昆布・かつお節といった素材や、市販の顆粒だしで手軽に作れるだし汁。鍋やスープなどだし汁を使った人気レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から19品、ピックアップしました!
子どもに人気!だし汁使用レシピ
【1】なすみその豚しゃぶそうめん
見た目がシンプルなそうめんは、彩のいい野菜の型抜きを飾ると見た目がぐんとアップします。焼いて皮をむき、出汁をたっぷり吸ったなすは子供もおいしく食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
そうめん(乾) 250g
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
にんじん 1本
赤・黄パプリカ 各1個
三つ葉 1束
なす 3本
【A】
みそ 大さじ3
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
だし汁 1/2カップ
◆作り方
【1】なすは魚焼きグリルで両面を7分ほど中火で焼く。粗熱がとれたら皮をむき、包丁で細かく刻み、【A】と合わせてよく混ぜる。
【2】にんじんとパプリカは好みの型で抜いて、ゆでる。三つ葉もサッとゆでて水にとり、3cm幅に切る。
【3】そうめんは半分に折って表示に従ってゆでる。同じ湯で豚肉もゆで、小さく切る。
【4】器に【3】を盛って【1】をかけ、【2】の野菜を散らし、三つ葉をあしらう。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【2】すりおろしれんこんとえびのドリア
すり下ろしたれんこんは、加熱することでとろみが出るので、だし汁で煮て和風の味わいをプラスし、ドリアのクリームソースの代用に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
れんこん 100g
ブロッコリー 4房
えび 中8~10尾
ご飯 茶碗3杯(400g)
ピザ用チーズ 30g
だし汁 1と1/2カップ
塩 適量
◆作り方
【1】えびは殻と尾、背ワタを除く。ブロッコリーは粗く刻む。れんこんは皮をむいてすりおろす(すりおろして長くおくと褐変するので注意)。
【2】鍋にだし汁を沸かして塩をふり、えびとブロッコリーを加えてサッと火を通す。れんこんを加えて手早く混ぜ、とろみがつくまで加熱する。
【3】耐熱容器にご飯を敷き、【2】をかけ、チ ーズを散らし、200℃のオーブンで10分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2015年1月号
【3】れんこんと鶏団子のすり流し丼
れんこんは半量をすりおろし、とろみを出すのがポイントです。だしのお味が上品。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g
【A】
玉ねぎ(すりおろし) 大さじ3
酒 小さじ2
パン粉 大さじ4
塩 小さじ1/2
れんこん 中1節(200g)
にんじん 1/3本
だし汁 1と1/2カップ
【B】
薄口しょうゆ 小さじ2
塩 少々
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】ボウルにひき肉を入れ、【A】を加えてよく混ぜ、12等分に丸める。
【2】れんこんは皮をむいて半分すりおろし、残りは1cm角に切る。にんじんは1cm角に切る。
【3】鍋にだし汁、刻んだれんこん、にんじんを加えて中火にかける。フツフツしたら【1】を入れて弱火にし、2分ほど煮る。
【4】すりおろしたれんこんを加えてとろみが出るまで1分ほど煮、【B】で調味し、ご飯にかける。
*お好みで細ねぎを散らしても。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号
【4】モロヘイヤと鮭フレークのうどん
だし汁とモロヘイヤのシンプルなつゆが美味。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
モロヘイヤ 1袋
鮭フレーク 大さじ4(50g)
だし汁 1と1/2カップ
【A】
しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ1/2
炒り白ごま 少々
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】モロヘイヤは葉を摘み、ゆでてざるにとり、粗熱がとれたら水けを絞り、細かく叩く。
【2】だし汁に【A】、【1】、鮭フレークを混ぜる。
【3】うどんをサッとゆでて(温でも冷でもOK)、器に盛り、【2】をかけ、ごまをふる。
*モロヘイヤはオクラ10本に替えても。同様にゆでて細かく叩く。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2014年9月号
【5】ブロッコリー入り卵雑炊
さらりと食べられる雑炊は、風邪で食欲がないときにもオススメ。ブロッコリーでビタミンCも補給。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ブロッコリー 4~5房
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
