プロが教える型抜きクッキーなど、サクサクしたクッキーのレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から7品厳選しました。香ばしくなるアーモンドプードル使用した人気レシピもお届けします♪
プロ直伝!超おいしいクッキーのレシピ
【1】型抜きクッキー
パンプキン型のクッキーをハロウィーンギフトに!ココアパウダーがほんのりほろ苦く、大人を感じさせる味。
◆材料
(約5cmのクッキー12枚分)
【A】
ホットケーキミックス 80g
ココアパウダー 20g
無塩バター 50g
砂糖 30g
卵黄 1個分
牛乳 小さじ2
◆作り方
【1】常温に戻したバターをゴムべらでなめらかになるまで練り、砂糖、卵黄、牛乳の順に加え、その都度混ぜる。
【2】【A】を加えて粉気がなくなるまで混ぜ、ラップに包んで冷蔵庫で2時間以上寝かせる。【2】のラップを外して打ち粉(分量外のホットケーキミックス)を広げた台におき、手で練ってひとまとめにしたら、めん棒で3mmの厚さに伸ばしてパンプキン型で抜く。(抜いて残った生地は、再度練って使用)
【4】オーブンシートを敷いた天板に【3】を並べ、170℃に予熱したオーブンで約20分焼く。
★フライパンで焼く場合…フッ素樹脂加工のフライパンに【3】を並べ、蓋をして弱火で7~8分。底に焼き色がついてきたら裏返して5分ほど焼く。
教えてくれたのは
下迫綾美さん
お菓子研究家。人気の洋菓子店で7年間修業を積み、2008年に独立。2010年より、少人数制のお菓子教室『Thinglike』を主宰。おいしさはもちろん、かわいくて夢のあるデコレーションにも定評あり。
『めばえ』2016年11月号
【2】キャベツクッキー
驚きの!キャベツを使ったクッキーレシピ。こんがり炒めたキャベツが香ばしい。
◆材料
(6×2cm×24枚分)
キャベツ 250g(約1/4個)
オリーブ油 少々
塩 ひとつまみ
【A】
薄力粉 75g
アーモンドパウダー 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2(2g)
グラニュー糖 16g
塩 1g
オリーブ油 25g
◆作り方
【1】オーブンを170℃に予熱する。
【2】キャベツをせん切りにし、オリーブ油(少々)をひいたフライパンで茶色くなるまでじっくり炒め、塩をふってサッと炒め、冷ます(炒め上がり50g)。
【3】【A】をあわせてふるってボウルに入れ、オリーブ油(25g)を少しずつ加えながら混ぜる。【2】を加えてさっくり混ぜ、まとまってきたら12×24cmにめん棒でのばす(生地をラップにはさんでのばすとくっつきにくい)。包丁で24枚に切る。
【4】オーブンの天板に【3】を並べ、25分焼く。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
子どもに人気♪|サクサククッキーレシピ
【1】ナッツとグラノーラ入りクッキー
麦などが原料のグラノーラは食物繊維もたっぷり!おなかにやさしくヘルシーで、満足感も。
◆材料
(作りやすい分量=約20個分)
グラノーラ(ドライフルーツ入り) 70g
アーモンドスライス 30g
バター 85g
砂糖 50g
溶き卵 1/2個分
薄力粉 60g
*バターは室温に戻す。
*オーブンは170℃に予熱する。
◆作り方
【1】バターは泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えてよく混ぜる。グラノーラ、アーモンドスライス、薄力粉の順に加えてゴムベラでさっくりと滑らかになるまで手早く混ぜる。
【2】オーブンシートを敷いた天板の上に、【1】をスプーンですくって3cm大に20個のせ、スプーンの背で軽くつぶす。
【3】オーブンで15~17分、色づくまで焼く。金網に取って完全に冷ます。
*焼きたてはやわらかいですが、冷めるとカリカリになります。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2015年9月号
【2】バナナのオートミールクッキー
フォークで混ぜるだけで作れる、素朴な味わいが魅力のクッキー。オートミールで噛む力を鍛えて。
◆材料
(子ども3~4人分)
バナナ 100g
【A】
オートミール 50g
米粉 30g
砂糖 大さじ2
ベーキングパウダー 小さじ1
なたね油 大さじ2
*ベーキングパウダーは「ラムフォード」の小麦を含まないアルミニウムフリーのもの、油はアレルギー反応が起こりにくい、なたね油を主に使っています。普通のベーキングパウダーやサラダ油を使っても同じように作れます。
◆作り方
【1】バナナは皮をむいてボウルに入れ、フォークでよくつぶす。
【2】別のボウルに【A】を入れてフォークでよく混ぜ、油を加えてさらに混ぜる。【1】を加えひとつにまとまるまで混ぜる。
