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「JOKER」が導く新たな“げぇむ”とは？ オリジナルストーリーで描く最終章
ジョーカーが導く新たな“げぇむ”
突然、今際の国に紛れ込んだ人々が生死を賭けて過酷な“げぇむ”に参加するというストーリーの本作。前シリーズではトランプの「JOKER」だけが残され、謎を残した形で幕を閉じました。あれから4年後、シーズン3ではその「JOKER」が示す、新たな“げぇむ”がアリス（山﨑賢人）とウサギ（土屋太鳳）たちの前に姿を現します。
二人と参加者たちを待ち受ける未来は、希望か、それとも絶望か…？ 待ちに待ったシーズン3の“げぇむ”スタートに心拍数は上昇必至です！！
シリーズ史上最も熾烈で難解な試練となるシーズン3本編をチラッとご紹介！
※これより先はシーズン3のネタバレを含みます
現実世界の幸せから一転
シーズン2ですべてのカードの“げぇむ”をクリアし、元の世界に戻ったアリスとウサギ。二人は結婚し、幸せな日々を送っていたはずなのに、突如として再び今際の国の影が忍び寄ります。
渋谷の隕石事故で心肺停止となっていた時間に過ごした今際の国は、本当に存在していたのか。それとも幻だったのか……。夢や幻覚の中にその片鱗がちらつく描写に、「やっぱり幻想じゃなかったの…？」と視聴者は翻弄されてしまいそうです。
研究員リュウジとウサギの失踪
シーズン3から登場するのは死後の世界を研究するリュウジ（賀来賢人）。リュウジに導かれるように、ウサギは突然姿を消してしまいます。絶望するアリスの前に現れたのは、シーズン2で今際の国の住人となったバンダ（磯村勇斗）でした。ウサギが再び“げぇむ”に参加することになったと知らされたアリスは、バンダに「JOKER」のカードを渡されますが、今際の国での出来事を思い出せずにいます。
愛する人を救うために命をかけた挑戦
現実世界で昏睡状態で見つかったウサギは、病院で妊娠していることが判明します。そして、隣のベッドには同じく昏睡状態のリュウジがいました。現実世界の生死をさまよう「2分」が、“げぇむ”の世界へ行くチャンスとなるため、アリスは時間との戦いを強いられます。愛する人を救うため、アリスは再び命をかけて挑むことになるのです。
アリスは“げぇむ”に参加していく中で、今際の国での記憶が次第によみがえります。シリーズの中でも最も難解な試練に、果たして二人は立ち向かうことができるのか。シリーズ史上、最も熾烈で緊張感あふれる戦いが、幕を開けます！
謎解き＆心理戦が加速！ “今際の国”の真実に迫る
シーズン3では研究員リュウジが実は以前今際の国に来たことがあったことや、そこでバンダと出会っていたことが知らされるなど、観ている人を物語のさらに深みへと誘います。そして今回も思わず応援したくなるような新キャラクターが登場し、物語を熱く盛り上げてくれます。
「研究員リュウジはなぜ“げぇむ”について調べているのか？」「隕石事故の被害者が同じ記憶を持っているのはどうして？」といった疑問が次々に湧いてきて、頭の中はフル回転。今際の国は幻想なのか、それとも現実なのか…。夢にうなされる描写や、現実世界で出会う今際の国の人々が、観る人をさらに惑わせ、沼らせていくこと間違いありません！
さらに、アリスとウサギが別々の“げぇむ”に挑むシーンでは緊張感が高まります。お互いを見つけた瞬間にはドキドキが最高潮！ 2人とも生き残れるのか、再会できるのか、ハラハラしっぱなしです。今回の“げぇむ”の参加者は、かつて今際の国で勝ち抜いてきた強者たちばかりというのもあり、頭脳戦や心理戦のレベルは一段とアップ。息をのむ展開が続きます。
そして、第1話から過去シリーズのキャラクターが登場するのも胸が熱くなるポイント。今シリーズから初めて観る人でも十分に楽しめますが、シーズン1・2をおさらいしておけば、感情移入も考察も深まって倍楽しめそうですよ！ より楽しみたい方はおさらいをしておくことをオススメします。
