小学校入学!みんなの勉強時間をアンケート調査
小学校に入学し、新生活も落ち着いてきた頃でしょうか。園までの送迎がなくなり楽になったかと思えば、宿題の丸つけや配布物確認など、意外と新たな課題も多くて目まぐるしい毎日を送っているかと思います。
そんな中でも毎日出る宿題は園生活にはなかった大きな関門。「思い返せば、保育園・幼稚園時代は自由だったなぁ!」なんて思っているのは、新1年生の保護者だけでなく、子どもも一緒かもしれませんね。
「宿題だけで精一杯!」「もっと勉強したい!」…、お子さんによって意欲もまちまちかと思いますが、みんなは1日どのくらい勉強しているのでしょうか?
今回は『小学一年生』(2023年3月号)の読者1,000人にアンケートを実施し、「お子さんの平日の学習時間(学習塾含む)は、平均するとどのくらいですか?」と質問してみました。
小学1年生、学校以外での学習時間は?
アンケート結果はこちらです。
9割近くが1時間未満と回答
1番多かったのが「15分以上30分未満」(202人)という回答で、全体の40%を占めました。学校から出される宿題もだいたいこの範囲で終わることも多いでしょうか。
2位以降は「30分以上45分未満」(112人/22%)、「1分以上15分未満」(68人/14%)、「45分以上1時間未満」(54人/11%)と続きます。全体では、9割近い子どもたちが1時間以内ということがわかりました。
少数派は…?
少数派は、宿題やってる!?と聞きたくなる「0分」という回答もある一方で、60分以上というお子さんも。今回の調査では塾での学習も含んでいるため、塾で学習する子や市販のドリルに取り組んでいるお子さんは1時間近い学習時間になっているようです。
男女差は?
ちなみに、この調査結果を男女別にわけて比較してみたところ、全く同じ順番で、比率もほぼ変わりませんでした。
自宅学習が上手くいく秘訣とは?
HugKumでのアンケート調査によると、小学生の9割がリビング学習をしているという結果も出ています。自宅でのリビング学習が上手くいく5つの秘訣を紹介した記事もぜひ読んでみてくださいね。
時間の長さより習慣づけが大切な時期
一般的には「学年×10分くらい」が集中力持続の目安と言われています。今回アンケートに答えていただいた7歳前後のお子さんについては、学習の時間よりも机に向かって学習習慣をつけるということのほうが大事かもしれませんね。
あなたにはこちらもおすすめ
◆アンケートを実施したのは・・・
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
文/中井 緑
構成/HugKum編集部