1滴の尿でがんリスクがわかる! 元AKBの高橋みなみさんも自宅でできるがん検診「Wellness Me」を体験

自宅にいながら1滴の尿で15種類のがんリスクが分かる、新世代のがんリスク早期発見検査キットが発表されました。女性向けのお洒落なパッケージで手に取りやすく、いそがしくて検診に行けない方も自宅で気軽に受けることができます。
早期発見であれば殆どの癌は治る時代。コロナ禍でがん健診に行けない数年が命取りになることも。元AKBの高橋みなみさんも体験した、注目のがん検診をご紹介します。

ゲストの高橋みなみさん(中央)、代表の森本智子さん(右)、司会の笹川友里さん

今回発表されたのは、新世代のがんリスクの早期発見検査キット「 Wellness Me」。
今話題の「線虫」という生物が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査「N -NOSE」に、オリジナルのパッケージデザインを施したもの。

今回の発表にあたり、トークイベントのゲストとして元AKB48のタレント、高橋みなみさんが登場しました。

簡単でコストも安い、W線虫がん検査

「線虫がん検査は簡単で感度が高く低コスト」(森本さん)

話題の線虫のがん検査ですが、興味があるものの、実際にどんな検査なのか、筆者もよくわかっていませんでした。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスとの業務提携により「Wellness Me」を発表したのは、元テレビ東京アナウンサーで代表取締役社長の森本智子さん。森本さんは、今回の「Wellness Me」を制作するにあたり、いろいろながん検診を調べ、「最も簡単で、効率がよく、検査の感度が高い!」と感じ、W線虫がん検査を選んだそうです。

W線虫がん検査は、健康診断と同じくわずかな尿で検査が行え、感度は86.3%と高い数値です。またステージ0、1の早期がんも検知可能

そして何と言っても価格が安いこと。14,800円(税込)〜となり、平均数十万円以上になる全身総合がん検診に比べると十分の1程度で済みます。苦痛もなく、一度で全てのガンリスクを調べることができる*のもとても助かりますね。
*全身15種類:胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭。

  • 「N -NOSE」との違いは?

  • 「Wellness Me」は、多くの女性に手にとってもらいやすいようピンクのお洒落なデザインになっています。また採尿カップは女性が使いやすいものを採用。さらに、採尿後には、そのまま捨てられるよう配慮した袋が同梱されています。

    検査から結果までの流れ

    ・まずは、「Wellness Me」のウェブサイトで検査キットを購入します。

    ・キットが届いたらマイページに登録し、ログイン、尿の提出を予約します。

    ・自宅での集荷の場合は尿を凍結保存し、集荷スタッフに渡します。

    ・指定場所に提出する場合は専用の保冷バッグに尿を入れ、採尿から4時間以内に提出。

    ・約4週間後に郵便とマイページで結果をお知らせ

    という簡単な流れです。

    元AKB高橋みなみなさんの体験談

    「自分の健康は家族みんなの幸せ」

    実際に「Wellnes Me」を体験した高橋さんも、手軽さを絶賛。「デザインが手に取りやすく、がん検診と構える必要がないのがとてもよかった。検査そのものも本当に尿を送るだけで、びっくりするほど簡単!」と話されていました。結果は「低リスクの判定が出て一安心」。

    高橋さんは、2019年に15歳年上の一般男性とご結婚され、AKB時代と比べて自分や家族の健康を気遣うようになったとも。会見後のインタビューでも、HugKumの読者へ「自分が健康であるのは、家族みんなの幸せ。健康への関心を持ち、ぜひ検査を受けて欲しいです」と話してくださいました。

    「仕事、家事、育児、そしてコロナ。自分のことが後回しになっていませんか?」

    森本さんも「海外に比べて日本人はかなり検査受信率が低く、若い頃から検査の必要性を教育としても高める必要があると感じている。特に女性が気になる、乳がんのステージ4の生存率は38%ですが、早期発見のステージ1では、かなり生存率が高まります。

    ただでさえハードルが高いがん検診に、検査離れを加速するコロナ禍ということが加わったことも危惧しています。早期発見にはこのコロナ禍の2、3年というブランクは遅すぎるくらいで、このイベントを機にがん検診に興味を持って欲しい。

    「毎日の家事をやりながら、もしくはバリバリ働きながら、ご自身の健康管理が後回しになっていませんか? 失って初めて気がつくのが健康の大切さ。もう少しだけ、自身を労ってあげてくださいね。この検査キットが皆さんの健康と幸せの力添えになれると嬉しいです!」そう語ってくださいました。

    友人を亡くして思うこと「がんは早期発見が大事」

    森本さんもおっしゃる通り、HugKum読者のみなさんは自分の健康が疎かになりがち。特に、主婦やフリーランスの方は会社での検診がなく、自主的に検査を受けることになり、がん検診はさらにハードルが高くなります。子連れだと、子守りの調整をしなくては検査に行けず、さらに後回しになりがちです。

    筆者も、子どもが産まれて数年は、がん検診どころか、健康診断もまともに行くことができませんでした。その上、コロナ禍で病院にいくのも躊躇われ、どんどん検診から遠ざかってしまいました。

    そんな折、昨年、唯一無二の友人を子宮癌で亡くしました。具合が悪いと連絡があり、ちょっと検査入院と言ったまま、たった三週間で二人の幼児を残し亡くなりました。本人もまさかこのまま今生の別れになるとは思うわけもなく、落ち着いたら連絡をくれるつもりだったのでしょう。コロナ禍でお別れもできず、今でもこうして書いていて涙で目が曇ります。

    がんで友人を失くすという経験をして、がん検診の大切さを痛感し、区から来る健康診断やがん検診には行くようにはなりました。けれども、二人の幼い子どもがいる私にとって、全てのがん検診を受けるのは本当に大変。今回発表された「Wellness Me」はたった一滴の尿を送るだけ。いそがしいママ達、そして、その家族の救世主になるかもしれないと感じました。ぜひ、ご興味のある方は、ウェブサイトで詳細を確認してみてくださいね。

    Wellness Me」を詳しく知りたい方はこちら>>

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