そぼろお弁当レシピ8選|子どもに人気の三色そぼろの作り方やきれいな詰め方のまとめ

しっかり味付けされたそぼろはお弁当の人気メニュー。子どもに人気のアレンジ多彩なそぼろお弁当に、蓋を開けるとパッときれいな三色そぼろ、ポロポロしないで食べられる詰め方のアイディアなど、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から厳選してご紹介します。

お弁当に使いたい基本のそぼろレシピ

【1】鶏そぼろ

ご飯にかけたり、おにぎりの具にしたり。サラダに振りかけるのもちょっとしたアクセントになります。常備菜としておすすめの一品。

◆材料

鶏ひき肉 600g
しょうがのすりおろし 1/2かけ分
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3

◆作り方

【1】鍋にすべての材料を入れて混ぜ合わせる。
【2】鍋を中火にかけて、かき混ぜながら肉に火が通るまで炒る。

◆ポイント

保存するときに、薄く平らにするのがポイント。折って使えるように薄くし、 バットにのせて平らに冷凍する。冷蔵で1週間、冷凍で2〜3か月が保存期間の目安。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インスト ラクター1級。男の子のママ。育児経験を生 かした簡単で栄養バランスの とれた料理やかわいいレシピ が人気。

『ベビーブック』2016年3月号

子どもに人気のそぼろお弁当レシピ

【1】豆腐そぼろとアスパラの混ぜごはん

白米だけじゃなくて、混ぜご飯のレパートリーも増やしたい!簡単シンプルで栄養も取れる、豆腐そぼろと卵の混ぜご飯です。アスパラのシャキシャキした食感を生かすと歯ごたえもバッチリ。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
炊きたてのごはん 600g
木綿豆腐 200g

【A】
砂糖 小さじ2
しょうゆ 大さじ1

白炒りごま 大さじ1

【B】
卵 1個
塩 ひとつまみ

アスパラガス 2本

◆作り方

【1】豆腐はしっかり水きりをし、フライパンに入れて強火で炒める。ポロポロに崩れたら、【A】を加えてさらに炒め、水分がとんだら、ごまを混ぜる。
【2】【B】を混ぜ、別のフライパンで炒めて炒り卵を作る。
【3】アスパラガスは塩ゆでして、輪切りにする。
【4】ごはんに【1】〜【3】を混ぜる。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネ ーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。

『ベビーブック』2013年3月号

【2】豚薄切り肉のそぼろ丼

ポロポロするひき肉より食べやすく食べ応えも充分!ミックスベジタブルと一緒に炊いたご飯はほんのり甘くてそぼろの味を引き立てます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 300g

【A】
水 1/2カップ
かつおだしの素 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
みそ 大さじ2

【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ2

サラダ油 大さじ1
米 2合

【C】
ミックスベジタブル 80g
かつおだしの素 小さじ1

◆作り方

【1】米を洗って炊飯器に入れ、水を目盛りまで注ぎ、【C】を加えて炊く。
【2】豚薄切り肉を粗みじん切りにし、サラダ油で炒め、火が通ったら【A】を加えてよく混ぜる。最後に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【3】器に【1】を盛り、【2】をのせる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。現在、「料理教 室Assiette de KI NU」を主宰。男の子のママ。

『ベビーブック』2015年2月号

 

【3】納豆そぼろのとろろ昆布おにぎらず

とろろ昆布のうまみと具がぴったりマッチ !具だくさんなので、パワーランチにぴったりです。

◆材料

(3個分)
鶏ひき肉 80g
ひきわり納豆 40g
赤ピーマン 1/2個

【A】
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1/2

サラダ油 大さじ1/2
ご飯 400g
塩 少々
とろろ昆布 15〜20g

◆作り方

【1】赤ピーマンは縦半分に切り、横に細切りにする。ご飯に塩を加え混ぜる。
【2】フライパンにサラダ油を熱して鶏ひき肉を炒め、色が変わったら納豆とピ ーマンを加える。サッと炒めて【A】を加 え、汁けがなくなるまで炒め煮する。
【3】とろろ昆布を広げ、中心にご飯の1/6量を四角くのせ、【2】の1/3量、ご飯1/6量の順にのせ、しっかり包む。ラップを 巻いて5分ほどおき、切り分ける。同様に2個作る。

◆ポイント

おにぎらずの基本の作り方をご紹介。

■のりは折りたたむ

ご飯を薄い正方形にまとめてのりの中央に置き、のりを手前→左右→奥の順に折って包む。細かく切った具を炒 めて卵でまとめると、崩れないので食 べやすい。具はお好みでどうぞ。

■ラップを巻いて5分おく

のりなどの包む素材とご飯 をなじませると、切ったときにポロポロと崩れにくくなる。

■4等分に切る

幼児は2等分をさらに半分 にした4等分が食べやすい。三角形でも4角形に切ってもOK。

教えてくれたのは


鈴木薫さん

身近な食材で簡単に作れ て、おいしくて、センス のいいレシピが人気。 双子の女の子と 男の子のママ。

『ベビーブック』2016年4月号

三色そぼろで見た目きれいなお弁当レシピ

【1】ヨーグルトみそのそぼろのせごはん

ヨーグルト×みそ、Wの発酵パワーで風邪退治!意外な取り合わせが味の深みとなり、食欲もUP!

