お年玉の相場を徹底調査!年齢×関係性別にみる子供たちにあげる金額はいくらが妥当?

1年に1度、子供たちが楽しみにしている新年の「お年玉」。今も昔もお正月にポチ袋をもらう習慣は、子供たちにとって新年の一大イベントでもあります。小学生ともなれば少しずつお金の価値を学び、お年玉でずっと欲しかったおもちゃを買ったり、貯金したり・・・。子供たちはワクワク、ドキドキ!

そこで今回は、お年玉の相場を調査!現代の子供たちはどれくらいのお年玉をお正月にもらっているのでしょうか。

お年玉の相場はいくら?年齢×関係性別に調査!

もらう場合もあげる場合も、多すぎても少なくても困る「お年玉」の金額。親戚同士のやりとりは、事前にお互い金額を揃えてそれぞれの子供たちに渡してあげる場合もあるようです。お年玉をあげる子供の年齢別に、それぞれ祖父母→孫、親戚→甥・姪、親→我が子の3つの関係性別にわけてお年玉の金額を調査してみました。

果たして現代の子供たちのお年玉の相場はいくらぐらいでしょう?!

赤ちゃん編|関係性別お年玉の相場

まずは、0~2歳の乳幼児にあげるお年玉の相場をチェック!赤ちゃんもお年玉をもらっているのでしょうか。

祖父母から孫へ

おばあちゃん・おじいちゃんが孫にあげるお年玉の金額を教えてもらいました!

一番多かった回答は、「1000円」で、続いて「3000円」、「5000円」という結果に。赤ちゃんにもお年玉をあげている祖父母は多いようで、ママパパが代わりに貯金してあげているようです。

親戚から甥・姪へ

親戚から甥っ子・姪っ子にあげるお年玉の金額をみていきましょう。

親戚が甥っ子・姪っ子の赤ちゃんにあげるお年玉の金額で圧倒的に多かったのは祖父母→孫と同じ「1000円」でした。意外にも、親戚からお年玉をもらっている赤ちゃんが多いこともわかりました。

親から我が子へ

では、ママパパたちは0~2歳の我が子にどのくらいのお年玉をあげているのでしょう。

一番多かった回答は、0~2歳の我が子へは「お年玉はなし」でした。お年玉はまだ早すぎる、必要ないと考えるママパパも多いようで赤ちゃんの時期にお年玉はあげないようです。続いて多かった回答は、「1000円」で、貯金をかねてお年玉を我が子にあげる家庭も多いようですね。

幼児編|関係性別お年玉の相場

次に、3~5歳の幼児にあげるお年玉の相場をチェック。赤ちゃんと比べてどれくらいの変化があるでしょう。

祖父母から孫へ

まずは、おじいちゃん・おばあちゃんから3~5歳の孫へあげるお年玉の金額をみていきましょう。

一番多かった回答は、赤ちゃんの時期よりちょっと金額があがり「3000円」。続いて「1000円」となりました。「5000円」や「1万円」という回答もみられ、かわいい孫のためにお年玉を奮発してくれるおばあちゃん・おじいちゃんもいるようですね。

親戚から甥・姪へ

親戚から幼児期の甥っ子・姪っ子にあげるお年玉の金額はどれぐらいでしょうか。

一番多かった金額は、「2000円」、その次に「3000円」という結果に。3番目に多かったのは「500円」であり、まだ正しく金銭感覚がつかめない幼児期の甥っ子・姪っ子に親戚が大きな金額をあげすぎるのも躊躇してしまうということも考えられます。

親から我が子へ

では、3~5歳の我が子へのお年玉の相場はいくらぐらいでしょう。

赤ちゃんの時期と同様に、幼児の我が子への「お年玉はなし」という回答が最も多く占めました。続いて「1000円」~「3000円」がほぼ横並びに。幼児期の我が子へはお年玉ではなく、お金以外のものをあげるという回答もほかの関係性に比べて多くみられました。

 

小学生編|関係性別お年玉の相場

では、小学校低学年と高学年の子供へはどのくらいのお年玉を用意しているのでしょう。学齢別にみていきましょう。

祖父母から孫へ

まずは、おじいちゃん・おばあちゃんから小学生の孫へのお年玉の相場をみていきましょう。

【低学年】

小学校低学年への孫にはお年玉は「3000円」という回答が一番多く、次いで「1000円」、「5000円」という結果に。

【高学年】

小学校高学年となった孫にはお年玉は「5000円」という回答が一番多く、2番目に「3000円」という回答が多かったです。低学年の頃に比べて「1000円」という回答がぐんと減るなか、「1万円」が増える傾向に。

