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北アルプスの雄大な自然に囲まれた「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」
長野県北安曇郡白馬村に位置する「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」。冬のスキーや夏の登山・トレッキングなど四季を通じて多彩なアクティビティを楽しめる、国内屈指のマウンテンリゾートホテルです。

都内からは北陸新幹線で1時間半ほどで長野まで、さらに特急バスに約70分乗って白馬駅へ。そこからホテルまではタクシーで10分ほどで到着します。
訪れたのは8月下旬。日中は東京とさほど変わらないかも…と思うほど暑かったですが、日陰に入ったときや朝夕には緑豊かな白馬の涼を感じました。
「スリープルーム」で眠りの質を高める体験を
睡眠にこだわるなら、やっぱり寝るところが大事ですよね。早速お部屋を拝見!

今回、体験したプランの特徴のひとつが、良質な睡眠へと誘う「スリープルーム」。睡眠をサポートする3企業とコラボレーションし、子どもの眠りにこだわった特別な空間になっています。
1:心地よい肌触り! 子どもの寝相について考えられたパジャマ
お部屋に用意されているのは、ワコールの「ワコール 睡眠科学KIDS」が作った、子どもの寝相をとことん考えた新デザインのパジャマ。着衣のみだれによる寒さ対策など、心地よい眠りのための工夫が施されています。

もちろん大人用の「ワコール 睡眠科学」パジャマも用意されているので、家族みんなで心地よい睡眠を体験できます。
着てみると、あまりの着ごこちのよさに驚き! 軽くて肌触りが良いので、ずっと着ていたくなります。
2:熱がこもりにくい枕でスムーズな入眠
また、通気性に優れた「ブレインスリープ ピロー」も。子どものように体温調整が未熟でも熱がこもりにくい設計で、スムーズな入眠をサポートしてくれます。

3:子どもが選ぶアロマの香りで快眠をサポート
アットアロマの「アロマバー」では、上質な睡眠をサポートする100%天然のアロマシリーズ「スリーピングサポート」から3種類の香りが用意され、子ども自身が好きな香りを選んで客室内で楽しめるようになっています。

ほんのり甘い柑橘の香り「フィールマイルド」、すっきりとした森林の香り「ディープブレス」、やさしいラベンダーの香り「クールダウン」の3種から、兄弟がひと目ぼれならぬ“ひと鼻ぼれ”で選んだのは「フィールマイルド」でした。

こちらを紙にひとたらし。枕元に置いておくと、ベッドに横になっているときにほのかに香ってきて、「あ! オレンジの香りする~」と子どもたちも上機嫌でした。
4:夜更かし厳禁! 滞在中は電子機器を封印して
就寝前のスマートフォンやテレビは睡眠の質を下げる原因となるため、専用の収納BOXが用意されています。夜更かしの原因となるデジタル機器から離れ、家族だんらんのひとときを過ごせます。デジタルデトックスがしたい方にもぴったりですね。

わが子たちはまだスマートフォンこそ持っていませんが、電子コミックを読むタブレットやゲーム機器は旅行の移動中にはとくに欠かせません。それこそ、旅行に行ってもホテルの部屋でちょっと暇になると手を伸ばしがち…。
収納BOXの大きさ的にタブレットは入れられませんでしたが、携帯ゲーム機は入れることができました。
すっかり電子機器取り締まり警察になった兄弟。母が仕事の連絡のためノートパソコンを開いたときにはしっかりととがめられました(笑)。タブレットも充電だけして一切触らず、完全に電子機器から離れた一夜を過ごせました。
5:体を芯から温めるプライベートな客室温泉
客室内の温泉も特別な体験のひとつ。プライベート温泉で家族だけのリラックスタイムを過ごせば、体を芯から温め、良質な睡眠へと導いてくれます。

