たこ焼き器で作る「明石焼き」レシピ。フワフワのやさしい玉子味が子どもに大人気!【おうちでご当地クッキング】

ふっくらと焼けて板に並ぶ明石焼きは、大阪のたこ焼きとよく似ていますが別物です。小麦粉とタコを用いて丸く焼き、出汁をつけていただきます。「やっぱり、明石のたこ焼きこそが本当の味やで。」そんな声が聞こえてきそう。自宅で再現できるレシピをご覧ください。

兵庫県明石市の名物「明石焼き」とは、スフレのようなフワフワ感が特徴のたこ焼きです。一般的なたこ焼きとの違いは、薄味で調味した出汁で食べる点。生地に、溶きほぐした玉子と小麦粉を少々。つけ汁はしょうゆ、みりん、出汁で調味するため、卵のだし巻きに近い味です。

詳しいレシピと、つけ汁についてみてみましょう。お家で作れば、お子さんに大人気です。

明石焼きのレシピ

タコと出汁の旨味が、卵のやさしい甘みに包まれて口に広がります。まずは、明石焼きの作り方をご覧ください。

明石焼きの材料

(4人前)

卵 4個
薄力粉 160g
かつお節 6g
水 800ml
粒状和風だし 小さじ2
タコ(ボイル) 200g
サラダ油 大さじ2

本格的に作る場合の材料

より本格的な明石焼きを作るなら、じんこを用います。じんことは小麦粉澱粉のことで、「浮き粉」とも呼ばれます。明石焼きに欠かせない材料で、加熱しても固くならない特徴があることから、ふんわり柔らかな仕上がりに。

浮き粉 / 200g 富澤商店

じんこを使う場合の材料

(4人分)

小麦粉 120g
じんこ 100g
薄口しょうゆ 小さじ2
卵 6個
昆布出汁 1リットル
塩 少々
タコ 適量
サラダ油 大さじ2

・前日に昆布を水につけておけば、昆布出汁ができます。

作り方

じんこを使わない場合・使う場合、作り方は共通で、たこ焼き器を用いて焼きます。焼く前の生地はすぐに沈殿するため、注ぐ直前によくかき混ぜることが大切です。

【1】薄力粉、じんこをふるっておきます。タコは1cm角にカットします。

【2】ボウルに卵を入れて、よく溶きほぐしてください。水を入れてよく混ぜ、残りの生地の材料を加えて、混ぜ合わせます。
このまま10分程度、ねかせてください。

【3】たこ焼き器を熱し、油を薄く伸ばして塗ります。生地を穴の8分目まで注ぎ入れ、タコを均等に入れます。

たこ焼き器の温度が調節できる場合は、中温、180℃程度に設定して焼きます。
たこ焼き器の温度が調節できる場合は、中温、180℃程度に設定して焼きます。

【4】表面がふくらんで、縁が固まってきたら裏返します。裏側も薄く焼き色がついたら、器に取り分けてください。

【5】焼いた明石焼きは出汁につけてお召し上がりください。

続いて、つけ汁の作り方をご覧ください。

つけ汁作り方

明石焼きに添えるつけ汁の作り方はこちらです。基本は昆布出汁ですが、白だし、果粒だしで作る材料もあわせてご覧ください。

材料

昆布出汁で作る基本のつけ汁用材料です。

(4人分)

塩 小さじ2/3
しょうゆ 小さじ2
昆布出汁 500ml

三つ葉 1/4 束

油 適量

白だしで作るつけ汁の材料

手軽にできる、白だしのつけ汁です。

水 600ml
白だし(10倍濃縮) 大さじ2
薄口しょうゆ 小さじ1
酒 大さじ1

三つ葉 1/4 束

粒状の出汁で作るつけ汁の材料

果粒の出汁を用いて作るつけ汁です。

粒状和風出汁 小さじ4
しょうゆ 小さじ2
水 600ml

三つ葉 1/4 束

作り方

作り方はどれも共通です。

【1】三つ葉は根本を切り落とし、2〜3cmに刻んでください。

【2】鍋に材料を入れて、温めます。電子レンジの場合は、耐熱ボウルに材料を入れてラップをし、電子レンジ600wで1分加熱します。

【3】器によそおい、三つ葉を浮かせてください。

明石では玉子焼き

大阪名物といえばたこ焼きが挙げられますが、大阪でタコを入れて焼くようになったきっかけは、「明石はタコ入れとるで」そんな一言だったという伝説が。

それまでは、しょうゆ味の肉を入れて焼く「粉もの」だった食べ物に、茹でたタコを入れてみたのが始まりです。ついでに、粉を溶く水を出汁にしたことがたこ焼きの発祥。今ではタコが高級食材となりましたが、その当時は安価で手に入る食材だったそうです。

明石焼きは、たこ焼きを生む素となった食べ物なんです。

玉子焼き

明石では、「明石焼き」のことを「玉子焼き」と呼びます。年配の方に伺うと「たま焼き」とも呼ぶそう。「玉形に焼いた粉もの」の意味ですね。ただ、「玉子焼き」の呼び名は「卵料理」と重なるため、他の地域で「明石焼き」の呼び名になって広まった、とのことです。

明石で玉子焼きをオーダーすると、皿に並んで出されるのではなく、大きな板に整列して運ばれてきます。これは玉子焼きの鍋を板にくっつけ、そのままひっくり返すと食器代わりになるという、画期的な提供方法。

板がやや傾斜していますが、この理由は洗浄の際に水切りが優れるため。または、奥の柔らかい玉子焼きをとりやすくするため、と諸説あります。

たこ焼きとの違い

大阪のたこ焼きとは違い、明石焼きはせわしなくひっくり返す動作はしません。木の箸を1本、または2本使い、ひらり、ふらり、と1回転させるだけ。注文を受けてから焼くのも当たり前のこと。

具はタコだけが基本で、小麦粉に、じんこ(浮き粉)を混ぜて使います。ここから非常に柔らかい食感が生まれ、スフレやオムレツなどに近い口当たりになるんです。

食べ方

鶏卵をたくさん使うため、明石焼きは色味が薄い黄色をしています。

取り板から箸でつまみ、器の出汁につけていただきます。出汁は熱い、冷たい、両方があり、上品なだし巻きに似た味なので、女性に大変人気です。

お取り寄せで楽しむ明石焼き

明石焼きは、たこ焼き器を使えば作ることができるので、お家にある方は試してみてください。たこ焼き器がなくても、冷凍の明石焼きもお取り寄せできます。やさしい味をお楽しみください。

あかし玉子焼粉セット

お家のホットプレートで焼ける明石焼き用の粉と、つけ出汁のセットです。タコと卵を用意して、明石焼きパーティーはいかがですか?

たこ昌 明石焼(12個入・特製つゆ付)

焼き上げた明石焼きを冷凍でお届けします。電子レンジで温めれば、おいしく食べられます。特製つゆはお湯で希釈してお使いください。

 

たこ焼き器があれば明石焼きもぜひ

たこ焼きよりもあっさりとして、やさしい味の明石焼き。お子さんや女性に人気なのも頷けます。タコさえあれば、あとはお家にある材料ばかりで作れるところも嬉しいポイントです。お家で作るたこ焼きがお好きなご家族は、次に明石焼きで楽しんでみると、新鮮でいいかもしれませんね。

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構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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