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アロマペンダントとは?
「アロマペンダント」とは、アロマオイルをペンダントに垂らすことで、好きな香りを持ち歩けるという画期的なアイテム。身につけているとオイルが体温であたたまり、胸元でゆっくりと揮発するので、ほんのりとした自然な香りを外出中でも楽しむことができます。
そんな「アロマペンダント」ですが、その種類や手作り方法は意外にもさまざま。
以下では、アロマペンダントを存分に活用するために知っておきたい、使い方から選び方、手作り方法、おすすめ商品までをお伝えしていきます。
アロマペンダントの使い方
まずは、アロマペンダントの使い方をおさえておきましょう。
オイルをたらす&染みこませる
多くのアロマペンダントには、アロマを入れるための穴がペンダントトップに空いています。スポイトを使って、そこへお気に入りのアロマオイルや香水を数滴入れましょう。
木製タイプなら、ペンダントトップに直接オイルを染み込ませます。
香りの強弱を調整する方法
アロマペンダントは、ペンダントトップが温まれば温まるほど、香りが強くなります。そのため、香りを強くしたい場合はペンダントトップを素肌へと近づけ、香りを抑えたい場合は素肌から離すように(素肌とペンダントトップの間に洋服をはさむように)しましょう。
香りを変えたいとき
香りを変えたい場合は、薬局等で販売されている「無水エタノール」できれいに洗いましょう。食器用洗剤でもOK。綿棒などに染み込ませると、細かい箇所にも届きます。最後に水で洗い流して乾かしましょう。
お手入れ方法
お手入れは1ヶ月に1回程度でOK。アロマオイルのカスが残ってベタベタすることがあるので、気になった場合はそれ以上お手入れをしても構いません。
香りを変えるときと同様に、無水エタノールか食器用洗剤を使ってから、水で洗い流します。
使い方の注意点|入れすぎ注意!
ここからは、アロマペンダントを使用する際の注意点をお伝えします。
オイルを入れすぎない
アロマペンダントは、アロマオイルを入れすぎると漏れてしまうことがあります。オイルの入れ過ぎには注意しましょう。また、木製のものもアロマオイルの量が多すぎると、オイルが衣服に付着してしまう場合があるため、こちらも要注意。
横にすると漏れてしまう場合は、コットンに染み込ませて
量に気をつけても、激しく動いたり、横になったりした拍子に、どうしてもアロマオイルが漏れ出てしまうおそれがあります。
心配な場合は、コットンやティッシュなどに染み込ませてペンダント内に入れておきましょう。こぼれにくさを重視したタイプのものを選ぶのも◎
香りが周囲の迷惑になる場合も…
また、自分にとっては「良い香り」でも、周囲には香りが苦手な方がいる場合もあります。周囲の迷惑にならないように、時と場合を見極めて使用しましょう。
アロマペンダント種類と選び方
アロマペンダントは、素材によってその特徴が異なります。
以下では、アロマペンダントの素材の種類と選び方を見ていきましょう。
素材の種類
アロマペンダントの素材の種類としては、主にガラスや木、金属が挙げられます。ご自分が使いやすいものや見た目に惹かれるものを選びましょう。以下では、それぞれの特徴をご紹介します。
ガラス製
ガラスでできているアロマペンダント。基本的にはアロマオイルを直接入れて使用します。どんな洋服にも合わせやすく、さりげなく身につけられるのが魅力です。
木製
木を素材にしたアロマペンダント。先述してきたとおり、アロマオイルを染み込ませて使用します。あたたかみのあるデザインが特徴です。
金属製
ステンレスやチタンなど、金属製のアロマペンダントも人気があります。筒型で中にアロマを染み込ませたコットン等を入れて、空気孔から香りを立たせるものや、透かし模様のデザインになっており、模様の隙間から香りが立つものがあります。
デザインをチェック
ここまでも少しずつ挙げてきましたが、アロマペンダントはデザインも多岐にわたります。小瓶型や筒状のもの、ロケットペンダント型、涙型などがあるので、普段のファッションに似合うものや好みに合わせて選びましょう。
香り立ちの強さで選ぶ
「せっかく身に着けるなら、香り立ちの良いものがほしい」という方も多いはず。香り立ちの強さを重視するのなら、空気孔ができるだけ大きいものを選びましょう。空気孔が複数あるものや、透かし模様のアイテムは香りが立ちやすい傾向にあります。
アロマペンダントの手作り方法&アイディア実例
なかには、アロマペンダントを手作りする方も少なくありません。ここからは、アロマペンダントの基本的な手作り方法や、手作りアイディアの実例を見ていきます。
作り方
用意するもの
以下の3点が基本のパーツ&材料です。アロマペンダントの手作りは、用意する材料もとってもシンプル。ただし、ペンダントトップのパーツを手作りにする場合には、そのための材料が別途必要になります。
- ・アロマオイル
