我が子はこうして読書好きになった!ワンアクションで本好きになる3つの方法とは?【ヨンデミー代表が教える体験談】

本から学べることは無限大。わが子も本好きになって、楽しくたくさん学んでほしい!今回は、子どもが本好きになれた成功体験談とともに、「ヨンデミーオンライン」代表笹沼颯太さん一押しの、子どもが本を読みたくなる家庭でのアプローチ方法を教えてもらいました!

家庭でできる本好きになれる方法って本当にあるの?

子どもが本好きになるにはどうしたらいいのか悩んでいるご家庭は少なくありません。しかし、本にまったく見向きもしなかったお子さんがご家庭でのちょっとした工夫で本好きになれたというケースも数多く報告されています。今回は、ヨンデミーに寄せられた子どもが本好きになれた成功体験談をご紹介します。

わが子はこうして本好きになりました!

子どもが本好きになれた体験談を参考にして、ぜひご家庭でも挑戦してみてください!

体験談①:朝の読み聞かせ体験

朝起きるのが苦手で、毎朝起きて学校へ行く準備も一苦労。そんななか、朝にすっきりと目を覚ましてくれる方法がないかとパパが思いついたのが「朝の読み聞かせ体験」

普段より10分早く起きて、リビングで子どもに本の読み聞かせをすることにしたそうです。毎朝大きな声でおもしろおかしく読み聞かせをするパパにつれて、次第にママもきょうだいも参加するようになり、毎朝の読み聞かせタイムが楽しみに。子どもは読書好きになったうえ、朝もすっと起きられるようになったそうです。

体験談②:本を読んでいなくても、毎日本の話をする 

なかなか本を手に取って読もうとしないけれど、本を読みなさいといって無理に読ませるのもちょっと気が引ける…。そこで本を「読む」ということにこだわるのをやめ、本に興味をもってもらうことから始めてみようと決意。まずは夕食のときに、必ず本の話題を取り入れた会話を子どもとするよう心がけることに。

例えば、夕食にでてきたピーマンに関連させてピーマン嫌いな子が登場する絵本の話をするなど何でもいいので本につながる話題を楽しく話してみたそう。そうすると、一週間後、子どもが自分から本を読むようになり次第に読書習慣もついていったようです。

体験談③:楽しいお出かけに本を持参

本にまったく興味がない子に本を楽しいと思ってもらうにはどうしたらいいのか…。そんな悩みを抱えながらふと始めた「本の持ち歩き」習慣。週末のお出かけの時に、本を常にバッグの中に入れ、隙間時間に本を取り出すように工夫

移動中の電車内や公園でのピクニックタイムに本を読むようになり、子どもにとってお出かけと本がセットで楽しい思い出となるように!今では本が大好きになったそうです。

図書館に家族でお出かけするのもおすすめ!

近年、図書館に一度も行ったことがないお子さんが少なくありません。

子どもを図書館にはじめて連れて行ってあげると、たくさん並ぶ面白そうな本に圧倒され、目を輝かせながら本を手にとるようになることも。図書館に通うようになり、ワクワクしながら本を読むようになったというケースもよく耳にします。ぜひお休みの家族タイムにいちど図書館に立ち寄ってみてください。

声掛けで子どものやる気を引き出してあげよう!

得意不得意にかかわらず子どものがんばる力によって達成できることは無限大!本を読んでいる子どもにやる気が出るような声掛けを親御さんがしてあげることで、子どものがんばる力を伸ばしてあげることができます。

例えば、本を手に取って眺めている子に「〇〇ちゃんは本が好きなんだね~」と言ってあげるだけでも、自分は本が好きなんだ!と思うようになるきっかけともなるでしょう。

また、「自分は読書家なんだ!」と思い込み、自分に言い聞かせることも効果的です。「読書家だから、本が読める」「読書家だから、むずかしい本にもチャレンジできる」という考え方を持つことで、読書への意欲がどんどん湧いてきます。本への興味が加速し、本を読めば読むほど成長することができ、自信もついていきます。お子さんのがんばる力が出る声掛けのお手伝いをぜひご家庭で挑戦してみてください!

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◆お話を伺ったのは…

笹沼颯太 | 株式会社Yondemy代表
2023年、東京大学経済学部経営学部卒。
教育に読書を取り入れる分野で第一人者の澤田英輔氏の指導を受ける。英語多読講師の経験も活かし、大学在学中の2020年4月に中学以来の友人と「Yondemy」を起業。「子どもの読書離れ」という課題の解決に向けて、同年12月にオンライン読書教育「ヨンデミーオンライン」のサービス提供を開始。2年間で累計3500人以上の会員登録者数を誇る。

文・構成/HugKum編集部

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