【調査概要】調査期間:2025年8月27日~9月16日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者 365人
目次
誰にも相談できない「デリケートゾーン」のお悩み、ありますか?

まず初めに「デリケートゾーンのお悩みはありますか?」と実際のお悩みを挙げてもらったところ、「かゆみ」(177人)「におい」(173人)と半数近くが回答。さらに「黒ずみ」(101人)「尿もれ」(73人)「乾燥」(72人)と続きます。その他の意見には「おりものでムレてしまう」「できものが定期的にできる」などの意見もありました。
もちろんあまりにひどい場合には病院に行くのが一番安心。それでも「病院に行くほどではないけれど、やっぱりちょっと気になる」ということもありますよね。自分でケアすることで緩和されるならうれしい…。
デリケートゾーン、ちゃんとケアしていますか?

では、みなさんどれくらいデリケートゾーンをケアしているのでしょうか。「デリケートゾーンのケアについて、どれくらい意識していますか?」という質問では、「まったくしていない」(77人)「少し気にしている」(201人)「日常的にケアしている」(33人)となりました。
毎日しっかりケアしているという人は、全体の1割程度にとどまりました。

アンケートで、「生理中や汗ばむ季節など、デリケートゾーンの不快感をどうやってケアしていますか? あなたなりの対策があれば教えてください」と尋ねました。ここでは自由回答に寄せられた意見をいくつかご紹介します。
常に清潔を心掛ける
「ナプキンをこまめに替える。タンポンを使う」(女性/神奈川)
「頻繁におりものシートを取り替えたりウォシュレットで洗ったりする」(女性/埼玉)
「デリケートゾーンをウエットティッシュなどでふき取るようにしています」(女性/岩手)
「ナプキンだと肌がこすれやすいので吸水ショーツを使用しています」(女性/東京)
やはり圧倒的に意見が多かったのは、常に清潔を心掛けること。特に「ナプキンはこまめに替える」という意見がかなり多かったです。女性なら誰しもがうなずける意見ですよね。
こまめにシャワーを浴びる、通気性のいい下着を履くなどの意見も挙がりました。
脱毛・除毛する
「毛は剃ってしまう。ただ、剃ると生え始めがとてもかゆいので、脱毛したいです」(女性/神奈川)
「デリケートゾーンの毛は脱毛で薄くしています。毛の量が減るだけで不快感はマシになりました」(女性/大阪)
「気になったときに、シェーバーとワックスを使用して自分でアンダーヘアを整えます」(女性/静岡)
蒸れてしまうので、デリケートゾーンの脱毛・除毛をしているという意見がありました。毛の量が減るだけでだいぶ不快感が薄れますよね。脱毛したいけど勇気が出ないから自己処理している、という意見もありました。
専用のケア用品を使う

「フェムケア専用のソープで洗っています」(女性/東京)
「マメに専用のミストをしています」(女性/東京)
「殺菌能力の高いソープで洗浄する」(女性/大阪)
「黒ずみ防止にビタミンCクリームを塗る」(女性/東京)
「産婦人科で勧められた、コラージュフルフルを使用して優しく洗っています」(女性/埼玉)
専用のケア用品を使って、気になるお悩みをケアしている人も多くいらっしゃいました。具体的な商品名も挙がります。また、こんな意見もありました。
「毎日のケアには『デリケートゾーン専用オイルを使って、オーガニックコットンでふき取ること』が一番効果的でした。石鹸で洗ってもなぜか改善しなかった、10代20代の頃から悩まされていたにおいや不快感がなくなったので、オイルによるケアが欠かせません」(女性/静岡)
ここまでしっかり推してもらえると、デリケートゾーンの専用オイル、ちょっと気になりますよね。しかし、まだまだ認知度はそこまで高くないようです。
読者イチオシの「デリケートゾーン専用オイル」って?

「デリケートゾーン専用オイルを使用したことがありますか?」という設問では「現在使用中」(12人)「過去に使用経験あり」(33人)「使ったことはない」(266人)という結果になりました。使ったことがあると答えたのは全体の1~2割ほど。

今まで使わなかった理由に関して、半数近くの人が「使い方が分からない」(123人)と回答。「価格が高そう」(104人)「肌に合うか不安」(97人)と続きます。

一方で「使用して良かった点」を尋ねたところ、使用したことがある45人のうち、41人が「保湿力」と回答。さらに「においケア」(31人)「かゆみ予防」(26人)と、ある程度効果を実感している人が多いようです。
デリケートゾーンのケアの効果が期待できる一方で、まだまだ認知度の低いデリケートゾーン専用オイル。お悩みを抱えている人で、今まで手に取ったことがない人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
デリケートゾーンのおすすめケアアイテム10選
実際にHugKum読者が使っているケアアイテムのおすすめをもとに、デリケートゾーンのおすすめケアアイテムを10選ピックアップしました。専用ソープから、クリーム、そして気になる専用オイルまで。
1.「コラージュ フルフル 泡石鹸」(持田ヘルスケア)

