「天才を“天才のまま”伸ばす」——「受験Dr.」だからできた個別指導。灘・渋幕・開成・聖光学院など最難関6校合格までの道のりとは

PR /受験Dr.

西大和学園、灘、栄東、渋谷教育学園幕張、開成、聖光学院——。名だたる最難関校に合格した末次史幸君。算数を担当した「受験Dr.(受験ドクター)」の吉岡英慈先生は、彼を「天才」と評します。2人が中学受験を振り返り、見守ったお母さま、そして受験Dr.国語科講師指導最高責任者で開成国語戦略セミナーで指導した春野陽子先生が、末次君の成長と受験Dr.の魅力を語ります。

合格体験談をお話ししてくれたのは

■末次 史幸君

聖光学院中学1年生。小3から大手集団塾に通い、小5の夏から受験Dr.(受験ドクター)個別指導塾部門・四谷本部校のオンラインコース「クラウンドクター」コースで算数と国語の個別指導を受講。中学受験では、「西大和学園中学校」「灘中学校」「栄東中学校」「渋谷教育学園幕張中学校」「開成中学校」「聖光学院中学校」に合格した。本人が、兄の通っている開成中学校以上に聖光学院中学校の校風に強く惹かれ、進学を決意。充実した中高一貫校生活を送っている。

「深く潜って、浮かび上がる」

思考の深さと持続力、積み上げた知識による豊かな発想力、際立った算数の才」

吉岡先生
末次君と初めてオンラインの授業で会ったとき、算数の天才だと思いました。着想がとても柔らかく、本質を一発で見抜いてしまう。普通の子ならすぐに飛びつく場面でも、末次君は立ち止まって、解き方を見極めてから動く。その冷静さと深さがすごかった。

末次君
うれしいです(笑)。

吉岡先生の授業を受けたいと思ったのは、小5の夏です。兄の影響で「受験Dr.」のYouTubeを観ていたのですが、中でも先生の「立体図形の切断~お豆腐斬り! ~」の動画が分かりやすくて面白かったんです。算数の授業なのに楽しそうで、「この先生の授業を受けてみたい」と強く思いました。

吉岡先生
よく、「先生の動画はテンションが高め」と言われるんだけど(笑)、末次君にはちゃんと刺さったようでよかった。今思えば、入塾のタイミングもよかったよね。

末次君
受験Dr.に入ったのは小5の夏。算数と国語をオンラインで受講しました。マンツーマンの個別指導だったので、自分のペースで考える時間をしっかりもらえたのが僕にぴったりでした。

「クジラのように潜る」——見えない思考の深さ

吉岡先生
末次君の場合は、理解のスピードが集団塾のペースをはるかに超えていたよね。だから先取りするつもりがなくても、自然と集団塾の授業のほうが復習になる形だったね。

授業中、末次君を“クジラ”だと思ってた(笑)。中学受験の最難関レベルの算数で、私がもう息継ぎしたくなるような問題でも、どんどん深く潜っていく。末次君の思考の道筋があまりに深くて、なかなか海面にも出てこない。

ふとオンラインの画面に末次君の書いた数字がうつると、「ああ、今そこを考えているんだな」と分かる。でもまた潜って、しばらくして別の数字が現れて、一気に答えまで浮かび上がる。末次君が書く量はほんのわずかで、確信を持った数字しか書かない。解き筋を推測して、先回りしながらより効率的な解法の可能性を検討し、別解を用意して、と、末次君が集中して没頭している横で、実は私もとても忙しかった(笑)。

末次君
もしかして、先生に結構大変な思いをさせていたのかな(笑)。でも、難問に向き合っているときは、ただ全力で走っていた感じでした。

吉岡先生
解き方を教えるというより、一緒に潜っていく感じだったね。末次君の数に対するセンスは、最初からほとんど完成されていました。

「方針」が立っている時は口を挟まない

吉岡先生
最難関校の対策って、いわゆる“秀才レベル”の子までは「これをやればいい」という明確な方針がある。最も効率の良い解き方を教え、修正をかけていく。でも末次君ぐらいのレベルになると、指導の質をがらりと変える必要がある。君が持っている感覚や発想を、邪魔しないようにすることを意識していました。

