火にし、ふたをして、揚げ色がついたら(目安3分)裏返す。裏面にも揚げ色がついたら(目安2分)ふたを外し、強火で30秒ほど揚げて水分を飛ばして取り出す。
【4】ズッキーニは厚さ2cmに、にんじんは皮つきのまま厚さ1cmの輪切りにする。
【5】【4】を【3】のフライパンに入れ、ズッキーニは表面に揚げ色がついたら引き上げ、にんじんは竹串がスッと通るまで揚げて取り出す。
◆ポイント
クッキングシートを敷いた紙袋で持ち運び、そのまま食卓に出してもおしゃれ!
【2】シャキシャキ野菜サンド
食卓がパッと華やぐ彩のいいサンドは、にんじん、紫キャベツ、トマトと色とりどりの野菜がたくさん入っているので栄養もたっぷり!
◆材料
(2人分)
【A】
にんじん(千切り) 1本分(150g程度)
塩 小さじ1/4
酢 大さじ1/2
【B】
紫キャベツ(千切り) 1/8個分(50g程度)
酢、きび砂糖 各小さじ1
塩 小さじ1/4
ハム 4枚
スライスチーズ 2枚
トマトスライス 2枚
グリーンレタス 8枚程度
8枚切り食パン 4枚
【C】
マヨネーズ 大さじ2
◆作り方
【1】【A】と【B】をそれぞれボウルに入れて混ぜ、15分程度置き、手でぎゅっと絞って水分を切っておく。
【2】食パンの片面にスプーンの背で【C】の1/4量を塗る。その上にハム1枚、【1】の【A】と【B】を各半量、ハム1枚、スライスチーズ1枚、トマトの半量、マヨネーズ少々(分量外)、レタスの順にのせ、最後に、片面に【C】の1/4量を塗った食パンでサンドする。残りも同様に。
【3】【2】が崩れないよう、長さ約40cmのクッキングシートの上に置き、四方から折りたたんでしっかり包む。中央を避けるようにテープを2周巻きつけて、30分以上置く。食べる前に中央を包丁で切る。
◆ポイント
包んだまま持ち運び、食べる前に2本のテープの間をカット。
【3】ごちそう手まり寿司
牛肉・エビ・卵、子どもの大好きなおかずをトッピングしてくるりと巻くだけ。お祝い、晴れの日、イベントなどでみんなが喜ぶこと間違いなし!
◆材料
(6個分)
【牛肉の手まり寿司】
炊きたてご飯 1合分
【A】(混ぜておく)
酢 大さじ1
きび砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
【B】
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ2と1/2
日本酒 大さじ1/2
薄切り牛肉 6枚(60g程度)
生姜の千切り 少々
【菜の花と卵の手まり寿司】
酢飯 1合分
菜の花 1/2束
めんつゆ 大さじ3
【A】(混ぜておく)
卵 2個
みりん 大さじ1
塩 少々
オリーブオイル 少々
【エビと青じその手まり寿司】
酢飯 1合分
ゆでエビ 小6尾
青じそ 3枚
めんつゆ 大さじ3
ごま 少々
◆作り方
【牛肉の手まり寿司】
【1】ボウルにご飯と【A】を入れ、しゃもじで切るように混ぜる。
【2】鍋に【B】を入れて沸騰したら火を止める。
【3】牛肉をしゃぶしゃぶの要領で沸騰させた湯(分量外)にさっと通し、【2】に入れ混ぜて15分ほど置く。味が染み込んだ牛肉を取り出し、鍋に残った漬け汁の水分を半分ほど飛ばす。
【4】【1】をゴルフボールほどの大きさに丸め、【3】の牛肉をのせる。漬け汁をスプーン等で少々塗り、生姜の千切りをのせてラップで包んで持ち運ぶ。
【菜の花と卵の手まり寿司】
【1】さっとゆでて絞った菜の花をめんつゆに20分以上漬けて、先は長さ3cm、茎は長さ1cmに切る。茎は酢飯に混ぜる。
【2】フライパンにオリーブオイルをひき、【A】で薄焼き卵を2枚作って各3等分に切る。
【3】丸めた酢飯の上に【2】、菜の花の先をのせ、ラップで包んで持ち運ぶ。
【エビと青じその手まり寿司】
【1】エビは縦半分に切って背わたを除き、めんつゆに20分ほど漬ける。青じそは縦半分に切る。
【2】丸めた酢飯の上に、青じそ、エビ2枚(1尾分)をのせてごまをかけ、ラップで包んで持ち運ぶ。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号