ご飯 300g(茶碗小盛り3杯)
卵 1個
だし汁 3と1/2カップ
【A】
しょうゆ 小さじ1と1/2
塩 少々
◆作り方
【1】ご飯はざるに入れ、水でサッと洗 ってぬめりをとる。ブロッコリーは穂先を粗く刻む。
【2】鍋にだし汁、ご飯、長ねぎを入れてふたをし、弱火で5分ほど煮る(途中、煮汁が少なくなったら、だし汁か水を足す)。ブロッコリーを加えて2分ほど煮、【A】で味を整える。
【3】仕上げに溶いた卵を加え、煮立ったら火を止め、ふたをして蒸らす。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【6】ふわ玉あんかけ冷やし麺
豆腐と卵のあんは電子レンジで簡単&時短に!あとは麺をゆでるだけの、ママにうれしいラクチンメニューです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
中華麺 3玉(300g)
木綿豆腐 150g
玉ねぎ 1/2個
枝豆(ゆで) 正味50g
コーン(缶詰) 50g
卵 2個
だし汁 2カップ
片栗粉 小さじ2
塩 小さじ1
◆作り方
【1】豆腐と玉ねぎは1cm角に切る。
【2】ボウルに片栗粉を入れ、だし汁で溶きのばし、卵と塩を加えてよく混ぜる。さらに【1】を加えて混ぜ、ラップをかけて電子レンジで5分加熱する。取り出して全体を混ぜ、さらに2分30秒加熱する。粗熱がとれたら枝豆とコーンを加えて冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【3】麺は表示時間どおりにゆでて、冷水にとり、水けをきる。器に盛って【2】をかける。
*お好みで、サニーレタスやトマトを添えても。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【7】みそしょうゆ味の煮込みうどん
しょうゆだけでなく味噌のコクもプラス。ことこと煮込んだやわらかい具がたっぷりの主食は風邪の回復期にも◎です!
◆材料
(子ども2人分)
ゆでうどん 1パック(約180g)
豚バラ肉 40g
さつまいも 小1/5本(40g)
長ねぎ 3cm
にんじん 2cm
ほうれん草 1株
だし汁 2カップ弱
【A】
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
みそ 大さじ1/2
◆作り方
【1】豚肉は3cm長さに切る。さつまいもは1cm厚さのいちょう切りにして水にさらす。にんじんは薄い半月切り、長ねぎは薄い小口切りにする。
【2】ほうれん草はサッとゆでて水にさらし、2cm長さに切る。
【3】鍋にだし汁と【1】を入れて、野菜がやわらかくなるまで煮、うどんと【A】を加え、弱火で3分ほど煮る。うどんがやわらかくなったら【2】を加える。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【8】魚介と冬野菜の中華丼
あさり、えびとしめじからうま味がたっぷり。とろみのついた具がご飯によくからみ、たくさん食べられます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
えび 8尾
あさりのむき身 130g
小松菜 1/2束
大根 5cm
しめじ 1パック
コーン 大さじ4
かつおだし汁 1と1/2カップ
【A】
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】えびは4等分する。小松菜は3cm幅に切り、大根は2cmの角切りにする。しめじは石突きを除いてほぐす。
【2】鍋にだし汁、大根、しめじ、コーンを入れて火にかけ、大根がやわらかくなったら、えびとあさりを加えてひと煮し、【A】で調味する。
【3】小松菜を加え、しんなりしたら混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【4】器にご飯を盛り、【3】をのせる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
【9】いか団子とキャベツのやわらか煮
万能めんつゆだれを使用。薄味なのにしっかり味がついている。子供が食べにくいいかも、細かく刻んでいるのでおいしく食べられます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
するめいか 1ぱい
めんつゆだれ 1/4量
【A】
長ねぎのみじん切り 1/4本分
しょうがのすりおろし 大さじ1/2
小麦粉 大さじ1
キャベツ 5~6枚(400g)
だし汁 1と1/2カップ
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
◆作り方
【1】いかはワタ、軟骨、目、口、吸盤を除き、たれに1時間以上漬ける。いかを取り出して輪切りから細かく叩き(またはフードプロセッサーにかけ)、【A】を加えて混ぜる(漬けだれは取っておく)。
【2】キャベツは芯を除いて4cm角に切る。
【3】鍋にだし汁、漬けだれ、【2】を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱め、ふたをして5分煮る。【1】を一口大に丸めながら加えてふたをし、3~4分煮る。混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
