わが子の肌の水分量がわずか27%…！小学生の2人に1人が肌トラブル！ファンケルの「スキンケア教室」で学んだ子どもの肌の守り方

小学生の2人に1人が肌トラブルを経験！メイクの開始年齢も早まり、肌トラブルの原因に

株式会社ファンケルは、小学４・５・６年生とその保護者（各1,032人／1,032組）を対象に、「小学生の肌に関する実態調査」を実施しました。その結果、小学生の2人に1人が肌トラブルを経験、最も多かった肌トラブルが「乾燥」、次いで「にきび」「顔の赤み」が挙がりました。

さらに、5人に1人の小学生が普段からメイクをし、そのうちの約8割が肌トラブルを経験している実態が明らかに。小学生のメイク利用が高まる中で、肌トラブル率も増加することが考えられ、夏場の乾燥対策や紫外線対策がさらに重要であることが分かります。

そんな背景から、今回の講座は、親子で正しいスキンケアを学べる内容になっていますので、参考にしてみてくださいね！

そもそも肌とはなんだろう？そんな疑問から講座は始まります。お肌は、紫外線、摩擦、温度、異物の4つの外敵から体を守る鎧であるということを学びます。

そして、肌がどんな見た目をしているのか、顕微鏡を使った観察タイム。いわゆる肌の「キメ」というものはどんな形をしているのか、腕の外側、内側を調べてみます。参加者の親子も内側と外側の「キメ」の違いに驚いたり、子どもと大人の肌と比べてみたり、興味津々の様子で肌の状態を観察していました。

次はお肌の油分と水分が測定できる油分水分チェッカーで、お肌の状態を調べてみます。

なんと！我が家では、娘の水分量が27%と想像よりもずっと低い結果が出ました。ちなみに、年齢的にお肌の曲がり角である付き添いの筆者は、50%と普通肌の標準値でした。

小学生の娘の肌は、見た目はハリがあり、若々しいので、大人の自分よりずっと潤っていると思っていたので衝撃の結果でした。娘はコロナ禍を経て、アルコール消毒をする機会も多く、会場に来るときも消毒をしてきたので、より乾燥しているのかもしれないと思いました。

ファンケルの調査で、保護者に対し、お子さんを含め小学生の肌状態について質問したところ、約 7 割の方が「小学生の肌は大人に比べて水分量が多い」、また約半数の方が「赤ちゃんのときより肌は丈夫である」と回答したということです。

しかし、同じファンケルの研究成果では

・3 歳から 12 歳の幼児～学童期においては、成人より角層水分量が少ない
・環境などによってバリア機能が低下する

などの事実が判明しています。

子どもの肌に「大人よりも肌が丈夫で、何もしないほうが良い」というイメージを持っている方も多いと思います。でも、実は想像以上にダメージを受けています。子どもの肌状態の正しい情報が行き届いていないことが、肌トラブルにつながってしまう一因だと感じました。

お肌の状態をチェックした後は、肌荒れの原因のひとつ「紫外線」について学びます。特に、紫外線は4月ごろから強まり、夏が最も強くなります。1日でもっとも強いのは12時ごろ。朝の9時ごろでも、中程度にはなります。

人工的に作り出した虹を見て「どこが紫外線か？」と問うコーナーでは、答えは7色の光のどの部分でもなく、一番外側の紫の外側であるということになるほど！と納得。

紫外線は、肌に大きなダメージを与えやすく、老化の一番の原因とも言われています。子どもは紫外線の影響を受けやすく、紫外線を防ぐための日焼け止めは必須となります。

日焼け止めの効果も気になりますよね。ファンケルの研究員の方が、UVライトを当てると色が変わるビーズを使って実験をしてくれました。

同じビーズを二つの容器に入れ、ひとつには透明な板を置き、その上にファンケルのUVカットスティックを塗布。もうひとつはそのままの状態で、それぞれUVライトを当てます。

結果は一目瞭然でした！日焼け止めを塗った板の下のビーズはほとんど変化がなく、塗らなかったビーズはピンク色に変化していました。

とはいえ、紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めも、塗りっぱなしだと肌の負担になる異物となります。そのままにはせず、寝る前には洗顔してしっかりと落とすことも大切です。

今回、座学だけではなく、さまざまな体験や実験を通して、親子で楽しみながらスキンケアについて学ぶことができました。自宅に帰ってから、洗顔と保湿をきちんとし、紫外線防止の日焼け止めを使って、お肌のケアをしっかりしようと心に留めました。

ただ、一方で、子どもにはどんなスキンケア商品を使ってよいのかも悩みますよね。大人用の商品を使うのも不安だけれど、ベビー用も物足りない…。ファンケルでは、そんな悩みに応えるべく、小学生用のスキンケア用品が揃っています。

ファンケルのクリアアップシリーズでは、泡洗顔料、ジェルミルクの他、今年は、お子さんが使いやすいスティック型のUVカットも発売。ぜひシリーズで揃えてみてくださいね。

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文・写真/Rina Ota