目次
チキンジャンル2.0を切り拓く 2つのバーガーはターゲットが違う!
モスバーガーにはすでに定番商品として人気の「チキンバーガー」があります。こちらは幅広い来店客に好評で、いついっても「あの味が食べられる」という安心感があります。これが「チキンジャンル1.0」とするならば、今回登場する2品は「チキンジャンル2.0」、つまりバージョンが一歩先の新たな味の領域という考え方で開発。
今回お披露目された新作「ハニマスのとり竜田バーガー ~ハニーマスタードソース使用~」はターゲットを30代から40代女性や若い世代、韓国のチキンなどのソースで人気のフレーバー「ハニーマスタード」を使っています。一方、昨年の人気をうけて再登場した「和風旨だれのとり竜田バーガー ~くし切りレモン添え~」は30代から40代の男性や利用頻度の高い常連の人に「チキンバーガーの進化版」を楽しんでもらいたいとパワーアップしています。
ベースの共通食材であるとり竜田は、国産の鶏むね肉に塩・胡椒・しょうゆ・しょうがなどで下味をつけ、そこにバーガーごとのソースを合わせています。衣の配合を細かく調整することで昨年よりもサクサク感をあげるとともに、テイクアウトしてもそのサクサク感が長持ちするように工夫されています。
「ハニマスのとり竜田バーガー ~ハニーマスタードソース使用~」と「和風旨だれのとり竜田バーガー ~くし切りレモン添え~」は、2023年2月8日(水)から一部を除く全国のモスバーガー店舗で販売中。期間は3月下旬までの予定ですが、人気で食材がなくなった場合は予定よりも早めに終了する場合も。
はちみつの甘さとピリッとくるマスタードにさらなる隠し味 ハニマスのとり竜田バーガー
今回使われているオリジナルのハニーマスタードソースは、はちみつと粒があるマスタードに、ニンニクとバターでさらにコクをアップ。厚切りのスライストマトとキャベツを加えています。
仕上げのレモンは各店舗内でカット 和風旨だれがさらに進化
昨年の好評を受けて再登場した「和風旨だれのとり竜田バーガー ~くし切りレモン添え~」ですが、昨今の価格高騰の波もあり、価格は390円から410円にアップ。とくに国産鶏肉の価格が上がっていることが大きく影響していますが、それでも価格の上昇率どおりだと40円前後のアップになるところ、20円にがんばったといいます。
和風だれはしょうゆベースに細かく刻んだ青ねぎと白ねぎを入れ、風味豊かで親しみやすい味わいに。さらに、下味に使っているしょうがの香りをより感じられるようにしながら、隠し味として甘みのある甜醤油を加え、味の層のアクセントになっています。
さらなる味の要素として、今年もくし切りレモンをプラス。各店舗でカットするひと手間をかけてまでつけているレモンは、途中で絞ってさらに味変したり、お好みで。
2つのとり竜田バーガーを食べ比べてみて、私はソースだけならばハニマス、トータルでは和風旨だれが好みでした。ハニマスのソースだけでモスバーガーの太めカットのフレンチフライポテトにつけて食べたい!
デコポンを皮まで使ったジューシーなシェイク
旬の国産フルーツを使った「まぜるシェイク」シリーズの新作も、同じく2023年2月8日に発売。今回は熊本産デコポンを使った「まぜるシェイク デコポン(R)<ソースに熊本県産デコポン3倍濃縮果汁を使用し
デコポン(R)という果物は、オレンジの「清見」とみかんの一種の「ポンカン」の交配種として生まれ
デコポン(R)の果汁を使ったシロップだけでなく、産地でも活用されていなかったデコポン(R)の皮までまるっと使い、つぶつぶ食感やジューシーさを実現しています。
カップには熊本県のご当地キャラクターの「くまモン」のシールがつけられているのもポイント。
「まぜるシェイク デコポン(R)<ソースに熊本県産デコポン3倍濃縮果汁を使用し
オンラインで買えるアニマルチョコもチェック!
文・構成/北本祐子