実際に裏うつりしやすい紙で試してみました!

商品名は「キャンパス エニーライナー」
ここでキーワードになっている「裏うつり」というのは、紙にマーカーで線を引いたとき、裏から見るとその線がにじみ出てしまっている状態。表側の大切な部分を強調したいのに、裏側にまで色が見えてしまう状態を筆者は学生時代に何度も体験し「きれいなノートを作ったり辞書を大切に使ったりしたかったのに台無しになった…」と何度も思ったものです。
マーカーにもよりますが、裏うつりした記憶があるものの筆頭は「辞書」。薄い紙なのでしっかりと裏面にまで色がうつり、ひどいときにはもう1枚下のページにも色がついてしまうほどだったのを強く覚えています。

そこで真っ先に辞書で試してみました。すると、めくった裏側を見てもまったく影響はありませんでした。

また、インクが染み込みやすいイメージが強い「新聞紙」でも試しました。結果はこの通り。引き始めのインクが濃くなる部分が裏から気になるものの、昔使っていたマーカーと比較すればほぼ影響なしと感じました。
裏うつり問題に真剣に取り組んだのがこちらのペン
このペンは、ノートやプリント、辞書のような薄い紙でも裏うつりやにじみが出ないようにインクを開発して作った商品です。保護者世代には懐かしい「わらばん紙」に書かれたサンプルを商品発表会で見たのですが、こちらもまったく裏に響いていませんでした。
一般的にペンのインクが乾くためには「インクが紙に染み込む」仕組みを使うことが多いのですが、染み込むことにより裏側からも色が見えてしまうのです。ですがエニーライナーのインクは、紙の表面に成分として含まれる固形分が膜を作り、その上にインクが乗った状態で乾くため、裏うつりを防いでいるのです。
■買うときはペン先の形もチェック!

ペン先の組み合わせが違う2種類があります
一つは一般的なラインを引く4mm幅の太さのペン先(一番上)とメモなどを書き込みやすい細字のペン先(真ん中の線と文字)が両端についているもの。
もう一種類は同じく4mm幅のペン先と、反対側には2mm幅のペン先(いちばん下)がついているものです。
2mm幅のペン先はあまり見かけることはないと思います。しかし、辞書の細かな字や文字が詰まったところに線を引くときにおすすめです。
5色セットで「ネオンカラー」「ソフトカラー」「スモーキーカラー」の3種類が発売。単品購入も15色すべて可能です。5色セットで色合いを揃えて使うもよし、お子さんが好きな色の系統で揃えるのもよしです。
ペンの方向を気にせずに書き出せる

商品名は「マルライナー」
ペン先が丸いから「マルライナー」。とても覚えやすい名前です。このペンのいいところは2つあります。一つはペンの持ち方に関わらず線を引き始めることができること。もう一つは太さを自由に変えることができることです。
すぐに線を引き始められる、とは?
一般的なラインマーカーはペン先上部が斜めで平たくなっているので、線を引くたびにペン先の向きを確認しなければなりませんでした。

ですが、マルライナーのペン先はカプセルを半分にしたようなぷっくりとした形になっています。
どの方向から当ててもペン先の形は変わらないので、ペン先の向きの確認が必要ありません。授業中に急いでアンダーラインを引くときに、どこからでもサッとひくことができますね!
■太さを自由に変えることができる

そしてそのペン先はとても柔らかく、使う場所と力加減で細い線から太い線まで、写真のように簡単に使い分けることができます。
ちなみにペン先を水平に下ろして紙に押すと、丸いスタンプのようにも使えます。ノートを作るときの見出し作りにも最適です!
全部で36色ありますので、お気に入りの色を見つけられるといいですね!
筆記具選びにストレスがない環境を整える
手帳やノート、辞書の裏うつり、見にくくなったりしますよね。線を引くたびにペン先の向きを確認するマーカーもプチストレスのもと。意外にもそれが勉強の集中力を削いでしまっていることもあります。
今回記事を書いていて「お気に入りの道具で勉強をする」ことには、勉強を邪魔しないという効果があることにも改めて気付かされました。これらのペンもお子さんとパパママのお気に入りの1つに加えていただけたらうれしいです。
この記事を書いたのは
文房具の情報を声と文章で伝える、文房具プレゼンターとして活動。ラジオパーソナリティとして、パートナーの他故壁氏と共に制作する「30分間文房具の話だけをする」ラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」ほか、他番組へのゲスト出演も。
子育て経験とラジオ番組制作・出演を通して学んだ知識をベースに、文房具ライターとしても活動中。2025年9月には、文房具の特徴を商品ごとに解説した本「支援が必要な子からちょっと不器用な子まで 子どもの困ったを解決するハッピー文房具図鑑」(学事出版)を刊行。