昭和・平成生まれは表紙を観ただけで大興奮?!
今回表紙を観たときに夫婦で叫んだのは「黒電話懐かしい!!! 昔実家にあったよね!」と感情が大爆発でした!
まだアツアゲが幼かった頃、自宅にもあって、電話がかかってくるたびに「ジリリリリーン!!」と大きな音がする物だから少し怖いイメージがあったよ!
もちろん令和生まれのマチ子は知る由も無く「なになに? くろでんわってなぁに?」の嵐でした。
まずは制作の前に雑誌を読みながら黒電話や電話の歴史をお話しするところからスタート★
「今は写真やゲームもできるスマートフォンで電話をしているけど、昔はそんなことできなかったんだよ。お家に電話があって、ベルが鳴ると「もしもし」といって受話器を取るんだよ。受話器を取るまで誰から電話が掛かってきたかも分からなかったんだよ。」などなど、電話がどんな物なのかどう使うのかをレクチャー。
ある程度お話が終わった頃には黒電話に興味津々でした!
初めての家族共同作業

初めはこんな高度な組み立て式付録を5歳の娘と飽きずに完成することなんてできるんだろうかと不安もありました。でも、何でも自分でやりたいマチ子は、初めて見るパーツを目をキラキラ輝かせながら、なおかつ真剣な眼差しで慎重に外していってくれました!
組み立ては思ったよりも簡単で大人チームが担当しサクサクと電話の形ができ上がってきました!
また組み立ての際に感動したのは、組み立て部分に分かりやすい数字やひらがなが打ってあり悩んでも数字を合わせれば間違わないと言うところ!!
不器用が過ぎるアツアゲにも優しい!!! 笑
「まーちゃんもやりたい! やりたい!」と全く飽きることなく意欲的で、はめ込みやすいパーツなども多かったので本人も大満足な様子でした!

やはり自分の手で作ると言う過程にたくさんの自信と愛着が湧いた様で「まだかなまだかな! 早くもしもししてみたい〜」の連続でした。笑
黒電話の完成〜!!

家族で制作して約30分で完成!!
とっても楽しかったです!! いつもYouTubeや動画を見てダラダラ過ごしてしまう時間が充実した家族時間に大変身!!
何かを皆で作るって楽しいですね!! マチ子もそれがうれしかった様で「楽しかったね!! もう一個作りたい!!」と言うほどでした! 笑
でき上がりは思った以上に立体的で細かい部分まで緻密に再現されており、本当に実家を思い出し胸が熱くなりました! (大人の皆さんは共感して頂ける方が多いのでは無いでしょうか?!)
ダイヤル部分は本当に回るし、黒電話特有のダイヤル回して戻るときの『ジィ〜』と言う音も再現されていて泣きそうになりました!!!
初めてダイヤルに触れるマチ子はうれしそうに何度も何度もダイヤルを回し、うれしそうに電話をかけ、受話器の持ち方も事前にレクチャーしていたので得意げに耳に当てていました♪

「もしもし? バァバですか? まーちゃんで〜す! また遊びに行っていいですか〜?」
バァバに掛けていた模様で、その姿もなんだか様になっていました!
令和生まれの5歳児が黒電話でお喋りをしている姿を見られるなんて、とっても感慨深いです!
黒電話を制作して感じたことは……
今はもう黒電話どころか公衆電話も少なくなり、自宅でも固定電話を持たれない方も増えたと聞いています。令和の時代にはスマートフォンが主流になりつつある中、電話では無くチャットやメールで連絡をとる手段が増え、便利な様な、少し寂しいような。
そんな時代の中で、今回この小学一年生の雑誌付録を通して電話の歴史を伝えられたのはとても貴重な機会だったと思います。

そして、この機会に一度公衆電話も使う練習もしてみようと思いました。
この先子どもたちが大きくなったとき、何かのタイミングでスマートフォンが使えなくなるときがあるかもしれない、また緊急時などに備えて『電話機』を使えた方が安心かもしれないと思ったからです。
私たちもいつのまにか電話を使う機会が減って、電話の存在そのものを忘れかけていた部分もありましたが、やっぱり無くてはならない存在だなと再確認できました。
創刊100周年の『小学一年生』は、1年生のための楽しい学びがたっぷりつまった雑誌だよ。毎号、ワクワクするふろくや、人気キャラのまんがやパズル、旬の話題など、さまざまなテーマの記事が満載! ふろくで遊んだり、本を読んだりして、たくさんのことに興味を持って、知りたいと思うことを増やしていこう! 『小学一年生』で、学校がもっと楽しくなるよ♪
文・イラスト・写真/アツアゲ