キンパの献立|韓国のり巻き、キンパに合うおかず&スープ11選

ごま油の風味が食欲をそそる韓国風のり巻き、キンパ。おうちでキンパを作るときにおすすめな献立レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。
韓国風のおかずなら相性抜群なので、最近人気のチーズダッカルビやナムル、チヂミなどの韓国レシピにチャレンジしてみて!野菜たっぷりなのに満足感があって、子どもにおすすめの献立です。

子どもにも人気!ピーマンとたくあんのキッズキンパの作り方

蒸し焼き+ごま油でピーマンの青くささが消滅!ピーマン嫌いの子供もチャンレンジしてみてください。

◆材料

(キンパ8~10本分)
ピーマン 4個
たくあん 80g
おかか 5g
のり 4~5枚(半分に切る)

【ごま油ご飯】
ご飯 茶わん3杯分(450g)
ごま油 小さじ1/2
マヨネーズ小さじ1
塩 2つまみ
白いりごま 大さじ1

塩 小さじ1/5
ごま油 小さじ1

◆作り方

【1】ピーマンとたくあんは4cm長さの細切りにしてフライパンに移し、塩とごま油をふる。蓋をして中火で5分ほど蒸し焼きにしたあと、おかかを和える。
【2】のりに、材料を混ぜたごま油ご飯を適量広げ、【1】をのせて巻く。巻き終わりは下にしておく。
【3】【2】の表面に薄くごま油(分量外)を塗り、白いりごま(分量外・適量)をふる。好みで半分に切る。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。

『めばえ』2017年3月号

キンパと相性抜群!韓国風おかず

【1】カルシウムたっぷりチヂミ

じゃこや野菜をたっぷり混ぜて栄養も食べ応えもgood!

◆材料

(2~3人分)
にら 100g
にんじん 30g

【A】
卵 1個
中華だし 小さじ1
水 100cc

【B】
小麦粉 80g
片栗粉 20g

ちりめんじゃこ 大さじ3
ピザ用チーズ 50g
サラダ油 適量

【C】
酢、しょうゆ、白すりごま 各大さじ1
砂糖、ごま油 各小さじ1

◆作り方

【1】にらは3㎝長さに切る。にんじんは千切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせて溶き、【B】を加えてよく混ぜる。ちりめんじゃこ、【1】、チーズを加えて混ぜる。
【3】フライパン(経28㎝)に油をひいて中火で熱し、【2】を流し入れ、丸くのばして5分程焼く。焼き色がついたら裏返し、同様に焼く。
【4】粗熱が取れたら食べやすく切り分け、合わせた【C】を添える。

教えてくれたのは


みないきぬこさんさん

料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。味、見た目、栄養バランス抜群のオリジナルメニューに定評があり、雑誌やテレビ、広告などで活躍中。一男一女の母でもある。

【2】鶏肉のチーズタッカルビ風

人気の韓国メニューもフライパンひとつで10分で完成!

◆材料

(2人分)
鶏もも肉(から揚げ用) 8~10個(約350g)
じゃがいも(中) 2個
ごま油 大さじ1/2
酒 大さじ3
市販の焼き肉のたれ(甘口) 1/3カップ
ピザ用チーズ 60~70g
白いりごま 適量

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむき、5~6mmの厚さの半月切りにし、水(分量外)に2分ほどさらす。鶏肉に焼肉のたれの半量をもみ込んでおく。
【2】フライパンにごま油を入れ、鶏肉、じゃがいもを入れて酒、残りの焼き肉のたれを加える。ふたをして弱めの中火で6~7分蒸し焼きにしたら、ふたを取って混ぜる。やや強火にし、フライパンをゆすりながら1~2分煮たらチーズをのせる。ふたをしてさらに1分ほど煮込み、チーズが溶けたら火を止め、器に盛ってごまをふる。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。和食をはじめ、洋食、中華、エスニックと、幅広いジャンルにたけた家庭料理のエキスパート。わかりやすくて作りやすい、おいしいレシピの数々は、忙しい主婦たちから厚い支持を受けている。著書も多数。

『めばえ』2019年7月号

【3】タッカンマリ風鍋

今人気の韓国鶏鍋を手軽に作る!シンプルな昆布と塩味のスープは具材に染みわたりそれぞれの味を際立たせます。

◆材料

(大人2~3人分)
鶏スペアリブ 400g
じゃがいも 2個
長ねぎ 1本
エリンギ 3本
にんにく 1かけ

【A】
酒 大さじ2
昆布 10cm
水 4カップ

塩 小さじ1/2
春雨 60g

【B】
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2

にら 1/2束
辛子 適量

◆作り方

【1】じゃがいもは半分に切る。長ねぎはぶつ切りから半分に切る。エリンギは薄切りにする。にんにくは半分に切る。
【2】鍋に鶏肉、【A】、にんにくを入れて中火にかけ、煮立ったらアクを除き、弱火で20分煮る。昆布を取り出し、じ ゃがいもを入れて10分煮、塩とねぎ、エリンギを入れて2~3分煮る。
【3】大人は【B】に、にらの小口切りや辛子 を加えたタレで食べる。

◆ポイント

子ども用には、煮立ったら鍋の端で春雨を2~3分煮て取り出し、具 も取り出して細かく切り、 汁を注ぎ、しょうゆ少々をたらすのがおすすめ。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

【4】ふっくら海鮮チヂミ

外がカリッとして、食べるとサクッ!