「今際の国のアリス」は、シリーズの謎に迫りつつも視聴者自身の想像力を掻き立て、アリスやウサギ、周りの個性的なキャストに気持ちを重ねながらラストへと一気に駆け抜けさせてくれます。シーズン3は物語の答えを探すのではなく、自分自身の中で「今際の国」とは何かを考えながら観ると、より深い余韻を味わえると思います。
まだ間に合う！ シーズン3を観る前に振り返る「今際の国のアリス」
「今際の国のアリス」とは？
麻生羽呂の人気コミックを原作に、Netflixで実写化された「今際の国のアリス」。シーズン1・2の配信では、命を懸けたサバイバルと人間ドラマが絡み合う独特の世界観が支持されており、ドキドキハラハラする展開に多くの視聴者を魅了し、世界各国でTOP10入りを果たしました。今回のシーズン3もシーズン1・2に続いて佐藤信介監督がメガホンを取ります。スリルと感動が交錯する新シーズンでは、物語の世界にますます引き込まれること間違いなし！ の展開が待ち受けていて、今から期待値かなり高めです！
シーズン1：無人の東京で始まる命懸けの“げぇむ”
アリスは、常に優秀な弟と比べられてきたことで夢や目標を失い、生きる意味を見失っていました。自堕落な日々を送る中、高校時代からの友人である会社員・チョータ（森永悠希）やバーテンダーのカルベ（町田啓太）と渋谷の街へ繰り出すと、突然“今際の国”に放り込まれてしまいます。そこで、知力・体力・精神力を駆使しなければクリアできない「命懸け」の“げぇむ”が始まってしまうのです。
極限状態に追い込まれていくアリスは、孤独に挑み続けるもう一人の主人公・ウサギと出会い、“今際の国”の謎を解く鍵となる場所「ビーチ」を目指します。道中では、チシヤ（村上虹郎）、アン（三吉彩花）、ニラギ（桜田通）、クイナ（朝比奈彩）、アグニ（青柳翔）、ミラ（仲里依紗）といった“げぇむ”参加者たちとの協力や対立を繰り返しながら、命をつなぎます。“げぇむ”が進んでいくにつれて一人ひとりのキャラクターの背景や思いが少しずつ明かされ、単なるデスゲーム以上の深みが生まれています。
シーズン2：スリリングな展開と新たなキャラクターたち
シーズン2では、新たに登場するキャラクターも物語を彩ります。義足と弓矢を駆使して戦うヘイヤ（恒松祐里）、参加者を巧みに翻弄するバンダ（磯村勇斗）など、個性的な人物たちが次々と現れます。そしてアリスに大きな影響を与えるのが、“今際の国”の住人と名乗る男・キューマ（山下智久）。クラブのキングを冠するゲームマスターで常に全裸という強烈なキャラクターで現れますが、独自の哲学を持ちアリスの心を揺さぶる存在となります。
アリスは“今際の国”の正体を突き止める決意を固め、仲間や敵となる参加者たちとの駆け引きが物語を大きく動かしていきます。最後に生き残った全プレーヤーには、この国の永住権を手にする、手にしないの選択権が与えられます。
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3は9月25日（木）から配信スタート！
出演：山﨑賢人 土屋太鳳
磯村勇斗 三吉彩花 毎熊克哉 大倉孝二 須藤理彩 池内博之
玉城ティナ 醍醐虎汰朗 玄理 吉柳咲良 三河悠冴 岩永丞威 池田朱那
賀来賢人
原作：麻生羽呂「今際の国のアリス」（小学館「少年サンデーコミックス」刊）
監督：佐藤信介
脚本：倉光泰子、佐藤信介
音楽：やまだ 豊
撮影監督：河津太郎
美術監督：斎藤岩男、中山慎
アクション監督：下村勇二
VFXスーパーバイザー：土井淳
エグゼクティブ・プロデューサー：坂本和隆
プロデューサー：森井 輝、高瀬大樹
制作協力：株式会社THE SEVEN
企画・制作：株式会社ロボット
© 麻生羽呂・小学館／ROBOT
製作：Netflix
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン1~3独占配信中：視聴ページは＞こちら
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文/やまさきけいこ
