持ち寄りパーティレシピ9選|味よし!見た目よし!なサラダ、和食、おつまみなどおすすめの簡単レシピを厳選

持ち寄りホームパーティの時に必見の、料理初心者でも簡単にできる、おすすめのサラダ、和食、おつまみなどの人気レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものの中から厳選してまとめました!子どもがいるご家庭にピッタリなメニューばかりです。

おすすめの持ち寄りパーティレシピ

【1】野菜の素揚げと鶏肉の唐揚げ

隠し味の粉チーズがおいしさを底上げ!

◆材料

(4人分)
鶏もも肉 2枚

【A】(合わせておく)
しょう油 大さじ3
日本酒 大さじ2

粉チーズ 大さじ2
片栗粉 大さじ5
ズッキーニ、にんじん 各1本
サラダ油 適量

◆作り方

【1】鶏もも肉は1枚を6等分位に切り、【A】に20分ほど漬け込んでおく(手でよく揉み込むと、漬け込み時間を短縮できる)。
【2】【1】の水分を軽く切り、粉チーズをまぶしたあと、片栗粉をつける。
【3】フライパンにサラダ油を高さ2cmほど入れて強火で加熱し、【2】を並べる。肉から泡がで出始めたら中火にし、ふたをして、揚げ色がついたら(目安3分)裏返す。裏面にも揚げ色がついたら(目安2分)ふたを外し、強火で30秒ほど揚げて水分を飛ばして取り出す。
【4】ズッキーニは厚さ2cmに、にんじんは皮つきのまま厚さ1cmの輪切りにする。
【5】【4】を【3】のフライパンに入れ、ズッキーニは表面に揚げ色がついたら引き上げ、にんじんは竹串がスッと通るまで揚げて取り出す。

◆ポイント

クッキングシートを敷いた紙袋で持ち運び、そのまま食卓に出してもおしゃれ!

【2】シャキシャキ野菜サンド

食卓がパッと華やぐ彩のいいサンドは、にんじん、紫キャベツ、トマトと色とりどりの野菜がたくさん入っているので栄養もたっぷり!

◆材料

(2人分)
【A】
にんじん(千切り) 1本分(150g程度)
塩 小さじ1/4
酢 大さじ1/2

【B】
紫キャベツ(千切り) 1/8個分(50g程度)
酢、きび砂糖 各小さじ1
塩 小さじ1/4

ハム 4枚
スライスチーズ 2枚
トマトスライス 2枚
グリーンレタス 8枚程度
8枚切り食パン 4枚

【C】
マヨネーズ 大さじ2

◆作り方

【1】【A】と【B】をそれぞれボウルに入れて混ぜ、15分程度置き、手でぎゅっと絞って水分を切っておく。
【2】食パンの片面にスプーンの背で【C】の1/4量を塗る。その上にハム1枚、【1】の【A】と【B】を各半量、ハム1枚、スライスチーズ1枚、トマトの半量、マヨネーズ少々(分量外)、レタスの順にのせ、最後に、片面に【C】の1/4量を塗った食パンでサンドする。残りも同様に。
【3】【2】が崩れないよう、長さ約40cmのクッキングシートの上に置き、四方から折りたたんでしっかり包む。中央を避けるようにテープを2周巻きつけて、30分以上置く。食べる前に中央を包丁で切る。

◆ポイント

包んだまま持ち運び、食べる前に2本のテープの間をカット。

【3】鶏ひき肉のカレーとナン

冷めてもおいしいから、持ち寄り先で温める手間なし!

◆材料

●カレーの材料(4人分)
鶏胸ひき肉 200g
じゃがいも(中) 2個
にんじん 1本
野菜ジュース 200ml
玉ねぎ(みじん切り) 1個分
カレー粉 大さじ2
しょう油 大さじ4
オリーブオイル 大さじ3

●ナンの材料(小サイズ4枚分)
【A】
強力粉 200g
オリーブオイル 50ml
水 80ml
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
塩 ひとつまみ

バター 少々

◆作り方

●カレー
【1】じゃがいもは皮をむいて1cm角、にんじんは皮付きで5mm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、鶏胸ひき肉を入れて強火で加熱する。玉ねぎが透明になったら、【1】を入れてさっと炒め、しょう油、カレー粉を入れ混ぜる。野菜ジュースを入れて中火で野菜に火が通るまで煮込む。

