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登場メンバーの気合の入ったガチトークバトル!
12月22日(金)よりPrime Videoで独占配信がスタートしたAmazon Original番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン13 COMBINED(本編4話/一挙配信)の配信を記念して、12月15日に都内でコンビ対決の決起集会イベントが開かれ、出演者のフットボールアワー、ランジャタイ、ウエストランド、ニューヨーク、EXITの人気お笑いコンビ5組が一挙に集結。撮影現場での暴露エピソードはもちろん、二人羽織でクリスマスチキン早食いバトルでたたかうなど番組とはまたひと味違った熱いコンビバトルを繰り広げました!
松本人志に選ばれたお笑い芸人たちによる、妥協なしの究極に自由な“笑わせ合いサバイバル”番組として人気を集めているこの「ドキュメンタル」シリーズ。今回の最新作となるシーズン13では、フットボールアワー、ランジャタイ、ウエストランド、ニューヨーク、EXITといった5組の人気実力派芸人コンビが参戦し、前代未聞となる初のコンビ対抗戦を開催!シリーズ4度目の出場となるフットボールアワーの後藤輝基を除いて、全員が初参戦という容赦なしの熾烈なバトルが繰り広げられるのも見どころ!
シリーズ史上初のコンビ対決!賞金2000万をかけた熱き戦い!
ド派手にステージへ登場した5組。フットボールアワーの岩尾さんも思わず「今からまた何かやらなあかんの?(笑)」と口を開き「我々、戦いを終えたのに…(笑)」と後藤さんも思わず苦笑い。
初出場となるウエストランドの井口さんは、今回の参戦理由について「やっぱりずっと見てた憧れの場でもあったので、M‐1グランプリで優勝させていただいて『ついにきたか!』と。でもまさかコンビで出るなんて、一気に不安な気持ちになりました」とグチり、「M‐1の時も鉄球(相方)をがんばって引きずりながら優勝したのに、鉄球側が泣いてたんですよ(笑)」と会場を笑わせました。
同じく初参戦となるニューヨークの屋敷さんも、「僕は4年前のM‐1グランプリで『笑いながらツッコむのが好みじゃない』と松本さんに言われたので、4年後の僕に『笑わずツッコんでくれ』という松本さんのメッセージなのかなと思って心して臨みました」と吐露。
いっぽう相方の嶋佐さんは、「僕はドキュメンタル以前に『(ダウンタウンの)ごっつええ感じ』の時から、まっちゃんを見ていたんで」と、まさかの“まっちゃん”呼びを周りからツッコまれ「まっちゃんの期待に応えたいなと決意しました!」と今回の出場の理由を明かしました。
また今回がシリーズ4度目の参加となるフットボールアワーの後藤さんですが、実は相方の岩尾さんがドキュメンタルの第一回目に招待されていたにも関わらず、断ったというエピソードを告白。さらに断った理由が「参加費の100万円」だったと話し、「岩尾さんは金目のものと犬のことしか考えてない。犬と金っていう、日本昔ばなしみたいな人なんです(笑)」と笑わせ、「だからこそ岩尾さんを頭に引っ張り出して、一緒にたたかいたいなと思って参加した」と理由を明かします。
さらにこの中では、一番コンビ仲に自信があるというEXIT。出場理由について兼近さんも、「ひっちゃんに呼ばれたんで(笑)」とボケながら、「りんたろー。さんが最初出ないと言い張っていたので…」と裏事情を明かすと、周りからは「えーっ」と驚きの声が。りんたろー。さんは「コンビでオファーがきたってことは一人でもくるはずだから、一人の時に出てくれ」と懇願したそう。
これには兼近さんも「参加することによってコンビ仲が悪くなるかもしれないって、ひっちゃんも言っていましたけど、始まる前からちょっと悪くなってました(笑)」と当時を振り返り、りんたろー。さんも「コンビってやりたい仕事とかすり合わせるけど、今回カネチはマジで出たいって言ってたんですけど、マジで(自分は)出たくないと。でもこれで出たくないって言ったら解散されちゃうかもと思って、解散よりはマシだなと思って出ました」と告白。
「これ出ないんだったら、お笑いやっている意味あるのかな」の兼近さんの言葉に「それって断ったら解散ってこと?」と心配になったそう。
最終的には「松本さんに直接断ることができないという理由で、出ることに決めました」と決定打を明かしました。
ベテランコンビ“フットボールアワー”も本気で優勝を目指す…!
