2023年のお年玉はいくら?パパママ929人に調査して未就学児、小学校低学年・高学年に渡す相場金額がわかった

「お年玉って、いくら入れている?」と周囲の人に聞きづらいですよね。そこで、お子さまを持つHugKum会員のパパ・ママを対象に大調査を行いました! 2023年のお年玉の参考にしてみてくださいね。(調査/HugKumメルマガ会員にアンケート実施 集計期間2022年12月2日~12月11日 有効回答数929人)

お年玉の相場はいくら?

甥っ子姪っ子がいるので「お年玉をあげなきゃ! とはいえ、相場っていくらくらいなの?」なんてことありませんか。

また、「お年玉は、小学生になってからでいいのでは?」「毎年、額を上げていったほうがいいのかなぁ」などと、家庭や親戚ごとにハウスルールを設けたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、HugKum編集部では、一般的にお年玉はいくらくらいが相場なのか、リサーチしました。早速、その結果をご紹介します。

未就学児へのお年玉いくら?

はじめに未就学児の場合は、いくらが妥当な金額なのかを調査。

Q. お年玉の相場はどのくらいですか?【未就学児編】

ポチ袋に入れるのは、最も少額なお札1,000円が一番多い結果となりました。

2位は、500円以下。500円玉をポチ袋に入れる方も未就学児のお年玉では多いのかもしれませんね!

昨年の調査結果と比較

HugKum編集部では、昨年もお年玉の相場を調査しています。「未就園児」には、今年と同様500円〜1,000円がほとんどとで少なめの結果でした。

なぜ、お年玉ってあげるの?

ところで、なぜお年玉ってあげるのでしょうか。

調べてみると、大人が子どもにあげる、単なるお小遣いではないそうですよ!お年玉の深い意味は、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。

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小学校低学年へのお年玉いくら?

続いて、小学校低学年の子どもにはいくらあげるのが相場なのでしょうか。

Q. お年玉の相場はどのくらいですか?【小学校低学年編】

3,000円と回答されている方が最も多い結果となりました。

未就学児の1,000円から、3,000円にステップアップされた方は、おそらくお祝いごとでの金額は奇数がよいとされているから、と言う理由があるのかもしれません。

ちなみに、4や9が入った数字は「死」や「苦」を連想するので、縁起がよくないとされており、お祝い金として渡すときには避けた方がよい数字です。

昨年の調査結果と比較

HugKum編集部での昨年のお年玉の相場調査では、「小学校低学年」へのお年玉は、今年よりも低額の1,000円が1位でした。続いて3,000円という結果に。昨年と今年で変動があったとはいえ、小学校低学年へのお年玉の金額は1,000~3,000円が妥当と考えるご家庭が多いようです。

小学生のお年玉の使い道は?

さて、今どきの小学生は、お年玉を何に使うのでしょうか。使い道も気になりますよね。HugKumでは、2022年のお正月にもらったお年玉をどうしているのかも、小学生の子どもたちに調査しています。お年玉の使い道から見えてくることとは何か、こちらの記事もぜひご覧くださいね。

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小学校高学年へのお年玉いくら?

最後は、小学校高学年へのお年玉の金額の調査結果です。

Q. お年玉の相場はどのくらいですか?【小学校高学年編】

5,000円が最も多い結果となり、年齢に応じて、金額を上げていく方が多いようです。

昨年の調査結果と比較

HugKum編集部で調査した昨年のお年玉の相場と比較すると、昨年も「小学校高学年」へのお年玉の相場は5,000円が1位、3,000円が2位でした。高学年のお子さんには、3,000円~5,000円が相場なのでしょう。

お年玉の入れ方・渡し方のマナー

みなさんは、お年玉の入れ方や渡し方のマナーって、ご存知ですか?

「ポチ袋に入れて渡す」「お金は折り目のない新札を用意する」ということは常識かと思いますが、お札の折り方にもマナーがあるようです。正しいお札の折り方や入れ方、さらには渡し方などはこちらの記事でチェックしてみてくださいね。

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子どもの口座を作ろう!

お年玉をきっかけに、年明けに、子ども名義の銀行口座を作る人も多いようです。

では、なぜ、子ども名義の口座を作るのでしょうか?

口座を作らなくても、お金の管理は可能なのですが、子どもの口座を作ることのメリットをご紹介します。

子どもの口座を作るメリット

①子どものお金の管理がしやすくなる

家計の口座に振り込んでしまうと、どれが子どものお年玉のなか、お祝い金なのか、区別が付きにくくなってしまいます。そうなると、子どものお金であることを忘れて、うっかり使ってしまうなんてケースもあるでしょう。

また、子ども名義の口座を作れば、いつ・いくら入金したのかが一目瞭然。子どもへ貯金するモチベーションにもつながります。

②子どもの金銭管理能力を養える

子どものお金を親が預かると子どもは、自分のお金がどうなったのかが分からず不信感を抱くことも。自分専用の口座にきちんと入金されていると分かれば、きっと子どもも安心するでしょう。

また、「自分のお金」という意識を芽生えさせることで、お金を大切に使いたいと思うようにもなります。

さらに、ただ貯めるだけではなく、子どもとお金の使い道について考えたり、欲しいものを一緒に買いに行ったりすれば、金銭管理のトレーニングにもなることでしょう。

子どもの口座をゆうちょ銀行で作りたいと思っている方は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

ゆうちょで子どもの口座を作ろう! 開設方法とメリット・デメリット
ゆうちょで子どもの口座を作るには 子ども名義の口座を開設するなら、全国規模でATMや支店を使える「ゆうちょ銀行」がおすすめです。まずは、ゆ...

未就園児、小学校低学年・高学年のお年玉の相場まるわかり

アンケート調査の結果、未就園児へのお年玉は500~1,000円、小学校低学年へのお年玉は1,000~3,000円、小学校高学年へのお年玉は3,000~5,000円が相場であると言うことがわかりました。

それを踏まえて、今年はいくらあげようか各ご家庭で検討してみてくださいね。

文・構成/HugKum編集部

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