●ナン
【1】【A】をボウルに入れて手でこね、ひと塊になったらポリ袋に入れて20分ほど寝かせておく。
【2】【1】を4等分して、麺棒で長さ15cm程度に平らに伸ばす。(手に生地がつきやすい時は、打ち粉をする)
【3】熱したフライパンに【2】を入れ、中火で両面をこんがり焼いて取り出し、表面にバターを塗る。粗熱が取れたら、温かいうちにポリ袋に入れ、冷めたら口を結んで持ち運ぶ。

【4】きなこパウンドケーキ

きなこの風味が豊かな和洋テイスト。

◆材料

(8×18cm 1本分)
【パウンドケーキ】
【A】
薄力粉 100g
きなこ 30g
ベーキングパウダー 小さじ1

【B】
砂糖 80g
卵 2個
米油(サラダ油でも可) 40g
生クリーム 100ml

【きなこクリーム】
【C】
生クリーム 100ml
砂糖 大さじ3

きなこ 大さじ3

◆作り方

【1】【A】をざるなどでふるっておく。
【2】【B】をボウルに入れて、泡立て器で砂糖が溶けるまで混ぜたら生クリームを混ぜる。
【3】【2】に【1】を入れてゴムベラでざっくり混ぜ、パウンドケーキの型に入れる。
【4】180℃に予熱したオーブンで35~40分焼く。
【5】【C】をボウルに入れて泡立て器(量が少ないので電動がおすすめ)でクリーム状にしたら、きなこをさっと混ぜ合わせる。カットした【4】にお好みでのせる。

持ち寄りパーティに◎なサラダレシピ

【1】鶏みそマリネと水菜のサラダ

漬け込んだマリネ液がドレッシングに!

◆材料

(4人分)
鶏胸肉 2枚
塩 小さじ1

【A】(合わせておく)
合わせみそ、酢、オリーブオイル 各大さじ3
きび砂糖 大さじ1
塩 小さじ2
白煎りごま 適量

水菜 1束
赤パプリカ 1/2個

◆作り方

【1】縦半分にカットした鶏胸肉を鍋に入れ、肉がヒタヒタに浸かる程度の水(分量外・目安1,200ml)、塩を入れて強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、ふたをして10分加熱後、火を止めて10分置く。
【2】【A】をポリ袋に入れ、【1】の鶏胸肉を入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫に入れて30分以上漬けておく。
【3】長さ5cmにカットした水菜、千切りにしたパプリカを袋に入れて空気を抜き、口を結ぶ。
【4】【2】【3】ともに袋のまま持ち運び、現地で鶏肉をカット。【3】、鶏肉の順に器に盛って【2】の漬け汁をかけ、食べる前にざっくり混ぜる。

◆ポイント

鶏肉のカットと盛り付けは、食べる前に!

ホームパーティに持ち寄る簡単レシピ

【1】タコと豆のオレンジマリネ

オレンジの香りが爽やか♪時間がたてばたつほどたこに味がしみます。

◆材料

(4人分)
ゆでたタコ 300g
ミックスビーンズ 100g
オレンジ 1個
酢 小さじ2
オリーブオイル 80ml
塩 小さじ1/3
紫玉ねぎ 1/2個

◆作り方

【1】タコは長さ3cmに、玉ねぎは繊維に沿って薄く切る。オレンジは半分に切って、半量は皮をむき、くし形にカット。残りは搾って果汁をボウルに入れる。
【2】【1】の果汁を入れたボウルにすべての材料を入れて混ぜ、ポリ袋に入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫で30分以上置く。
※前日に作っておいても良い。

◆ポイント

持ち運んでいる間も、しっかりマリネできる!

【2】2色のディップ

2種類をディップを用意するだけで、生のカット野菜がごちそうに!

