目次
2024年の母の日はいつ?
母の日はいつか覚えていますか? 1ケ月違いで父の日があったり、祝日があったりして、わからなくなることも多いはず。そこでこちらでは、母の日はいつなのかを紹介します。
母の日は5月の第2日曜日、2024年は5月12日
母の日は、毎年5月の第2日曜日です。2024年は5月12日、日曜日になります。
父の日はいつ?
母の日は5月の第2日曜日ですが、父の日はいつなのでしょうか。父の日は、6月の第3日曜日です。2024年は6月16日の日曜日となります。
母の日はいつから始まった?
母の日は、今から約100年前のアメリカで始まったとされています。そのきっかけは、母の日の創設者であるアンナ・ジャービスさんが、社会活動家だった自身の母親の2回目の命日を悼むため、1908年の5月10日、教会に白いカーネーションを贈ったことから、とされています。のちに母の日はアメリカ各地で行われるようになり、1914年には、5月の第2日曜日が「母の日」として正式に祝日と定められました。
多くの国では、前述の通り5月の第2日曜日が「母の日」ですが、イギリスやアイルランドは違います。このふたつの国では、復活祭の40日前の日曜日がその日にあたり、「Mothering Sunday(マザリングサンデー)」と呼ばれています。
また、韓国では「オボイナル(オボイ:「お父さんとお母さん」の意/ナル:「日」の意)」という日が母の日にあたります。この日は、母の日だけでなく、父の日でもあるそうです。オボイナルは日にちが決まっており、5月8日です。ちなみに、東ヨーロッパのバルカン半島南西部に位置するアルバニア共和国もこの日を「両親の日」としています。
日本で母の日が始まったのは大正時代
日本では、大正時代にキリスト教会や日曜学校で母を敬う行事を行っており、それが母の日の始まりとされています。のちの昭和の初めころ、当時の皇后さまの誕生日であった3月6日を母の日としていましたが、あまり定着しませんでした。さらに時が経ち、母の日が制定されたのは戦後の昭和22年のこと。アメリカや諸外国と同様、5月の第2の日曜日が母の日となりました。
母の日の由来を子ども向けに簡単に説明するには?
母の日の由来を簡単に説明すると、次のようになります。
母の日は、アメリカの教会で、アンナさんという女性が、亡くなった自分のお母さんへ感謝の気持ちを表すために、白いカーネーションを教会に贈ったことがはじまりといわれています。
母の日プレゼントの渡し方
母の日には、感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りましょう。そのプレゼントはいつ、どのように渡せばいいのか、ポイントをご紹介します。
当日に手渡しする、当日着で送る
母の日当日にプレゼントを手渡しするときには、母の日までにプレゼントを用意しなければなりません。当日、プレゼントを買いに行くのもいいですが、少し余裕をもって事前に用意しておくのがおすすめです。
また、遠方に住んでいるお母さんにプレゼントを送るときには、母の日に到着するよう、日にちを指定しましょう。
渡し方のポイント
同居しているお母さんに渡す場合は、プレゼントが見つからないように隠しておきましょう。そのほうがサプライズのある演出になります。渡すタイミングは、ご飯を食べたあとやお茶の時間など、家族みんながそろっていて、落ち着いた頃合いにしましょう。
プレゼントを当日着で送る場合は、日時指定をすることが大切です。母の日当日に確実に受け取ってもらえるよう、それとなく何時くらいなら家にいるのか、聞いておくのがおすすめです。
母の日前に手渡しする、送る
都合によって、母の日の前にプレゼントを贈ることもあるでしょう。その場合、「母の日のプレゼント」ということを明確にしておくことがポイントです。そのためには、母の日のギフトであることがわかるメッセージカードを入れるといいですね。
渡し方のポイント
プレゼントを手渡しするときは、「早く使ってほしいから」などの一言を添えるといいでしょう。そうすると、母の日前に渡しても違和感がありません。また、ゴールデンウィークに会う機会がある場合は、そのときにプレゼントを渡すのもおすすめです。「ちょっと早いですが、母の日のプレゼントです」と伝えて贈りましょう。
宅配などでプレゼントを送る場合には、メールや電話で事前にその旨を伝えておくほうがよいでしょう。
母の日後に手渡しする、送る
母の日をうっかり忘れていた! ということもありますよね。そんなときには、できるだけ早めにプレゼントを贈りましょう。その際には、「遅くなってごめんなさい」という謝りの言葉を添えれば、お母さんの機嫌を損ねることはないでしょう。
渡し方のポイント
母の日後に手渡しする場合、言い訳を述べる必要はありません。「遅くなってすみません」という言葉と、感謝の気持ちを伝えて、プレゼントを渡しましょう。
宅配で送る場合のポイントは、送る前にメールや電話で連絡しておくこと。その際には、「遅くなったけど、○日到着でプレゼントを送りました」などと、いつ届くかを伝えると安心してもらえます。また、メッセージカードも添えて、遅くなったことを謝り、感謝の気持ちを伝える言葉を書いておくといいですよ。