電子機器を使わずに過ごすお部屋での楽しみとして、今回いちばん良かったのがこちらの温泉でした。子どもたちは家でのお風呂は面倒くさがるわりに、温泉施設は大好き。滞在中、何度も入って楽しみました。
大浴場もいいですが、母ひとりだと小学生男子は連れていけないので、そういう意味でもお部屋で温泉が楽しめるのは大助かりでした!
白馬の大自然でアクティビティ三昧! 早寝早起きの習慣づくりに
今回の宿泊プランのもうひとつの魅力は、白馬村の豊富なアウトドアアクティビティを体験できること! 快眠のためには、日中たっぷりと体を動かして体力を削っておくことも大切です。
日中は「ライオンアドベンチャー」が提供する姫川ラフティングで身体を思い切り動かし、翌朝は早朝の熱気球体験(土曜日・祝前日泊の方限定のオプション)で新鮮な朝の空気を満喫。さらに「白馬岩岳マウンテンリゾート」の絶景大型ブランコ「ヤッホー!スウィング」も体験できます。
1:爽快感たっぷり! 姫川ラフティングツアー
まずは、川のアクティビティの代表格、ラフティング体験から。小学生以上なら参加できるアクティビティです。
白馬村を流れる一級河川「姫川」は水質のきれいさでも知られる透明度の高い川。コースのほとんどが浅い場所なのでボートがひっくり返ったとしても足がつくほどですが、流れの激しいところもあり、エキサイティングな体験ができます。


安全講習やパドルトレーニングを経て、いざ川へ。
猛暑日でしたが、アルプスの雪解け水が流れてくる姫川の水はとっても冷たく、ラフティング中は涼しさと爽快感で暑さ知らず!
目の前に広がる山々などの絶景を楽しみながら、1時間ほどのラフティング体験はあっという間に終了。子どもたちも「楽しかった! またやりたい」とすっかり魅了されていました。
2:気分はアルプスの少女ハイジ! 大型ブランコ体験「ヤッホー!スウィング」
さらに、絶景スポットはもちろん、トレッキングやマウンテンバイクなどが楽しめる「白馬岩岳マウンテンリゾート」へ。こちらで、北アルプス白馬三山を正面に臨む写真映え抜群の大型ブランコ「ヤッホー!スウィング」体験ができます(11時~12時の時間帯のみ)。

岩岳ゴンドラリフトに乗って到着する山頂エリアにある「ヤッホー!スウィング」。こちらは、身長110cm以上であれば体験できます。

山に飛び込んでいくようなブランコ体験は、子どもたちにとっても爽快で忘れられないものになったようです。

また、5線サウスリフトに乗って「白馬ヒトトキノモリ」エリアに行けば、国内最大級の超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」もあります。こちらはプランに含まれていませんが、よりスリルを味わいたい方はぜひ体験してみてください。

「白馬ヒトトキノモリ」エリアには、ティーラテとスコーンの専門店「CHAVATY HAKUBA(チャバティ⽩⾺)」もあります。ドリンクやスコーンはもちろん、暑い季節にはソフトクリームもおすすめ。
期間限定の「宇治抹茶ソフトクリーム」と「巨峰ミントティーソフトクリーム」、そして「白馬限定クロモジ」など、気になるフレーバーがいろいろあって迷ってしまいます。

標高1,100m、白馬村と北アルプスを一望するエリアからの絶景を楽しみながら味わうスイーツやドリンクは格別。ぜひ訪れて、癒やしのひとときを過ごして。
3:白馬の景色を一望できる熱気球体験
土曜日・祝前日泊の方のみのオプションで、宿泊した翌日早朝に「熱気球体験」もできます。

朝は6時にホテルを出発して会場に向かいます。ちょっぴり眠気が残るものの、普段なかなかできない体験にワクワク!

熱気球は放っておいたら山の向こうまで飛んで行ってしまうので、四方向から車で引っ張ってコントロールしていました。間近で見るとかなり大きくて迫力があります!

