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掛け布団は季節にあわせて選びましょう！
質の良い睡眠をとるためには、寝室の環境を整える必要があります。そして、寝室の環境の良し悪しの決め手となるのが、温度や湿度。
お部屋全体の温度・湿度はエアコンや加湿/除湿器等を使って調整することも可能ですが、よりダイレクトに身体に触れる寝具もまた、寝冷えを防ぎつつ、蒸れてしまう心配もない、保温性と放湿性に優れたものを選ぶ必要があります。
なかでも、身体を包み込む「掛け布団」はもっとも重要な寝具のひとつ。その時々の室温に合った掛け布団を使用することが大切です。
本記事では、そんな掛け布団の選び方や、おすすめの掛け布団の商品を季節ごとにお伝えしていきます！
掛け布団の選び方は？
まずは、掛け布団の選び方をおさえておきましょう。素材や季節性に焦点をあてて、お伝えしていきます。
詰め物（中綿）の素材をチェック
掛け布団を選ぶ際、詰め物の素材は必ずチェックしておきたいポイント。一般的に、綿や羽毛、羊毛に加えて、最近ではポリエステルを用いた商品が多く、素材によって寝心地やあたたかさにも差があります。
綿は、湿気がこもりやすいため定期的な天日干しが必要ですが、弾力性や保温性、吸湿性が高い点が特徴です。
羽毛は、冬用の布団に用いられやすく、保温性・放湿性に優れたとっても軽い素材。
羊毛は、保温性・吸湿性・放湿性のすべてに優れ、夏・冬どちらでも活用しやすい点が魅力。
ポリエステルは、リーズナブルかつ機能性に優れ、ホコリが立ちにくい素材です。
それぞれの素材の特性をおさえた上で、ご自分に適したもの、そして季節感に合ったものを選びましょう。
春夏は「肌掛け布団」「合い掛け布団」がおすすめ
春夏のあたたかい日でも、夜は肌寒かったり、エアコンで身体が冷えたりする、なんてことはよくある話ですよね。
そんな時におすすめの布団が、「肌掛け布団」と「合い掛け布団」。
「肌掛け布団」は中綿の量が少ない薄手の布団のことで、一般的に、夏場に冷房をつけながら身体が冷えるのを防ぐために使用されます。
「合い掛け布団」は、「肌掛け布団」と「本掛け布団」の中間くらいの厚みの布団です。肌掛け布団のように冷房をかけながら使ったり、本掛け布団を使うほどではない少々冷える日に使われます。
秋冬には「本掛け布団」
秋冬用には、最も厚みがある「本掛け布団」がおすすめ。冬場に１枚でも十分にあたたかく眠ることができ、寒冷地にお住まいの方にも選ばれています。より防寒を極めたい方は、毛布や肌掛け布団を組み合わせても◎。
オールシーズン用もおすすめ
また、２枚の掛け布団を合わせた「２枚合わせ掛け布団」は、オールシーズン用として人気。あたたかい季節は１枚で、寒い季節は２枚を合わせて使用できるので、１年を通してその時々の気温に合わせた使い方が可能です。
冬用の本当にあたたかい掛け布団のおすすめ５選
ここからは早速、冬用のあたたかい掛け布団のおすすめ商品をご紹介していきます。軽い質感のものから、コスパの良い商品まで、多岐にわたったアイテムを集めました♪
ニトリの羽毛布団（ホワイトダックダウン95%）
大人気・ホワイトダックダウンを95%使用したニトリの羽毛布団。あたたかさレベルは最大の「６」で、極寒の日でもかろやかに身体をあたためてくれます。生地にはピーチスキン加工が施され、触り心地もさらさら！
アイリスオーヤマの羊毛布団（フランス産プレミアムウール100%）
アイリスオーヤマの羊毛布団は、職人の手で丁寧に作られた、保温性抜群の高品質な一品。世界共通基準「ウールマーク」認定がされた、高品質なフランス産プレミアムウールを100％使用しています。ウール独特のちぢれた繊維がたっぷりと空気を含み、抜群の保温力を誇るアイテムです。
羽毛より暖かい？シンサレートの軽量掛布団
羽毛の先とほぼ同じ細さのマイクロファイバーとポリエステルファイバーを組み合わせた新素材「シンサレート」を使用した掛け布団。薄いのにあたたかく、保温力も抜群。同じ厚みの一般的な掛け布団と比べて、２倍の保温機能を持つといわれるほか、羽毛の独特の匂いや、ホコリがたつのも軽減します。アレルギーが心配のご家族にもおすすめです。
タンスのゲンのダックダウン90％の羽毛布団
ダウンパワー350dp以上の羽毛を使用した、高品質な羽毛布団。ダックダウンを贅沢に使用した、極寒の冬にも耐えられる一枚です。さらに、花粉やダニ、ハウスダストなどに反応して無害化する加工が施されているため、アレルギー持ちの方でも羽毛布団のあたたかさにあやかれます。
コスパ抜群！アイリスオーヤマのシンサレート入り掛け布団
