目次
1:シンプルな見た目かつ高機能! 無印良品「アルミ洗濯用ハンガー」
薄手のセーターや長袖カットソーを干すときにおすすめしたいのが、無印の「アルミ洗濯用ハンガー」(3本組で税込250円)。お店のPOPやオンラインショップでも紹介されていますが「乾いたあとの衣類の肩が出っ張らないような形状」をしています。
よくある針金ハンガーのような形状ですが、肩のラインがなだらか。洋服のラインに沿って干すことができます。
実際に薄手のニットソーを干してみました。ハンガーによっては干したときに肩のところが出っ張りますが、アルミ洗濯ハンガーはニットソーのラインにぴったりフィット。形を崩さず干すことができました。
ハンガーから外してみると、こんな感じ。ニットソーに肩ポコはありません。跡をつけずにきれいに干すことができました。
ハンガー自体は細身なので、ざっくり編みのボリューミーなニットを干すと袖の重みに耐えられず型崩れしそうだったので、薄手の衣類やパーカー・トレーナー程度の厚みの衣類を干すときにちょうど良いと思います。
無印らしいマット調のシンプルなデザインで、ランドリー周りがすっきりした印象になります。なお、屋内・屋外対応なので、洗濯竿にかけっぱなしでも問題ありません。3本で250円というプチプライスもうれしい!
無印良品「アルミ洗濯用ハンガー」3本組み250円(税込)
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182577310
2:厚手ニット干しにおすすめ! ダイソー「アルミハンガー(立体)」
続いてご紹介するのは、ダイソー「アルミハンガー(立体)」(税込110円)です。先ほどご紹介した無印のアルミハンガーのような見た目ですが、肩部分が二重になっていて厚みがあります。
パッケージには「形崩れしにくい」と書いてあり、こちらも肩ぽこ防止ハンガーとして売り出しているようです。
肩部分が立体的なのでボリューミーな厚手のセーターもしっかりと支えてくれます。無印のハンガーと同じく、肩のラインがなだらかな形状となっていて出っ張らずに干すことができました。
ハンガーから外してみると、若干小さな肩ポコができているように見えますが、少し整えれば元通りに。問題なく、着ることができました。立体形状なので、ジャケットをかけるときにも重宝しそうです。
こちらもマット調でシンプルなデザイン。無印のアルミハンガーとセットで揃えると統一感がでるので、わが家では薄手の衣類は無印、厚手のものはダイソーと使い分けています。
ダイソー「アルミハンガー(立体)」1本110円(税込)/JANコード:4549131787771
https://www.daisonet.com/product/4549131787771
3:肩幅調整機能で厚手の衣類も乾きやすい! カインズ「型崩れしにくいスライドハンガー」
ハイクオリティ・高コスパの家事アイテムが揃うホームセンター、カインズ。毎日の洗濯が少し楽になるアイテムがたくさんあり、随所にこだわりが見えるオリジナルのハンガーも種類豊富!
もちろん肩ポコ防止ハンガーも販売しています。それがカインズ「形崩れしにくいスライドハンガー」(3本セットで税込398円)です。材質はポリプロピレンを使用しています。
肩部分にスライド可能なパッドがついていて、衣類の肩幅に合わせて調整できます。厚手の衣類は袖が重なり脇部分など乾きにくいことがありますが、パッドを伸ばして袖をT字になるように広げた状態で干すと均一に乾かすことができる仕組みです。
こちらのハンガーも立体感があるので、同じく厚手のセーターを干してみました。パッドは伸ばさず使用しています。若干出っ張っているように見えますが、乾いた後はどうなるでしょうか。
ハンガーから外してみると、肩ポコなし!外した瞬間は少し出っ張っていましたが、手で軽く整えるだけで元通り。気になる跡は残りません。
また、こちらのハンガーにはもうひとつありがたい機能があります。首部分がバネで曲がるようになっているので、干すときに衣類の首周りを伸ばさず干すことが可能です。もちろん外す時も同様で、衣類の伸び防止につながります。
引っ掛ける部分はクリップ状の円形タイプなので、物干し竿の太さによっては使えない場合も。直径20〜30mmの物干し竿であれば使用可能です。
カインズ「型崩れしにくいスライドハンガー」3本セット398円(税込)/JANコード4549509073000
https://www.cainz.com/g/4549509073000.html
【番外編】室内収納ならこれ一択! ニトリ「すべりにくいアーチ型ハンガー」
最後にご紹介するのは、ニトリ「すべりにくいアーチ型ハンガー(ラミー)」(3本セットで税込279円)です。「すべりにくいハンガーシリーズ」として販売されています。
ベルベットハンガーも衣類がすべりにくいハンガーとして人気がありますが、こちらはポリ塩化ビニルでコーティングされていて、ツルッとした手触りです。写真から分かる通り、なだらかな山型の形状で出っ張りができないつくりとなっています。
衣類をかけてみるとこのようになります。メンズ用の少し重みのあるニットをかけましたが、肩ポコはありません。肩幅のカーブに沿ってきれいにかけることができるので、春先に出番が多い薄手のカーディガンも跡がつかず重宝しています。
ただしこちらは室内での収納専用ハンガーなんです。カビや変色の恐れがあるため、洗濯後の濡れた衣類への使用はできません。
実はこの事実を知らずに屋外でしばらく使っていたのですが、紫外線の影響かコーティングが剥がれてしまいベタベタになってしまいました…。商品の注意書きはしっかり読んで使用しなくてはいけませんね。
衣類乾燥のためには使用できませんが、ニットの収納にはかなりおすすめのハンガーです。省スペースで収納できるので、クローゼットの中もすっきりしますよ。
相性の良いハンガーでお洗濯を快適に!もし肩ぽこができたら応急処置を
冬場は厚手の衣類も多く、気温も低いのでなかなか乾きにくいですよね。外干しの場合は、寒さと戦いながら冷たい洗濯物を扱うのでかなりの重労働です。
ようやく乾いた洗濯物にハンガー跡がついてしまっては、それまでの苦労が水の泡…。そんなことにならないように、衣類の形状と相性のよりハンガーを選ぶのがとても大切です。
しかし、もし肩ポコができてしまったら?繊維は熱を与えると縮むので、形を整えながらスチームアイロンをあてると元に戻ります。アイロンを出す時間がないときは、少し濡らした状態で離れたところからドライヤーをあててみましょう。どちらの方法も火傷や、衣類の傷みには気をつけて試してみてくださいね。
構成・文/秋音ゆう