今回、アンケートでかなり具体名として多くの人が挙げてくれたのが「コラージュ フルフル 泡石鹸」。ドラッグストアでも買いやすい専用ソープで、泡タイプなのでこすらず優しく洗えるのが特徴です。デリケートゾーンだけでなく、ワキや足裏、首など気になる部分に使えます。菌もにおいも洗えてすっきりする優れもの。
2.「ピアジュール デリケートゾーン 泡タイプ」(ピアジュール)

赤ちゃんのお肌にも使えるデリケートゾーン専用ソープ「ピアジュール デリケートゾーン 泡タイプ」。抗真菌×殺菌のダブル抗菌で、こだわりの保湿成分入り。生理中のムレやにおい、かゆみはもちろん、乾燥による黒ずみ、さらに脇や足のにおいまで、これ1本で完結します。洗いあがりのさっぱり感も人気の理由のようです。
3.「マプティ オーガニックフレグランスホワイトクリーム」(マプティ)

「マプティ オーガニックフレグランスホワイトクリーム」は、諦めていたデリケートゾーンの黒ずみにも効くと話題のクリームです。独自開発のロングフレグランス成分を配合しているため、お風呂上りに塗り込めば1日中香りが続きます。
4.「イロハ デリケートゾーン専用ソープ インティメートウォッシュ」(イロハ)

泡タイプの弱酸性デリケートゾーンソープ「イロハ デリケートゾーン専用ソープ インティメートウォッシュ」。きめ細やかな泡で、優しくしっかり汚れを落とします。コスメメディアではベストコスメに選ばれるなど注目度の高い商品です。
5.「fuwari デリケートゾーンオイル」(ビクル)

美容科学に基づくインナーケアをコンセプトにしたブランド「ビクル」が手がけたデリケートゾーン専用オイルです。ボタニカルオイル100%使用した天然由来のオイルで、CBD配合オイルがカンジダ菌を抑制します。敏感肌や顔、身体にも使用が可能。大容量なので、たっぷり使えるのがうれしい。
6.「ピュアメデル ピュアフェミニンホワイト」(ピュアメデル)

保湿・透明感成分たっぷりのデリケートゾーン専用クリームです。2024年9月時点で累計販売数60万個突破の人気シリーズです。2つのビタミンC誘導体の高浸透力で、毛穴ケアやハリなどにも効果が期待できます。低刺激で肌に優しく、敏感肌の人でも使えるのがうれしいポイント。
7.「ここラボ ママ&ベビーケアクリーム」(こころとからだあんしんラボ)

赤ちゃんもママも使えるクリームとしてママ世代から好評なのが「ここラボ ママ&ベビーケアクリーム」。約7,500億個のヒト由来乳酸菌を配合したボディクリームで、デリケートゾーンのケアから肌トラブル、赤ちゃんのおむつかぶれまで。家族みんなの肌悩みを解決してくれます。
8.「カレンデュラ オイル」(ママチャーム)

カレンデュラオイルと3種の植物オイルを配合した「カレンデュラ オイル」。デリケートゾーンのケアのほか、妊婦さんや産後のおっぱいマッサージ、妊娠中の肌ケアなどにも好評を得ている商品です。ボディだけでなく髪にも使用が可能。また赤ちゃんのベビーオイルにも使うことができますよ。赤ちゃんがいるおうちや、妊婦さんにもおすすめの1本。
9.「ハーバルラクーン」(ビズキ)

気になるにおいに使いたいデリケートゾーンの消臭ミスト「ハーバルラクーン」。厚生労働省が認めた有効成分「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」が、生理・おりもの・蒸れなどによって発生するにおいの原因をシャットアウトしてくれます。持ち歩きしやすく、外出先でも使いやすいのがうれしい。
10.「デリケートウェットシート フローラルの香り」(ソフィ)

サッとデリケートゾーンをケアできる「デリケートウェットシート」。ウェットタイプなので、落ちにくい汚れやにおいの元をしっかりふき取ることができます。手のひらサイズで携帯しやすく、トイレに流せるタイプなので、旅行やお出かけのときにも常備しておきたいですね。
* * *
デリケートゾーン専用のソープやオイル、クリーム、さらにはにおいをしっかり抑えてくれるミストやウェットシートなど。ドラッグストアやバラエティショップで購入できる商品なら、手軽に手に取りやすいかもしれません。
今まで誰にも相談できなかった気になるデリケートゾーンの悩み。ぜひまずは気になった商品を手に取るところから始めてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事もおすすめ
↓↓HugKumファミリー層のあれこれ調査記事はこちら↓↓
文・構成/伊東ししゃも
