小学校中学年から始まる社会科。基本的に暗記が必要な教科で苦手な子も多いですよね。また、ママ・パパが教えるのも難しく、結局効率のいい暗記の仕方を教えるだけになってしまったりも。そんな時には、スマホで手軽に社会科の勉強アプリを利用するのも手です。外出時の移動時間や暇な時にパパッと使うこともできたりと、社会の勉強が楽しくなるものが実はたくさん。今回はそんな社会科の勉強に役立つアプリを、7〜12歳の子を持つママ・パパにリサーチ。ぜひ使い勝手のいいものを試してみて。
目次
小学生向け社会科勉強アプリの特徴と選び方
小学生向けの社会科の勉強アプリにはどんなものがあるのでしょう?アプリでの勉強の方法が違ったり、アプリの内容にも大きな違いが。選び方をポイントごとにご紹介します。
オフラインで使用できる
まだ中学年であれば、自分のスマホは持っていないという子の方が多いですよね。ママやパパのお下がりスマホを家のwi-fiに繋いで使っている子も。ただ、この場合、外に持ち出す時にはオンラインで使用できないので、いつでも取り組みたいならオフラインでも使えるアプリを選ぶのがオススメ。
ゲーム感覚で楽しめる
どうしても暗記ばかりでつまらなくなってしまったり、苦痛に感じる子も多い社会科の勉強。そんな社会科を楽しく勉強できるのがゲーム感覚のアプリ。時間内にクリアできるとトロフィーがゲットできたり、パズル感覚で勉強できるものも。遊んでいるうちに覚えられたら、社会の勉強も楽しくなりますよね。
広告が出ないか確認する
アプリの難点として挙げられるのは広告の入り方。頻繁に他のアプリの誘導枠が出たりすると、勉強がスムーズに進まずやめてしまう原因に。また、親としてはあまり見せたくないと感じる広告が出てくることも。有料のアプリであれば、広告が出ないものがほとんどなので、一度内容を確認してから使うのがベストです。
社会をまるっと学習できる おすすめアプリ 4選
小学校の社会の勉強を広くカバーしているアプリは、最初に使う社会科の勉強アプリとして便利。自分の苦手分野を知ることもできるので、一度使って見るのがオススメです。
イラストと動画で学ぶ社会科
社会科教科書・地図帳出版社の帝国書院の小学生向け社会科アプリ。「日本の自動車ってどうなっているのかな?」「美味しい牛乳はどうやってつくられて、みんなのところにやってくるんだろう?」といった疑問に対して、社会科見学をしているかのように学べます。解説、動くイラスト、映像、問題集、ゲーム、資料と盛りだくさんな内容で、学習指導要領に沿った日本の産業・自然について楽しみながら学習できます。
最初のコンテンツ以外はapp内課金あり
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ビノバ
ビノバは各学年ごとに対応した社会科アプリ。学習の進み具合に合わせて単元を選択し、効率的に復習できます。4択のクイズ形式という使いやすさ、勉強のご褒美にモンスターを集めていく楽しさで、飽きずに勉強できるのがポイント。反復して学習しても飽きないように、200問もの問題を収録。問題集やドリルの代わりにも使えます。すべての単元をカバーしているオールインワンなアプリで、教科書の出版社ごとに学習する順番が異なりますが、子供自身が単元を選べるので問題なし。子どもが喜ぶモンスターが登場し、モンスターをゲットする楽しみが、勉強のやる気を刺激してくれます。
無料・広告あり
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NHK for school
NHKが放送した国語、算数、理科、社会、英語、音楽など、さまざまな教科・ジャンルの学習番組を、簡単な操作で手軽に見ることができるアプリ。調べ学習で映像百科事典として活用したり、宿題のヒントを探して動画を見る、好奇心のおもむくまま動画を見ることも。膨大な動画リストは、学年、気になる教科、気になる番組に基づいておすすめの動画を紹介してくれる機能も。また、番組の一覧から動画を探すこともでき、気に入った動画をまとめておけるプレイリスト機能は思い出したらいつでも使えて便利です。
無料・広告なし
>>App Store / Andoroid
中学入試対策問題集〜社会〜
中学入試対策問題集の社会科アプリは、小学校で習う内容がまとまっている上、基本的な問題が中心なので、中学受験をしない場合でも、小学校のおさらいとして使うのにオススメ。アプリで簡単に問題を解いてみることもできるので、気軽にしっかりと身につけるのにぴったりです。
無料・広告あり
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歴史が学べるおすすめアプリ 2選
歴史を学ぶのは、年号を覚えたり、人の名前を覚えたりと暗記が多くて苦手意識を持っている子も多いですよね。そんな時にはアプリが大活躍。何度も繰り返すことで頭にもインプットされていくので、手軽に楽しく勉強できるアプリがオススメです。
