簡単にできるホームパーティーメニューのレシピ
【1】スティック野菜&ディップ2種
持ち寄りアイディアレシピ。カラフル野菜でテーブルが華やかに!
◆材料
(作りやすい分量)
【みそディップ】
みそ 100g
ごま油 大さじ3
砂糖 大さじ2
酢 大さじ1
白すりごま 40g
【サーモンクリームディップ】
サーモンフレーク(市販) 50g
クリームチーズ(室温に戻す) 100g
マヨネーズ 大さじ1
パセリ(みじん切り) 少々
大根、かぶ、にんじん、きゅうり、パプリカ、セロリなど 各適量
◆作り方
【1】ディップ2種は、それぞれすべての材料を混ぜ合わせ、保存容器に入れる。
【2】野菜は食べやすいスティック状に切り、別の容器に入れる。
持ち寄りポイント
ホスト宅ではミニコップに野菜を立てて配るのがおすすめ。ディップはパンにも合うので、多めに持って行くと喜ばれます!
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【2】しらすチーズサラダ
絶妙な塩気が、大人のお酒にも合う!
◆材料
(作りやすい分量)
【A】
しらす干し 60g
青じそ(粗みじん切り) 5枚分
粉チーズ 大さじ3
オリーブ油 大さじ1~2
塩、粗びき黒こしょう(好みで) 少々
葉野菜(ベビーリーフ、レタス、ルッコラなど) 適量
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせ、空き瓶などに入れる。葉野菜は洗って水気をよくきり、ファスナー付き保存袋に入れる。
【2】食べるときに【1】をあえる。好みで仕上げにオリーブ油適量(分量外)を回しかけても。
◆ポイント
持ち寄りポイント
別々に持参し、食べる直前にあえて。軽いホーロー製やプラスチック製の容器に入れて行くと、持ち運びもラク。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【3】キャベツロールツリー
ケーキみたいで中身はヘルシー、サラダ感覚の一品!
◆材料
(作りやすい分量)
キャベツの葉 小2枚
きゅうり 1/3
かに風味かまぼこ 8本
黄パプリカ、マヨネーズ 各適量
塩 少々
◆作り方
【1】キャベツは太い芯を切り落とし、半分に切る。熱湯(分量外)に塩を加え、柔らかくなるまでゆでて冷まし、水気を拭き取る。きゅうりは6cm長さの千切りに、かに風味かまぼこは粗くほぐす。黄パプリカは小さい星型で型抜きする。
【2】キャベツを2枚重ね、きゅうり、かまぼこの半量ずつを手前にのせて巻き、4等分に切る。もう1本も同様に作る。
【3】器にマヨネーズを出し、【2】をのせてパプリカを添える。
◆ポイント
ぐるぐる!広げたキャベツの手前に具材を置いて、しっかり巻いていく。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。
『めばえ』2020年1月号
【4】カラフルスペイン風オムレツ
緑や赤のクリスマスカラーで卵をおいしくデコレート!
◆材料
(作りやすい分量)
ブロッコリー 60g
赤パプリカ 1/3個(正味40g)
ベーコン(ブロック) 60g
卵 3個
【A】
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1/2
塩 少々
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、熱湯(分量外)に塩を加えて2分30秒ほどゆでて冷ます。赤パプリカ、ベーコンは1cm角に切る。
【2】ボウルに卵を溶きほぐし、【1】と【A】を入れ混ぜる。
【3】直径約18cmのフライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。大きく混ぜ、半熟になったら弱火にし、蓋をして2~3分蒸し焼きにする。裏返し、もう一度蓋をして2~3分蒸し焼きに。食べやすい大きさに切って器に盛る。
◆ポイント
蒸し焼きでふっくら!蓋をして蒸し焼きにすることで、ふっくらと仕上がる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。
『めばえ』2020年1月号
【5】おさつチップス
薄くて大きくインパクト大!しかも止まらなくなるおいしさ!
