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「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」の新エリアとは?
約1.5倍に面積を拡張し、新たなエリアがオープンしたチームラボプラネッツ TOKYO DMM.com。登場したのは「運動の森」、「つかまえて集める森」、「学ぶ!未来の遊園地」の3つ。合わせて20作品以上の作品群が公開となっています。
体を動かして全身で楽しめる「運動の森」
まず訪れたのが「運動の森」。「世界を身体で認識し、立体的に考える」をコンセプトにした、複雑で立体的な創造的運動空間。名前の通り、全身を使って運動する作品がたくさんあります。
インビジブルな世界のバランス飛石
踏むと音色を響かせ、いろいろな揺れ方をする飛石をわたっていく「インビジブルな世界のバランス飛石」。息子と一緒に筆者も挑戦しました。
踏むと予想以上に揺れ、大人でも難しくて驚きました。カラフルな見た目と素敵な音色で、体験してる最中も見ているだけでも楽しい気持ちになれる作品です。

マルチジャンピング宇宙(現在休止中)
5歳の息子が気に入っていたのは「マルチジャンピング宇宙」。こちらは、伸縮する床の上をジャンプして、惑星を作る作品です。ジャンプを繰り返すと惑星がだんだんと大きくなり、最後は宇宙へと吸い込まれていきます……。


息子は「僕の星ができたー!」と大喜びで、何度も何度も挑戦していました。
※「マルチジャンピング宇宙」は現在メンテナンスのため、当面の間鑑賞できません。詳細は公式HPをご参照ください。
ほかにも「すべって育てる!フルーツ畑」や「イロトリドリのエアリアルクライミング」など、どどれも楽しくて夢中になる作品ばかりで、息子はどこに行っても「もう一回!」を繰り返していました。また、周囲に半袖になっている子もいたほど、子どもが夢中になって遊べるエリアです。

収集するのが楽しい「つかまえて集める絶滅の森」
続いて訪れた「つかまえて集める絶滅の森」は、さまざまな絶滅した動物をつかまえて観察できる作品。専用のアプリをダウンロードし、アプリのカメラを使って楽しみます。

空間にいる動物にカメラを向け、「観察の目」を放つと、現実の空間に「観察の目」が飛び、見事当たると、空間から動物が消え、スマートフォンの中につかまえた動物が入る仕組みになっています。

つかまえた動物を放すと、また空間の中に戻ってしまいますが、一度つかまえた動物の情報はアプリの図鑑にコレクションされるので、見返すことができます。
図鑑に動物がたまっていく様子が楽しいので、「全部つかまえるまで帰らない!」となること必至です…!
ほかの人と一緒に世界をつくる「学ぶ!未来の遊園地」
最後に訪れた「学ぶ!未来の遊園地」は、共創(共同的な創造性)をコンセプトにした教育的なプロジェクト。他者と共に自由に世界を創造することを楽しむ遊園地です。
スケッチ環世界
「スケッチ環世界」では、紙に書かれた飛行機やチョウ、タカなどの絵に色を塗り、スキャンをすると、絵が目の前の世界に飛び立っていくのを眺めることができます。


また、その飛行機やチョウ・タカは触れることもでき、触れると加速したり逃げたりすることもあります。さらには、なんと操縦することも!スマートフォンと壁を確認しならが、速さや方向を変えての操縦。とても難しそうでしたが、一生懸命な姿を見ることができました。

こびとが住まうテーブル
こびとが住まう空間もかわいく楽しく、そして創造的でした。テーブルに手や物を置くと、気づいてこびとたちが乗ってきたり、ジャンプしたりして遊びます。

こびとが住まう奏でる壁
「こびとが住まう奏でる壁」では、キノコや羊小屋、長い氷の棒などいろいろな形のスタンプを壁にくっつけると、そのスタンプがこびとの世界に出現し、こびとが反応します。

組み合わせによって、こびと以外の事象も起こるため、「これとこれをくっつけたら、どうなるんだろう?」と、わくわくが止まりません!息子はたくさんのスタンプを集めて壁にぺたぺたと貼り付けては、その結果を見て楽しんでいました。
子どもがたっぷり楽しめる新エリア
新エリアだけで2時間ほど滞在しましたが、飽きることなく遊び尽くしていた息子。それどころか「もっと遊ぶ!まだ帰らない!」と言うほど楽しんでいました。
既存エリアはもちろんのこと、新エリアは大人も子どももたっぷり楽しめる施設になっていますので、ぜひ家族でのお出かけ先にしてみてください。

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取材・文/下村さき 構成/HugKum編集部