お弁当におすすめのオムレツ簡単レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から8品ピックアップしました。人気のスパニッシュオムレツや、野菜たっぷりのオムレツ簡単レシピなどを厳選してご紹介。画像もたくさん掲載しているので、詰め方の参考にも!
お弁当におすすめのスパニッシュオムレツ簡単レシピ
【1】かぼちゃとほうれん草のスパニッシュオムレツ
休日のブランチに食べたい、野菜の彩りがかわいらしくも、卵とウィンナーも入った栄養たっぷりの一品。
◆材料
(20cmのフライパン1個分)
ウィンナー 2本
かぼちゃ 120g
ほうれん草 1/3把(80g)
玉ねぎ 1/4個
パプリカ(赤) 1/8個
【A】
卵 4個
牛乳 大さじ3
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
溶けるチーズ 40g
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】ウィンナーは5mm幅に切る。かぼちゃとほうれん草はそれぞれゆでて、細かく切る。玉ねぎとパプリカはせん切りにしてラップに包み、電子レンジ(600Wの場合)で約1分加熱する。
【2】ボウルに【A】を混ぜ、【1】を加えて混ぜる。
【3】20cm程度のフライパンにオリーブ油を熱し、【2】を入れて大きく混ぜながら火を通す。半熟状になったらチーズを加え、弱火にしてふたをして火を通す。ひっくり返して裏面も焼く。
*お好みでケチャップをかけても。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【2】スパニッシュオムレツ
カラフルでかわいい?食材を切って焼くだけで、栄養満点オムレツの完成!お弁当にも◎。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
加熱したかぼちゃ 150g
ハム 3枚
ミニトマト 5個
【A】
卵 3個
マヨネーズ 大さじ2
塩 少々
バター 大さじ1/2
◆作り方
【1】かぼちゃは1㎝角に切り、ハムも1㎝角に切る。ミニトマトは四つ割りにする。
【2】【A】をよく混ぜ合わせ、【1】を加えて混ぜる。
【3】直径20㎝くらいのフライパンにバターを熱して溶かし、【2】を一気に流し入れて大きく混ぜて半熟状にし、両面を焼いて火を通す(焦げないように火加減を調節して)。食べやすく切って器に盛る。
◆ポイント
かぼちゃは加熱してストックしておくと便利!電子レンジで100g 2分加熱がキホン!
■下ごしらえのやり方
かぼちゃ1/4個はスプーンで種を取り、ラップで包む。電子レンジで100gあたり2分を目安に加熱し、冷めるまで置く。ラップを取り、好みで切り分けてキッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れる。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
お弁当で人気のオムレツレシピ
【1】ほうれん草とベーコンのココットオムレツ
卵をココットで焼いて、子供が食べやすいカフェ風メニューにアレンジ♪ 野菜とベーコンを加えた、食べ応え十分のオムレツです。
◆材料
(子ども1人分)
卵 1個
ゆでたほうれん草 20g
ベーコン 1/2枚
牛乳 大さじ1
ピザ用チーズ 5g
◆作り方
【1】ほうれん草はしっかりしぼって水気を取り、3cm長に切る。ベーコンは短冊切りに。
【2】ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えて混ぜる。
【3】耐熱用ココットにほうれん草を入れ、【2】を流し入れてベーコンとチーズをのせる。ラップをかけずに、電子レンジ(600Wの場合)で2分30秒ほど加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【2】ネギたっぷりのスペイン風オムレツ
オリーブオイルとマヨネーズの洋風アレンジに長ねぎも意外とマッチ!コーンの甘味もプラスされ、子供の好きな味に。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
長ネギ 1本
オリーブオイル 大さじ1
卵 5個
マヨネーズ 大さじ1
コーン缶 1缶
◆作り方
【1】長ネギは斜め薄切りにする。
【2】フライパンを中火にかけてオリーブオイル大さじ1をなじませ、ネギをしんなりするまで炒めたらボウルに移す。
【3】【2】に卵、マヨネーズを加えて溶きほぐし、水気を切ったコーンを加え、オリーブオイル(分量外)をなじませたフライパンに注ぎ入れて数回かき混ぜる。蓋をして弱火で10分ほど焼き、火を止めて、そのまま5分ほど蒸らして食べやすく切る。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。
『めばえ』2017年3月号
【3】トマトのオムレツ
こちらも鉄板の組み合わせの卵とトマト。混ぜてシンプルに焼くだけなのに、みんな大好きな一品です。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
卵 3個
トマト(中) 1個
粗塩 小さじ1/5
こしょう 少々
油 大さじ1
◆作り方
【1】ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、粗塩、こしょうで調味する。粗く刻んだトマトを入れて、軽く混ぜる。
【2】フライパンに油を入れて熱し、【1】を流し入れて強火で焼く。かたまりができたら弱火にして形を整えて焼く。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2017年6月号
【4】マカロニオムレツ
いつものオムレツにいろいろな食感をプラス!