気球のカゴに乗り込んで、バーナーの火がふくとどんどんと上昇していきます。上空から見下ろすのは、1998年に長野で行われた冬季オリンピックのスキージャンプ台。周囲に何もさえぎるもののない開放感たっぷりの景色が楽しめました。
快眠を促す地産地消ディナーも楽しみのひとつ
一日を締めくくる夕食にも工夫が凝らされています。メインとなるのは、信州食材を豊富に使った地産地消のチーズフォンデュ。

チーズを含む乳製品には、トリプトファンというアミノ酸が多く含まれており、摂取することで副交感神経の働きを調整し、リラックス効果が期待されています。ホッと心がほどけるチーズフォンデュを家族でシェアしながら、家族だんらんのひとときを過ごせます。

自家製白馬豚ロースハムや白馬村産信州サーモン、信州産チキンコンフィなど、地元の食材をたっぷりと味わえます。黒いかたまりのように見えるものは、紫米を海苔で巻いた海苔巻き。おにぎりが大好きな次男はこちらにハマっていました。


季節の野菜やフルーツもたっぷりといただけて、それなりにボリュームはあっても全体的に重たくは感じない内容でした。
子どもたちにはやはりチーズフォンデュが大好評! 食材にたっぷりつけたため、最後はチーズが足りなくなるほどでした。チーズ効果か、おなかいっぱいになったせいかは分かりませんが、食べ終わったあと、とっても眠そうでした(笑)。
スノーピークの施設も! 寄り道も楽しい白馬旅行
白馬には、人気のアウトドアメーカー「スノーピーク」の国内最大の直営店「スノーピーク ランドステーション白馬」があります。
レストランやカフェ、ショップやイベントエリアが入った複合施設で、世界的な建築家・隈研吾さんが手掛けた建築物としても有名。せっかく白馬を訪れたなら、立ち寄りたいスポットのひとつです。


テラスや屋外空間が広くとられているので、北アルプスの雄大な山岳風景を眺めながらドリンクを片手にのんびりと休憩するのもいいですね。
ここにしかない限定アイテムも販売されているので、自分用やアウトドア好きな方へのプレゼントなど、ぜひチェックしてみてください。

帰りには、道の駅に寄って旅のお土産を買うのも忘れずに。
“眠りの質”にこだわった新しい家族旅行を楽しんで
自然のリズムと調和し、生活リズムが整いやすい白馬村は、子どもの健やかな成長を促す滞在先として最適な環境。都会の喧騒を離れ、自然の中で心身ともにリフレッシュできる場所で、家族の絆も深まること間違いなしです。

眠ることは、生きる力を育むこと。今年の秋の行楽シーズンは、「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」で、普段とは異なる生活スタイルで自然と触れ合いながら、お子さんの日々の生活リズムを見直してみませんか? 電子機器を手放して、親子でぐっすり眠る新しい家族旅行のカタチを体験してください。
プラン詳細
宿泊プラン「Hakuba Sleep Reset Journey for Kids」
- 期間:2025年9月1日(月)~11月2日(日)泊
- ※除外日:9月5日(金)、9月17日(水)、10月1日(水)、10月2日(木)
- 料金:大人1名 30,780円~(2名1室料金)、子ども(小学生以上)1名 26,780円~(いずれも税・サービス料込み、入湯税別)※1泊2食のほか、姫川ラフティングと「ヤッホー!スウィング」の体験も含まれます。
- WEBサイトは>>こちら
※1日3室限定プラン。
※未就学児の添い寝でご利用のお子さんには食事代が発生します(お部屋代は無料)。
※14日前までの事前予約制。小学生以下のお子さんの予約が必須です。
※土曜日・祝前日泊で早朝熱気球をご希望の方は別途ホテルまで申し込み。早朝熱気球は3歳以上のお子さんから料金が発生します。
※悪天候によるアクティビティの中止は、協力企業からの催行中止連絡の場合にのみ、返金対応になります。
施設情報
コートヤード・バイ・マリオット 白馬
- 住所:長野県北安曇郡白馬村北城2937
- 電話:0261-72-3511
- WEBサイトは>>こちら
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取材・文/小林麻美
