この夏も暑くなる⁉ 子どもの登下校の負担を軽減するランドセルのひと工夫!【エアリーパッド/クツワ】を紹介

3月25日に気象庁が発表した4月〜6月の長期予報では気温は平年並み、もしくは高いとのこと。そんな中登下校する小学生のお子さんに少しでも快適になってもらえたら…そんなアイテムのご紹介です。

背中に大きな汗じみ

2024年の夏は本当に暑かった

小学校の下校時刻はちょうど気温が最高になる昼の2〜3時くらい。2024年の夏は記録的な気温の高さと、普段であれば秋物の服を着ているはずの時期まで真夏の服装。いつもの夏とはまったく違ったことをまだ覚えているのではないでしょうか?

娘が帰ってくると

娘は普段は学童保育を利用しています。しかし夕方の習い事を始めたため、週に1〜2日は学童によらず帰宅することになりました。娘が学校を出るのは午後3時前、学校と家が離れているために自宅に着くのが3時15分頃で、家に着くと顔を真っ赤にして玄関で倒れ込むような状態です。もちろん背中は汗でびっしょりでした。

みなさんのお子さんも夏にはこのようなことはありませんか? 心配になってしまいますよね。

ランドセルは相変わらず重い

ふと、娘がおろしたランドセルを見ると荷物がパンパンに詰まっています。教科書・ノートやタブレットはもちろん、図書館で借りてきた本なども入っていて、大人が持ち上げるときにも思わず「重い」と言ってしまうほど。

これだけの重さだとそれだけで体力を使います。さらに革でできた通気性の悪いランドセルを20分近くも背負っていることを考えると、娘の背中の汗と真っ赤な顔もうなずけます。

エアリーパッドがそのお悩みを引き受けます

クツワから2024年10月に発売された「エアリーパッド」はまさにランドセルの通気性の悪さによる暑さや、ランドセルの体感重量を軽減するためのアイテムです。

2種類のメッシュで空気の通り道もできます。

画像提供:クツワ株式会社

ランドセルを背負ったとき、背中が当たる面に2種類のメッシュ加工がされています。

色付きの十字に走るラインはノーマルメッシュ。ここはメッシュ素材でできていますが平たくできています。そして、白い部分が立体メッシュ。クッション性があってしっかりと盛り上がっています。

ポイント1つ目は、2種類のメッシュによる立体的な構造で、十字に空気の通り道ができることです。外気が暑いといえども、密着しているのといないのでは熱のこもり方が違ってきます。

2つ目はメッシュ生地自体が通気性にも速乾性にも優れた素材で作られているため、革でできたランドセルのクッション部分が背中に当たるのとは通気性が異なります。

メッシュの観察

どちらも「メッシュ」という名の通り、目が粗く編まれている化繊の生地でできています。全体がメッシュ状なので、エアリーパッド自体、風通しの良い構造になっています。

また、立体メッシュをグッと押し込んだときには反発力が強く感じられました。ここがしっかりしていることで、ランドセルのノーマルメッシュ部分を確実に背中から離して空気の通り道が作られますし、立体メッシュをふっくらと保つこともできるでしょう。

クッション性があるから、こんな効果も

エアリーパッドはもう一つ、小学生に優しい機能を持っています。体感荷重の軽減です。

画像提供:クツワ株式会社

重い荷物は体に密着させると体で感じる重さが軽減されます。エアリーパッドを挟むことで隙間が埋まり、ランドセルに体がフィットします。そうすると暑さの軽減とともに体感荷重の軽減、肩や腰への負担が減ります。

使ってみたらこうでした

エアリーパッドを実際に試していただきました

今回はハグラボメンバーのちっちさんにお子さんと試していただきました。

ランドセルに実際につけて体験していただきました

ちっちさんも、お子さんが特に夏は背中にたくさん汗をかいてしまい、むれてしまうのが悩みだったそうです。

赤丸部分に十字の通り道の上が見えます。また、青四角部がしっかりと背中にフィットしています

そこでエアリーパッドを使ってみたところ、メッシュのクッションのおかげで通気性がよくなり、快適に通学できたとお子さんが教えてくれたとのこと。

ランドセル自体も体によりフィットするようになったようで、使ってみて満足のいくものだと教えてくださいました。

エアリーパッドの取り付け方 

まずは取り付ける向きを確認します。横に長いゴム(上部ベルト)がついているのが上です。

かぶせを開いた後、ゴムを通してかぶせを閉めたところです

ランドセルを開いて、かぶせ(ランドセルと閉めるときのフタに当たる部分)を開き、その根元に上部ベルトを巻きつけ、本体にあるホックで留めます。

下部ベルトをリングに通して、面ファスナーで留めます

次に下にある2本のベルト(下部ベルト)をそれぞれ、ランドセルの底面にある肩ベルト固定リングの間に通して固定します。左右それぞれに行います。

ランドセルの上部にある金属パーツ「吊りカン」にゴムを引っ掛けます

最後にランドセルを机などに吊り下げる「吊りカン」に、エアリーパッドの上部にあるゴムを引っ掛ければ出来上がり。

慣れると1分ほどで装着できます。

お洗濯

通気性が高く速乾性もある素材ではありますが、毎日使っていると汗によるニオイや汚れも気になりませんか? エアリーパッドは手洗いで洗濯ができます。お子さんの快適な通学のために定期的にきれいにしてあげたいですね。

今年の夏への対策へ

毎年夏になると感じるのは、保護者世代の頃とは明らかに異なる暑さが続いているということ。そんな中、重いランドセルを背負って登校をする娘たち児童を見送るたびに、どうにか負担を和らげてあげたいと切に思います。

暑さ対策の方法として、エアリーパッドを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

エアリーパッド/クツワ
2,200円(消費税込み)・カラーは「ネイビー」と「パープル」の2色です。

商品について詳しくはこちら

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文・構成:ふじいなおみ

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