【3】オーブンシートを敷いた天板に【2】を大さじ1ずつ、5mm厚さぐらいに広げ、180℃のオーブンで20~25分焼く。
*米粉30gは小麦粉30gに替えられます。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2013年2月号
型抜き|サクサククッキーのレシピ
【1】クリスマスパーティーに! さくさくオーナメントクッキー
クッキーもホットケーキミックスを使って簡単にできる!カラフルなキャンディーを飾りにして。
◆材料
(長さ約8cm×10個分)
【A】
ホットケーキミックス 200g
ココアパウダー 大さじ1
バター 80g
砂糖 大さじ2
キャンディー(赤・緑・黄) 各10g
◆作り方
【1】バターは常温に戻し、砂糖とともにボウルに入れ、泡立て器でふんわりするまで練り混ぜる。【A】をふるって加え、ゴムべらで切るように混ぜる。
【2】【1】をラップでぴったりと包み、冷蔵庫に20分おく。
【3】キャンディーはそれぞれ袋に入れ、めん棒で叩いて細かく砕く。
【4】【2】をめん棒で厚さ5mmにのばし、好みの型で抜く。オーブンの天板にクッキングシートを敷いて並べ、太めのストロー(直径約8mm)で3か所ずつくりぬき、190℃で12分焼く。
【5】オーブンから取り出して、穴に【3】を詰め、オーブンに戻し、余熱で2分焼いてキャンディーを溶かす。オ ーブンから取り出し、そのままキャンディーが固まるまで冷ます。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
本名・大井純子。毎月200万アクセスを誇る人気ブロガーとして大ブレイク。現在はメニュープランナーとして活躍。夫と長女の3人家族。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログが人気。「よめ膳@YOMEカフェ」
衣装協力:おうちブレンド(ワコールウイング)
『ベビーブック』2011年12月号
【2】ハロウィーンフィンガークッキー
親子で一緒に作れば、楽しさいっぱい、おいしさ倍増♪ いろいろな顔のおばけを作ってみて。
◆材料
(40個分)
食塩不使用バター 50g
砂糖 40g
ホットケーキミックス 150g
ココアパウダー 小さじ2
溶き卵 2/3個分(40g)
チョコペン(白・茶・ピンク)、パンプキンシード 各適量
◆作り方
【1】ボウルに柔らかくしておいたバター、砂糖、溶き卵を加えてよく混ぜ合わせ、半量を別のボウルに入れる。
【2】一方のボウルにホットケーキミックスの半量を入れる。もう一方には残りのホットケーキミックスを入れ、ココアパウダーを茶こしでふるい入れる。
【3】各ボウルをゴムベラでさっくりと混ぜ合わせ、ラップで包んで冷蔵庫で30分おく。
【4】それぞれ20等分(1個7gくらい)にする。直径2cmの円形(ガイコツ用)、幅1.5cm×高さ4cmのしずく形(おばけ用)、長さ10cmの棒を曲げたM字形(ランタン用)を各6~7個作る。
【5】【4】をクッキングシートを敷いた天板に約3cm間隔でおいて、180℃に予熱したオーブンで5~6分焼いて冷ます。
【6】40℃の湯せんで溶かしたチョコペンで顔を描き、ランタンにはパンプキンシードをつける。
◆ポイント
両手でコロコロさせながら先を細くして、おばけの形に。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデザインのセンスにも定評がある。一男一女の母。
『めばえ』2017年10月号
アーモンドプードルを使って|サクサククッキーのレシピ
【1】ジャムサンドボタンクッキー
竹串で4つ穴と2つ穴のボタンを開けるだけ。シンプルだけど、じわじわかわいく見えてくる! ジャムを挟んでめしあがれ。
◆材料
(15~16個分)
バター 80g
砂糖 30g
【A】
薄力粉 150g
アーモンドプードル 30g
好みのジャム 100g
◆作り方
【1】ボウルに室温に戻したバターを入れ、砂糖を加え、泡立て器ですり混ぜる。
【2】【1】に、合わせた【A】をふるい入れ、ゴムべらで押さえつけながらある程度まとめ、あとは手でひとつにまとめてラップに包み、冷蔵庫に30分おく(最初から手でまとめると生地がだれてしまう)。
【3】オーブンシートに【2】をのせ、ラップの上からめん棒で4mm厚さにのばし、4cm径の丸型で抜く。オーブンシートを敷いた天板に並べ、竹串で4つまたは2つの穴をあける。
【4】170℃のオーブンで10~12分焼き、ケーキクーラーや網、ざるなどにのせて冷ます。
【5】ジャムを小さめのフライパンで煮詰めて、粗熱をとり、【4】でサンドする。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号