塩とボンドでできる【ソルトペインティング】に挑戦!海外ではメジャーなアート技法が簡単で楽しい♪

ご家庭にある「塩」を使ったアート、「ソルトペインティング」をご紹介します。日本ではあまり見かけませんが、海外ではメジャーな技法の1つです。
材料は身近なものばかりで、幼児さんでも簡単にできるので、おすすめです!出来上がりが立体的なのも楽しいですよ。

 「ソルトペインティング」とは?

「ソルトペインティング」とは、塩を使った立体的なアートのことをいいます。
ボンドで描いた線の上に塩を振りかけ、そこに色水を垂らして色を付けます。塩には水分を吸収するはたらきがあるので、色水がすーっとしみこんでいく様子を観察したり、色が混ざっていく様子を見たりできるんです。塩ならではの立体的な質感は、他の素材ではなかなか出せない雰囲気です。

日本ではまだあまり知られていない「ソルトペインティング」ですが、海外ではメジャーなアートの手法の1つとして楽しまれています。特別な材料は必要なく、どのご家庭にもある“食塩”でできるので、チャレンジしやすいのもおすすめポイントです。

準備する物

・塩

・画用紙

・鉛筆

・ボンド

・絵の具(液体でも固形でもOK

・トレイやバットなど、大きめの容器

 作り方

絵を下書きする

まず、画用紙に鉛筆で下絵を描きます。この後、ボンドでなぞるので、細かくしすぎないようにするのがポイントです。

幼児さんと一緒にやる場合は、おうちの方が何枚か下絵を描いてあげて、選ばせるのもいいですね。

 ボンドでなぞる

鉛筆で下書きした線を、ボンドでなぞります。力の加減が難しい場合は、大人が手を添えてあげましょう。なぞっている間にボンドが乾いてしまうと、塩がくっつかなくなってしまいますので、手早くなぞります。

私が描いた下絵を、小学1年生の娘がなぞったら、こんな感じになりました。

塩をのせる

トレイなどの容器の上に画用紙をのせ、ボンドの上に塩をふりかけますボンドが見えなくなるくらい、たっぷりと乗せましょう。紙コップなどの容器を使うと、お子さんでも塩をかけやすいです。

画用紙の両端を持ち上げて、余分な塩をトレイに落とします。きれいに落ちたと思っても、意外と塩が引っかかって残っているので、紙を上下逆にしたり、コピー用紙をまとめるときのようにトントンしたりすると、きれいに落ちますよ

まだボンドが見えているところがあったら、この工程をもう一度繰り返します。

ボンドが塩で見えなくなるくらいに隠れたら、OKです。まだボンドは乾いていないので、強く押さないようにしましょう。塩そのものの色でOKなら、ここまでで完成です!

色をつける

絵の具で色をつける場合は、色水を準備しましょう。絵の具に水を混ぜて、サラサラな状態の色水にします。色水はそんなにたくさん使わないので、私はお弁当用の小分けケースで作りました。

筆に色水をつけ、塩に“チョン”と触るように色をつけます。じわ~っと塩をつたって色がついていく様子に、子どもたちもびっくりです。塩の上で、色が混じっていく様子も観察できました。筆から色水をボタボタ垂らしてしまうなど、筆を扱うのがまだ難しい場合は、綿棒を使うのもおすすめです。我が家には筆が1本しかなかったので、綿棒で代用したのですが、色水が垂れることもなく、使いやすかったです。

小学3年生の長女は、全ての工程が一人でできた!

ここまで紹介した写真は、小学1年生の次女がやったものです。大人が描いた下絵をなぞって、塩をかけるところも大人が補助をしました。

いっしょにやっていた小学3年生の長女は、全ての工程を一人で進めることができました!雪の結晶の画像を見ながら下絵を描き、塩を振る工程も、ボンドが残っていないか細かくチェックしながら、一人で進めました。

多少、塩がこぼれてもそれは気にせず、最後にみんなで片づけるとしましょう!

「自分でできた!」という実感が、楽しさや満足感につながりました。

こんなバリエーションも!

下絵や、色画用紙を変えるだけで、バリエーションは無限大です! 我が家では、「冬といえば…」で思いついたものを描いてみました。

こちらは、小学3年生の長女が描いた、「鏡もち」。上に乗せたみかんの部分を、慎重に色付けしていました。

こちらも同じく3年生の長女の作品です。ゆきだるまを描き、降っている雪も表現しました。塩の質感が雪にぴったりです!

お子さんの手形をソルトペインティング

手形・足形と言えば、絵の具などのインクが一般的ですよね。そんな手形に飽きてきたな、という方には、ソルトペインティングでの手形・足形もおすすめです!
お子さんの手形・足形を鉛筆でかたどり、あとは先ほどの手順のようにボンドをつけ、塩を振りかければOK。乾いたら、周りに写真を貼ったり日付を書き入れると、記念になりますね。

こんな発見・学びにもつながる!

 「楽しかった!」「塩で絵が描けるなんておもしろい!」と感じられたらすてきな体験になりますよね。「塩」という身近なもので、アートが楽しめるというのは、大人にとっても新鮮かもしれません。

お子さんの年齢や興味によっては、こんな発見・学びにもつながるかもしれませんよ。

色が混ざるとどうなる?

塩にいくつかの色をのせていくと、どこかで混ざる様子が観察できます。「赤と青でむらさきになる」というくらいなら理解している子もいますが、全ての色が混ざったらどうなるのか、混ざっていく途中でどう変化するのかをリアルで見ることができるのは貴重な体験です。

塩は水分を吸収するはたらきがある

理科や科学に興味があるお子さんなら、「塩」に目を向けて見ましょう。塩には、水分を吸収するはたらきがあります。きゅうりの塩もみやキャベツの浅漬けを作る時のように、野菜に塩をかけると水分が出てくるのは、そのためです。身近なものの科学的なはたらきに発展させていくと、科学分野にますます興味がわきそうですね。

新しい技法が、新しい発見に!

「お絵描き」と聞くと、クレヨンや色鉛筆を思い浮かべるお子さんが多いと思いますが、「塩」を使ったアートもあるんですね。今まで体験したことのないチャレンジが、お子さんの新たな発見や興味関心を引き出してくれるかもしれません。

また、「絵を描く」というとあまり気乗りしないお子さんでも、「ソルトペインティング」なら工作や実験感覚でチャレンジすることができます。色づけ、ボンドを塗る、塩を振りかけるなど、楽しむポイントはお子さんそれぞれで大丈夫。「塩をかけるのがおもしろいんだね」と、楽しいと思えるポイントを見つけられたことを認めてあげましょう。

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文・構成/yurinako

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