途中でつまずいたとき、多くの子は手詰まりになってしまうんですが、末次君は、間違いに気づくとスッと引き返して分岐点まで戻り、別の道を試すことができる。だからこそ、君が自分で気づくチャンスを奪わないように、あえて口を挟まず見守る指導でしたね。

末次君
先生が、僕を焦らせずに考えさせてくれたのは、本当にありがたかったです。

吉岡先生
「これをやりなさい」と指示するより、「末次君の考えには何か意味がある」と信じて見守る方が大事だった。ただ、天才でも緊張はする。もし本番で緊張してもうまく切り替えられるように、遠回りでも「こういう道もあるよ」という“バイパス”をいくつか用意しておく。そうやって、末次君ががどんな状況でも自分で立て直せるようにしていました。

ところで、末次君は自分でどんどん伸びてくれたんだけど、うちの塾に入って変わったことがあるならぜひ聞きたいです(笑)。

末次君
もともと算数が得意だったのですが、知らない解き方もありました。それを吉岡先生が分かりやすく教えてくれたので、すぐ解けるようになりました。整理していただいて、幅をつくってくださったこと、本当に感謝しています。あと、精神的にすごく安定していました。何かあってもすぐ相談できて、前向きになれる言葉をかけてもらえたと思います。

吉岡先生
今は聖光学院でバレー部。朝練もあって忙しいだろうけど、算数で鍛えた集中力はきっと活きると思う。

末次君
はい。部活も楽しいです。将来はバイオや分子構造の研究をしたいです。

吉岡先生
これからも深く潜って、遠くの海面に顔を出して、新しい世界を見てきてほしいな。応援しています!

受験Dr.にお願いして本当によかった」

本人の「先生の授業を受けたい!」という熱意

末次君のお母さま:
息子が吉岡先生の授業を受けたいと言ったのは、小5の夏でした。もともと通っている集団塾だけで大丈夫かな、と本人も私も思っていたんですが、YouTubeで吉岡先生の算数の立体図形の動画を見て、「この先生の授業を受けたい」とはっきり言ったんです。それで私が受験Dr.に電話をしました。史幸の兄が中学受験をしていたので、私も「この時期(5年生の夏)が大事なときだ」と分かっていました。よいタイミングで「受験Dr.」とご縁をいただけたと思います。

週1回の授業に加えて、先生が「このくらいの回数がいいですよ」と提案してくださった季節講習も受講しました。
灘中学校も最初は受験するつもりはありませんでした。
過去問を解く中で、先生がタイミングを見て灘中の問題を少しずつ入れてくださって、そこから息子も灘を意識し始めました。渋幕対策にもつながり、結果的に渋幕は特待生で合格。算数は満点だったのではないでしょうか。難易度の高い問題を吉岡先生が適切な時期に取り入れてくださったおかげで、息子の力が一気に広がりました。

息子を理解してくれる。弱点補強、過去問対策も

末次君のお母さま:
受験Dr.にお願いして本当によかったと思うのは、先生がうちの子の性質をすぐにつかんでくださったこと。息子は大人しく、じっくり考えて話すタイプ。吉岡先生が時に引っ張り、時に自然な距離で見守ってくださる。その絶妙な距離感が、息子にはとても合っていました。心地よく学べて、安心して自分のペースで考えられたと思います。

並行して通っていた集団塾では、質問や進路の相談がじっくりできなかったのですが、先生には何でも話せました。模試で失敗したときも、すぐに原因を見抜いてくださって、小6の秋には苦手だったダイヤグラムの問題を克服。過去問対策も個別でしっかり見ていただけて、本当に助かりました。先生が息子の力を信じて支えてくださったおかげで、最後まで前向きに受験に臨めました。受験Dr.で本当によかったと心から思います。

