親バカとは?
親バカの意味
そもそも親バカとはどんな意味なんでしょう?広辞苑で調べると、「親が子を可愛がるあまりに理性を失い、他人からは愚かと見える言動をすること」とあります。日本では謙虚な姿勢が良しとされる文化なこともあり、親バカな行為はおおっぴらに表すことができないのかもしれないですね。
【質問】自分は「親バカだな」と思ったことは?
HugKumでは、0~12歳までのお子さんがいるママやパパ123人に親バカの自覚があるかアンケート調査してみました。
(調査時期:2025年1月)
「親バカだな」「親バカかも」と思ったことが「ある」と答えた人は35.8%。「ややある」を含めると65.1%の人が自覚ありのようです。では、実際にどんな瞬間にそう思うのでしょうか。次の章で、みなさんのエピソードをみていきましょう。
ママ・パパ発「親バカ」エピソード
ママ・パパに、「これって親バカだよな〜」という愛情ダダ漏れのエピソードを教えてもらいました。
うちの子が世界一可愛い
アンケートでも回答多数でしたが、我が子が世界一可愛いと思うママやパパは多いはず。
テレビや雑誌にはキッズモデルなどが出ていますが、素人でもうちの子の方が可愛いと思ってしまう人は多いようですね。周りの子と比べてももちろん可愛いもの。そんな我が子が不器用ながら甘えてくると胸キュンものですね。
うちの子が一番カッコイイ
うちの息子が、他の子よりもかっこいい、と思ってしまう人も多数。自分の子は特別な存在ですよね。
優秀
成績が良かったり、選手に選ばれたりする姿を見ると、つい優秀だと思ってしまいますよね。我が子の性格を分かっているからこそ、本人の前ではベタ褒めしなくても心の中では大喜びのよう。
かけっこ2番でも可愛かったので優勝!
幼稚園のかけっこは1位ではなかったものの、ママ・パパの中では、可愛いので我が子が1位と褒めてあげたそう。これは子どにもとってもいい影響があるはず。
自分の子は特別な存在
自分の子は輝いて見えるという声。特別な存在だからこそ、輝いて見えるのかも。
怪我や病気にあたふた
自分のこと以上に大切な存在だからこそ、急な怪我や病気にどうしていいか分からず慌ててしまうことも…。
いつも子どものことを考えてしまう
お子さんが学校に行っている時間や仕事中、リフレッシュの時間に…気が付けば子どものことを考えているのはあるあるですよね。離れている時もつい、スマホの写真を見返したりしていませんか?
寝顔が可愛い
子どもへの愛おしさがあふれているのがこちらのエピソード。我が子が寝ている姿は可愛く、ついくんくん嗅いでしまうなんて人は実は多いのでは(笑)。ほっぺにチュウもしたくなります。
子どもが可愛すぎて幸せ
子どもを持つ前は想像できなかった幸せな日々。子育ては大変なことも多いですが、可愛い我が子に癒される瞬間もたくさんありますね。
こんなに優しい子は見たことがないと思ってしまう
テレビのキャラクターを心配している姿に、愛おしさを感じるエピソード。こんなに可愛い行動をするのは我が子だけ、とつい自慢してしまいそうですね。
失敗しても可愛い
子どもの頑張る姿を見ると応援したくなります。そんな姿を見ているからこそ、失敗しても可愛いんですよね。
度を超えた行動には注意しよう
たくさんの可愛い親バカエピードが挙がってきましたが、ちょっと注意したいこともあるので、要チェックです。
子の成長の機会を奪ってしまう
つい子どもを猫可愛がりしてしまい、自分でできることを先にやってしまうと、自分で学ぶ機会を失ってしまうこともあるかも。また、褒めすぎると、自分は他の子とは違って優秀なんだと思いこんでしまうことも。認められるという自己肯定感は必要ですが、他人と常に比べてしまうようになってしまったらかわいそうですよね。
周りの人との距離感を大切にして
我が子の可愛さのあまり、他の子と比べて周りに言うようなことをしてしまうと、他のママ・パパとの関係がギクシャクしてしまうことも。自分の心の中や、家族の中だけにとどめましょう。
親バカ心は家族で共有するのがオススメ
きっと誰しも自分の子は可愛いと思うもの。逆に他の子はなんであんなにできるんだろうと比べてしまうのは辛いですよね。親バカ心は子どもを愛して育んであげる大切な気持ち。そんな気持ちは、子どもには適度に伝え、ママ・パパや祖父母の間でじっくり噛み締めるのが良さそうです。
文・構成/HugKum編集部