◆材料
(大人2人分)
マカロニサラダ 200g
卵 4個
玉ねぎ 1/4個
砂糖 大さじ1
バター 20g
【A】
トマトケチャップ 大さじ4
バジル(乾) 小さじ1/2
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
◆作り方
【1】ボウルに卵を溶きほぐし、マカロニサラダ、みじん切りにした玉ねぎ、砂糖を加えて混ぜる。
【2】フライパンにバターの半量を入れて中火で熱し、【1】の半量を流し入れ、オムレツを作る。もう1個同様に作る。
【3】器に盛って、混ぜ合わせた【A】をかける。
◆ポイント
おかずで作るマカロニサラダを、いつもの2倍量ぐらい作ってストック!その日に食べる分以外は、保存容器などに入れて冷蔵保存。保存したものにひと手間かけて違う料理にアレンジするのが便利!
■マカロニサラダの作り方
■材料
(大人4~5人分)
マカロニ 120g
ハム 2枚
ゆで卵 2個
きゅうり 1本
にんじん 1/5本
コーン(缶詰) 大さじ3
【A】
顆粒スープの素 小さじ2
砂糖 小さじ2
【B】
マヨネーズ 大さじ3
レモン汁 小さじ1
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
■作り方
【1】ハムは細切りにし、ゆで卵は殻をむいて、粗く刻む。きゅうりは薄切りにし、塩少々(分量外)をふってもんでしんなりさせ、水けをしぼる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】マカロニをゆで、ゆで上がる10秒前に【2】を加えて一緒にざるにとる。熱いうちに【A】と混ぜ合わせる。
【4】【3】の粗熱がとれたら【1】とコーンを加えて混ぜ、【B】で和える。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
女の子のママ。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログ「よめ膳@YOMEカフェ」が毎月200万アクセスを誇る。
『ベビーブック』2013年10月号
【5】肉じゃがオムレツ
定番おかずの肉じゃがを和風オムレツにリメイク! チーズも加えればボリュームたっぷりです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分:3個分)
肉じゃが(汁けをきったもの) 250g
ピザ用チーズ 20g
卵 3個
【A】
牛乳 大さじ1と1/2
塩・こしょう 各少々
サラダ油 大さじ1/2
◆作り方
【1】肉じゃがはフォークで軽くつぶし、チーズと混ぜる。
【2】ボウルに卵を割りほぐし、 【A】を加えて混ぜる。
【3】オムレツを3個焼く。フラ イパンにサラダ油を熱して【2】を流し入れ、手早く菜箸で全体をかき混ぜ、半熟状になったら【1】をのせて包む。
*お好みでケチャップ をかける。
◆ポイント
肉じゃがは卵の手前半分にのせ、 向こう側から折りたたむ。具の量が多すぎると包みにくいので注意。
■リメイクするのに便利!肉じゃがの作り方。
■材料
(大人4人分+子ども4人分)
じゃがいも 6個
豚バラ薄切り肉 300g
玉ねぎ(大) 1と1/2個
にんじん 1本
いんげん 50g
しらたき 100g
サラダ油 大さじ1
【A】
水 3カップ
砂糖 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
顆粒和風だし 小さじ2
しょうゆ 大さじ4
■作り方
【1】じゃがいもは一口大に切って水にさらす。玉ねぎはくし形、 にんじんは乱切り、いんげん は3~4cm長さ、しらたきは食べやすい大きさに切る。豚肉 は5cm長さに切る。
【2】鍋にサラダ油を熱し、じゃが いも、玉ねぎ、にんじんを炒める。全体に油が回ったら、【A】と豚肉を加え、沸騰したらアクを取り、中火で5分ほど煮る。
【3】しらたきとしょうゆを加え、アルミホイルで落しブタをして 中弱火で10分煮、仕上げにいんげんを加えてひと煮する。
教えてくれたのは
島本美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー。 忙しい主婦に向けて、身近な食材でパパッと作れるおいしい時短レシピを考案。テレビや雑誌を中心に活躍。暮らし全般のハッピーもプロデュース。
『ベビーブック』2017年5月号
【6】ポテトオムレツ
オムレツにじゃがいもを入れてふんわり食感に。余計な味つけをしない、素朴でやさしい味わいです。カレー粉を振ってもおいしい!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 3個
じゃがいも 中1/3個(60g)
塩 小さじ1/4
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、柔らかくゆでる。湯をきり、熱いうちにフォークで粗くつぶし、粗熱をとる。
【2】卵は割りほぐし、【1】と塩を加えて混ぜ合わせる。
【3】卵焼き用のフライパン(なければ小さめのフライパン)にサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。箸で全体を混ぜて半熟状にし、フライ返しで半分に折りたたむ。
【4】弱火にしてそのまま3分焼き、返してさらに3分焼く。食べやすく切って詰める。大人用には好みでカレー粉を振っても。
◆ポイント
卵液が半熟のうちに折りたためば、巻かなくても厚みのある卵焼きができる。
教えてくれたのは
黄川田としえさん
料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。
『ベビーブック』2018年4月号