日常生活で意外と困るのがニオイ。とくに夏は、食べ物の保管やゴミ処理のニオイに困っている人も多いのでは?不快なニオイが家に広がる問題を解消してくれるのが「消臭ポリ袋」です!
100円ショップの「消臭ポリ袋」は夏の必需品!
100円ショップなら大きさや色も様々、もちろん100円で買えるので用途別に買いそろえるなど、気軽に使い始めることができるんです。そんな「消臭ポリ袋」の便利な使い方についてご紹介します!
「消臭ポリ袋」の特徴と使い方の手順
まずは「消臭ポリ袋」の特徴や便利な使い方を見ていきましょう。
特徴
「消臭ポリ袋」は各100円ショップで取り扱われている商品です。色、形、大きさもさまざまですが、だいたい一袋15〜40枚入っています。材質はポリエチレンと消臭剤です。今回はその中から、ダイソーとセリアの「消臭ポリ袋」を比較してみます。
ダイソーの消臭ポリ袋
ダイソーのものは冷蔵庫用、オムツ用、生ゴミ用、ペットのフン用など用途別で販売されています。
冷蔵庫用のものはマチが広めについているなど、用途に合わせて色やサイズが異なります。用途別で販売されていて、使い道がわかりやすく選びやすいのが特徴です。
セリアの消臭ポリ袋
セリアは中身を見せない・中身が見えにくいというパッケージで販売しています。
ピンクと黒色でS・M・Lの三種類。こちらは商品名のとおり袋に色がついているので、中身が透ける心配がありません。箱のものは持ち手もあり、箱からポップアップで袋がサッと取り出しやすく便利です。
生ゴミのニオイをブロック!
気温が暖かくなってくると、次回のゴミ収集日まで生ゴミのニオイが心配です。
冷凍庫で保管すれば臭いも気にならないですが、保管スペースを空けることが難しい時もあります。ダイソーの「消臭ポリ袋」ならしっかり口を縛ればニオイも漏れず安心! 水気が気になる場合は、新聞紙を袋の底に敷くと水分を吸ってくれます。
ニオイの強い野菜の保存に!
玉ねぎやニラ、ニンニクなどニオイが強い野菜は、冷蔵庫や食品庫で保管していると庫内にニオイが充満してしまいます。冷蔵庫は一度ニオイがしみつくと、拭き上げ作業や消毒などがめんどうくさいことに……。ダイソーの「消臭ポリ袋」に入れて保管すれば、ニオイも気ならずとっても快適!ビニールでの保管なので、野菜に土がついていても庫内が汚れないのもいいところ。
子育てや介護のオムツやサニタリー用品のニオイをブロック!
子育て中のママがニオイに困るといったらやっぱりオムツ!セリアの「消臭ポリ袋」はLサイズなら5個ほど、だいたい一日分の数のオムツが入ります。
特にニオイの強いものは、Sサイズであらかじめ個別に包んでから大袋に入れるとさらに安心。 筆者は外出時に持っていくオムツセットに2~3枚入れて持ち歩いています。もちろん介護用オムツ入れにも使えます。黒やピンクの中身が透けないものは、使用済サニタリー用品入れやペットの散歩にも使えて便利なんです!
ママにおすすめ!濡れた服の持ち帰りに
暑くなると子どもたちが外で水遊びをする機会も増えます。公園の水道や池、川で遊んで洋服がビチョビチョなんてこともありますよね。着替えさせて濡れた服をビニール袋にいれて、いざ洗濯しようとしたら菌が繁殖して洗濯物がクサイなんてことも。「消臭ポリ袋」に入れて持ち運べば、持って帰る時にニオイが漏れることもなく、ニオイが充満するのを抑えることができます。ダイソーの「消臭ポリ袋」は、サイズも大きめで服を入れるのにオススメです。
汗のニオイもブロック!スポーツやレジャー後の洋服入れに
部活終わり、ジム終わりにトレーニングウエアを脱いでカバンに入れていたら、カバンに汗のニオイがついちゃった! なんてこともありますよね。「消臭ポリ袋」に入れれば汗で濡れた服でカバンが汚れることも、ニオイがつくことも防げます。スポーツだけでなくレジャーでも使い方たくさん。海での水着入れに、山登りで蒸れた靴下入れにも重宝します。カバンに1枚は常備して、汗をかいた後の服のニオイをブロックしましょう。
「消臭ポリ袋」の意外な使い方
「消臭ポリ袋」の便利な活用法、意外な使い方を紹介します。
夏の車内のゴミ袋に
車内で飲食したゴミを置いたまま買い物に出て戻ったら、食べ物のニオイが車内いっぱいに! なんてことがあってから、筆者は「消臭ポリ袋」を車内のゴミ袋にしています。暑い日は特にモワッとした嫌なニオイになることもあるので「消臭ポリ袋」でシャットアウトしましょう。セリアの持ち手付きゴミ袋は、車内のちょっとしたところにかけられるのもいいポイントです。
防災グッズとして常備しよう!
消臭ポリ袋を非常用持ち出し袋に入れておくととっても便利。黒いビニールは何枚か重ねて、中に猫砂を入れれば簡易トイレに! ビニールの口を縛ればニオイも漏れません。他にも洗濯物を入れておけば、避難所でなかなか洗濯できない状況でもニオイが気なることもありません。持ち手がついているタイプの袋は、ビニールの両脇を切って中にタオルを当てれば非常時にオムツの代用にもなります。
「消臭ポリ袋」をひとセット入れておけば使い道はたくさん、非常時のちょっと困ったを解消する防災グッズとしてぜひ常備してみては?
用途ごとにあった消臭ポリをチョイスしよう
100円ショップの消臭ポリ袋なら気軽に買えて、生ゴミ、洗濯物、オムツなど用途に合わせてサイズや色を使いわけられるのがとても便利です。パンの保存袋や消臭袋なども臭いを遮る袋として話題ですが、100円ショップのものなら1枚あたりの価格が断然お得!100円ショップの「消臭ポリ袋」をうまく使って、家事のちょっと困ったを解消しましょう!
文・写真/松本亜希子 構成/HugKum編集部