【小学生のお弁当ガイド】遠足や運動会に最強の映えロール・簡単キャラ弁・時短テクニックを公開

運動会や遠足は、小学生にとってワクワクするイベントです。そんな特別な日に、お子さんが喜ぶお弁当を作りたいですよね。今回は、育ち盛りのお子さんにおすすめのお弁当アイデアをみていきます。ボリューム満点で食べやすいおかずや、キャラ弁のポイント、ぴったりの弁当箱サイズまで、役立つ情報をまとめました。

お弁当箱のサイズと容量の目安

育ち盛りのお子さんは食欲旺盛! しっかり食べられるボリューム感と、食べやすさを考慮しながらお弁当箱のサイズを選びましょう。

お弁当のサイズ

年齢や食欲に合わせた容量の目安がこちらです。

低学年(1~3年生):400~500ml
高学年(4~6年生):600~800ml
運動量が多い子やスポーツをしている子:800ml以上

運動会や遠足では、少し大きめのお弁当箱を用意し、おにぎりやサンドイッチなどをプラスすると安心ですよ。

おすすめのお弁当箱

お弁当箱はおいしそうな見た目が大切ですが、持ち運びしやすく、フタがしっかり閉まるタイプを選ぶのがポイントです。

・二段 お弁当箱

二段弁当箱はご飯とおかずを分けられ、詰めやすい形です。

・薄型弁当箱

ワンプレート型は見た目が華やかで食べやすい形です。

・保温弁当箱

保温ができる弁当箱は寒い時期の遠足にぴったりですが、夏季は食中毒への配慮が大切です。

小学生に人気のおかずとは?

子ども用のお弁当は、片手で食べやすく、冷めてもおいしいおかずがおすすめです。詰める際の工夫次第で魅力的に仕上がるので、簡単にできるアイデアをご参考にしてください。

食べやすさを考えたおかず選び

お子さんに人気の定番メニューは、唐揚げやハンバーグです。これらはケチャップやチーズを使ってお好みの味にアレンジできる上、フォークや手でも食べやすいおかずです。

定番のお肉系メイン総菜は、お弁当箱のサイズに合わせてカットしてタテ詰めに。

鮭の塩焼きや、ちくわの磯辺揚げ、卵焼きやオムレツなども、お弁当の定番として喜ばれます。

食べやすくする工夫は、例えばウインナーとチーズ入りちくわを串に刺して「ピックおかず」に仕上げます。見た目も華やかになり、食べやすくなりますよ。

野菜のおかずとしてブロッコリー、ミニトマト、枝豆入りポテトサラダなどの彩りが豊かなものを詰めれば、華やかさが演出できます。

詰め方のポイント

見た目のいいお弁当作りのコツは、赤・黄・緑の彩りを意識することです。

プチトマトやウインナー、人参グラッセなどの赤系、玉子焼きやコーン、南瓜の煮物などの黄色系、ブロッコリーや枝豆、グリーンピースなどの緑系の食材をバランスよく取り入れましょう。

プチトマトの赤と、ブロッコリーのグリーンを加えるだけで、こんなに鮮やかに。

低学年のお子さん向けには、お肉や魚をひと口サイズにカットし、かわいい柄のピックを使って楽しく演出することで食べやすさと見た目の楽しさを両立できます。

カラフルなシリコンカップを使えば、彩りも食材同士の混ざり合いも防げます。
カラフルなシリコンカップを使えば、彩りも食材同士の混ざり合いも防げます。

ご飯ものは、手で持ちやすい定番サイズの三角おにぎりや、具材が飛び出さないように工夫したサンドイッチにすることで、子どもたちも安心して食べられます。

簡単&映えるお弁当レシピ

お弁当のメニューに困ったときは、こちらのメニューをご参考にしてください。

焼きそばロール

食パンに焼きそばを巻き、小さくカットして詰めると、楽しいアクセントになります。食パンはサンドイッチ用、もしくは6枚切りを使用します。

・材料

焼きそば 1/4人分
食パン 2枚
爪楊枝 6本

・作り方

【1】食パンの耳をカットし、ラップを広げた上にのせます。

【2】焼きそばを上にのせ、ラップで巻きながら丸めてください。パンが破けない程度に押さえつけて圧着します。

【3】爪楊枝で留めてから、好きな大きさに切ります。

圧着されているので、爪楊枝を抜いても巻き戻りません。

ボリューム満点!お弁当のおかず

他にも子どもが喜ぶおかずをピックアップしました。

・お好み焼き風ミニパンケーキ:キャベツや豚肉を混ぜた生地を小さく焼いて、ソースとマヨネーズで仕上げます。

・肉巻きおにぎり:おにぎりを薄切り肉で包み、フライパンで焼きます。味付けは焼き肉のタレを使えば簡単です。

・ウインナーとピーマンのケチャップ炒め:甘めの味付けで食欲アップ!

・照り焼きチキン:ご飯との相性が抜群です。

・ミートボールの甘酢あん:一口サイズのミートボールに甘酢をかけて食べやすくします。

シンプルな具材だっとしても、かわいらしく仕上げることで食欲が湧きます。
シンプルな具材だったとしても、かわいらしく仕上げることで食欲がわきます。

野菜を食べやすくするアイデア

・ポテトサラダのミニボール:一口サイズに成形してから、お弁当に詰めると食べやすくなります。

・ほうれん草とベーコン入り卵焼き:彩りが良く、栄養バランスが抜群です。

・かぼちゃの煮物:ほんのり甘くてデザート感覚で食べられます。

・パプリカの肉巻き:カラフルなのでお弁当が華やぎます。

キャラ弁のアイデアと時短テクニック

ごくシンプルなキャラ弁のアイデアと、サッと作れるコツをまとめました。

簡単にできるキャラ弁

キャラ弁は難しそうと思う方も多いですが、簡単なアイデアでかわいいお弁当を作ることができます。

海苔パンチを使って顔を作るだけで、簡単にかわいらしく仕上がります。
海苔パンチを使って顔を作るだけで、簡単にかわいらしく仕上がります。

ウインナーをタコやカニの形にカットしたり、チーズやハムを型抜きして目やほっぺをつけたりするだけで、表情がつきます。

ほかにも、おにぎりをウサギやクマの顔の形にすると、ぐっと愛らしいお弁当になりますよ。

お弁当作りの時短テクニック

最後に、忙しい朝でも簡単に準備できるポイントをご紹介。

夜のうちに唐揚げやハンバーグなどの下ごしらえをしておき、枝豆やポテトなどの冷凍食品も活用すると手早く仕上がります。また、ミニトマト、チーズ、フルーツなど、そのまま詰めるだけの食材を用意しておくと重宝します。

100均のピックやシリコンカップを常備して、華やかなお弁当に仕上げてみてくださいね。

お弁当作りのアイデア

運動会や遠足のお弁当は、子どもにとっての楽しみのひとつ。しっかり食べられるボリュームと、食べやすさを意識しながら、おかずを選んでください。キャラ弁に挑戦したい方は、簡単にできる工夫から始めると楽しめるかもしれません。見た目のいいお弁当作りのコツを、ぜひご活用ください。

構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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