親戚から甥・姪へ

では、親戚から小学生の甥っ子・姪っ子にあげるお年玉の金額はどれくらいでしょう。

【低学年】

小学校低学年の甥っ子・姪っ子にあげるお年玉は「3000円」という回答が最多でした。

【高学年】

小学校高学年の甥っ子・姪っ子にあげるお年玉は、小学校低学年と同じ「3000円」が最多に。親戚が小学生にあげるお年玉は学年にかかわらず、「3000円」が最も多いことがわかりました。

親から我が子へ

では、両親が小学生の我が子へあげるお年玉の金額を見ていきましょう。

【低学年】

小学校低学年の我が子へのお年玉は「3000円」という回答が圧倒的に多く、「お年玉はなし」という回答は2番目に多い回答でした。

全体的に見て、小学校低学年の子供たちのお年玉はおよそ「3000円」が相場であることがわかりました。

【高学年】

小学校高学年の我が子へのお年玉は「5000円」という回答が1番多く、続いて「3000円」という回答が多くみられました。一方、我が子へのお年玉は高学年でも「なし」というケースもあるようですね。

小学校高学年の子供たちへのお年玉は、祖父母・親戚・親から「3000円」~「5000円」ぐらいが相場であることがわかりました。

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子供たちがもらっているお年玉の合計額は?

では、子供たちがもらっているお年玉の合計金額はいくらでしょうか。親戚の数によってもが大きく変わってきますが、現代の子供たちはお年玉を合計でいくらももらっているのか教えてもらいました!

子供のお年玉、合計金額は?

子供たちがもらっているお年玉の合計金額で一番多かった回答は、「5000円以下」であり、次いで「1万1円~1万5000円」、「5001円~1万円」でありました。年齢別にみると、乳幼児(0~5歳)が「5000円以下」、小学校低学年・高学年は「1万1円~1万5000円」という回答が最も多くみられました。

親世代が子供の頃に貰っていた金額と比較すると?

子供がもらうお年玉の金額が妥当と思うママパパがいる中、多すぎる、お返しに困るなどと感じているママパパもいるようです。親戚づきあいの希薄化や親戚の数が減ったことなど時代の変化の背景もあり、お年玉の合計金額がママパパが子供の時にもらっていた金額よりも減っているという声も。お年玉をあげる側は、お年玉をあげる子供の数によっても金額が左右されるようですね。

「妥当だと思う。 私が子どもの頃は、親戚が多くお年玉もたくさんもらっていたが、今は集まる親戚がいなくお年玉も祖父母だけ。」(40代・岩手県・子ども2人)
「自分達の頃は親戚付き合いが多かった為、もっともらっていたが、あまり多くもらってもお返しが大変。」(40代・埼玉県・子ども3人)
「私が小さい頃とは住んでいる地域が違うのでわからない。 習慣も違うので、お年玉の金額も、あげる対象も全く違う。」(40代・沖縄県・子ども2人)
「高いと思います。甥っ子が2人いて小学生の時から就職するまで1人1万円あげていました。長男夫婦も同額くれるので。 私が小学校低学年の時は平均3千円くらいで高学年で5千円くらいで高校生くらいに1万円だったと思います。赤ちゃんの時から1人1万円×人数分はキツイです。」(30代・石川県・子ども2人)
「今は貰える所が少なく、親からも用意するので多いと思うが、欲しいおもちゃを買ったらほとんどなくなるくらいおもちゃが高い」(40代・広島県・子ども3人)

お年玉の相場は、「1000~5000円」!

今回のアンケート調査からは、お年玉の相場は、赤ちゃんには「1000円」、幼児には、「1000~3000円」、小学校低学年へは「3000円」、高学年へは「3000~5000円」という結果となりました。

一方、年齢に関係なく我が子に対しては「お年玉はなし」という回答も少なからずあり、お年玉が必要ないと考える家庭もあるようです。親戚づきあいもあり、お年玉の金額が多すぎたり少なすぎたりしてしまうことが気になる場合は、事前に金額を相談しておくのもよさそうですね。

 

文・構成/HugKum編集部

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