*いかは冷凍のロールいかを解凍して使っても。
◆ポイント
めんつゆだれは、トマト、はちみつ、ごま油で甘酸っぱさと風味をプラス。
(作りやすい分量)
めんつゆ(3倍希釈) 1/2カップ
トマト 1個
はちみつ 大さじ1
ごま油 大さじ1
【1】トマトはヘタを除いて粗みじん切りにする。
【2】すべての材料を混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【10】クマのいなり寿司
かわいいクマちゃんが並ぶお便合箱のフタを開けただけで子供の喜ぶ顔が浮かびます。ハムやチーズで少しずつ表情の違うクマちゃんを量産して。
◆材料
(大人3人分+子ども3人分)
ご飯 茶碗4杯(600g)
油揚げ 5枚
ハム 1枚
スライスチーズ 1枚
のり 適量
【A】
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
【B】
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れてよく混ぜ、半分に切った油揚げを加えてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。そのまま冷ます。
【2】ボウルにご飯を入れ、混ぜ合わせた【B】を加えてしゃもじで混ぜ、【1】に等分に詰める。
【3】子どもの分には、ハムとチーズ、のりでクマの顔をつける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立をつづ ったブログ「よめ膳@YOMEカフ ェ」が人気で、毎月200万アクセスを誇る。女の子のママ。
『めばえ』2014年6月号
スープ|だし汁使用レシピ
【1】えび団子のお吸い物
えびの色がキレイなえび団子。はんぺんをつなぎに簡単にできるんです。普段の食卓や季節ごとのイベントに、お吸い物は幅広く使える一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
むきえび 80g
はんぺん 1/4枚(25g)
【A】
長ねぎのみじん切り 3cm分
酒 大さじ1
塩 少々
絹さや 適量
【B】
だし汁 2と1/2カップ
酒 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ1
◆作り方
【1】えびは背ワタを除き、包丁で叩いて細かくする。ボウルに入れ、はんぺんをつぶしながら加え、【A】も加えてよく練り混ぜる。
【2】鍋に【B】を煮立たせ、【1】を8等分の団子状に落としていき、火を通す。
【3】薄口しょうゆで調味して器に盛り、ゆでて斜め切りにした絹さやを飾る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【2】長いもとオクラのトロトロみそ汁
すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2
◆作り方
【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【3】汁物バリエ!ほたて風味のかきたま汁
汁ごと使って貝のうまみもしっかり味わえる!上品な貝の味を引き立てるのは、ふわっと仕上げるかきたまがポイント。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ホタテの水煮(缶詰) 大1缶(125g)
にんじん(花形に抜く) 8~10個
絹さや 4~5枚
卵 1個
だし汁 ほたての缶汁と合わせて2と1/2カップ
【A】
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2
【B】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ1
◆作り方
【1】鍋に缶汁とだし汁、にんじんを入れてふたをし、中火で煮る。にんじんに火が通ったら、ほぐしたほたての身、【A】を加える。
【2】絹さやは筋を除いて、斜め細切りにする。
【3】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつけ、溶いた卵を流し入れ、【2】を加えてさっと煮る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【4】鮭と大根の石狩風みそ汁
北海道名物、石狩鍋を毎日の食卓で手軽に楽しめるレシピ。じゃがいもやバターも加えて栄養とボリュームたっぷりに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
大根 長さ8cmの半分(100g)
にんじん 長さ6cmの半分(20g)
玉ねぎ 1/8個
じゃがいも 1/2個
生鮭 1と1/2切れ
【A】
だし汁 2と1/4カップ
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
【B】
みそ 大さじ2強
バター 小さじ1
豆乳 大さじ2
◆作り方
【1】大根、にんじんは長いままピーラーで薄くむく。玉ねぎは半分に切って薄切りに、じゃがいもは小さめの一口大に切る。
