目黒蓮、主演ドラマ「トリリオンゲーム」でのハッタリ成り上がり男が新たなハマリ役に【連載第1回】

目黒蓮の新たなハマり役となりそうな主人公のハル役
スリリングかつスピーディで痛快なドラマが見応えたっぷり
第2回のキーマンは吉川晃司！福本莉子演じる凜々も登場
原作コミック「トリリオンゲーム」は今なら期間限定まるごと試し読みも！

目黒蓮の新たなハマり役となりそうな主人公のハル役

アイドルグループSnow Manとしても、ピンでの俳優としても絶好調の目黒蓮。「国宝級イケメンランキング2023年上半期」のNOW部門では22年下半期に続いて2冠を獲得し、殿堂入りが決定しました。そして、7月より主演を務める新ドラマ「トリリオンゲーム」が始まりましたが、主人公のハル役はこれまた当たり役！という印象を受けます。

原作は、マンガ大賞2022にもノミネートされた『ビッグコミックスペリオール』（小学館）で連載中の同名コミック（原作：稲垣理一郎、作画：池上遼一）で、目黒さんが演じるのは、“世界一のワガママ男”とされる主人公のハルこと天王寺陽。ハルは、まったく性格が正反対の気弱なパソコンオタクのガクこと平学（佐野勇斗）と2人で起業し、予測不能な作戦で１兆ドルを稼ごうと大奮闘していきます。

ハルは、コミックの絵面からして目黒さんにとてもよく似ていて、まさに2次元の世界から抜け出てきたよう！社会現象を起こしたドラマ「silent」や連続テレビ小説「舞いあがれ！」に続いて、「トリリオンゲーム」も今後、話題を呼んでいきそうな予感。

共演に、ガク役の佐野勇斗をはじめ、クールで強欲な才色兼備の社長令嬢の桐姫（きりひめ）こと黒龍キリカ役の今田美桜、「トリリオンゲーム」社初の新入社員で代表取締役社長に就任する高橋凜々役の福本莉子のほか、桐姫のボディーガード兼秘書の長瀬忠則役の竹財輝之助、ハルとガクに出資するワイルドな敏腕投資家・祁答院一輝役の吉川晃司、ハルとガクに立ちはだかる「ドラゴンバンク」の経営者・黒龍一真役の國村隼と、豪華な顔ぶれが参戦しています。

スリリングかつスピーディで痛快なドラマが見応えたっぷり

（以下、先週の回のネタバレを含みます）

第1回目では、ハルやガクをはじめ、それぞれに濃いキャラクターのバックグラウンドが紹介されました。中学の同級生だったハルとガクが再会したのは、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」での採用面接です。

天性のコミュニケーション能力とハッタリで内定を獲得したハルですが、「ドラゴンバンク」の内定式当日に、ガクが不採用となったことを知ります。ハルはガクの豊富な知識と素晴らしいスキルを見抜けなかった同社に見切りをつけ、大胆不敵なふるまいで内定を辞退。最終面接で面接官を務めた社長令嬢・桐姫（今田美桜）もろとも「ドラゴンバンク」を手に入れると豪語します。

その後、2人はタッグを組んで「1兆ドルを稼ぐ」ことを目指し、事業計画も起業資金もゼロの状態からいきなり「トリリオンゲーム」社を起業。世界トップレベルのハッカーが集まる大会「セキュリティチャンピオンシップ」に参加し、見事に優勝しますが、めちゃくちゃな反則を犯して失格となってしまいます！でも、話題性は十分あって、彼らは順調に出資金を手にしていくことに。

ハルが繰り出すアメイジングな資金調達大作戦がなんとも痛快だし、IT関連の豆知識や業界の裏話など、いろんなトリビアも散りばめられているところが非常に面白い本作。それぞれにキャラクターがハマっていて、ドラマのテンポもよいので、前のめりで観てしまいました。加えて桐姫役を演じる今田さんのセクシーな衣装に目がくぎづけ状態です！

また、本作はサクセスストーリーを主軸にしつつも、ハルとガクの熱い友情物語がきちんと織り込まれているので、まさかの感動を呼ぶところも実に魅力的。世渡り上手でハッタリ男のハルは、いわば浮世離れしたキャラクターですが、常識人で不器用なガクとセットで描かれることで、気がつけば好感度が爆あがり！2人の絆のドラマは本作のキモとなりそうです。

第2回のキーマンは吉川晃司！福本莉子演じる凜々も登場

本日放送される第2回では、突然現れた謎の男・祁答院（吉川晃司）が、ハルたちに出資話を持ちかけます。なんと持ち株比率は15％で、出資額は3千万円！無事に軍資金を獲得したトリリオンゲーム社ですが、ハルは祁答院に、最初の1カ月で売上300万円を達成するというとんでもない宣言をしてしまいます！

今回のキーマンとなるのは、吉川さん演じる祁答院ですが、果たして彼はハルたちの力強い味方になってくれるのでしょうか？また、トリリオンゲーム社の面接にやってきたのは、くそ真面目過ぎて就活が全敗中の大学生・凜々（福本莉子）。ハルはなんと凜々を入社1日目にして代表取締役社長に任命し、事業においてはある奇策に出ます。