また、この中で群を抜いてコンビ歴が長いのがフットボールアワー。
井口さんも「僕ら同世代でこういうメンバーだと思っていたら、一組だけ群を抜いて長い」とツッコむと、後藤さんも「いや若手のところにベテランが荒らしに来てるみたいな言い方やめてや(笑)」と反論。岩尾さんも「アンガールズとかノンスタイルとか、ちょうど間くらいの欲しかったよね」と正直なつぶやき。
また、作戦会議について聞かれた後藤さんはニューヨークと一緒の移動の時に「『なんか決めてるの?』って聞いたら『決めてないです』って言ってたから『俺らが大荷物持って来てたらごめんなー、恥ずかしいなー』とか言ってて。
それで本番の2日くらい前に岩尾さんと打ち合わせをしたんですけど、本番もう恥ずかしいくらいデカい荷物二人で持ってきて(笑)」と明かし、これにはニューヨークも「(後藤が)『本番は、なるようにしかならへんからな』って言ってたのに、こんな大きい荷物持って入ってきて『なんやこの人たち!』ってなった」と裏側を明かし笑わせました。
そして今回もう一つの特徴が、賞金2000万円という番組史上最高額の賞金になっていること。これにはニューヨークも「いやこれは正直ビビリましたね。5組中の1組ですから、5分の1で2000万。今まで10分の1で1000万だったのに、とんでもない確率でこんな大金もらうことないですから、もう出場が決まった時はM-1の決勝行った時より全然ソワソワしてましたよ。そりゃあフットさんも大荷物で来るわ(笑)」と吐露。
ランジャタイも、フットボールアワーがいることは知りつつも裏回し的お兄さんの役割だと思っていたというが「もうゴリゴリに取りにきてた(笑)」と話し、他のメンバーも「子どもの頃バスケやっていたら『ちょっと交ぜてくれよ』と言って本気でやりだすやつみたいな(笑)』と、フットボールアワーの真剣具合を明かしました。
またM-1での優勝経験を持つウエストランドの井口さんは、そもそもM‐1の1000万円という金額に不満を持っていたといい、「なんで20年経った今も賞金が一緒なんだ。こんなに物価が上がったのに!」と噛みつき「よしっ取ってやろう!っていう気持ちでした」と回顧。
さらに松本さんから「EXITは2000万に夢持ってないんじゃないか」と言われていた二人。りんたろー。さんは「すごい金額ですし、最近赤ちゃんが産まれて家と車を買ってローンがきつかったので、そこにあてたいな」と現実的な使い道を明かしていました。
「本気で出たくなかった!」りんたろー。が番組で丸ぼうずに
またイベントでは、ネタバレスレスレの見どころを世間がざわつくような見出しでフリップに書くコーナーに。【すべてさらけ出す!!】と書いたウエストランドは、「これは見ていただいたらわかると思いますが、今年一年ニュースになったようなことがここで回収されるというかね」と期待を煽り「ぜひ注目してもらいたい」とアピール。
またフットボールアワーは、【後藤の子 岩尾の女が顔出し?】と回答。さらにフットボールアワーは今回、ドキュメンタル史上初めてのロケに言っていたことも暴露され「特番くらいがんばっていた。審議でしたよ!」と全員から一斉にクレームを受ける場面も。
さらにEXITが【りんたろー。バレた!!号泣丸ぼうず謝罪!!】というフリップを披露し、りんたろー。さんがステージ上でカツラをとり、収録で“丸ぼうず”になっていたことを告白。「本当に記憶がなくて、気づいたら足音に毛が散らばっていた」と明かし、しかし他のメンバーからは「思ったより伸びてる(笑)。ここでサプライズで出すにはちょっとオシャレ過ぎる」とツッコまれていました。
最後には、後藤さんが「初めてのコンビ対決ということで、皆さん探り探りやりましたけども、少なくとも確実に言えることは今の陣羽織より盛り上がっています(笑)。本当にその場で試行錯誤しながら動いてやっていますし、我々がやったものを見て、おそらく俺らも出たい!という人が続いていくコンビ大会の草分けにはなっていると思います。そして何より、オブザーバーであるフジモンの姿も見られます(笑)。ぜひともコンビ大会、お見逃しなく!」とメッセージを送りました。
『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン 13 COMBINEDは、12月22日(金)より独占配信中!(本編4話一挙配信)
出演:松本人志(ダウンタウン)
後藤輝基(フットボールアワー)、岩尾望(フットボールアワー)、伊藤幸司(ランジャタイ)、国崎和也(ランジャタイ)、井口浩之(ウエストランド)、河本太(ウエストランド)、屋敷裕政(ニューヨーク)、嶋佐和也(ニューヨーク)、りんたろー。(EXIT)、兼近大樹(EXIT)
©️2023 FANY Studio
取材・文/富塚沙羅