目次
新型コロナウイルス感染症の影響は妊活にも変化
毎月無料※1で「ましかく」写真をプリントし、アルバムが簡単に作れるアプリ「ALBUS(アルバス)」(運営:ROLLCAKE株式会社)は、2021年1月に実施した調査※2の第二弾として、現在妊活を延期/休止した現在子どもがいない既婚女性315人を対象に「コロナ禍の妊娠・出産」に関する意識調査を実施しています。
※1:毎月8枚まで写真プリントが無料。別途配送料242円(税込)がかかります。
※2:2021年1月 ROLLCAKE株式会社「コロナ禍の“妊娠・出産”に関する意識調査」
約1割がコロナの影響で「妊活を延期(休止)」
調査では、妊娠・出産を希望している女性3,246人に対する事前調査において、新型コロナウイルス感染症の「オミクロン株」感染拡大を受けて妊活に変化があったかを質問。すると、10.5%が妊活を延期または一時休止したことがわかったと発表しています。
「妊活を延期(休止)」した理由は?
では、なぜ新型コロナウィルス感染症の流行をきっかけに妊活を延期されたのでしょうか。
半数以上が「子どもへの感染リスクを考慮」
事前調査で妊活を延期(一旦、休止した)したと回答した女性315人に、延期した理由も質問しており、半数以上の53.0%が「子どもへの感染リスクを考慮」と回答。
2位は、「通院などによる感染リスク」が48.6%、3位は「立ち会いなど希望の出産ができない」が32.7%。
ちなみに、昨年の調査(2021年1月)と比べて最も大きな差となったのは、「通院などによる感染リスク」と回答した割合で、13.4%減少した結果も出ています。
妊活を延期している平均期間は約1年以上
さらに、いつ頃から妊活を延期しているかを質問し、延期している平均期間も算出されています。
約12.2カ月延期
ちなみに、21.0%が妊活を「すでに再開している」と回答。
妊活再開時期は「コロナが落ち着いてから」が最多
現在も妊活を延期している女性に、妊活の再開時期はいつ頃を予定しているかを聞いたところ、20.9%が「コロナウイルス感染症拡大が落ち着いてから」と回答し最多となっていまあう。次いで「2022年4月以降」が17.7%。
コロナ禍の妊娠・出産に対する心配事TOP3
最後に、コロナ禍の妊娠・出産に対する心配事も昨年に引き続きデータを取っています。
1位「胎児への影響」
1位「コロナによる胎児への影響不安」(74.9%)でした。
2位「通院」
2位は「コロナ禍での通院」(64.4%)。
3位「病院での面会制限」
3位は「立ち会いや面会が制限されてしまう」(62.9%)。昨年の調査(2021年1月)結果と比べると、TOP3は同じ結果ということもわかります。
【調査概要】
調査会社:ROLLCAKE株式会社
調査時期:2022年2月21日〜2022年2月28日
調査方法:インターネット調査
調査対象:将来の妊娠・出産を希望している/現在子どもがいない既婚女性3,246人(事前調査)「妊活を延期した(一旦、休止した)」と回答した315人(本調査)
“妊娠・出産”に関する不安は助産師に相談してみても
コロナ禍での“妊娠・出産”に関する意識調査は、以上のような結果でした。
コロナ禍では、帰省分娩がしにくくなった、両親からのサポートが受けにくくなった、もし妊娠しても新型コロナウイルスに妊婦が感染してしまったら?などさまざまな不安が付いて回りますよね。
そんなときは、自治体の相談窓口や助産師相談を利用してみても! 東京都福祉保健局では、妊婦さん・産婦さんの不安や悩みに関する相談を訪問や電話で受けてくれるそうですよ。
文・構成/HugKum編集部