カーネーションを贈る理由や色の意味
母の日の定番ギフトといえば、カーネーションです。なぜ、母の日にカーネーションを贈ることが定番となったのでしょうか。その理由や、カーネーションの色、本数の意味を解説します。
カーネーションを贈る由来
母の日にカーネーションを贈る理由は、母の日の由来となったアンナ・ジャービスさんのお母さんの好きな花がカーネーションだったため。アンナさんはお母さんの好きな白いカーネーションを教会に贈り、それが祭壇に飾られて亡くなった母親が追悼されたことによります。この白いカーネーションはのちに、母の日のシンボルとなりました。
色の意味
かつては白いカーネーションが母の日のシンボルでしたが、現在では、赤いカーネーションが定番です。諸説ありますが、カーネーションの色にはそれぞれに意味があります。
白いカーネーション
白いカーネーションは、亡くなった人に贈る花の色とされています。そのため、故人のお墓やお仏壇に飾るのであれば、白いカーネーションがふさわしいでしょう。ちなみに花言葉は、「愛は今も生きています」という意味があります。
赤いカーネーション
赤いカーネーションには、「母への愛」、「敬愛」「深い愛」などの意味があります。これなら、お母さんへのストレートな感謝の気持ちを伝えることができますね。
ピンク、紫、青いカーネーション
そのほかの色にも意味があります。たとえばピンクのカーネーションは、「感謝」や「あたたかい心」、紫のカーネーションには、「誇り」や「気品」、青いカーネーションには「永遠の幸福」という花言葉があります。いずれの色も、母の日にぴったりです。
黄色やオレンジ、深紅のカーネーションは控えて
一方で、おすすめできない色もあります。それは黄色とオレンジです。黄色のカーネーションには、「軽蔑」や「嫉妬」といった花言葉があり、贈る物に向いていません。
オレンジのカーネーションは、「熱烈な愛」や「純粋な愛」という恋愛的な要素が強い花言葉があるため、母の日にはあまり適していないでしょう。また、赤でも深い赤のカーネーションは、「私の心に哀しみを」という意味合いになってしまいます。赤いカーネーションを選ぶときには、明るく、鮮やかな色にしましょう。
本数の意味
カーネーションのみに限りませんが、花束の本数にも意味があるといわれています。多くの場合、恋愛に関する意味が多いのですが、ここでは、母の日にふさわしい本数とその意味をご紹介しましょう。
8本、11本、12本の花束がおすすめ
8本の花束には「感謝」、11本なら「最愛の人」という意味があります。また、12本の花束を「ダズンフラワー」といい、花の1本1本に、「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められているのだそうです。
母の日にカーネーションを贈るなら、8本、11本、12本の花束がおすすめです。
カーネーション以外の花
母の日に、カーネーション以外の花を贈るのもいいですね。ちなみに、オーストラリアの母の日には、クリサンセマム(菊の花)を贈る習慣があります。
花を選ぶときには、お母さんの好きな花や、お母さんをイメージさせる花言葉、「感謝」などの花言葉をもつ花をセレクトするとよいでしょう。
「ありがとう」や「感謝」の花言葉をもつ花には、ピンクのバラ、ピンクのガーベラ、白いダリア、カスミソウ、カンパニュラなどがあります。これらの花を使ったフラワーアレンジメントやブーケを贈ってみてはいかがでしょうか。
「母の日のプレゼント 花ギフト カーネーションアレンジメント 生花鉢植え 」
花以外のギフト&プレゼントのおすすめ
母の日には、毎日使ってもらえるような雑貨や日用品、スイーツなどを贈るのもおすすめ。そこで、母の日のギフト&プレゼントにぴったりのエプロン、入浴剤、ブローチ、フォトフレーム、スイーツをピックアップしてみました。
「fog linen work フォグリネンワーク フルエプロン」
「アロマ フラワーボックス バスペタル (泡風呂 入浴剤) 約6~8回分」
「京都のハンドメイド ブローチ TSUBAKI &asa.co」
「写真立て フォトフレーム」
「母の日・イラストメッセージマカロン」
母の日のイラストやメッセージがプリントされた、可愛いらしいマカロンの10個セットです。フレーバーは5つあり、フランボワーズ、シトロン(レモン)、カシス、テ・ベール(抹茶小豆)、キャラメルバニーユの味。スイーツ好きなお母さんにぴったりのギフトです。
いつもありがとう! 母の日には、感謝の気持ちをお母さんに伝えて
母の日は、日頃はなかなか言えないお母さんへの感謝の気持ちを伝える絶好のチャンス。カーネーションの花束やプレゼントを渡しながらなら、「ありがとう」を伝えましょう。そのときには、この記事で紹介した母の日の由来や、カーネーションの色や本数の意味なども合わせて伝えるといいかもしれませんね。
あなたにはこちらもおすすめ
文・構成/HugKum編集部