◆材料

(直径8cm×3枚分)
【A】
米粉 100g
片栗粉 大さじ3
だし汁 120㏄

シーフードミックス 150g
春キャベツ 2枚
にんじん 小1/2本
ごま油 大さじ1

◆作り方

【1】キャベツはみじん切り、にんじんは細切りにし、シーフードミックスは水けを拭く。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、【1】を加えて混ぜる。
【3】フライパンにごま油を熱し、【2】を3等分してそれぞれ直径8cmぐらいに流し入れて焼く。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材を使い、食べ合わせによる相乗効果を考えたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。

『ベビーブック』2014年6月号

【5】じゃがいもとコーンのチヂミ

粉の代わりにじゃがいもを代用。外はカリッ、中はもちもちのチヂミは、大人のおつまみにももってこい!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 4個

【A】
コーン(缶詰) 80g
万能ねぎ(小口切り) 2~3本分
塩 少々

【B】
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
白炒りごま 小さじ1/2

ごま油 大さじ1と1/2

◆作り方

【1】ボウルの上にざるをのせる。じゃがいもは皮をむいてすりおろし、ざるに広げてしばらくおく。ボウルにたまった水を捨て、ボウルの底に沈んだデンプンと水けをきったじゃがいもを混ぜる。【A】を加えてサッと混ぜる。
【2】フライパンにごま油大さじ1を熱し、【1】を広げて入れてこんがりと焼く。裏返して生地の周囲に残りのごま油を回し入れ、カリッと焼く。
【3】混ぜ合わせた【B】(たれ)を添える。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2012年10月号

【6】にんじんと玉ねぎとニラのチヂミ

生地がカリッと香ばしく、おやつ感覚で食べられる♪

◆材料

(直径26cmのフライパン1枚分)
にんじん 1本
玉ねぎ 1/4個
ニラ 3~4本

【生地】
卵 1個
小麦粉 60g
上新粉 40g
しょうゆ 大さじ1
水 60mg

ごま油 大さじ2~3
しょうゆ、酢 各大さじ1

◆作り方

【1】にんじんは細切りに、玉ねぎは薄切りにする。ニラは5cmに切る。
【2】【1】を生地の材料と混ぜる。
【3】フライパンにごま油大さじ3をひき、【2】を流しいれて全体に広げ、フタをして弱めの中火で3分ほどこんがりと焼く。フライパンよりひと回り小さいフタか皿を使って裏返し、鍋肌からごま油大さじ1~2を回し入れ、フタをせずにヘラで押さえつけながら3分ほどこんがりと焼く。食べやすく切って器に盛り、しょうゆと酢を混ぜたたれを添える。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2019年3月号

【7】にんじんのごまナムル

細切りにしたにんじんをじっくりじっくり炒めて甘みを出します。ポイントはごま油と炒りごま。ひねりつぶして風味を立たせます。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1本
塩 少々
ごま油 小さじ1
白炒りごま 小さじ1

◆作り方

【1】にんじんは皮をむいて、斜め薄切りにしてから細切りにする。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を2分ほど炒める。しんなりしたら塩をふって1分ほど炒め、ごまを指でひねりつぶして加え混ぜる。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2012年10月号

キンパにぴったり!簡単スープ

【1】レタスとわかめの和風スープ

だしを効かせたさっぱり味!わかめのツルンとした口当たりが喉ごしよく体を温めます。

◆材料

(子ども1人分)
レタス 1/2枚
乾燥わかめ 小さじ1/2

【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/4

◆作り方

【1】レタスを細切りにする(または手で小さくちぎる)。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、わかめ、【A】を入れ、混ぜる。
【3】【2】にラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分~2分30秒加熱する。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。

『めばえ』2016年5月号

【2】かぶのすりおろしワンタンスープ

かぶの自然なとろみが食べやすい!ツルッとたべられるワンタンは子供からも大人気!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ワンタンの皮 12枚
豚ひき肉 100g
かぶ 2個
かぶの葉 1個分
長ねぎ 5cm

【A】
水 3カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
しょうゆ 小さじ1/2
塩 少々

白ごま 大さじ1

◆作り方

【1】かぶは皮をむいてすりおろし、葉と長ねぎはみじん切りにする。
【2】ひき肉と長ねぎを混ぜ、ワンタンの皮に等分にのせ、皮の周りに水を塗って閉じる。
【3】鍋に【A】を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら【2】を加え、かぶのすりおろしと葉も加えて5分ほど煮る。
【4】器に盛って白ごまをふる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『めばえ』2014年2月号

【3】卵とトマトのスープ

簡単なので子供と一緒に作っても楽しい!卵をふわっと仕上げるのがおいしさのコツ。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
卵 1個
ミニトマト 14個
万能ねぎ 3本

【A】
顆粒スープの素 小さじ1
水 3カップ

塩 小さじ1/2

◆作り方

【1】卵は割りほぐす。
【2】ミニトマトはヘタを除いて2等分し、万能ねぎは小口切りにする。
【3】鍋に【A】を入れて熱し、沸騰したら【1】を流し入れて混ぜ、【2】を加えてひと煮し、塩で味を調える。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。

『めばえ』2015年8月号

【4】じゃがいもとにんじんのスープ

野菜のやさしい甘みがみその風味でぐっと引き立つ。油でいためた味噌のスープは味噌汁とは違ったスープです。

◆材料

(3~4人分)
じゃがいも(中) 2個
にんじん(中) 1本
油 大さじ1
みそ 大さじ1と1/2
水 600ml

◆作り方

【1】じゃがいも、にんじんは皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
【2】鍋に油、みそを入れて中火で熱し、香りが出るまで炒める。水を加えて【1】を入れ、再び煮立ったら弱火 まで煮る。

教えてくれたのは


ウー・ウェンさん

北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。

『めばえ』2018年6月号

【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』

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文・構成/HugKum編集部

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