◆材料

(4人分)
【ツナみそディップ】
ツナ缶(油漬け) 1個(140g)

【A】
マヨネーズ、合わせみそ 各大さじ2
無調整豆乳 50ml(牛乳でも可)

黒こしょう 少々

【小松菜ディップ】
小松菜 1/2束(約100g)
オリーブオイル 100ml
殻をむいたピーナッツ 30g(バターピーナッツでも可)
薄口しょう油 大さじ1と2/3

◆作り方

【ツナみそディップ】
【1】ツナは缶を傾けて、少し油を切る。
【2】【1】と【A】をフードプロセッサー※にかけ、仕上げに黒こしょうを振りかける。

【小松菜ディップ】
【1】小松菜はサッとゆでて流水で熱を取り、長さ3cmに切る。
【2】すべての材料をフードプロセッサー※にかける。
※フードプロセッサーがない場合は、小型ミキサーやすり鉢を利用するか、包丁でみじん切りにして素材感あるディップにしても可。

和食の持ち寄りレシピ

【1】ごちそう手まり寿司

牛肉・エビ・卵、子どもの大好きなおかずをトッピングしてくるりと巻くだけ。お祝い、晴れの日、イベントなどでみんなが喜ぶこと間違いなし!

◆材料

(6個分)
【牛肉の手まり寿司】
炊きたてご飯 1合分

【A】(混ぜておく)
酢 大さじ1
きび砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3

【B】
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ2と1/2
日本酒 大さじ1/2

薄切り牛肉 6枚(60g程度)
生姜の千切り 少々

【菜の花と卵の手まり寿司】
酢飯 1合分
菜の花 1/2束
めんつゆ 大さじ3

【A】(混ぜておく)
卵 2個
みりん 大さじ1
塩 少々

オリーブオイル 少々

【エビと青じその手まり寿司】
酢飯 1合分
ゆでエビ 小6尾
青じそ 3枚
めんつゆ 大さじ3
ごま 少々

◆作り方

【牛肉の手まり寿司】
【1】ボウルにご飯と【A】を入れ、しゃもじで切るように混ぜる。
【2】鍋に【B】を入れて沸騰したら火を止める。
【3】牛肉をしゃぶしゃぶの要領で沸騰させた湯(分量外)にさっと通し、【2】に入れ混ぜて15分ほど置く。味が染み込んだ牛肉を取り出し、鍋に残った漬け汁の水分を半分ほど飛ばす。
【4】【1】をゴルフボールほどの大きさに丸め、【3】の牛肉をのせる。漬け汁をスプーン等で少々塗り、生姜の千切りをのせてラップで包んで持ち運ぶ。

【菜の花と卵の手まり寿司】
【1】さっとゆでて絞った菜の花をめんつゆに20分以上漬けて、先は長さ3cm、茎は長さ1cmに切る。茎は酢飯に混ぜる。
【2】フライパンにオリーブオイルをひき、【A】で薄焼き卵を2枚作って各3等分に切る。
【3】丸めた酢飯の上に【2】、菜の花の先をのせ、ラップで包んで持ち運ぶ。

【エビと青じその手まり寿司】
【1】エビは縦半分に切って背わたを除き、めんつゆに20分ほど漬ける。青じそは縦半分に切る。
【2】丸めた酢飯の上に、青じそ、エビ2枚(1尾分)をのせてごまをかけ、ラップで包んで持ち運ぶ。

おつまみにも◎な持ち寄りパーティーレシピ

【1】豚のシンプルソーセージ

手作りならではの素朴な味&食感!

◆材料

(4人分)
【A】
豚ひき肉 400g(合挽きでも可)
ウスターソース 大さじ1
しょう油 小さじ2
パン粉 50g
塩 小さじ1/4
溶き卵 1/2個分
こしょう 少々
ナツメグ粉 少々(ナシでも可)

小麦粉 適量
オリーブオイル、ケチャップ 各大さじ1

◆作り方

【1】【A】をボウルに入れて手でよくこねる。
【2】【1】の1本分ずつ(40g程度)を手のひらで細長く丸め、小麦粉をまぶす。
【3】フライパンにオリーブオイルをひき、【2】を並べて中火で加熱。全面に焼き色がついたら水を50ml(分量外)入れてふたをして、強火で蒸し焼きする。
【4】水分がなくなり火が通ったら、ケチャップを入れ混ぜて火を止める(一度にフライパンに入らない場合は2回に分けて焼く)。
※大人は好みで粒マスタードをつけても。

◆ポイント

よくこねた材料をウインナー状に丸めるだけ。

教えてくれたのは


minokamo 長尾明子さん

料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。

『めばえ』2018年4月号

編集部おすすめ

関連記事