アイリスオーヤマの、とにかくコスパの良い掛け布団。中綿にはシンサレートを使用しており、体温を逃しにくいのに、軽くて薄い点が魅力です。さらに、裏面はフリース素材でよりあたたか！ 布団に入った瞬間のヒヤッと感もなく、毛布も必要ありません。
春夏用！さらりと使える掛け布団のおすすめ５選
ここからは、あたたかい春や夏でもさらりと使える掛け布団をご紹介。寝冷えを防ぎつつ、蒸れにくい商品を集めました！
クモリ(Kumori) の夏用・洗いざらし肌掛け布団
寝具・インテリアを主に扱う総合寝具メーカー・クモリの肌掛け布団。吸湿性と通気性に優れた生地を使用し、暑い日でも圧迫感が軽減され、心地よく眠れます。洗濯機で丸洗いも可能なので、たとえ寝汗をかいても頻繁に洗えるのがうれしいポイント。
昭和西川の夏用・羽毛入り肌掛け布団
寝具の老舗・昭和西川の夏用の羽毛入り肌掛け布団。ホワイトダックを50％使用しており、吸湿発散性に富んでいます。ムレ感が少なく、暑い夏でも快適。もちろん、夏だけではなく、オールシーズン「ケット」としても使えます。寒い日のサブ布団としても活躍すること間違いなし。
mofua(モフア) の肌掛け布団
雲につつまれているかのようなフワフワの掛け心地が特徴の、mofua(モフア) の肌掛け布団。タオルケットやガーゼケットよりも「包まれてる感」があり、安心して眠りにつくことができます。適度な伸縮性もあり、寝返りも快適。汚れたら丸洗いも可能です。
二重ガーゼ使用・西川の肌掛け布団
西川の肌掛け布団は、肌に触れる首元と裏地に、やわらかい２重ガーゼを使用。吸水性、速乾性に優れ、真夏でもさらっとした使い心地です。掛け心地がかろやかなので、夜の就寝時はもちろん、お昼寝時にさっと使うのにも重宝されます。
リバーシブルなナイスデイの肌布団
表面＆裏面が、それぞれ使用感の異なる綿100%を使用したリバーシブルケット。片面には、夏物のクールビズ衣料にも使われる加工が施されており、ナチュラルな涼感効果を実現。もう片方の面には、ふわふわとした気持ちの良い肌触りの綿100%パイル地を採用しています。その日の気温や気分に合わせて寝心地が選べる肌布団です。
オールシーズン対応！年中これ一枚でOKな掛け布団のおすすめ５選
ここからは、春夏秋冬にかかわらず、オールシーズンで活用できる掛け布団のおすすめ商品をご紹介します！
タンスのゲンの２枚合わせ掛け布団（合掛け＆肌掛け）
タンスのゲンの２枚合わせ掛け布団は、合掛け布団と肌掛け布団を組み合わせたアイテム。春夏は肌掛け、もしくは合掛け布団として。秋冬の寒い日は、２枚を重ねて使いましょう。ボタンで簡単に着脱できるので、急な気温の変化にもスムーズに対応可能です♪
洗える！AIFYのほこりが出にくい超軽量布団
夏はこれ１枚で。寒い時期は、お手持ちの布団にプラスして使える、オールシーズン用の合掛け布団です。蓄熱・保温素材使用であたたかく、通気・放湿性にも優れているため、夏場のエアコンをきかせたお部屋でも活躍します。中綿にはホコリが出にくい素材を使用しており洗濯もできるので、衛生的。大人も子どもも安心して使える掛け布団です。
グッドフェザーの２枚合わせの羽毛布団
合掛け布団・肌布団、どちらも中綿には羽毛を含んだ、２枚合わせ布団です。２枚を合わせれば、軽くてふっくらボリューミーな羽毛布団に。ばらばらにすれば、保温性・通気性どちらにも優れた合掛け布団/肌布団としてそれぞれお使いいただけます。触り心地にもこだわっており、体にかければほっとする、安心感が得られる一品です。
ニッセンの年中使える＆洗える２枚合わせ掛け布団
こちらも、夏は肌掛け布団、春秋は合い掛け布団、冬は２枚合わせ、と季節によって使い分けられる２枚合わせ掛け布団です。中綿には、どちらも異なる綿を使用しており、自宅でも洗える点が魅力です。おしゃれなブルーグレーとオフホワイトの２カラーからお選びいただけます。
FAI RYLANDの触り心地抜群な掛け布団
桃のようななめらかな触り心地の掛け布団。とっても軽いのに真冬でもあたたかく、夏はベタベタしない、と好評を集めています。中空構造の綿の繊維が空気を包み込むので、軽くて保温力の高い仕上がりに。洗濯機で洗っても、ふっくら感はしっかり復活。防ダニ・抗菌防臭加工も施されており、清潔に使い続けられます。
季節やその時々の気温に合ったものを選びましょう！
今回は、掛け布団の選び方からおすすめ商品までをご紹介してきました。日々の睡眠の質にも影響する掛け布団だからこそ、季節やその時々の気温に合った最適なものを使うのが理想的です。
ここまでご紹介してきた商品を参考に、ぜひ快適な掛け布団を取り入れてみてくださいね。
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文／羽吹理美 構成／HugKum編集部