◆材料
(作りやすい分量)
さつまいも 1本(200g)
揚げ油、塩 各適量
◆作り方
【1】さつまいもは皮をよく洗い、皮つきのままスライサーで、できるだけ長め、厚さ2㎜ほどの斜め薄切りにする。スライサーで切りづらくなったら安定をよくして包丁で薄切りにする。
【2】フライパンに揚げ油を2cmほど注いで170℃に熱し、【1】を入れる。ときどき返しながらカリッとするまで4~5分揚げ、油を切る。熱いうちにすぐに塩をふる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。
『めばえ』2020年1月号
【6】りんごのタルト
手でこねない、めん棒もいらないのに本格的なタルト。りんごのおいしさたっぷり!アーモンド生地が香ばしい。
◆材料
(24cmのタルト型1個分)
【A】タルト生地
バター 70g
グラニュー糖 大さじ7
卵黄 1個分
薄力粉 1と1/2カップ
冷水 大さじ2
りんご 大1個
【B】アーモンド生地
バター 70g
グラニュー糖 大さじ9
卵 1個
ブルーベリー 1/2カップ
アーモンドプードル 3/4カップ
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】【A】をフードプロセッサーに入れて、 30~40秒混ぜる。手でざっと丸めて型にのせ、指で広げて敷き詰める(めん棒は使わない)。
【2】りんごは皮をむき、5mm厚さの薄切りにして、【1】の上に並べる。
【3】【B】をフードプロセッサーに入れて、 20秒ほど混ぜ、【2】の上にのせる。
【4】180℃に熱したオーブンで40分焼く。
【7】にんじんムース
ホームパーティーで前菜があると、招待される側はちょっとうれしくなるものです。ふわふわで口あたりのいいにんじんムースでお出迎えしてみましょう。
◆材料
(大人4人分)
にんじん 小1本
板ゼラチン 4g
牛乳 1/2カップ
【A】
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/3
生クリーム 1/2カップ
生クリーム 適量
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】にんじんは薄切りにして、水からゆでる(約1カップ分用意する)。
【2】板ゼラチンは水につけてふやかす。牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジ(600Wの場合)で1分30秒温め、やわらかくなった板ゼラチンを加えて溶かす。
【3】ミキサーに【1】、【2】、【A】を入れてペースト状にし、器に移してラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固める。食べるときに生クリームをかける。
*大人はハーブをのせても。
【8】豆腐とアボカドのサラダ
意外な具材の組み合わせが不思議としっくりくる変り種サラダは、一度食べると病みつきに! しらす干しや彩のいいトマトが入って、食べ応えも十分です。
◆材料
(大人4人分)
絹ごし豆腐 1丁(300g)
アボカド 1/2個
ミニトマト 3個
しらす干し 大さじ4
レモン汁 1/2個分
【A】
塩 ふたつまみ
オリーブ油 大さじ2
すし酢 大さじ2
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】豆腐はパックから出しておいて少し水けをきり、7mm角に切る。アボカドも同様に切り、レモン汁をふって色止めをする。トマトも同様に切る。
【2】器に【1】としらす干しを盛り、【A】を順にふる。食べるときに全体を混ぜる。
【9】マンゴーゼリー
ほどよい甘さでさわやか。のどごしつるん♪ ホームパーティーの締めにうれしいスイーツ。
◆材料
(大人4人分)
ペリカンマンゴー 2個
板ゼラチン 6g
牛乳 1と1/2カップ
【A】
生クリーム 1/2カップ
砂糖 大さじ7
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】マンゴーは皮をむいて、実をこそぎ取る(1カップ分用意する)。
【2】板ゼラチンは水につけてふやかす。牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジ(600Wの場合)で1分温め、ゼラチンを加えて溶かす。
【3】ミキサーに【1】、【2】、【A】を入れてペースト状にし、器に移してラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固める。
【10】鶏肉とごぼうのちらし寿司
子どもが好きな少し甘みのあるすし酢で作ろう。キレイに盛って、みんなで取り分けて!
◆材料
(大人4人分)
米 3合
水 3カップ
【A】
塩 大さじ1
砂糖 大さじ3
酢 大さじ5
鶏もも肉 1枚
ごぼう 1/2本
【B】
しょうゆ 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1と1/2
水 1カップ
錦糸卵(冷凍でもよい) 適量
刻みのり 適量
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】米を洗って炊飯器に入れ、水を加えて炊く。ボウルなどに移し、混ぜ合わせた【A】を回しかけて、酢めしを作る。
【2】ごぼうは皮をこそいで薄い輪切りにし、水につけてアクを抜く。鶏肉は細かく切る。
【3】鍋に【2】と【B】を入れて火にかけ、15分ほど煮詰めて汁けをとばす。
【4】【1】に【3】を加えて混ぜる。
【5】錦糸卵と刻みのりを盛りつける。
【11】たけのことしいたけの煮物
具材の形、味を生かしてシンプルに。飽きの来ない昔ながらの煮物です。
◆材料
(大人4人分)
たけのこ(水煮) 1個
干ししいたけ 8個
【A】
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】干ししいたけは350ccの水につけて戻し、軸を除く(戻し汁300ccをとっておく)。たけのこは5mm厚さに切って、サッと下ゆでする。
【2】鍋に【1】(戻し汁ごと)と【A】を入れて弱火にかけ、20分くらい煮る。
おつまみに◎なホームパーティーメニューのレシピ
【1】大根とハムのサラダ
簡単にできるサラダ。しんなりさせた大根は子どもも食べやすいのでおもてなしに向いています。
◆材料
(大人4人分)
大根 10cm
塩 小さじ1/4
ハム 6枚
【A】
すし酢 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 1/2個分
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】大根はせん切りにし、塩をまぶしてもみ、水けを絞る。
【2】ハムをせん切りにして【1】とあわせ、【A】を加えて混ぜる。
*貝割れ大根やスプラウトをまわりに飾り、大人は一緒に食べても。
教えてくれたのは
おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。
『ベビーブック』2012年2月号
【2】鶏みそマリネと水菜のサラダ
色とりどりの野菜がたっぷり食べられる一品。お肉も入っているのでメインディッシュになるサラダ。漬け込んだマリネ液がドレッシングに!
