世界中で大人気の『ポケットモンスター』。いかにしてポケモンはつくり上げられたのでしょうか。その誕生ストーリーをまんがで楽しく読めるのが、小学館 学習まんがスペシャル『ポケモンをつくった男・田尻智』です。田尻 智さんの子どものころの体験が、多くの子どもを夢中にさせる『ポケットモンスター』誕生へとつながったことは前編・中編でご紹介しました。
後編では『ポケットモンスター』のゲームづくりで、田尻 智さんがいちばんこだわったことに注目してみました。
▼前編「少年時代の昆虫採集がポケモンの原点」はこちら
▼中編「交換のアイデアどう生まれた?」はこちら
おもしろいゲームをつくりたい
小学館 学習まんがスペシャル『ポケモンをつくっった男・田尻 智』で全部読む>>
「なぜおもしろいのか?」一生懸命考える人
『ポケットモンスター』のプロデューサーだった宮本茂さんは、本書の解説で田尻智さんをこんな風に語っています。
僕は立場こそプロデューサーでしたが、実はほとんどアドバイスをしていません。それは、田尻さんが「なぜおもしろいのか?」ということを一生懸命考える人だったからです。
学習まんがスペシャル『田尻智』発売中!
全3回にわたって、本書に収録された田尻 智さんのエピソードを紹介してきました。田尻さんの子どものころの経験が、多くの子どもを夢中にさせる『ポケットモンスター』の誕生へとつながっていたことがわかりました。
本書には、田尻 智さんが書き下ろした「こんなの知ってる?」という趣味のコラムやゲーム業界の歴史がわかる記事も掲載されています。ゲームやポケモンファンの子どもはもちろん、大人も楽しめる内容の貴重なエピソードが満載です。ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。
小学館 学習まんがスペシャル『ポケモンをつくった男・田尻 智』
解説/宮本茂 構成/菊田洋之 まんが/田中 顕
ポケットモンスターをつくったゲームクリエイター・田尻智(たじり・さとし)氏。1996年に発売された『ポケットモンスター 赤・緑』を皮切りに、テレビアニメや映画、さらにはカードゲームにも展開され、最近では『ポケモンGO』が全世界で話題になるなど、広がり続けるポケモンの世界。その根底を成した田尻智氏の生い立ちから、ポケモンを生み出すまでを、学習まんがで紹介します。
ゲーム開発に没頭した仲間との交流や、ポケモン誕生に際して田尻氏の背中を押してくれた関係者とのエピソードが満載。巻頭・巻末では、ポケモンの歴史のみならずゲーム業界の歴史が一目でわかる記事も掲載。また、田尻氏書き下ろしのコラム「こんなの知ってる?」では氏の趣味の世界をかいま見ることも!
協力/小学館 学習まんが・百科 編集室