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触って遊べる木のおもちゃが大集合!「移動型 “ミニ” 東京おもちゃ美術館」
まず、保育博の会場に入って目をひいたのが、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい「移動型 “ミニ” 東京おもちゃ美術館」。「東京おもちゃ美術館」は、新宿の旧校舎を活用した、木のおもちゃを手にとり・触れて・実際に遊べる体験型のミュージアムです。
今回、保育博では、「移動型 “ミニ” 東京おもちゃ美術館」が出張出展。温もり溢れる良質な「木のおもちゃ」と「遊び」が赤と緑の木箱に、たっぷり詰め込まれています。
たくさんの魅力的な木のおもちゃが並び、さらに木のチャームなどを作るワークショップなどもあって、「東京おもちゃ美術館」にも親子で遊びに行きたくなる展示でした。
木について学べる「木育キャラバン」
「東京おもちゃ美術館」では、木材や木のおもちゃに触れて、木を理解し、好きになる「木育(もくいく)の取組みの推進もしています。会場では様々な木材に触れることのできる展示もありました。
カシはとても硬く、重く。キリは柔らかく、軽かったです。驚いたのは、触った温度感。カシは冷んやりとしていて、キリは温かみを感じました。手に触れて体験してみる大切さを実感できます。
「東京おもちゃ美術館」では、たくさんの木のおもちゃで遊ぶことができ、定期的に子ども向けのワークショップなども開催しているとのことですので、ぜひ、親子で遊びに行ってみてくださいね!
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森に放置された木を使ったエコな5,000個のボールプール!
「アイコニーストア東京」によるヒノキの香りが広がる、5,000個の木製ボールプールの楽しい空間もありました。
ボールプールには大量の木材が使われているように感じますが、実は、建材としては使えず、森に放置された根や枝を使ったエコな製品でもあります。「アイコニーストア東京」は木材を無駄なく利用する取り組みをしており、その取り組みの収益の一部を再植林用の苗木の購入や環境保護団体の寄付をしているとのことです。
知育に最適!バランスゲーム
「アイコニーストア東京」は、遊んで学べる木のおもちゃにも力を入れており、数字遊びの知育バランスゲーム「tsumoka(ツモカ)」が特にオススメ!
桃山学院大学(大阪府)との産学連携で開発されたおもちゃで、グラグラと揺れる土台に、ゲームカードの指示に従ってブロックを積み上げていきます。
集中力や指先の器用さが鍛えられるのに加え、ゲームのなかでブロックの数を数えたり、模様の数を足し合わせたりするので、楽しみながら数字を学んでいくことができます。
プレゼントにも最適!収納もコンパクトなミニキッチン
日本産ヒノキを使用した「キッチンセット」など、おままごとのおもちゃも充実しています。「キッチンセット」は、カチカチとダイヤルを回せるコンロに、おたまやフライ返しなどの調理器具、塩・コショウ入れなども揃った本格的な仕様です。
たたんでコンパクトに収納できるので、遊んだ後のお片付けの習慣もつきます。プレゼントにもいいですね。
ショールームで実際におもちゃを手に取って遊べる!
江東区にある「アイコニーストア東京」のショールームでは、今回ご紹介したボールプールや木製のおもちゃで遊ぶことができます。また、定期的に木育のワークショップなども開催しているそうなので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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ありそうでなかった、たった5つの積み木で遊べる「つみきば」
積み木というと、ともかくたくさん揃えないと楽しくないのでは?という固定概念が覆されたのが、「株式会社トーイングカー・スタジオ」の「つみきば」。
なんと、スターターセットはたった5つ! 4cmを基尺とする正方形と長方形の板、そしてキューブのたった3種類だけ。「1:2:4」の割合で製作され、5つの積み木は合わせると正方形になり、手のひらに収まるサイズになります。
元々4cmの、子どもの手のひらに収まるサイズの積み木が欲しいという保育の現場の声から生まれた製品だそう。
5つの積み木からできる100の形の遊び方ガイドブックも
たった5つしかないシンプルさが、逆に子どもの想像力を刺激し、形を見立てる力、つくりたいものを工夫して表現する力を養うそうです。5つの積み木から100通りもの形が作ることができる遊び方ガイドもセットになっているのも嬉しいですね。
一人でも遊べる積み木
また、積み木は、お友達と一緒に遊ぶのも楽しいおもちゃですが、低年齢だと上手く遊べないことも。「つみきば」であれば、取り合いになることなく、個別で遊べるということで、保育園などでも重宝されるとのことです。
一人で遊ぶことからはじまって、お友達と積み木を合わせて、大きい作品を作ってみたりと、徐々にみんなで遊ぶことを学んでいくことができます。
積み木は5ピースの「パーソナルセット」や20ピースの「バリューセット」があり、こちらもプレゼントとして最適です。
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憧れのハープが誰でもすぐ弾けちゃう?!「パピリオハープス」
ハープが弾けたらと一度は憧れたことのある人も多いのでは?今回の保育博では、素敵な木製のケルティックハープにも出会うことができました。
ケルティックハープとは、12世紀以降、アイルランドなどのケルト文化圏で発展したハープ。近年、アニメやゲーム音楽などの影響もあり、日本でも愛好家が増えているそうです。
幼児向けに開発されたハープ
とはいえ、ハープを習うのはなかなかにハードルが高いもの。一般的には22弦ある大人用の膝のせのハープを使うそうで、なかなかお子さんの習い事としては難しいとのこと。
そこで、「パピリハープス」は幼児の使用に特化した世界的にも珍しいケルティックハープを開発。音階順に弦が並んでいて、楽譜が読めなくても直感的に演奏ができるので、お子さんが初めて触れる楽器としてもぴったり。
初めてハープを触った筆者も弾けた!
実際に筆者も会場にで弾いてみましたが、きらきら星はすぐに演奏することができました。また、ハープは音が小さいというイメージがありますが、優しい音色ながらもガヤガヤした保育博の会場でもはっきり聴こえ、しっかりとした音量が出ることに驚きでした。
全国の保育園や幼稚園などの音楽教育にも利用されているとのことです。個人でも習うことができるとのことですので、興味のある方は「パピリオハープス」に問い合わせてみてくださいね。
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シンプルなおもちゃが見直されてきていると感じた保育博
今回、昨今のトレンドからもスマホやタブレットを利用したアプリなどのおもちゃの展示も多くありましたが、それ以上にシンプルな積み木や木のおもちゃも増えているのが大変興味深かったです。
ハイテクおもちゃが増える中、保育の現場では、温もりのある自然なおもちゃがまた見直されているのではと思いました。
これからクリスマスやお正月と家族で集まる機会も多くなるので、プレゼント選びの参考にしてくださいね。
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文・写真/Rina Ota