◆材料
(4人分)
鶏胸肉 2枚
塩 小さじ1
【A】(合わせておく)
合わせみそ、酢、オリーブオイル 各大さじ3
きび砂糖 大さじ1
塩 小さじ2
白煎りごま 適量
水菜 1束
赤パプリカ 1/2個
◆作り方
【1】縦半分にカットした鶏胸肉を鍋に入れ、肉がヒタヒタに浸かる程度の水(分量外・目安1,200ml)、塩を入れて強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、ふたをして10分加熱後、火を止めて10分置く。
【2】【A】をポリ袋に入れ、【1】の鶏胸肉を入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫に入れて30分以上漬けておく。
【3】長さ5cmにカットした水菜、千切りにしたパプリカを袋に入れて空気を抜き、口を結ぶ。
【4】【2】【3】ともに袋のまま持ち運び、現地で鶏肉をカット。【3】、鶏肉の順に器に盛って【2】の漬け汁をかけ、食べる前にざっくり混ぜる。
◆ポイント
鶏肉のカットと盛り付けは、食べる前に!
【3】タコと豆のオレンジマリネ
タコとオレンジが意外とマッチ。前日から漬け込んで、楽してよりおいしい一品を作りましょう。
◆材料
(4人分)
ゆでたタコ 300g
ミックスビーンズ 100g
オレンジ 1個
酢 小さじ2
オリーブオイル 80ml
塩 小さじ1/3
紫玉ねぎ 1/2個
◆作り方
【1】タコは長さ3cmに、玉ねぎは繊維に沿って薄く切る。オレンジは半分に切って、半量は皮をむき、くし形にカット。残りは搾って果汁をボウルに入れる。
【2】【1】の果汁を入れたボウルにすべての材料を入れて混ぜ、ポリ袋に入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫で30分以上置く。
※前日に作っておいても良い。
◆ポイント
持ち運んでいる間も、しっかりマリネできる!
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【4】ツナナゲット
ツナ缶を汁ごと使ってムダなく、うまみたっぷり。食べごたえのあるナゲットは子どもに大人気。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ツナ(オイル漬け缶詰) 2缶(160g)
【A】
小麦粉 大さじ6
粉チーズ 大さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】ツナは缶汁ごとボウルに入れ、【A】を加えて練り混ぜ、一口大のナゲット形に丸める。
【2】フライパンにサラダ油をやや多めに入れて170℃に熱し、【1】を加え、ときどき返しながら3~4分揚げ焼きにする。仕上げに強火にして30秒ほど揚げ、カラリとさせる。
【5】肉巻き野菜のフライ
いろいろな野菜にチーズ味の衣をつけ香りよく揚げます。野菜が苦手な子におすすめのパクパクメニューです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
豚もも薄切り肉 100g(4枚)
にんじん 1/3本
黄パプリカ 1/4個
アスパラガス 2本
塩 少々
【A】
小麦粉 大さじ2
水 大さじ1/2
【B】
パン粉(ドライ) 大さじ6~7
粉チーズ 大さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】にんじんは7~8cm長さの棒状に、黄パプリカは縦に1cm幅に切る。アスパラガスは根元の固い部分をピーラーでむき、長さを半分に切る。
【2】豚肉を横3等分にして塩をふり、【1】を巻く。混ぜ合わせた【A】、混ぜ合わせた【B】の順にまぶす。
【3】フライパンにサラダ油をやや多めに入れて160℃に熱し、にんじんを入れて3~4分揚げ、取り出す。温度を170℃に上げて黄パプリカとアスパラガスを入れ、3分ほど返しながら揚げ焼きにする。
【6】桜えびのチーズチップス
ちょっと小腹がすいた時にもおすすめ。チーズのたんぱく質、桜エビのカルシウムで栄養的にもうれしいチップス。大人のおつまみにもピッタリ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ピザ用チーズ 80g
桜えび 大さじ3(6g)
◆作り方
【1】フライパンを中火で熱し、ピザ用チーズをひとつまみずつ並べる。とろりとしてきたら桜えびをのせ、チーズの周りがややこんがりとしたら裏返して弱火にする。ときどきフライ返しなどで押しつけながら焼く。
【2】網などに取り出し、冷ます。冷ますとパリパリになる。
【7】ギョウザの皮のパリパリスティック
食感を楽しむ超簡単レシピ。好みのディップを用意して、おやつにも前菜としても。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ギョウザの皮 12枚
オリーブ油 適量
◆作り方
【1】ギョウザの皮はくるくると巻き、巻き終わりを水で留め、表面全体にオリーブ油を塗る。
【2】オーブントースターの天板に【1】を並べ、こんがり色づくまで7~8分焼く。
【3】好みのディップ(いちごジャム、チョコレートシロップ+スプレーチョコ、メープルシロップなど)をつけて食べる。
教えてくれたのは
フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHKEテレ「すすめ!キッチン戦隊クックルン」の料理も監修。
『ベビーブック』2013年12月号