【2】鮭は皮と骨を除き、一口大に切る。
【3】鍋に【A】と玉ねぎ、じゃがいもを入れて熱し、沸騰したら大根、にんじんを加え、ふたをして弱火で煮る。野菜がやわらかくなったら【2】と【B】を加えて混ぜて、ひと煮する。
*だし汁は、できれば昆布だしがおすすめ。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【5】オクラとわかめのかき卵汁
お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3
【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
卵 1個
◆作り方
【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【6】野菜たっぷりみそ汁
いろいろな野菜を子どもと一緒に“遊び感覚”で調理するのにもおすすめ。
◆材料
(小ぶりのお椀4杯分)
キャベツ 1枚
エリンギ 小1本
にんじん(薄い輪切り) 4枚
だし汁 300㏄
みそ 30g
◆作り方
【下準備】
にんじんは下ゆでする。
【1】キャベツをちぎる
洗って芯を除き、葉を手で一口大にちぎる。芯はスライスする。
【2】エリンギを裂く
サッと洗って食べやすい長さに切り、手で縦に細く裂く。
【3】にんじんを型抜きする
好みの型で抜く。
※鍋にだし汁とエリンギを入れ、 ひと煮立ちしたらキャベツを入れ る。材料が柔らかくなったらみそ を溶き入れ、下ゆでしたにんじん を型抜きして飾る。
教えてくれたのは
こんぺいとさん
今回取材に協力してくれたのは「台所 のある幼児教室こんぺいと」。作って、 食べて、遊んで知力を育てるのがコンセ プトで、1歳から料理体験ができます。
『ベビーブック』2017年9月号
【7】かぶのすりおろしのお雑煮
かぶはビタミンAとCが豊富な葉と一緒に!豚ひき肉のうまみがスープの決め手!
◆材料
(3人分)
かぶ 中2個
豚ひき肉 120g
切餅(食べやすい大きさに切る) 5個
だし汁 500ml
【A】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】かぶは皮をむいてすりおろし、葉は小口切りにする。
【2】鍋で豚ひき肉を炒り、ポロポロしてきたら、だし汁、【1】を加え、温まったら餅、【A】を加えて、柔らかくなるまで煮る。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
昆布だしで作る鍋|だし汁使用レシピ
【1】にんじん・小松菜入りつくね鍋
体を温める鍋料理で肉や野菜をたっぷりと。つくねにも野菜が入っているので栄養満点です!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉(胸・もも半量ずつ) 200g
片栗粉 大さじ1/2
溶き卵 1/3個分
しょうゆ 小さじ2/3
酒 小さじ2/3
しょうがのすりおろし 小さじ1/2
長ねぎ 5cm
にんじん 1/4本
小松菜 1株
塩 少々
【B】
昆布だし汁 3カップ
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/3
【C】
白菜・もやし・小松菜・にんじん 各適量
◆作り方
【1】長ねぎはみじん切りに、にんじんはせん切りにし、塩でもんでよく絞る。小松菜はサッとゆでて絞って刻む。
【2】【A】と【1】を混ぜ合わせてよく練り、一口サイズの団子状に丸める。
【3】【C】の白菜と小松菜はざく切りにし、にんじんはピーラーで薄く切る。
【4】鍋に【B】を熱し、【2】を加えて火を通し、【3】ともやしを加えて煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【2】鶏ひき団子の豆乳鍋
ごま+ みそ+ 豆乳でしっかりコクのある味つけに。鶏ひき肉は癖がなくスープのうま味をたっぷり吸って煮込むほどおいしくなります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 200g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
パン粉 1/4カップ
塩 小さじ1/4強
白菜 1/4個
小松菜 2株
大根 1/4本
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
コーン(缶詰) 1/2カップ
マロニー 50g
豆乳 1カップ
【B】
みそ 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ1
だし汁(昆布+かつお) 2カップ
◆作り方
【1】【A】はよく混ぜ合わせてこね、10等分にして一口大に丸める。
【2】白菜は4cm幅のざく切りに、小松菜は5cm長さに切る。大根、にんじんはピーラーを使って縦に薄切りにする。油揚げはサッと湯通しして、1cm幅に切る。
【3】【B】に少しずつ豆乳を加えてのばし、だし汁と一緒に鍋に入れて火にかける。沸騰したら、【2】、【1】、コーン、マロニーを入れて煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号