・ネックレスチェーン用パーツ
・ペンダントトップ用パーツ
パーツを用意して組み合わせる場合
パーツを用意するだけでも、自分だけのアロマペンダントを簡単に作ることができます。
パーツは、アロマペンダント用のペンダントトップはもちろん、ミニマムサイズの小瓶など、代用できそうなものを用意するのでもOK。お好きなチェーンを通して、ネックレスになるように組み合わせてみましょう。
ペンダントトップを自分でハンドメイドする場合
ハンドメイドをもう少し楽しみたい場合は、ペンダントトップを手作りしてみましょう。
樹脂粘土で自由な形のペンダントトップを作ったり、アロマオイルを染み込ませられるフエルトや布をあしらったパーツを作るのも良いですね。
SNSでみつけた♪ハンドメイドアイディア実例
ここからは、SNSでみつけたハンドメイドアイディアの実例をご紹介! みなさん、世界にひとつだけのアロマペンダントを身につけているようです。
ハーバリウムのような上品なアロマペンダント
普段からハーバリウムやドライフラワーによるアクセサリー類を制作されている、hamukomikanさんのアロマペンダント。あしらわれた花たちが、色鮮やかに上品な雰囲気を演出していますね。ファッションのアクセントとしても、ぜひ首から提げてみたい一品です。
ハート型のガーリーなアロマペンダント
sowelu726さんがご自分用に手作りされたアロマペンダントは、かわいらしいハート型! 小瓶のピンク色に、チェーン紐も同系色でガーリーな仕上がりですね。イランイランやジャスミン等のアロマを入れて、すてきな香りを持ち歩いているそうです♪
アロマペンダントのおすすめ8選|ガラス製から木製、金属製まで♪
市販のアロマペンダントにも、おしゃれなアイテムはいっぱい。 ここでは、おすすめの市販アロマペンダントをご紹介していきます。
生活の木のアロマペンダント
アロマオイルの専門店として知られる「生活の木」のアロマペンダント。チェーンが短めなので、胸元のあたりで素肌に近づけて使用することができます。同店で購入したアロマを入れて香りを楽しむのもおすすめ。
中身がこぼれにくいガラス製のアロマペンダント
ユニークな形状がおしゃれなアロマペンダント。底に開いている穴からアロマオイルを入れるので香り立ちは控えめですが、中身がこぼれにくい造りになっています。8種類のカラーから選べるのもうれしいポイント。
手作りの木製アロマペンダント
木工作家さんによる手作りの木製アロマペンダント。香りを楽しみつつ、木のぬくもりを持ち歩くことができるアイテムです。木の状態や木目の雰囲気を見ながら、ひとつずつ制作されているので、まったく同じ柄・形のものはない「一点モノ」です。アルベンシスミント・パイン(マツ)・リトセア・オレンジスイートを配合したアロマオイルも付属します。
チューリップ&猫モチーフの透かし彫りアロマペンダント
猫柄をお探しの方へのおすすめはこちら。チューリップと猫があしらわれた透かし模様のアロマペンダントです。ロケット式となっており、フエルトにアロマオイルを染み込ませて内部に入れれば、アロマがしっかり香り立ちます。ステンレス製なので、錆びる心配もありません。
洋梨型のガラス製アロマペンダント
こちらのガラス製アロマペンダントはユニークな洋梨型。専用のスポイトで、底からアロマオイルを注入します。アロマオイルが溢れにくく、あらゆる系統の洋服にも合わせやすいデザインが魅力です。
着色ガラスの香水瓶ペンダント
着色ガラスの鮮やかな色合いがおしゃれな香水瓶型ペンダント。シンプルなファッションでも、これひとつで首元が華やぎます。アロマペンダントとしても、少しずつ香りが立つと好評です。こちらも10色のカラー展開の中から好きな色を選べます!
Jovivi Mak アロマペンダント
Jovivi Makのアロマペンダントは、筒型&透かし彫りのステンレス製。アレルギーを引き起こしにくく、錆びにくい材質です。アロマオイルを染み込ませたフエルトをペンダントトップに入れることで、お気に入りの香りを持ち歩けます。複数カラーのフエルトが付属するので、気分によって色を変えるのも◎
アロマペンダントの贅沢なパーツセット
球状&透かし模様のペンダントトップが6種に、ころころとしたかわいらしいフエルトが付属するセット。収納ケースも付属するので、パーツの片付けがしやすいのも魅力です。お好きな長さのチェーンを用意して、首から提げましょう。
アロマペンダントで、好きなアロマをおしゃれに持ち歩こう!
今回は昨今注目を集めているアロマペンダントの、使い方からおすすめ商品までをご紹介してきました。
心を落ち着かせたり、ストレスを軽減したりと、さまざまな癒し効果が期待できるアロマオイル。素敵なアロマペンダントを取り入れて、好きな香りをおしゃれに持ち歩いてみませんか?
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文/羽吹理美 構成/HugKum編集部