偉人クイズ 〜この人は誰?〜
テレビのクイズ番組などでおなじみの歴史クイズのように、偉人を当てるゲームアプリ。例えば、「越後の龍の異名をもった、戦国武将は?」「海援隊を結成した、幕末の志士は?」「赤い皇帝と呼ばれたソ連の独裁者は?」など、日本史だけでなく世界史まで網羅。写真や肖像画を見て当てるクイズは、大河ドラマなどでおなじみの人はもちろん、腕試しの難問も。全ての問題に解説がついているので、偉人たちの意外な側面も知れるかも。好成績だとトロフィーがゲットでき、全問正解して金のトロフィーをコンプリートするという楽しみがあるので、取り組みやすいのがポイントです。
無料・広告あり
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中学受験 歴史年代丸暗記
中学受験用ながら、歴史の年代を丸暗記できるアプリは普段の勉強にも強い味方。丸暗記モードと、テストモードがあるので、腕試しをしながら学べてオススメ。手軽に何度も繰り返し取り組めるので、移動時などの隙間時間に使うのにもぴったり。
app内課金あり・広告あり
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地理が学べる地図系 おすすめアプリ 5選
地理の勉強ができる地図系のアプリをご紹介。地図は実際に見ながら学ぶ方が分かりやすいのでアプリが特にオススメ。じっくり学べるアプリから、ゲーム感覚で楽しめるアプリまで多彩に揃いました。
Google マップ
Google マップの地図には 220 を超える国と地域、何億ものお店や場所が表示。リアルタイムでのルート検索や渋滞情報などをリサーチできるアプリですが、地理の勉強にもぴったり。国内・海外の歴史的建造物や博物館などをを実際に行ったかのように見れるストリートビュー機能では、屋内画像も見られるので、歴史への関心も深まるはず。インターネット接続がなくてもオフラインでマップが使用できます。
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あそんでまなべる 日本地図パズル
ジグソーパズル感覚で都道府県の位置や名前を覚えることができる教育系パズルゲーム。ゲームとして楽しくテンポよく学べるのがポイント。何度も遊んで自己ベストタイムを更新したり、ワールドランキングに登録して競ったりしているうちにどんどん上達します。県名表記と境界線があるトレーニング、県名表記があるベーシック、ヒントが無いエキスパート、とさまざまなモードが用意されているのでレベルに合わせて挑戦。一定の条件をクリアすることで、いろいろな絵のパネルを獲得。ギャラリーで獲得したパネルの一覧が見れるので、コンプリートを目標に頑張れます。
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地理クイズ
世界中の首都、国旗、マップなどが学べるクイズアプリ。時間制限なしの学習モードや、達成目標があり、自分のスコアを他の人と比較して競争できます。また、友達や不特定の相手とオンラインで競い合うことも出来るので、ゲーム感覚で勢いよく覚えることができそうです。
アプリ内課金あり・広告あり
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日本の地理
日本の基本的な山脈、湖、半島、湾、盆地、川、山の名前と位置を覚えることができるクイズアプリ。問題は4択で出題され、項目ごとの正解率も表示されるので、楽しく効率良く覚えることができます。問題を最後まで解くとクリアとなり、タイムによってランクが決定。日本地理マスターを目指して頑張れます。
無料・広告あり
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地図記号マスター
4択クイズで地図記号を覚えられるアプリは、小学校で習う地図記号の学習に便利。国土地理院に掲載されている地図記号160種以上が出てきます。学習モードでは記号から意味を答えるパターンや、逆に意味から記号を答えるものもあり、しっかり定着を図れます。記号一覧モードでは、地図記号の一覧とタップすれば説明を見られるので便利。学習モードでは正解した数が表示されるので、学習状況が分かりオススメ。
無料・広告あり
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アプリで面白く学ぶのが社会科の勉強の賢いコツ
ママ・パパたちがオススメしてくれた社会科のアプリはさまざまなものが揃いましたが、我が子に合いそうなものは見つかりましたか?気になるアプリを子どもと一緒に試して、面白く取り組めるものを選べば、いつの間にか社会科の成績もUPするはず!
文・構成/HugKum編集部