◆材料

(3人分・作りやすい分量)
鶏ひき肉 300g
みそ、ヨーグルト 各大さじ2
炒り卵 3個分
小松菜などの青菜 150g
ごはん 茶碗3杯分

◆作り方

【1】フライパンで鶏ひき肉を炒り、ポロポロになったらみそ、ヨーグルトを加えて混ぜ合わせる。
【2】器にごはんを盛り、【1】、炒り卵、ゆでて長さ1cmに切った青菜をのせる。
※鶏そぼろは冷蔵庫で3〜4日保存可能。

教えてくれたのは


牛尾理恵さん

うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。

『めばえ』2018年2月号

ポロポロしない!そぼろお弁当詰め方アイディア

【1】カップそぼろご飯

カラフルにして栄養たっぷり!

◆材料

(大人1人分+子ども1人分)
ご飯 茶碗1と1/2杯分(約250g)

【A】
溶き卵 1個分
砂糖 小さじ2
みりん 小さじ1
塩 少々

【B】
鶏ひき肉 100g
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2

サラダ油 少々
絹さや(ゆでたもの) 適量

◆作り方

【1】【A】を混ぜる。小さめのフライパンにサラダ油を熱してAを流し入れて炒め、ポロポロになったら取り出し、冷ます。
【2】【B】を混ぜる。【1】と同様に炒めて冷ます。
【3】カップに、大人用はご飯、【2】、ご飯、【1】と交互に重ね入れ、子ども用はご飯、【2】、【1】と重ね入れ、絹さやを飾る。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん! (2013年3月で放送終了)の料理も監修。

『ベビーブック』2015年4月号

【2】鶏そぼろのり巻き親子弁当

ママは太巻き、子どもは細巻きに。

◆材料

【鶏そぼろのり巻き】
●大人用のり巻き
温かいご飯 200g
赤いしそふりかけ 小さじ1/2
白いりごま 小さじ1
鶏そぼろ 大さじ3(40g)
レタス 1枚
きゅうり 1/4本
たくあん 2切れ(15g)
のり(全形) 1枚

●子ども用
温かいご飯 80g
鶏そぼろ 大さじ2(25g)
のり(全形) 1/2枚

◆作り方

【鶏そぼろのり巻き】
【1】 大人用のり巻きはご飯に赤しそふりかけとごまを混ぜる。きゅうりは縦4等分に切り、たくあんはせん切りにする。巻きすにのりを置いてご飯を広げ、レタス、そぼろ、たくあん、きゅうりをのせて端から巻き、食べやすい大きさに切る。
【2】子ども用のり巻きはご飯にそぼろを混ぜる。巻きすにのりを置いてご飯を広げ、端から巻いて食べやすい長さに切る。

【鶏そぼろの作り方】
フッ素樹脂加工のフライパンに鶏ひき肉250 g、酒・砂糖各大さじ1/2、しょうゆ大さじ1 、しょうがのすりおろし小さじ(1 5g)を入れて弱火にかけ、水分を飛ばしながら炒める。

教えてくれたのは


黄川田としえさん

料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。

『ベビーブック』2018年4月号

【3】鶏そぼろサンド|小さな手でもパッとつかんで食べやすい!おにぎりサンド

海苔で包んで最後に切るだけ。真ん中に詰めたそぼろも半分に切るからキレイにくっきり。ごはんとそぼろの相性ピッタリのおにぎりサンドです

◆材料

(2切れ分)
焼きのり 1/4枚
ご飯 30g
鶏そぼろ※ 15g

◆作り方

【1】焼きのりの真ん中にご飯の半分を薄く広げてそぼろをのせ、残りのご飯でサンドする。
【2】のりの四隅を中心に向けて折りたたんで閉じ、半分に切る。
※鶏そぼろの作り方
小鍋に、鶏ひき肉100g、しょうがのしぼり汁小さじ1、酒大さじ1、しょうゆ、みりん各大さじ1/2、片栗粉小さじ1を入れて中火にかける。菜箸数本でかき混ぜながら、完全に火が通るまで3〜4分加熱する。

教えてくれたのは


関岡弘美さん

料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。

『めばえ』2017年11月号

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