「できる子の伸ばし方は量より“質”」

「教えこむ」のではなく、思考の幅を広げ、柔軟性を持たせる指導を

春野先生:

私たちが実践している指導は、お子様の思考の道筋をたどり、どの時点でまちがった方向に曲がったのか、その地点を押さえて、誤った原因を明確にし、足りない理論を教え、類似の問題に対して解法の再現度を上げていく、というものです。当塾に入塾した時点では、多くのお子さまは、根本理論が抜け落ちていたり、土台となる知識が入っていなかったりして、思考の道筋をたどる以前の段階、初手をどうするか、という根本的な考え方・理論を教えながら演習のなかで解法を体得させる、この理論×実践の繰り返しが必要です。理論を教えこむだけでなく、その理論を体得するための一定の演習「量」を積ませる必要があるのです。

でも、末次君のように、入塾の時点で既に高い学力水準をもっている生徒に対しては、本人の思考の道筋への評価(フィードバック)とともに、別の思考法を示すことで、自身の思考の幅を広げて汎用性をもたせたり、応用させたりする指導が実現します。もともと備わっている思考力や対応力を、より自在に使えるように磨いていく指導段階に移行できるのです。もちろん小学生ですから、「穴」はあります。でも、それが驚くほど少ないため、埋めるのも早い。より思考力強化に寄った「質」を意識した指導が可能なのです。

吉岡先生彼の思考の過程を尊重し、舵を取る彼の手にそっと触れて軌道修正するような指導をしていました。個別指導の中で、そうした繊細なバランスを保った指導をおこないながら、彼の思考の幅を広げていったのだと思います。

受験Dr.の個別指導では、「合格プログラムシート」という設計図をもとに、最終ゴールを常に見据えて進めます。月ごとに必要な内容と回数を設定し、状況に応じて軌道修正を重ねながら、無駄のない指導をします。末次君のご家庭は、その計画を信じて取り組んでくださり、それが確実な成果につながりました。

「沈黙の中の思考」を見抜くのが個別指導の強み

春野先生:
個別指導の最大の強みのひとつは、“子どもの沈黙”を読み取れることです。発言がなくても、生徒の頭の中では高速で思考が巡っている。講師は表情や手の動きといったわずかな手がかりをもとに、今どのように考えているのかを見極めて伴走します。

先生とともに日々を積み重ね、合格に結実した末次君の「これから」がとても楽しみです。

わたくしたち受験Dr.は、多様な学力層のお子様に最適な指導を届けるプロフェッショナル集団です。
人生で初めて本気で挑む「中学受験」。お子様のこの大切な挑戦を、必ず「合格」で終えていただく――この覚悟が、私たちの指導の原点です。本番で自信をもって臨める力を育てる塾であり続けたいと思っています。

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お話を聞いたのは

春野 陽子 先生 クラウンドクターコース国語科講師指導最高責任者、国語科御三家最高責任者

国語指導法の開発者としてテキスト執筆や講師育成にも携わる。大学から博士課程まで10年間近代文学を専門に学び、私立高校や予備校、中学受験塾で30年以上にわたり国語を指導。御三家合格者を多数輩出し、明快な指導法による偏差値アップの実績から厚い信頼を集めている。口コミによる指名が多いため、主に少人数・集団指導を担当することで、より多くの生徒に確かな読解力を育む指導法を伝えている。
※講師名はペンネームです。

お話を聞いたのは

吉岡英慈先生 クラウンドクターコース受験Dr.副塾長

栄光学園、東京大学卒。中学受験の指導歴は20年を迎える。「やる気があればなんでもできる」を信条に、子どものモチベーションを高める段階的な指導法で多くの生徒の成績を向上させてきた。明るく誠実な人柄と確かな論理性で熱い支持を集める。受験Dr.の人気講師として数多くの合格を創り出してきた。吉岡式の根本原理指導法は、偏差値を大きく伸ばすメソッドとして高く評価されている。
※講師名はペンネームです。

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取材・文/黒澤真紀 撮影/廣江雅美